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毎年、この業界でやっているとこの時期は大変忙しい時期で、バタバタしてます。ウチの事務所は取り掛かりを早くしているので1月25日過ぎから1ヶ月程で突っ走った疲れが出てくる頃です。関西テレビの杉本元アナ風にいうと「馬も騎手も一息つく2コーナー」といったところでしょうか。弥生に入ると3コーナー、4コーナーとゴールが待ち構えています。 さて、今日で終わるきさらぎの語源について。きさらぎは一般的に「如月」と書きますが、別表現で「更衣」とも書きます。この頃から古代の京都では冬物から春物への衣替えをしていたのでしょうか。ということは弥生に入ると春の到来・・となりますが、明日の予報は雪。最高気温1℃。冬来たりなば春遠からじ、とはいえまだまだ春は先のようです。
February 28, 2005
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私が住んでいるところは高岡市の伏木というところで、年配の方ならご存知の地名かもしれないが、日本海側で新潟港と並んで海運を担ってきた古い港町である。最近はモータリゼーションの発達に伴い海運が衰退し、港町として栄えたのも今は昔である。それでも昭和17年までは射水郡伏木町として独立行政を営んでいたことから、郵便局や警察、消防、役場(今では市役所の支所)、商工会議所など一通りのものが揃っている。今では寂れたが商店街も私が子供のころはまだ栄えていた。 今日は午後から久しぶりに地元の床屋へ行ってきた。建物も新しくなり店主も私よりいくつか年下のアンちゃんになっていた。一人一人時間をかけて話をしながら仕上げていく昔ならではのやり方は変わっていない。 この足でこれも自宅から徒歩10分のところにある銭湯に行ってきた。ここは私が小学生の頃から何も変わっていない。変わったといえば冷蔵庫の中にあるジュースの種類と量くらいか。やはり客足が思うようにいってないのだろう。日曜日の午後でも男湯は2人だった。シャワーもなければサウナも何もない、本当に昭和時代に戻ったような銭湯。 車は確かに便利だが、歩いて行ける範囲に残っている店は多い。何かもったいないような気がするのだが・・・。
February 27, 2005
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これは、私が10年程前に税理士試験の勉強で無職だった頃、勉強以外にやったことです。大学卒業後、高岡に帰ってきて3年半ほど地元メーカーに勤めた後2年ほど勉強に専念させてもらった訳ですが、その間に勉強だけじゃつまらないので何か他にも目標を持とうと決めたのです。当然、無職なので小遣いもなく1日100円で過ごさなければなりません。昼休みにコーヒーを一杯飲むのが精一杯でした。また、同じ理由で1日1箱吸っていたタバコもやめざるを得ません。当時、82キロだった体重も1日6キロの散歩コースを自分で作って雨の日も雪の日も1時間かけて歩いていました。1年半で63キロまで体重を落とすことができました。 今では環境もかなり変わり、禁煙はずっと続いていますが(というより吸おうと思わない、非喫煙者になってしまった)、体重は結婚した頃から1年に4、5キロずつ増えており今では80キロを超えて元の体重に戻ってしまいました。 また、機会を見つけて当時の禁煙とダイエットのコツのようなものを書いていきたいと思います。ある意味では大変つらい経験でしたが今ではいい思い出となっています。
February 26, 2005
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昨日の続きを。去年の夏前くらいだったか、高山に行ったときになつめが花粉症に効くということだったので花粉症の母のために一つ買ってきた。確か、「飛騨 なつめ」というような名前でネスカフェのコーヒーと同じくらいの大きさの瓶にシロップ漬けになって詰められていたような気がする。母に強く勧めたが、何しろ三日坊主の母なので、何日かは続けて食べていたと思うが、今でも台所の片隅に残っている。私も食べたことがないので今度食べてみて感想を書こうと思っている。 なつめは高山のみやげ物店で手軽に入手できるが、ウェブ上でも取り扱っているサイトを見つけたのでURLを書いておこう。http://www.shibatr.com/shop/natume.html なつめって、こんなものかと見てみるのもいいかもしれません。
February 25, 2005
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昨日春一番が吹いたので次はいよいよスギ花粉の季節がやってきます。私は幸い、この時期には花粉症にならないのですが、明日はわが身。予防策に関する情報には耳を傾けています。 日本には花粉症とは無縁のところがあるそうで、一つは小笠原諸島。ここには杉の木が一本も生えていないため花粉症がないのだとか。花粉症の人が花粉から逃避するには絶好のリゾート地ということで現地の観光関係者の方々も力を入れておられるそうです。 もう一つは岐阜県高山市。ここは最近合併で日本一面積の広い市町村になりました。高山は山の中の町なので杉も至るところに生えています。私も先月末に行ってきましたが、やはり普通に杉の木はありました。では何故高山には花粉症がないのか?答えは高山の食文化にあるそうです。高山の人はおやつ代わりになつめを食べるそうです。これが花粉症にならない体質を作るのだとか。金沢から高山に嫁に来た人もいつの間にか花粉症が治ったそうです。なつめを毎日5個くらいずつ食べると3週間から1ヶ月で効果が現れるそうです。花粉症に悩む方、一度お試しになられてはいかがですか?
February 24, 2005
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今日は税理士記念日。朝から氷見市役所の税務相談。中にこんな相談者の方がいらした。70前後の方で年金と農業所得しか経常所得はないのだが、氷見を通る能越自動車道の用地買収で田んぼを6千万何某かで収用されたのだそうだ。しかし収用証明や対価の内容を書いた書類をご自宅に忘れてこられたため申告書を仕上げるには至らなかったが 1、収用の場合、譲渡経費がないため差し引くものがないと思っていらしたが5%の取得費(つまり300万円余り)が控除できること 2、土地の譲渡なので優良宅地等の軽減税率が適用され国税が15%ではなく10%になる旨を説明すると「聞いてみるもんだな」ととても嬉しそうな顔をされた。そこで私が「お父さん(その納税者の方のこと)、ここに来られただけで取得費の税金30万と軽減税率の5%分の税金70万で合計100万くらいの価値があったね。いい仕事されたね。」と言って差し上げた。何度もお辞儀をして帰られた姿が大変印象に残った。都市部を離れた場所ならではのほのぼのとした納税相談だった。
February 23, 2005
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うちの家内がよく使う言葉。「忙中閑あり」。私はじっとしているのがつらく感じる方なので休むことを連想させる言葉はあまり好きでない。しかし、今日は手持ちの仕事に一服感が出たため今から近くのスーパー銭湯に寄ってウチに帰ろうと思う。たまにはいいか、「忙中閑あり」。
February 22, 2005
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少し、仕事の話題を離れて最近はまっていることを書こうと思う。 去年の秋頃から昔はやったパックマンがインターネットで楽しめる。これを仕事から帰ったら30分くらいやる。モンスターにおいかけられつつパワーアップしてモンスターを食べ、ドットを全部食べれば面クリアーとなるのだが大変単純なゲームでいて、はまったらはまる。今のところ16万点が自己最高点だが、このゲームの調子いかんで気分が変わるというか、「昨日と違う自分」を認識できる。 こんな時間があったらもう少し仕事に費やせばいいのに・・・。
February 21, 2005
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おととい、ウチの3歳の息子が風邪をひいた。いつものことだがせきと発熱。息子は双子の姉がいて、いつもこの姉か父母の誰かに風邪を移して自分は治っていく。時期も決まってこの時期か秋口に集中している。秋口はともかく、この時期は職業柄、勘弁して欲しい。 昨日の晩、熱さましの座薬を入れて寝かせると息子は今朝は元気シャンシャン。代わって娘が今日は38度くらいの熱を出している。父母は至って健康。娘にもさっき座薬を入れた。薬を飲んで寝ている。明日の朝には治っていて欲しいものだ。 しかし、この時期はインフルエンザの子供と毎日一緒に寝起きしているが、気が張っているためか風邪を引いたためしがない。もう少しの間、頑張ろう。
February 20, 2005
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去る2月14日にいくつかチョコレートを頂いた。昔はこの日に何か非日常的なことを期待していたものだが、2児の父ともなるとそんなことは遠い記憶の彼方・・・である。 この日のためにチョコレートが売れる仕組みを作ったメーカーは大変な努力をなさったと思うが、最近では和菓子屋さんも相当この日のために力を入れているようだ。地元のある和菓子屋さんでは「チョコレート餅」なるものを数年前に開発し、この日の限定で売っている。これが今まで経験したことのない味で大変のお気に入りだ。トリュフチョコの口どけタイプのやつを薄い餅でくるみさらに粉チョコでコーティングしたようなものだ。甘すぎることもなくこの日限定なのが大変に口惜しい商品だ。 これが地元ではよく出回るようになったため、誰かが今年も買ってきてくれるだろうと当然のように思っていたが、カミさんは違うやつをくれたし、他からもらった中にもない。今年は縁がなかったか・・・と思っていたら母親が買ってきてくれていた。来月4歳になる娘と2人で食べた。また来年。
February 19, 2005
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所得税の確定所得申告は2月16日から3月15日だが、実は一ヶ月あるようで賞味28日しかない。これは2月が28日しかないからそうなるのだが、去年のようにうるう年だとこの期間が29日になる。いや、それよりも3月15日が土曜日だと申告期限が3月17日までになるからこちらの方が30日になり長い。 さて、このように2月だけ28日と中途半端な日数になっているのはなぜだろう?中途半端な日数の月が1月か12月なら理解できそうなものだが何故2月なのだろう? 答え:太陽暦ができた頃、ローマ(ギリシアかもしれない)では1年が10ヶ月だった。しかし10ヶ月では3でも4でも割り切れない為12ヶ月にしようということになった。10ヶ月だった頃は1ヶ月が約35日平均だったのだろう。各月から4日ないし5日を捻出し、新しい2ヶ月の創作が始まった。この新しい月を年末に持ってこないで年初に持ってきたのだ。だから半端が本来一番最後にくるべき2月になったという。これは英語で9月以降を何と呼ぶか考えるとよく分かる。9月はセプテンバー。セブンである。つまり7番目の月。10月はオクトーバー。オクトはオイト。つまり8番目の月。11月はノベンバー。ノーブはラテン語で9。つまり9番目の月。12月はディセンバー。デーツは10。つまり10番目の月。もともとこのように呼ばれていたことから、新しい2つの月を頭にもってきたことが分かる。では、なぜ2月を30日にしないで28日になったのか?ここからは私の想像。本当は大の月、小の月、大の月・・・と交互にしたかったのではないか。しかし、7月と8月はどちらも大の月。どうしてか。7月はジュリアスシーザーの名を冠するジュライ。8月はアウグストゥスの名を冠するオーガスト。どちらも為政者の名前ゆえに小の月にする訳にいかず、新しい月に捻出すべき日数を出せなかったのではないか。 2月が31日まであったら確定申告の期間が延びるのになぁ・・・と考えながらこんなことまで考えついてしまった。
February 18, 2005
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昨日に引き続き、講師の仕事について。今入ってきている依頼が勤労者向けのサービスをする団体からで、聴衆の方々は大半がサラリーマン、雇用主もそれに混じって・・・という具合だそうだ。税金の話をするにしても保険やライフプランの話をするにしても興味を注がれるところが使用者と労働者では違うと思う。どこに焦点を置くかだがやはり大勢を占める側に合わせ少数派にはフォローを入れていく程度にしようか、まだ何か良い方法はあるのか・・・。4月末頃までじっくりと考えさせてもらおう。今はとりあえず、目先の仕事に専念しよう。
February 17, 2005
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最近、時期的なものもあるのかもしれないが、講師の仕事が断続的に入ってくる。去年の秋頃からの傾向であるが、このことを先生に報告すると「講師としての適性が周りに認められてきたということ。今まで自身がその適性に気づいてなかったのかもしれない。」とのことでした。 人前で話す機会が少しずつ増えてきて気づいたこと。1.大勢の人の前で話しても普段どおりでいられる自分に気づいた。2.自分の得意分野の依頼ばかりは来ない。少し勉強してから出向かないと恥をかく。3.大体1時間くらいの講演だと聴衆の集中に一定の時間的な波がある。 この3.は起こってから気づくのだが、「そろそろ集中がとぎれそうだな」と少し早めに予知できるようになりたいと思う。
February 16, 2005
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とても玄人チックな話を。「所得税の確定申告期限はいつからいつまでですか?」と聞かれたらどう答えますか?何か税理士試験の所得税の理論問題のようだが、「翌年の2月16日から3月15日までです。」と答えたら70点。所得税の確定申告には実は3種類ある。申告書はどれも同じなので区別しづらいといえばしづらいが、一つは「確定所得申告」。いわゆる納税が出てくる申告。二つ目は「確定損失申告」。損失を繰り越す場合に行う。三つ目は「還付を受けるための申告」。還付税額が出てくる申告。予定納税の還付も含みます。このうち一つ目と二つ目が「翌年の2月16日から3月15日まで」。三つ目は特に申告期限が決まっていない。だから翌年の1月1日にでもできる。但し、還付請求期限は翌年の3月16日から5年間で消滅してしまうのでご注意を。 蛇足ながら、「しなければならない申告」は確定所得申告(納税が出てくるやつ)だけである。ここで会計事務所の個人の申告の優先順位が出てくる。つまり、確定所得申告と確定損失申告が優先。還付になるやつは後。極端な話、還付になるやつは3月15日以降でもペナルティはない。しかも提出日から還付決定日までの期間の還付加算金がつくこともある。但し、青色申告特別控除の特例分をはじめとする各種特例には期限内申告が要件となっているものもあるのでご注意を。
February 15, 2005
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今日、お客様から「先生の天命は何ですか?」と尋ねられた。いきなり尋ねられ、考えたこともあまりなかったため「私はまだ50歳になってないのでわかりませんねぇ。」と逃げたつもりだったが、これが実に奥の深いテーマで、仮に私は「世間様に役に立つ子孫を育てること」としたが、「では、先生のお子さんが立派に成人され、家庭を持ったとしたらそこで天命は終わりですか?」と返され行き詰ってしまった。天命というものがあるとすればそれは絶対的なものではないかもしれないし、一つではないかもしれない。しかし、これを知っている人と知らない人では雲泥の差があると思う。あせりはしないが、少しずつでも詰めていけたらと思う。
February 14, 2005
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我々が扱う数字というのは無味乾燥なものとして捉えられることが多い。しかし、生きた数字として何か伝わってくることが多いのも事実である。 この時期、確定申告の申告援助で高岡税務署にて一般の納税者の方のお手伝いをすることがあるが、この前こんな方がいらした。申告者は昭和10年代生まれのお父さん。決して多いとはいえない年金とそれを補うアルバイトの賃金が去年の所得であった。申告書の下書きを見ていると所得控除がやけに多い。扶養親族を見てみると私と同級生にあたる生年月日のご長男さんがいらっしゃってしかも特別障害者の記載がある。症状などを細かくお聞きする訳にはいかないがずっと入院中だそうだ。医療費の領収書もごそっとお出しになろうとされたが、所得控除がすでに所得金額を大幅に超えている旨ご説明し、医療費控除を出さないまま還付申告となった。ご長男が私と同級の歳であることをちらっと言うと「ご立派にお仕事されてるねぇ」とのこと。この方の所得金額や控除金額からこの方のご苦労や生活が垣間見えたような気がした。 このように数字は何か伝える力を持っていることがある。特にお客様の決算の数字は必ず意味があってのものであるからそれを生きた数字として説明していきたいと思う。
February 12, 2005
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今日も昨日に引き続き先生に教えて頂いたことを書いてみようと思う。 今のように仕事に追われるときは特にストレスが溜まる。そのようなときには全てを忘れる時間が必要だと教えて頂いた。今日は午後から県南部にある南砺市のお客様のところに行ってきたのだが南砺市は世界遺産にも指定された五箇山の合掌造りのある市で、山あいにあるため温泉も至る所にある。その中でも500円で日帰り温泉が楽しめるところがいくつかあって今さっきお客様のところからの帰りに寄ってきた。本当に山奥の何もないところにあるのだが大変に盛況で、40箇所ほどある洗い場の確保に湯船で待つ有様だった。この湯船の中というのが実に全てを忘れられる。タオルを頭にかけ目をつぶっていると忙殺されている身を忘れ、ひと時の開放感にひたることができる。 温泉にいたのは僅かに25分だが実にリフレッシュすることができた。鋭気を養うというのはこのようなことなのだろう。忙しいときほど重要だと思った。
February 11, 2005
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以前、先生に「仕事を一番早く終わらせる方法は一番忙しい人に頼むこと」と教わった。この時期になるとなるほど、と思う。忙しい人に頼んでそう思うのではなく、自分がそういう身であるからこそそう思うのだ。 確かに忙しいときはなるべく短時間で多くの仕事を処理しようと考えているから効率よく、また気合ものっている。なによりも使命感が違う。これが割と時間に余裕のあるときならどうか。そこそこの使命感はあるにせよ、「仕方がないのでやります」状態であるため迅速性に欠ける。ポカミスをするのも意外と忙しい時よりもこんなときなのかもしれない。 忙しいということは内心、「勘弁してくれ」と思うこともあるが、集中した状態をお客様に提供できていると考えるといい状態なんだと思うのであった。
February 10, 2005
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夕べ、このブログを模様替えしてみた。というところで昨日の予告通り今日は消費税の非課税売上と課税仕入について。消費税は土地の譲渡や保険料、住宅の貸付、障害者用品などの譲渡、保険診療報酬などには課されない、つまり非課税とされている。だから一般にお医者さんは殆どの収入が消費税の非課税な訳だ。仮に収入の全部が非課税とするとこの人は経費などに5%の消費税を乗せて支払っているにもかかわらず、仕入税額控除をすることができない。これは何故なのか。税理士試験をやっているときから不思議だったが、「非課税売上をする人は消費者と考えて下さい」などと学校で説明を受けてなおさら分からなくなった。 これはつまり、こういうことだ。消費税は対価の5%を売上を上げた先(つまり得意先)に転嫁していく税金だ。だから最終的に転嫁できなくなった人が負担することになっている。だから非課税売上を上げた人は誰にも転嫁できない。だから仕入税額控除できないのだ。「事業として5%払っているのに控除できないのはおかしい」とする向きもあるだろうが、やはり先の理屈どおりである。所得税の家事費を支出しているのに経費に計上できないのとどこか似ている。
February 9, 2005
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所得税の確定申告もいよいよ本番を迎え、今日から税法について気づいたことを書いてみようかと思う。 まず、今日はどうでもいいようなところから。所得税の寡婦控除の寡婦の意義のところにこのような記載がある。「夫と死別し、若しくは夫と離婚した後婚姻をしていない者又は夫の生死が明らかでない者で扶養親族その他その者と生計を一にする子(他の者の控除対象配偶者又は扶養親族とされている者を除く。)でその年分の総所得金額等、退職所得金額及び山林所得金額の合計額が基礎控除の額に相当する金額以下のものを有するもの」とある。 ここでよく分からないのが「その者と生計を一にする子~相当する金額以下のもの」というくだりである。これは「扶養親族である子」と表現してはいけないのか?と会計事務所に勤務していた頃から疑問に思っていた。 細かいので頭の痛くなるところだが、もう一度意義を読んで欲しい。「扶養親族」ではないが所得金額が38万円以下で生計を一にする子とはどんな存在なのか。 これがつい最近、謎が解けたので嬉しい。さて、答えは明日のこのブログで。といきたいところだが、明日は明日の気づきがあるかもしれないので正解(この他にもあるかもしれない)を。答え:青色事業専従者で年間103万円以下の専従者給与しか所得がないもの又は白色事業専従者として扶養親族を外さなくてはならなくなったもの 極めて玄人チックな話題になりました。明日は消費税の非課税売上に対応する課税仕入が何故できないか・・・・にしようかと思ってます。
February 8, 2005
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電子申告についてもう一つ。 先週末に電子申告の話題に触れたが、今日、2月7日に個人の確定所得申告の電子申告を行った。 本来、確定所得申告は2月16日にならないと受け付けてもらえない建前になっているが、電子申告だと受け付けてくれる。メッセージボックスにも受け付けた旨、記載されていた。 よく考えると、課税要素が確定した日(法人税や消費税でいえば事業年度や課税期間の終了日、所得税でいえば12月31日、相続税でいえば相続発生日)の翌日に申告書を提出できないのは所得税の確定所得申告と確定損失申告、それに贈与税である。これは何故なのか。贈与税の申告書を1月中に提出されると立法時に困ることがあったのか・・・? 電子申告がこれを受け付けてくれるとなると確定申告の繁忙期が1月に始まることになる。それはそれでいいことだと思う。
February 7, 2005
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電子申告にチャレンジ! 去年の2月から名古屋国税局管内で始まった電子申告。今年は対象が全国に拡充され、金沢国税局管内では初の所得税確定申告の電子申告となる。 電子申告は朝の9時から夜の9時まで受け付けているのであるが、実は昨日自分の確定申告を電子申告でやってみた。我々のように源泉税の還付申告となる者は申告期限ギリギリに申告すれば3月15日から還付決定の日までの期間分の利息(還付加算金という)がつくから本当はそうしたいところなのだが、去年の春から子供が保育園に世話になっているため、来年度の保育料を算定するために確定申告書の控えを2月一杯に提出しなければならない。という訳でおそらくは家族でお食事一回くらいはできるであろう還付加算金をあきらめて昨日申告したのである。 なにしろ初めてのことなので電子署名から送信まで時間がかかった。夜の8時過ぎからデータを電子申告用に変換したりしていたのだが楽に間に合うと思っていたところ、手間どって何とかギリギリ間に合った。メッセージボックスで受付時刻を見てみると20時59分8秒。あと1分遅ければ来週の受付となるところだった。 今日はお客様の電子申告データの変換。変換自体は楽なのだが、お客様のところにノートPCとカードリーダライタを持って行って電子署名してもらわなければならない。果たしてうまくいくのか・・・?
February 5, 2005
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東京のFPステーションさんから今月の新作テープとして「青色申告特別控除65万円か10万円か ここが損得の分れ道」というタイトルで出させて頂いた。今回の申告から配偶者特別控除の上乗せ分がなくなり、次回の申告から老年者控除がなくなる。さらに消費税の免税点の引き下げなど増税色一色の改正が続くような気がするがこの青色申告特別控除額の上限引き上げは事業者にとって有利に働く改正である。このことについて65万円の控除を受けるための要件などを分かりやすく解説したつもりである。 平成16年分の所得税の確定申告に少しずつ着手しているところだがやはり青色申告特別控除の恩恵は大きいと感じる。事業の内容が同じでも帳簿につけ方次第で税額が変わってくるこの制度。一人でも多くの事業者に65万円に挑戦してもらいたいと思う。詳細はこちらからhttp://www.fpstation.co.jp/accountant/index.php?main_page=product_info&products_id=6992
February 4, 2005
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今日は一日、高岡文化ホールで金沢国税局主催の株式譲渡の申告説明会の講師。高岡税務署が忙しいらしく、国税局から4人の職員が来ておられた。特定口座内での譲渡の説明が主なもので、計算明細、付表から申告書の第三表までを説明する。 台本のようなものを前もって頂いていたが、大筋のみそれに従うことにしあとは自分の言葉で。法律的な言い回しは説明する側には便利だが聞いている方は分からないと思うので普通の言葉で説明する。 午前と午後でお客さんを入れ替えて同じことをするのであるが午前の部が終わって国税局の方の曰く、「こんな講師の方は初めてみました」とのこと。ギクッとしたが「今後、自分が講師をするときの参考にさせて頂きます」と言われ一安心。ここでも自修塾で習ったことの成果が出たと思う。やはりお役人さんにも喜んで頂けると嬉しい。このやりがいが味わえた説明会だった。
February 3, 2005
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確定申告時期らしくなってきました。昨日、今日と高岡は大雪に見舞われています。この天候悪条件の中お客様のところに足を運ぶのはつらいものがありますが、これが確定申告らしいといえば確定申告らしいと思います。 雪は不思議なもので、外には行きたくなくなる分、室内でやる作業は妙に落ち着いてできます。 大学受験の頃からストーブをたいた部屋で雪がしんしん降る中、勉強をするのが大変はかどったように思います。 まだ確定申告時期は始まったばかり。風邪に気をつけて乗り切りたいものです。
February 2, 2005
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