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脚本/デビッド・ケンパー、マイケル・ピラー監督/レス・ランドー前回とはちょっと違う時間もの。自分達の行動が、ある惑星の滅亡に関与してしまったものの、ジェインウェイの正しい判断で回避し、ワープ以前の文明を持つ惑星を通過するタイムラインに乗ったというお話。前回に続いてケスの超能力らしきものも描かれている。まだまだニーリックスは喋り過ぎる胡散臭いエイリアンの印象が強い。私としては好きになれない時間ものの1本。判りづらいのだ。そしてこのパラドックスは間違っているという直感が消せない。初めて訪れる崩壊した惑星が引金で、過去にタイムスリップするのだが、どうも違和感がある。爆発しない過去になったことで、メインストリームが過去だったのか、それともワープ以前の文明を持つ惑星をただ通過するだけのタイムラインに乗った未来がメインストリームなのか。未来なんだろうけれど、そうするとオープニングと前回3話までは、メインストリームじゃなかったんかいな?と。どう繋げればいいのでしょう。でも、過去が本流だとすると、そもそも今回のお話が成立しない気がするわけでして。過去が本流だったら、タイムスリップしたあとはループ地獄に陥るような気がするということです。ジェインウェイが瞬間的な判断で爆発を防げるループでは無いと思うんです。それだからどう理解すればいいんでしょうと悩ませるんですな。時流が乱れていたせいで、ジェインウェイとパリスが過去にタイムスリップする前に、既にVGRは未来にスリップしていた。なんて、勝手に解釈して自分を納得させたんですけれどね。何だかメジャーな解釈が無さそうな座りの悪さが嫌いです。パラドックスを深く考えなければ、ジェインウェイの采配も悪くないし、判断力も優れていたと思えるだけに残念。採点/20点 ストーリー性*0 テーマの着眼点・斬新性*0 ST全体との整合性*10 観ておく必要性*10 個人的好み*0※採点基準は、フリーページ参照ケスの超能力らしきものの兆候が少し描写されるので、観ておく必要性は20点にしようかと思ったが、それには前回も若干触れているので、必見とまではいかず、10点。
Jun 30, 2005
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脚本/ブラノン・ブラガ監督/キム・フリードマン脚本がブラガなので、結構期待したエピソードだった。ブラガのタイムパラドックスものは結構好き。これは邦題の通りの内容。ブラックホールに関する詳しい知識が無いから、ブラックホールと接触してしまった時の時間流は複雑だなあ、と思った程度で特に気にしないようにした。劇中でジェインウェイが言う通り、難しい概念だということにして。トレスが主任機関士になる経緯が描かれており、ジェインウェイとチャコティの間に摩擦が起こりかけるが、二人とも観ている者を気持ちよくさせる行動です。主任機関士をトレスに決定した時に、二人の交わす視線がなんとも良い。ジェインウェイのこういう面はとても好ましくてよろしいかと。しかし、ブラガにしてはちょっと内容が薄いか。採点/60点 ストーリー性*10 テーマの着眼点・斬新性*10 ST全体との整合性*10 観ておく必要性*20 個人的好み*10※採点基準は、フリーページ参照
Jun 30, 2005
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脚本/マイケル・ピラー、ジェリ・テイラー監督/ウィンリック・コルビー7thシーズンのDVDを観終わって、早速1stシーズンから観直してみた。ケイゾンの描き方が、最初の躓きだったんだなあ、と感じる。爆破決断の直前、あの状況でケイゾンと闘っても勝ち目が無かった訳だから、決断が間違っていたとは思わない。しかし、ここですんなりと決断を支持できない理由は、水もレプリケートできなくて、オカンパの地底都市にも辿り着けないケイゾンが、何故強力なスターシップを持っているのだろうかという不協和音が私の中にあるからだ。ケイゾンという種族の描き方に座りの悪さを感じてしまうのだ。抵抗無く受け入れられる設定はどんなものだろう。爆破実行のところから遡ってみる。VGRを追い詰めるくらいのスターシップを持っているのだから、当然オカンパの地底都市にもバリアの裂け目から侵入して略奪行為を行っているだろうし、それを管理者が放置しておくはずも無く。そうするとVGRも、誘拐された二人のクルーを奪還に地底都市に侵入するのは困難か。そうなるとケスが地表にいることに矛盾があるし、ベラナとキムが、これから始まるだろうロングジャーニーに居なくなるのか。あるいは適合して新しい管理者になるか。かといって、ケイゾンの前半の描写を無くして管理者が死ぬ直前に現れて急襲となると、ケイゾンからオカンパを守っているという管理者の設定がおかしいか。さらにケイゾンのような略奪者がいないのであれば、管理者の後継探しもあったかどうかという、そもそもVGRがデルタに飛ばされた根拠が少し揺らぎ始める。とすると、ケイゾンは弱いままで、最後に邪魔することもなく、管理者の起動した自爆装置でステーションが破壊されるってのが良かったんじゃないかと思えてくる。少なくともスターシップバトルを描くより余程ストーリーは締まっただろう。ケイゾンは一話で使い捨てるべきだったのだと思う。シリーズ前半の敵としては、別種族を登場させればよかったのだ。帰る手段を爆破するということはVGRというストーリーの起点、と言うべき重要なファクタだから、主人公に決断させるのも重要だろう。それだったらもっと完成度を上げてしかるべきだろう。オープニングセレモニーだし。主人公に決断させるにはなんだか綻びだらけ。ストーリーとして破綻しているというのが二回目を観ての感想。採点/40点 ストーリー性*0 テーマの着眼点・斬新性*10 ST全体との整合性*10 観ておく必要性*20 個人的好み*0※採点基準は、フリーページ参照不満足だが、何はともあれ、シリーズの起点であるから観ないと始まらない。
Jun 30, 2005
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断る必要も無いし、誰も興味は無いだろうが、私はDVD購入派。面倒で地上波や有料チャンネルは追いかけられない。番組表に自分を合わせるなんて、とてもできない。労多く、実り少ない作業。ま、それは私の記憶領域やプランニングの性能が劣っているからなんだけれど。現在は、VOYと略するのが多数派のようだが、そこをVGRとすることに、何かこだわりやら理由があるのかと問われれば、無い。全く。単純に個人的な好みだけの問題。VOYよりVGRのほうが好き。というよりもっと正直に言えば、VOYが嫌いと言うべき。そんな訳で、漸くST/VGRを観終わったところだ。ひょんな理由から、第6シーズンと第7シーズンを一気に観た。6/24~27の間に集中的に。土日はVGR漬けだったせいで、月曜から脳内はフェスティバル状態。そんなハードな一日の終わりに【END GAME】を迎えた。2シーズンをまとめて観るハメになったのは、ネット通販で購入予約した際に、知らないうちに発送をまるめてしまっていたから。結果的には、第6シーズンの視聴を一ヶ月辛抱した訳。TNGやDS9の時には考えられない忍耐力。でも忍耐というよりは、第5シーズン迄を観終わった時点でもシリーズとしての印象が好転しなくて、期待してなかったので忘れていたというのが正確。リリース日を忘れていた。DS9やTNGをランダムに再生していたのにさ、VGRには想いが至らなかった。で、最終まで観てどうだったかと言えば、「エ~ッ、締めくくりにそれでくるの?焼き直し?」という結果。帰還に向けての伏線も少ないまま、6シーズンが終わり、7シーズンも帰還の足取りが遅いし、・・・どうするんだよと思っていたらこれだよ。最後だけ、禁じ手で派手に盛り上げて何とか帳尻を合わせたような印象が拭えない。シリーズに対する愛を感じない。結局このシリーズとしての印象は、控え目に言っても、「質の低いヴァリエーションの見本市」で終わってしまった。TNGのような、正統派としての追求も無く。DS9ほどの、思い切りの良さや遊び心も無ければ、野心的な挑戦も無く。はじめてTNGを観た時、「艦長がこんなジイサンでハゲててはイケナイんじゃな いか?」とか、各シリーズで様々な抵抗線はあった。しかし、それらを突破する魅力がそれ以上にあった。VGRに魅力が全く無い訳ではないが、とても少ない。VGRが他のシリーズと比較して明らかに優れているのは、映像が美しい点くらいだろうか。私にとって致命的な瑕疵は、2点ある。一つは、時空警察に代表されるような時間軸のテーマを安直にもて遊びすぎた点。他にネタが無かったのかね。VGRで展開させたタイムパラドックスのネタは、どれもこれもクズで、過去のクオリティを維持できなかった。可能性としてのタイム・ラインが無数に存在してもいいのだが、メインストリームまで居心地悪くさせるこたぁ無いんじゃない?さらには、VGR内でも矛盾した描写をしてる。タイムトラベルの記憶を残してみせたと思えば、ミッション終了後にループは解けるから、タイムトラベルしたことも消滅してなにもかも元通りとか、その場しのぎのご都合主義。3本ナセルの私物D型艦のエピソード程度は、レベルクリアしてくれないと。そしてもう一つ。TNGで築いたボーグの存在を充分に消化できなかったこと。クィーンが映画ファーストコンタクトで倒れた後の展開がお粗末すぎ。シスコがDS9撤退~奪回している頃に、VGRはΔ宇宙域で生命体8472と遭遇してユニマトリックス・ゼロ・ワンの第3付属物を迎える。このあたりまではいいのだが・・・。いずれにしても、もっと熟考してからVGRに投入して欲しかった。結局、当時の視聴率対策と推定されるエピソードやキャラクタが、現在に至って魅力を急失速させている。製作側の甘えと、ファンの甘やかしが、互いにもたれあった結果か。’90年代中盤の当時、同時進行で手を拡げ過ぎたし。結果として、シリーズどころかST全体の流れを破綻させたままフィナーレを迎えていたのか。「スター・トレック」という名前を冠するのだからさ、シリーズとしての調和はマストでしょう。基本枠に縛られて、新しいアイディアが制限されるのは辛いことだが、どうしても調和しない新しいアイディアを活かすのであれば、ミステリ・ゾーンのような形態で別モノとしてヤれよ。モバイルホロエミッタという未来テクノロジでストーリを展開した後始末もしない、ボーグも中途半端。冒頭の33年後の世界は、タイムラインの枝葉として切り落としたのだから無くなったのでしょう?それなのにメインストリームとしてのVGR地球帰還風景も無い。当然登場人物のその後も、なし。チャコティとセブンの関係も強引に展開しておいて何も無し。最終回も禁じ手を使うなら使うでさ、もっと考えて欲しいよ。シリーズ終盤には削ったほうがいいような出来が悪くてしつこい類似エピソードが沢山あったのに。第7シーズンの大半を費やしてでも必要な伏線は十分に張って、そこそこ納得できる締めくくりにして欲しかったよ。9月発売のENT/1stシーズンも勿論予約済みだがVGRの出来映えを観て、4thシーズンで打ち切りとなった理由も、判る。でも買うんだよね。半端なトレッキーだけど。しかし、まったく期待してない。惰性に近いものがあり、悲しい。
Jun 28, 2005
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