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2005年03月12日
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テーマ: 沖縄民謡(152)
カテゴリ: 沖縄関係
八重山古典民謡 9~10「とぅばらーま節」(二揚)

唄の囃子言葉「ツィンダーサヤゥ ツィンダサー」は、(可哀相だね、可哀相)
「マクトゥ二 ツィンダサー」は(本当に可哀相だね)と囃しています。

9、月(ツィクィ)ぬ 美(カイ)しゃ や
  十日(トゥカ)三日(ミーカ)月(ツィクィ) やしが
  ツィンダーサヤゥ ツィンダサー
  女童(ミヤラビ) 美(カイ)しゃ や
  十七八(ジュシチハチ)頃(グル)
  マクトゥ二 ツィンダサー

     (又は、とぅばらーま ヤゥ)

〔月見の最も美しい時期は十三夜の月、乙女の最も美しい時期は十七・八歳頃〕

10、月(ツィクィ)ゆ 見(ミ)りば
   昔(ムカスィ)ぬ 月(ツィクィ)やしが
   ツィンダーサヤゥ ツィンダサー
   変(カ)わてぃ 行(い)く すや
   人(プィトゥ)ぬ 心(ククル)
   マクトゥ二 ツィンダサー
   んぞーしぬ かぬしゃーま ヤゥ
     (又は、とぅばらーま ヤゥ)

〔今、月を見ても、昔の月そのままである、変わり行くものは、人の心 ばかりである〕

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八重山民謡の経緯と時代背景 「トゥバラーマ節」(二揚)



 当時は階級制度が厳しくて、「石垣主邑の士族の青年達」は横暴であり、農村の娘と自由に恋愛する権利を与えられていた。
 その権力を振り回して、仲筋家の絶世美人(カナシ)を、我が意中の「恋女」にしようと競い始め、暗い狭い悪路を毎夜通い、仲筋家の福木(ふくぎ)の下の石垣から覆面姿でノゾキ見をする。(今でいうストーカ-行為)

 だが、ノゾキ見をするのは、一人ならず五・六人も居るので(カナシ)は怖く毎夜、両親と同じ部屋で両親に挟まれる状態で寝ていた。

 その士族の青年「殿原・殿方(とぅばらーま)」達は、何とか(カナシ)と語り合いたい、人目会いたい、との思いで、風雨の日も、毎夜幾日・幾月通い続けるが、一度も会えずにいた。

 その帰り道で、無念な想いを即興で謡い出したのが始まりとされています。
「1814年」頃の作。

「昔とぅばらーま」は登野城村の故・金城長保氏の祖先が、黒島首里大家子職の時、公用中 宮古島沖で遭難し、宮古蔵元に助けられ、宮古の島娘との恋愛し、「1800年頃」別れの時に即興詩として唄われたと伝えられる。

 「とぅばらーま」は、毎年大会があるほどに、進化し増殖する唄です。





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最終更新日  2005年03月12日 07時52分31秒
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