るんたるんた 民族楽器専門店

るんたるんた 民族楽器専門店

PR

×

プロフィール

るんたrunta

るんたrunta

コメント新着

コロリ@ Re:浜下り(はまうい)由来の民話(04/06) 調べてみたら、浜下りと同じ習慣が江戸に…
背番号のないエースG @ Re:沖縄民謡  「石垣市役所新庁舎」に、上記の内容につ…
坂東太郎9422 @ Re:琉球舞踊  「管理栄養士・比嘉早苗」に、上記の内容…
イナミノニマニ @ 粟ぬ盛   はじめまして 「粟の酒」で検索して辿っ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2006年11月11日
XML
カテゴリ: 沖縄関係
宮古島の民話「龍宮から来た女房」

昔々、
サーニャプスという若者が、川満(かわみつ)の喜佐間按司(きさまあじ)の城に奉公していました。
ある日の事、
大きな津波が島を襲いました。
幸いにも、
喜佐間按司の城は高台にあり、そこで奉公中の為にいた為、命は助かりました。
が、

もうサーニャプスには、帰る家もありませんでした。
仕方がないので、海岸の洞窟で一人暮らをはじめました。
ある日の事、
東の海から美しい女が船に乗ってやってきました。
その女は、
「龍宮の神から最初に会った男と結婚しなさい」
とのお告げがあったそうです。
最初に会ったサーニャプスと結婚することになりました。
翌日、
二人揃って浜に行くと、大きな材木が流れ着いていました。
その次の日、

二人はその材木と瓦で立派な家を建てました。
そして、
七人の子供をもうけました。
男子六人、女子一人
ある日、

妻は、
「火にかけてある鍋の蓋を決して開けて見ないでください」
と、言いました。
しかし、
サーニャプスは、いつもおいしい食べ物が入っている鍋なので、こっそり覗いてみました。
するとその鍋には、水だけしか入っていませんでした。
帰って来た妻は、約束を破られたことを知ると大変怒りました。
それまで仲良く暮らしていた二人は、別れて暮らすことになりました。
やがて、
龍宮の女は、クバラパースという他の男の人と暮らすようになりました。
二人の間には、女の子が一人できました。
これで、女には二人目の女の子です。
最初の娘、サーニャプスとの間の子供が一人前になり、父親に会うことになりました。
母親は娘にこう言いました。
「何かお祝い品をくれるといったら、親牛を貰うようにしなさい」
と教えました。
娘がサーニャプスと会うと大変喜んで
「どれでも欲しい牛を連れて行きなさい」
と言ったので、娘は母親に教えられたとおりに親牛を貰いました。
娘が親牛を引いて帰ると、サーニャプスの家の牛達は、その牛の子牛達だったので、その親牛の後をぞろぞろとついて行ってしまいました。
サーニャプスの家に居る残りの牛達は全て、この娘の牛になってしまいました。
母親は時期が来た為に、龍宮に帰らなくてはならなくなりました。
その間際に、娘達に津波を防ぐ方法を教えて、龍宮に帰りました。
その後も、
母親は、彼女達の為に、小豆(あずき)や粟(あわ)、稗(ひえ)などの種を、
波に乗せて送ってくれたということです。


宮古島は、城辺町に伝わる民話でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月11日 09時32分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[沖縄関係] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: