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一週間遅れて、抗がん剤の大量投入が実施された。すでに放射線の治療が始まっているので、抗がん剤の効き目がわからない。放射線も一日2回の治療もあり、早く効き目が欲しい。先生達、そして看護婦さんの連携プレ-は嬉しい限りだ。
2003年06月30日
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月曜日から開始の抗がん剤治療は、微熱があったことと、肝臓の数値が良くないことで、延期になった。月曜日の朝まで本人の体調を待った結論だった。木曜日、金曜日と放射線治療からすることになった。早く治療をして欲しいと家族は願うけど、命に関わることなので、先生は慎重だ。先生の判断に任せているけど、その先生も迷って相談に来られる。同じ思いで、一緒に考えて結論を出すなんて、大病院でありながら人間味溢れて嬉しい限りだ。その中で一人、主人だけは天真爛漫だ。
2003年06月24日
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6/23に抗がん剤をカテテ-ルで投入する。ただ、6/20の肝臓の数値があまり良くないので、先生から相談を受けた。素人の私には、先生の判断を信じるしかない。結局、6/23早朝の数値で決行するか決めることにした。一週間延期する事により、進行する可能性もあり、先生をはじめ見てる私達には辛いことだ。隣のベットには、タイ人の男性が入院されてる。言葉の通じない異国での病気で心細いことだろう。主人は、足元のフトンの中に「アグリ-、ダックリンがいる。」言って、顔をしかめる。「可愛そうだから、出してあげて。」と言うと、「みにくいから嫌だ。」みにくいあひるの子は、当社で扱ってるビデオ童話で彼の好きなお話である。
2003年06月21日
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本日は、主人にとって嬉しいお見舞い客だった。実母ママと妹二人。元妻H子と息子S。病院から場所を変えレストランで会食しながら話しが盛り上がる。ママは主人が5歳の頃家を出て、32歳の頃ニュ-ヨ-クででの再会だったそうだ。その時父親の違う二人の妹とも初対面。その後、20年前に日本に帰国してからのお付き合い。アメリカでは多いけど、閉鎖的な日本では珍しい我が息子の言う「ややこしい関係」だ。妹は小説家なので、人間模様に興味があるらしい。そして、子供のいない二人の妹は、「おばさん、」と言う言葉に喜んでいた。自由奔放に生きたママは、ショックが隠しきれない中、孫に囲まれおばあちゃん顔だったのが印象的だった。
2003年06月20日
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主人の病名と治療の方法を、主治医の先生から詳しく説明を受けました。病名は、「脳原発悪性リンパ腫」です。原因は不明ですが、リンパ節ガンですので、体内に無いか検査されましたが、今のところ無いそうです。無治療の場合は、数ヶ月で死亡です。放射線治療と抗がん剤治療を併用していきます。横浜市大病院では、TCOMP-Bという抗がん剤を使用します。6/22より点滴開始(尿量で水分を確保と同時にアルカリ性に)6/23動脈からの抗がん剤をいれます。6/24、6/25は、抗がん剤の中性剤の点滴その後、7~10日で様子をみます。効果は人によって違いますが、脳腫が消える場合もあるそうです。効果があれば、2回目を行います。なければ、放射線治療を開始します。主治医の先生はかなり自信を持っていらっしゃいますので、私としては安心で祈るしかお手伝いはできません。でも、日にちの経過が妙薬といいますか私の中には、一緒に頑張ろうという新な希望が漲っています。この場で失礼しますが、楽天の皆様には暖かいお言葉をたくさん頂きありがとうございます。一旦閉鎖しょうと思っていました日記ですが、病気の記録として続けてみようと思っています。
2003年06月19日
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二日前の出来事でした。夜、病院から帰宅して一息した頃、主人の弟からの電話でした。「お姉さん、いろいろ考えたけど、兄貴には悪いけど完全に治ることができないなら、治療は諦めたらどうだろうか。」驚きました。呆れました。声もでません。彼の言い分は、話しに聞いた治療は莫大なお金がかかり、私に負担がかかるからというものでした。彼なりに私にはお金の援助はできませんというアピ-ルでしょうかまだ具体的な治療も始まっていませんし、可能性に賭ける、希望を持つ事はできないでしょうか?二日経ち、私は立ち直っています。病気には前面的に戦うつもりです。こんな時に本音が出るなんて、残念でした。
2003年06月18日
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主人が入院をして2週間経つ。検査の為の手術をして、まだ治療はこれからだ。ところが、主人は元の主人から変化をしてしまった。幼い子供のように。見てると辛いものがあるが、純粋な見たことのない主人だ。知人には見せたくないので、親戚関係のみに知らせた。私のことが解かるのか聞いたら、「せっちゃんでしょ?」今迄にせっちゃんと言う呼び方はなかった。鹿角霊芝を煎じたものを昨日から飲ませている。お茶のようで、口に苦味が残るけど飲んでくれるので嬉しい。
2003年06月13日
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今日は、病院に主人の元奥さんHと下の息子Aがお見舞いに来てくれた。仕事関係者のお見舞いは、断っているが、親戚には知らせてる。主人の人徳か、女性関係は良かったのか悪かったのか?元奥さんの次恋人Mは、入院前に様子を見にきてくれた。そして、現恋人Tは、見るのが辛いと渋ってるので、明日私が連れて行く予定。皆、主人を通り越して、親戚のようなもの。主人の妹は言う。「お兄さんって、何が魅力なのかしら?」私も妹(私より年上)に「次の小説の種にしたら?」
2003年06月08日
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故郷、岩国に一人住まいの母が電話で心配をしてる。その母から、「あんたがそんなに気丈な女だとはたまげた。」「こんな時こそ、母も用心して暮らして頂戴よ。」と返事してしまう。駒が一つ転ぶと、いろんな所に変化が起こる。主人が入院して、10日。生活の変化に慣れてきた。仕事と病院、一日は長いようで、あっというまに過ぎて行く。病気は、先生にお任せしてるので、早い回復を待つのみだ。6/10には、生標本を採り出す検査の為の手術が行われる。上の息子S(前の奥さんとの子)は、2度目のお見舞いに来てくれた。私にと美味しいプリンを持ってきた。Sは、高校卒業後、2年の浪人、4年の大学生活を私と過ごしてきた。随分と大人になった。6/10も一緒に付き添ってくれるそうだ。「いい息子がいて良かったね。」と主人に言ったけど、返事がなかった。
2003年06月07日
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皆様に励ましのメ-ル頂き、ありがとうございます。主人の病名は、「脳腫瘍」です。担当の医師から、本人を含めて説明を1時間半も受けました。腫瘍は一ヶ所だけでは無いという事と、どのような腫瘍か判断できないので、検査の為に生標本を取る手術をするそうです。今週は、血管造影のカテ-テルをします。そして、来週は、検査手術。その後に治療に入ります。どうして、こんな事になったのでしょう?ある日突然に・・・・仕事と息子が私にはあります。明るく主人の病気と立ち向かうことにしました。
2003年06月03日
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