全9件 (9件中 1-9件目)
1
松島斉さんの『サステナビリティの経済哲学』を買書つんどく。「経済学は複雑な現実をより総合的に捉え、より広い社会的公正を促進する方向に進化できるか。宇沢弘文を継ぐゲーム理論と情報の経済学の大家が、利己的動機や評判の形成といったアプローチのドグマをあばき、サステナビリティの視点から「新しい資本主義」と「新しい社会主義」というシステム構想を披露する。」(岩波書店の紹介)
2024年11月27日
コメント(0)
アンドレイ・クルコフ『灰色のミツバチ』を買書つんどく。「仕事を辞め、妻に去られ、養蜂家になったセルゲーイチと、いまは何をしているのかわからない、犬猿の仲だった幼馴染パーシャ。狙撃兵と地雷に囲まれ、誰もいなくなった緩衝地帯《グレーゾーン》の村に暮らし続ける中年男ふたり。電気も途絶え、食料も足りず、砲撃も次第に頻繁になってくる。激化してゆく紛争下のドンバス地方を舞台に、飄々としたユーモアで描く物語。春が来て、やがてミツバチたちが目覚めたとき、意を決したセルゲーイチは旅に出る。ロシア占領下のクリミアを目指して──。全米図書批評家協会賞ほか受賞。ウクライナの国民的作家が戦禍のもとで書き続けた新長編。」(左右社の紹介)
2024年11月24日
コメント(0)
井戸川射子さんの『無形』を買書つんどく。「年老いて病を患う祖父と、彼の面倒を見る孫娘。親が失踪した姉弟。夫に先立たれ、近所の犬の世話をする老女。友情以上の感情を育む少女たち。守りたい兄と、それを疎ましがる弟。海辺の団地に集う人々に流れる、季節と記憶ー。気鋭の芥川賞作家・井戸川射子、待望の初長編。」(「BOOK」データベースより)
2024年11月23日
コメント(0)
春日キスヨさんの『長寿期リスク 「元気高齢者」の未来』を買書つんどく。「人生100年時代と言われる現在、老い衰えることを否認し「元気」を鼓舞するような本や、「老いても大丈夫」と安心させるような言葉が多く世に出ているが、80歳以上の長寿期高齢者の生活は、実際には困難に満ちている。長寿期を住宅で暮らす高齢者は、毎日の暮らしをどのように過ごし、何に不安を感じているのか?ひとり暮らしよりも夫婦二人暮らしの方が問題はより深刻だと支援者は言うが、それはどういうことか?離れて暮らす子どもたちはなぜ、親の状態に気づくことができないのか?家族社会学者である著者は、高齢者やその家族、支援者からの聞き取りを続けながら、現在の長寿期在宅高齢者に起こっている家族や社会についての様々な困難を丁寧にすくい取り、それを回避する方法を考え、伝える。」(「BOOK」データベースより)
2024年11月23日
コメント(0)
クレア・キーガン『ほんのささやかなこと』を買書つんどく。「1985年、アイルランドの小さな町。クリスマスが迫り、寒さが厳しくなるなか、石炭と木材の商人であるビル・ファーロングは最も忙しい時期を迎えていた。ある日、石炭の配達のために女子修道院を訪れたファーロングは、「ここから出してほしい」と願う娘たちに出くわす。修道院には、未婚で妊娠した娘たちが送り込まれているという噂が立っていたがー隠された町の秘密に触れ、決断を迫られたファーロングは、己の過去と向き合い始める。歴史に光を当てながら、人間の普遍性を見事に描きあげ、英国のオーウェル政治小説賞を受賞。世界30か国で翻訳され愛される現代アイルランド文学の旗手が贈る、史実に基づいた傑作中篇。」(「BOOK」データベースより)
2024年11月20日
コメント(0)
安堂ホセさんの『DTOPIA』を買書つんどく。「舞台は南太平洋の楽園、ボラ・ボラ島。白人女性“ミスユニバース”を巡って10人の男が競う。Mr.L.A.、Mr.ロンドン、そしてMr.東京ーやがてショーの視聴者たちは「自分だけのDTOPIA(デートピア)」を編集しはじめ、楽園の時間は膨張する。第46回野間文芸新人賞候補作。」(「BOOK」データベースより)
2024年11月17日
コメント(0)
原武史さんの『象徴天皇の実像 「昭和天皇拝謁記」を読む』を買書つんどく。「昭和天皇と側近との詳細なやりとりを記録した「昭和天皇拝謁記」。貴重な史料からは、政局や戦争、社会情勢や周囲の人々について饒舌に語る昭和天皇の等身大の姿が浮かび上がる。歴史上はじめて象徴天皇となった人物の言動を第一人者が詳細に読み解き、私たちにとって「象徴」とは何なのかを問い直す。」(「BOOK」データベースより)
2024年11月16日
コメント(0)
ケリー・リンク『白猫、黒犬』を買書つんどく。「奇想の天才が放つ、夢と幻想、誘惑と謎に満ちた摩訶不思議な物語。親切な白猫の大麻農園(『白猫の離婚』)、妖精の婚約者が眠る地獄の底(『地下のプリンス・ハット』)、主人だけは絶対に入れてはいけない家(『スキンダーのヴェール』)…。7つの童話を基にした、万華鏡のような新作短篇集。」(「BOOK」データベースより)
2024年11月10日
コメント(0)
水村美苗さんの『大使とその妻』を買書つんどく。「世界がパンデミックに覆われた2020年、アメリカ人のケヴィンは、軽井沢・追分の小さな山荘から、人けのない隣家を見やっていた。京都の宮大工の手になるその日本家屋は、南米から帰国した元外交官夫妻の住まいだったが、親しい隣人であった夫妻は、前年ふいに旅立ったあと、消息を絶ってしまっていた。能を舞い、たおやかに着物を着こなす古風で典雅な夫人・貴子。ケヴィンは彼女の数奇な半生を、「日本語」で書き残そうと決意するー。」(「BOOK」データベースより)
2024年11月09日
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1