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2006年07月02日
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カテゴリ: 沖縄関係
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」をご贔屓して頂いている薩摩琵琶さんに酔狂からお送りしたところ、面白いコメントを頂けましたので、こちらにも載せますね。

「雨かいん負きらんぐとぅ」 

雨(アミ)かいん負きらんぐとぅ 
風(カジ)かいん負きらんぐとぅ 
雪(ユチ)かいん夏(ナチ)ぬ暑(アチ)さかいん負けぬ
丈夫(ガンジュー)な(胴)どぅぅ持(ム)ち
欲はねーん
じょーい怒らず
何時(イチン)静(シジ)かに笑(ワラ)とーん

んすといーぐゎーぬやしぇー かみー
あらゆるくとぅん
どぅーぬ感情(カンジュー)にいれーずに
ゆーみーないちちないし解り
あんさーにわしりらんぐとぅー
もーぬ松ぬ林ぬ陰ぬ
ぐなー萱葺きぬ屋小(ヤーグヮー)に居て
東(アガリ)に病気(ヤンメー)ぬ童(ワラバー)在れば
んじやみわんでーしちやり
西(イリ)に(疲れた)くたんでぃたん母在れば
んじうぬ稲ぬ束 負い

んじうじーらんてぃんゆたさんでぃいー
北に喧嘩(オーエー)や訴訟があいねー
うむこーねん(つまらない)から止(ヤ)みれーでぃいー
日照りぬとぅちやみーなだ ながち
ひーさぬなちはオロオロあっち

褒められもさんぐとぅ
苦かいんさりてぃず
ぎさーあびーんむんに
我(ワ)んねー成りたい



宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」原作からひらがな表記です。

雨にも負けず 
風にも負けず 
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
欲は無く
決して怒らず
何時も静かに笑っている
一日ニ玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を
自分の感情に入れずに
良く見聞きし解り
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱葺きの小屋に居て
東に病気の子供在れば
行って看病してやり
西に疲れた母在れば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人在れば
行って怖がらなくても良いと言い
北に喧嘩や訴訟が有れば
つまらないから止めろと言い
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はオロオロ歩き
皆に木偶のぼうと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そう言う者に
私は成りたい






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最終更新日  2006年07月02日 12時46分33秒
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