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(前回に続く→)先日、当方主催の「古武道エクササイズ」にて、参加している30代前半の若者が体調を崩している、というので、話を聞いたところ。 夜、眠れないから、すでにクーラーをかけて寝ている、というので、思わず「あほか」と苦言を呈した。 今時季からクーラーに頼っていては、夏仕様の身体(速やかに汗を出し、円滑に体温調節できる身体)に変わっていかない、ということもあるが。 30代、若いころから、自身の適応力を損ねる生活をしていては、今後の人生、どれだけ弱くなってゆくのだろう、という老婆心もあって、だ。 あまつさえ、武道に触れよう、というものが、自身を大事に活かそうとせず、甘やかすとは何事か、という気持ちも少なからずあった。 こう書くと、眠れないからクーラーをかけるのは、自身を大事にしているのでは?という反応もあるように思う。 現に、その若者もそういう感じの、一喝されて驚いたような反応だった。 しかし、大事にする、と、甘やかす、は全く違う、というのが私の考えである。 子どもの親を経験した人であれば、わかる人もあるかもしれない。 大事にする、は、その人そのものが活きる、強くなってゆく方に助けること。 甘やかす、は、その人そのものが損なわれる、力を発揮できなくなってゆく、弱ってゆく方に加担すること。 改めて言葉にするならば、上記ぐらいに、私はその違いを線引きをしている。 方向としては、前者は「活」、後者は「殺」と認識する。 さて、クーラー、と言えば、数年前から、わが子が通う小学校にもクーラーが完備された。 そして、やはり6月から使用されている。 涼しく、冷房など必要ない日でも、習慣的に使われている、という。 お勉強が捗るように、という、たいそうありがたいご名目なのだとか(つい皮肉らずにはいられない)。 しかしながら、机の上でお勉強ができたとて、生きる力が損なわれていっては元も子もあるまいに。 そんな具合に、身体の自然に備わる機能、適応力を鈍らす、ということをしてゆくと、当然どこかで、その反動は身体により表される。 いわゆる一見した体調不良、何かしらの症状を表すのだ。 それは、苦しいかもしれないが、身体が生命力を発揮し、機能を取り戻してゆく…整う過程、とも言える。 乗り越えることで、発症前より、身体は、人は強く丈夫に育つ(ちなみに、その整う経過を助けるのが、明響庵の整体である)。 前回のブログで記した、過保護に育った苗の現象よろしく、である。 …のだが、現代では、多くの場合、そこをクスリ等、一見便利な道具で身体をだまし、更に鈍らす、という方向へ進めてしまう。 そうして、自ら乗り越える力を手放してゆくのに比例して、依存性は高まってゆく。 知らず、管理されなくては生きてゆくことのできないヒトが育つのであろう。ちなみに、「人」という字は、自ら立つ姿を象ったもの、という説が有力なのだとか(金八先生の見解とは異なる)…。(→続く)☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ第2,4水曜日18:30〜20:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.29
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(前回に続く→)梅雨に入り、種から育て、植えつけた夏野菜の苗も、順調に育っている。 例年、わずかながら、もう少し欲しい苗、足りないぶんの苗を、ホームセンターなどで買い足し、植え付けることがある。 今年は、知人がもらった、という苗が、まわってきた。 道の駅で売りに出される苗が余ったもの、だとか。 私のもとで育った苗に比べると、一見、随分立派な苗である。 すごい、と思うのは、苗の大きさに対して、土の入っているポットが不釣り合いに小さいことだ。 いや、逆か、小さいポットに対して、苗が不釣り合いに大きいのだ。 肥料を使わない自然農に馴れ親しんでいると、よくこの土の量で、苗がここまで育つ、とある意味感心する。 肥料を十分に与え、おそらく水も毎日与えられ。 ひょっとすると、ビニールハウスの中で育ったものかもしれない。 その手のかけようで可能なバランス、なのだろう。 そのバランスは、肥料のよく効いた、農薬で虫も草も少ない畑に植え付けられるならば、大きく崩れることはないのかもしれない。 しかし、彼らにとっては、不幸と言えるかもしれないことに。 私の手元に渡り、待っていたのは、肥料も農薬もない、虫も草も容赦のない、リアルな大地、自然農の畑であった。 私のもとで育った苗と、過保護と呼べる程に手を加えられて育てられた、市販の苗。 植え付けられる前の様子の違いも、先に書いた通り、明らかだが。 自然農畑に植え付けらえた後の経過もまた、明らかに違う。 私のもとで育った苗は、概ねその後も淡々と、着実に成長してゆく。 一方、過保護に育った市販の苗は、植え付けられた直後、急激に弱りを見せる。 時には、虫の猛攻を受け、枯れてしまうものもあるが、そうでなくとも、かなり弱る。 それまで立派に繁っていた葉が嘘のように力なく垂れ下がり、色もくすんでしまう。 まるでメッキが剥げたような、ドーピングが切れたようなあり様だ。 保護の乏しい環境に馴染むまで、彼らにとっては相当のストレスがかかるのかもしれない。 自らの生命力を発揮するようになるまで、追い込まれるようにも見える。 それでも、やはり、生命はすごい、と感じるのは。 過保護から解き放たれて、一度は弱った苗が、環境、自然農の畑に見事に適応し、甦ってくるところだ。 眠らされていたであろう生命力が覚醒、発揮されてゆく様である。 私のもとで種から育った苗が、植え付けた自然農の大地で自ら育ってゆくのはもちろん、嬉しい。 しかし、過保護に育てられた苗が、命を吹き返し、自ら活きてゆく様には、希望を見出さずにはいられない。 過保護に管理され、弱りゆく現代人を自覚、姿を重ねるゆえ、であろう。(→続く?)☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.27
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最近、やっと、夏野菜の植え付けが概ね終わった。 気温の都合、遅くはあるが、苗自体は今年、どれもけっこういい感じに育っていた。 苗は、土を入れたポットに種を降ろすところから始まり、庭で育てる。 4月に種を降ろしてから、今年は雨が多かったから、ポット苗と言えど、ほとんど水を与える必要は無かった。 水はサイクルを決めて、定期的に与えるようなことはせず、苗の様子を看て、必要としているようなら与える。 ポットの土は、庭の畑に近いところの土を使う。 当然、肥料を加えることは無い。 昨年までは、あらかじめ、堆肥を作っておき、それをポットの土に使っていた。 循環農法・赤峰勝人氏に学んだ、草堆肥である。 幼い頃は栄養が多少あった方がいいだろう、という思慮からであった。 それもあながち間違いでもない、とは思うが、庭の土も捨てたものではなく、今年は割とよく育った。 水も与えず、肥料も与えず、それでは何をしているのか、と言えば。 氣を付けて見守っている。 幸い、自宅にいることの多い仕事であるから、合間合間に様子を看に行く。 また、苗が小さい頃は、夕、差し掛けに苗箱をとりいれ、朝、苗箱を庭に出す。 苗が小さいうちは、夜間、ナメクジやその他小動物、虫に、やられてしまうことは多いからだ。 差し掛けでも、ナメクジにやられることはあるが、随分ましである。 この氣を付けて見守る、というのが、「育つ」ことを助ける、相手が「活きる」ということに関して大事である、と実感している。物質的な栄養を与えること以上に、というか、それ以前の要素として、だ。 このことは、子育て、そして整体、つまるところ、命と接する上で共通するように思う。 それがあるから、苗や子ども、身体の要求をそれなりに読み取ることができる。 世のお母さんたちは、赤子の泣く様子等でその要求を察するが、それもまた無意識のうちに、氣をつけて注意深く見守ることをしている証拠だろう。 生命をつなぐ、原始的な能力の一つに違いない。 ところが、マニュアル的に、こういう時はこれを要求している、などと頭へ知識の干渉が先にあると、意識の偏りが生じ、無意識に察することが難しくなってくる。 そして、意識的な注意は、疲労、そして強迫観念へとつながりやすい。 マニュアル通りに子どもが育たないと不安、という事態へと、現代において展開することしばしば、だろう。 当然、これは、自身、身体に対しても同じことが言える。 即ち、前回のブログにおける、妊婦さんの例よろしく、だ。 女性にとって、妊娠は、自然への回帰、過剰な意識からの解放、覚醒の好機、と客観的にはとらえている。 男の私が言っても、今一つ説得力に欠け、無責任、ととられかねないのだが。 その大事な時期さえ、知識を押しつけ、呪縛しよう、という、現代の医学…いや現行の社会システム。どうにも一生物として、無意識的に馴染み難い、意識的にも正直馴染みたくないところがある。 (→続く?)☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.23
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先日のブログで、明響庵月刊紙「からだの自然」6月号の記事を紹介したが。 先の記事の内容は、たいへん重要なことと認識しつつも、紙面と時間の都合、何というか、心残りのある、無念な出来となった。 何と言うか、起承転結、で言えば、「起」で終わった、と言おうか、表面をなでた程度、と言おうか。 もっとも、これは、今月号に限ったことではないのだが。 月初めに各所へ配布するから、月末は毎度、推敲にそれなりの苦心(大袈裟)がある。 生みの苦しみ、とでも言おうか(大袈裟)。 決まった紙面(字数)に納めて、質を高く保つ、というのが、やはり難しい。 生みの苦しみ、と言えば、整体に来られていた妊婦さんが、無事出産を果たした、と、少し前に報告を受けた。 お身体を看させていただき、訴えの割には、順調とはみていたので、正直さほど心配はしていなかったが。 改めて無事の報告を受けると、安心と喜びが湧き起こるものである。 妊婦さんを特別たくさん看てきた、というわけではないが。 それでもそれなりに人数を看てきて、思うところは、それこそ、「からだの自然」6月号に書いたところだ。 誰かに与えられた知識を優先し、自身の感覚をなおざりにしている、結果、意識と無意識の食い違いが起こる、ということ。 そして、意識と無意識、知識と実際のギャップに振り回され、不安に陥ってゆく。 これは、妊婦さんに限って、という話ではもちろん無い。 現代に蔓延し、人間の生命力を弱く抑えている、まさに、現代病、と呼べる状態ではないか。 ただ、私からすると、妊婦さんでさえ、そこに陥るのか、と。 人類にとって、なかなかに、ゆゆしき事態に踏み込んでいるのでは、と案じている。 妊娠・出産、というのは、人間の一生のうちでも、原始から変わらぬ、極めて野生的、自然な状態に戻る瞬間である、と認識する。 妊娠は、出産に向けて、身体が自然な状態に戻ってゆくのだから、その過程で、つわり等、様々な変動を表す。 当然、それまでの生活で育まれてきた、その人の身体次第、変動の経過は人それぞれ、だ。 生命力の発露によるところの、身体の表現であり、それを経過し、自然、生命力は高まってゆく。 妊婦さんが放つ、神々しいとさえ言える、ある種の美しさ、というのは、その表れに違いない。 そうして、自然体に向かうにつれ、感覚、そして勘も取り戻ってゆくのである。 本来、全身全霊を傾ける(もちろん無意識的に)、出産に向けて。 …で、あるから、妊婦さん、特に妊娠後期の方が、知識に振り回され、過剰に心配されているのに出くわすと、むぅ、となるのである。 情報毒(知識毒)、恐るべし、と。 ちなみに、情報毒(知識毒)は、からだの自然6月号を執筆中に、私が生んだ造語である。 私が思いつくぐらいだから、もうすでに、誰かが造って、使われているかもしれないが。 (→続く、多分)☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.21
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先週末の土曜日は、親子で季節遊び「梅摘み&里山遊び」を催した。 今年は全国的に梅が少ない、という話を聞いていたし、知り合いの農家のおばさんもこんなに成らない年は生まれてはじめて、と驚いていた様子。 実際、わが家の庭の梅も、収穫が20個程度、と確かに超不作。 昨年は随分豊作だったから、その落差にびっくりだ。 一度、早い時期に気温が上がり、花が咲いたところで、また急に冷え込んだのが災いしたか。 季節遊びの会場である梅林の地主さんに電話して様子をうかがった際も、ほとんどないみたい、との返事を受けたから、一時は季節遊びの開催中止も頭によぎったものだった。 とはいえ、一度実際を見てみねば、と会場を赴いたのは開催のおよそ一週間前。 確かに、昨年に比べると幾分少なかった。 子どもが採れる高さのものは、もう一つ少ない。 とはいえ、会場の梅林は、幸いにも、想像していた程不作ではなかった。 地主さんも、かなり高齢のため、高いところの梅はよく見えていなかったのだろう(自分でも言っていたが)。 そこで、参加予定の方に、梅は少ないけどいいか、子どもが遊ぶにはいいところですが、と確認のメッセージを入れたところ、キャンセルもあったが、それでも来たい、という方が半数以上。 キャンセル待ちをされていた方があったので、結果うまくおさまった形だ。 天気も、予報がぎりぎりまで雨を示していたため、これまた氣をもんだが、直前で持ち直し、当日は雲がかかった好天となった。 他の仕事の都合、15時からのスタートを予定していたから、晴天過ぎると、この時季、山といえど、梅摘みには暑い。 曇天がありがたいのである。 …という具合に、無事こぎつけた、親子で季節遊び「梅摘み&里山遊び」だったが。 今年は、子どもたちが、飽きることなく、ずっと梅を摘み続けていた。 例年でも、もちろんそういう子はいるのだが、今年はほぼ全員最後まで摘んでいたのではないか? 梅摘みは入口で、里山でできる遊びを開発したらいい、と思うが、今回、それは乏しかった。 一つには、いつも、そういう脱線の口火を切る、わが子たちが少なかったからかもしれない。 今回は、三男のみの参加だったのだ。 とはいえ、梅摘みの中にも、背伸びから始まり、木登り、脚立に昇って採ってみたり、枝をうまく使って…と様々な採り方を工夫する方向に発達してゆく様を看ることができた。 全く、子どもは、実は大人も、なのだが、遊びの中でおおいに成長する。 特に、自然の中で、身体をおおいに動かす遊びは。 偏り少なく、総合的に発達するように思う。 「遊び」という言葉は同じでも、TVゲームでは、そこはなかなか難しいのではないか。 樹に登って採った梅を、どこか得意氣、誇らし氣に、親に渡す子どもたちの姿が印象的であった。 自分で採ったばかりの梅で、その場で梅シロップをつくるワークショップも大盛り上がり。 これは昨年から始めたものだ。 大人にしてみれば、少々物足りない内容だが、子どもはとても一生懸命に、小瓶に梅と氷砂糖を詰める。 梅には竹串で穴をあけて。 そして、その小瓶を大事に握りしめて帰る。 帰ってからも、毎日、その変化を観察、確認することだろう。 言葉で分けられても、「遊び」は「学び」、それは本来、生活の中にあるものだ。 机上で済ませられることは、およそ、その補助に過ぎない。 それらが離れていく現在、生き苦しくなる人があるのも当然だろう。 自然の中で、遊び、育つ、子どもたちの姿に、自らのあり様を問い直したくなる人、感性の鈍りきっていない人は決して少なくないのでは、と思いたい。 ともあれ、人を育てる恵みに感謝。 参加していただいた皆様、豊かな時間をありがとうございました。 次回、親子で季節遊び「田植え&田んぼ遊び」は6/22(土)9:00〜11:00を予定しております(苗の育ちの都合、延期になることもございます)。 詳しくは整体処明響庵ホームページでお確かめください。 お問合せ・参加お申込みは0836-39-6275整体処明響庵までメールフォームはこちら。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.19
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整体処明響庵月刊紙「からだの自然」6月号より抜粋記事をご紹介致します。 「からだの自然」は・天然酵母パンむくのき(宇部市あすとぴあ)・ミリーズブレッド(宇部市西岐波)・天然酵母のパンと菓子ばくや(宇部市亀浦)・すくすくプラザ(宇部市琴芝町)・保育所ハッピーランド(山口市阿知須)・量り売り専門店 F(宇部市西梶返)・珈琲店ジヴェルニー(宇部市沖宇部)・宇部市立図書館 (宇部市琴芝町)・食堂Life(山口市佐山)(順不同)ご厚意で上記各店および施設に置かせていただいております。是非手に取ってご覧ください。六月のからだ ~感覚を鈍らせない~梅雨時は、身体も鬱屈、停滞前線よろしく、滞りやすい環境。重い、だるい等の不快感も得やすいもの。滞った後、勢いよく身体から排泄する、いわゆる食中毒(下痢、嘔吐、発熱)も起こしやすい。菌の仕業のみならず、溜め込めば、発症の準備された身体ありき、の現象。 そもそもは、食中毒に陥る以前に、身体は、その感覚によって、自らを守っています。口に食物を運ぶ以前に、臭い…嗅覚や、見た目…視覚。箸や包丁で触れた時の触覚。更には、何と無くの雰囲氣、食物の生命力を感じとる感覚。口に入れて、口による触覚、そして味覚。 基本、元より身体に備わった、「感覚」というバリア・システムによって、私たちは無意識に毒を避ける。そして、それが間に合わず、身体に入ってしまえば、排泄する働きがやはり無意識に起こって、生命を守ります。 早い段階、口から食道、胃ぐらいで反応できれば吐き出し、腸で吸収するぐらいの段階にあっては下す。吸収してしまったからには、やむなし、皮膚という排泄器官が反応し、蕁麻疹のような症状を表しますね。出血、という形で血液とともに、ということもあれば、薬害のように、毒を爪や髪とともに排泄、ということもある。 人間は加えて、意識による防衛も兼ね備えています。見聞、本や新聞はもちろん、昨今はネット等豊富な情報源から知識を得て、それをもとに毒のみならず、危険を避けるように判断することができます。 無意識と意識による、幾重にもなったバリア・システム。これだけ聞くと、一見鉄壁。実際、私たちの身体は、知らず、相当な能力を発揮できますが、穴が無いわけでもありません。 その最たるものが、現在多くの人が陥っているであろう、無意識と意識の食い違い、とでも言いましょうか。意識偏重、頭による意識的な判断を優先し過ぎて、無意識の感覚、更には勘が鈍く育ってきている。 例えば、食物を口に入れて、何か変だな、と感じても、賞味期限や原材料の表示を見て、まぁ大丈夫か、と飲み込むような。それ以前に、身体が本当に要求している感覚、美味しそう、と感じることもそこそこ、頭で、あれを食べたらよい、とか、規則正しく三度食べなくてはならない、とか。誰かに与えられた知識を優先し、自身の感覚をなおざりにしていることも。 そうして、余剰に栄養を溜め込めば、食中毒にもなろう、というものですが。それ以前に、現代人は、情報中毒、とでも呼べるような状態に陥りがちであるように思います。そうして、感覚を鈍麻させ、知識の是非に振り回されている。 季節柄、食中毒を例に挙げましたが。感覚の大事は、生命が健やかに育まれ、紡がれてゆく上で…つまるところ、活きる上で全てに通じます。自身の感覚を邪魔せず、意識を如何に使うか。当面、現人類、私たちそれぞれの課題かもしれませんね。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.17
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何せ、子どもがクラブ等に入り、やや専門的にスポーツをすることに関しては、本人の「やりたい!」という熱が大切である、と考えている。 もっとも、これは、子どものスポーツに限定されたことではない。 大人の、仕事であれ、何であれ、だ。 言葉にすると、自発性、と言おうか。 スポーツとの出会い、入口は様々、例え最初は親にやらされて、というスタートでも、自発性が開花し、自ら探求を楽しんでゆくこともあるだろう。 そこで重要になってくるのは、スポーツをする環境、仲間はもちろんだが、特に子どものうちは、指導者の資質、と認識する。 自発性、その子の中にあるものが出てくることを助けるのは、指導者の役割だからである。 ちなみに、それは私の職業でもそうだ、と自覚する。 教師や、医師、職場の上司と呼ばれる人にしても、本来そういう役割を担っているのではないか。 中学生ぐらいになって、それなりに順当な発達をしていると、人を見分ける目も育っているから、心配は少ない。 が、小学生の低・中学年程度だと、まだ親がそれなりに環境(指導者を含む)を配慮する必要があるだろう。 彼らの吸収力は素晴らしいが、その分、環境如何で、人間形成に影響する悪癖も身につきやすい。 ちなみに、スポーツでケガ、不調を表しがちな子ども、というのは、それまでの運動発達の問題ももちろんあるものの、自発、というところがうまくいってないことが多いようだ。 仕事柄、そういう子どもを看ることもあるのだが、子どもながらに、随分偏り疲労をためて、発達を滞らせていることがある。 自発性が抑えられ、受け身の状態が続くと、アウトプットよりインプットが勝ってくるから、未消化分が偏りを生んでゆく、と認識する。 そういう場合の子どもの環境、即ち、親や指導者は、当人以上に熱をあげている。 熱があるのは結構だが、子どもの熱を追い越して、それを押しつけていると、逆に子どもの熱は冷めてしまうものだ。 そうして、内にこもった熱は、大人に対する非難の如く(口ではとても表すことができない)、不調やケガ、という形に変換され、表されるのである。 (→続く)☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.11
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もう一週間が経とうとしているが、先週末、この春より中学生となった、長男の初試合の応援に行った。 競技は陸上。 1,500m。 中学になって、何のクラブに入るのか、と思っていたが、予想外に陸上であった。 中学に入る前は、バスケか、テニスにしようか、という話をしていたから、陸上は予想していなかったのである。 しかし、決まってみれば、まぁ向いているのかも、とも思える。 私は小、中、高とバスケ部だったから、長男がバスケをするようになったら、一緒にできるかもな、という空想はしていた。 バスケ部になったらいいな、と少しばかりは思わんでもなかった。 が、特別すすめることもしなかった。 中学生ともなると、成長が順当ならば、相当に独立してくるものだな、と長男のあり様を見て、感じている。 彼を見る限り、私の中学時代よりも、余程まっとうに成長している、と思える。 自分の世界を拓いていく力が、いよいよそこここに表れ出しているからだ。 ところで、この度の試合は、長男にとって、初めてのスポーツ競技の試合であり、また私にとっても、初めて、子どもがスポーツ競技に取り組むところの応援であった。 子どもは4人おれども、今のところ、何かのスポーツに特化して取り組んでいる子はいない。 特別、やりたい!という熱が見えれば、もちろん応援するが。 小学生のうちは、一つのスポーツに限定して、その時間を大きく割く必要はないだろう、とは考えている。 もちろん、スポーツもいろいろだし、その環境(特に指導者)も様々だから、一概には言えないところだが。 主に、人の、発達、という視点から、そう考えている。 (→続く)★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.07
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治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵主催催し&教室 6月のご案内です♪ <自然農実習会>6/9(日)9:00〜11:00@宇部市東岐波の畑参加費:500円 <親子で季節遊び その1「梅摘み&里山遊び」> 6/15(土)15:00〜16:30@宇部市小野の里山参加費:一家族500 <親子で季節遊び その2「田植え&夏の田んぼ遊び」> 6/22(土)9:00〜11:00@山口市佐山の田んぼ参加費:一家族500 <いどばた保健室>6/4(火)10:30-12:006/15(土)13:30-15:00いずれも@整体処明響庵利用料:一回500円 担当:加賀谷香代 <梅干し作りワークショップ>6/22+7/13(土)13:30-15:006/25+7/16(火)10:30-12:00いずれも@整体処明響庵※塩漬け、赤じそ漬けの2日間、2回シリーズです費用:4,000円(2日通しての費用、1.5kg程度の梅を漬けます) 担当:加賀谷香代 <整体体操教室>毎週火曜日10:30~12:00@宇部市常盤ふれあいセンター参加費:月2,500円 <セルフケア実習会>6/15(土)10:30~12:30@宇部市常盤ふれあいセンター参加費:1,500円 <古武道エクササイズ>6/12,26(水)18:30~20:30@宇部市常盤ふれあいセンター参加費:一回1,500円 <しなやか体育教室(フェルデンクライス・メソッド)>6/5,19(水)18:30〜20:00@宇部市常盤ふれあいセンター参加費:一回1,500円 詳しくは明響庵ホームページでお確かめください参加お申込み・お問い合わせは0836-39-6275整体処明響庵までメールフォームはこちら ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★治る力、即ち生きる力を活かし、育む整体処 明響庵(めいきょうあん)http://meikyoan.jimdo.com/https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/https://page.line.me/vtf9624a〒755-0151 宇部市西岐波4604-8営業時間 9~21時(予約制)、不定休ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 楽しく、自ら整う力を育む整体体操教室毎週火曜日10:30〜12:00@宇部市常盤ふれあいセンター 感覚を磨き、しなやかな身体を培う古武道エクササイズ毎週土曜日13:30〜15:30@宇部市常盤ふれあいセンターお問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2024.06.01
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