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テツラフさんのバッハ無伴奏ソナタ・パルティータ全曲を聴ける日が来るなんて~
予定ではベートーヴェンだったんですけどね、共演するはずだったピアニストが来日を取りやめちゃったので、怪我の巧妙といいますか。
次々に来日を取りやめるアーティスト、相次ぐ公演のキャンセル。
テツラフさんは来てくれるのだろうか~。
なんて心配をよそに、あっさりソロ・リサイタルに切り替えて颯爽と(?)来日!!
ありがとう、ロンクィヒ(キャンセルしたピアニスト)。
いきなり曲目総とっかえでも動じないテツラフさん、さすがです。
テツラフさんにハマったのは何を隠そう(隠してないが)、バッハの無伴奏ソナタ&パルティータのCDなんですから!
↓↓これ↓↓
Bach, Johann Sebastian バッハ / 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 テツラフ(2005) 輸入盤 【CD
】
降ってわいた幸運ってこのこと?
いやもう、素晴らしいなんてもんじゃございませんでした。
音が立ってるし。音のつぶつぶが。
厳しい音に胸の奥を突かれたり
こころの中の小さな傷がこぼれてしまったり
ざわめきが切なくもあり
まろやかさに そっと癒されたり・・・
バッハの淀みない調べは、こんなかすかな想いたちを丁寧に紡いだものなのかな
すべてのものが包みこまれていく安心感
心地よさと同時に心奪われる、濃密な時間でした。
音符なんて、ただの記号なんだな~。
音は生きていて、感情的で、心に触れるもの。
テツラフさんの音色はどんな小さな音も豊かな音も心があって、深いところに響いてくる。
バッハに浮かれてすっかり見落としてたけど、最後はバルトークの無伴奏ソナタだったんですよ・・・
最高でした・・・・・・・
もう、この曲をテツラフさんで聴けるなんて。
ヴァイオリンの演奏というものを生でじっくり聴いてみたいと駆り立てた曲こそ、これの第四楽章。
諏訪内さんがイタリアの古代劇場で演奏したときの、そこら中が音に包まれる反響音の凄さに釘付けになってしまい、
バルトークの音のカッコ良さに、今でもあの古代劇場での演奏を生で聴けたらどんなに良いかと夢想してしまう。
( その時の日記 )
テツラフさんのバルトーク。。これが聴けて幸せ・・
嬉しさの余り恍惚となって、でも凝視して、すっかり虜になって
夢中で聴いて夢中で見てました。
すごすぎるよ、テツラフさん。
ヴァイオリンの音色は無限大です。多彩とかそんな言葉だけじゃ言い表せない。
あまりの凄さに何といってよいやら。
今日は最後だからアンコールやってくれるだろうか・・と期待してたら
バッハ無伴奏ソナタ2番の第3楽章アンダンテ(たぶん)。はぁ~~~、天国に行けそう。
なんですかね、冒頭の音から涙が溢れてきて止まらない。
こんなに美しい時間はもう永遠にないかも
と思えるほど、
切なくて胸に迫る・・・・
あとはただ幸福感に浸るばかり
もう、なんも言えない。
テツラフさん、来てくれてありがとう。
極上の時間だったなぁ~~
クリスティアン・テツラフ
ソロ・リサイタル @トッパンホール
5月12日(木)19:00開演
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
5月15日(日)15:00開演
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
バルトーク:無伴奏ソナタ Sz117
土曜のメンデルスゾーン、ヴァイオリンとピアノのための協奏曲も聴いてきました♪
ピアニストが来日しなかったので、急遽児玉桃さんとの共演になってこちらは曲目変更なし。
この協奏曲もなかなかに良いですね~。
ピアノの音に寄り添うテツラフさんの音が、やさしい~。
児玉さんのファンらしき人が、「ヴァイオリンの人も良かったね」と言うのを耳にして
「だってテツラフですから!」 と言いそうになり自粛。
まぁ~、テツラフさんのメンコンを昨年聴き逃してしまったので、本音をいえばピアノはいいからVn協奏曲をやってほしかったケド。
あれは一生の不覚。何が何でも聴くべきだった。
またやっていただけないでしょうか・・。
テツラフさん、ホントすごいです。
5月14日(土)
東京交響楽団第589回定期演奏会
@サントリーホール
曲目
秦さんライブin横浜 2016年04月29日
次の発表会の曲 2015年04月13日
ヴァイオリンのレッスン 2015年02月21日
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