るんたるんた 民族楽器専門店

るんたるんた 民族楽器専門店

PR

プロフィール

るんたrunta

るんたrunta

コメント新着

コロリ@ Re:浜下り(はまうい)由来の民話(04/06) 調べてみたら、浜下りと同じ習慣が江戸に…
背番号のないエースG @ Re:沖縄民謡  「石垣市役所新庁舎」に、上記の内容につ…
坂東太郎9422 @ Re:琉球舞踊  「管理栄養士・比嘉早苗」に、上記の内容…
イナミノニマニ @ 粟ぬ盛   はじめまして 「粟の酒」で検索して辿っ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2005年04月09日
XML
カテゴリ: 楽器関係
インド打楽器『タブラ』

 イスラム勢力がインド支配を始めた13世紀以降、宮廷で栄えた北インド古典音楽の楽器として誕生したと言われています。

 右手でたたく小さい方を「タブラ」、左手でたたく大きい方を「バヤ」、二つ対になったものも『タブラ』と呼びます。

 どちらも打面にはヤギのなめし革が使われているが、胴体の素材は全く異なります。

「タブラ」は紫檀(シタン)やマンゴーなどの木をくりぬいたもので、3~4キロと重く、人さし指、中指、薬指や手のひらを使って高音を奏でます。

「バヤ」の胴体は鉄・銅・アルミなどの金属製や素焼き壺で、手のひらの付け根を押し付けたり擦ったりして、不思議な余韻のある低音を生み出す。

 打面の黒丸部分も特徴であり、「タブラ」は中央に「バヤ」はやや偏っています。
マンガンとタマリンドの澱粉を練り合わせたものが塗りつけられ、これが打面の振動に影響して、変化に富んだ音を生みます。

 20種類近くあると言われる音には、それぞれ「ナァ」「ディン」「キィタ」「ダァハ」「テテ」「トゥー」などと名前がついています。



打法や打つ場所の違いでさまざまな音が出る為、世界で最も演奏が難しい打楽器とも言われています。

右手指を酷使する楽器として、過酷な練習を要します。

カーンという甲高い音。
トン、テンという軽い音。
シュルシュルという摩擦音。
ドゥーンと響く低音。

ビートルズのアルバムにも登場した打楽器タブラは、多彩な音色でジャズ、ロック、ポップスなどさまざまな音楽に自在に溶け込む事のできる、人の奏でるリズムマシーンですね。

バンドなどのドラムユニットでの「ズンズンチャカズンズンチャ」などを、
タブラでは「ダァハ ダァハ テ テ ダァハ ダァハ トゥー ナ」(kayada)と演奏します。

タブラ・バヤ(Tabla Bahya)/PLAY WOOD タブラ・バヤ(Tabla Bahya)/PLAY WOOD
【インド直輸入】インド音楽(タブラ)CDRhythm 【インド直輸入】インド音楽(タブラ)CDRhythm





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年04月09日 00時36分58秒
コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: