Sally's TOMORROW

屁ひり亭主とゲップ妻。

いきなりお下劣なタイトルで失礼いたします。これは一体何の喩えなのか？いえいえ、まさに文字通り、放屁するダンナとゲップするヨメの話でございます。それも、かつての私たち夫婦。今日何気なく見ていたテレビ番組「○け○の本当は怖い家庭の医学」で、「噛みしめ呑気症候群」なる病気の話をしていた。大まかに言えば、強いストレスを感じると、とかく人は歯を食いしばり、唾を飲み込む回数が増えるため、唾と一緒に空気も飲み込んでしまい、胃に空気が溜まり、それが原因で体調を崩すというもの。胃部が張り食欲がなくなったり、膨れ上がった胃に心臓が圧迫されて胸が痛んだりするのだが、その兆候として、胃に溜まった空気により、「おなら」と「ゲップ」が頻繁になるのだとか・・・。端的に言えば、ストレスが溜まると自然現象が頻繁になる？？そこで、私の不思議な体験がよみがえったのだ。結婚前、オットが私のそばにいたときに「ぴゅ！」という音を臀部から立てた、いわゆる「屁」である。真っ赤な顔をして、「ごめん！」といったきり下を向いた彼。1年前後の恋愛期間であったが、そのとき以外そんな経験をしたことはなく、私にとって彼は「無臭」な人だった。（それまでの彼氏には、かなりの頻度でカマサレタ経験はあったが・・・）また、私についても、新婚旅行先で見ていたテレビで「彼氏がゲップばっかりして困る」という悩み相談をしていて、「げー、最悪ぅ～！私ゲップなんてめったに出ないよー！！」などとほざいていた。それが・・・一転、結婚してから、急にオットは「放屁の鬼」と化し、私はラッパーもびっくり「ゲッパー」になった。ある夜、オットが「なぁ、Sally？（ぷっっ！）」なんてやった折には、「ゲプ？」と返す妻。「おい！返事がゲップかよ！！」と激昂されたこともあったなー（遠い目）。そんなこんなで、ただ二人に緊張感がなくなったから、行儀が悪くなったのだと思っていたが、案外、お互いがストレスを溜めていたのかもしれない。今考えると、笑える・・・。