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クリストフェル・カールソン『暗殺の冬』を買書つんどく。「1986年、冬。スウェーデン首相が暗殺された夜に、寂しい寒村でひとりの女性が殺された。それは連続殺人犯の最初の犯行だった。しかし暗殺事件の余波で捜査は十全に行われず、第二、第三の事件を許すことになった。第一の被害者を救えなかった刑事スヴェンは姿なき暴行魔を単身、追い続けた。執念の捜査は警官となった息子ヴィダルに引き継がれたが……。 そして現在。作家である「私」はこの村に帰郷する。かつてスヴェンの相棒の刑事だった老女エヴィと私が知り合ったことで、ついに封印されていた恐るべき「罪」が姿をあらわしはじめる。 30年以上にわたる歳月、罪、秘密。最年少で最優秀スウェーデン・ミステリーを受賞し、スウェーデンと北欧のミステリー賞を総なめにしてきた最重要作家カールソンの出世作、日本上陸。」(JPROより)
2026年05月20日
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残雪『廊下に植えた林檎の木』を買書つんどく。「ぼくの家族はみな他人にはいえない秘密をもっていた。変わり者で、リュックを背負い、甲羅をつけた昆虫を思わせる父親。夜は姿を消し箱の中で眠るという母親は、皮膚に針を刺して水を絞りだす。喘息を治すためミミズを食べる妹は横暴で、ぼくを馬鹿にしきっている。二階の住人で妹の婚約者は医者にも探偵にもなり、天井に貼りつき床を這いまわる。廊下に住む檳榔(びんろう)売りの女は実は叔母で、かつて父と密通していたらしい。異形の家族の奇妙な日々と、鳴りわたるような孤独を超現実的手法で描き、作者が「難解ではあるが、とりわけ好きな作品」と語る表題中篇。夜、草地の外れに建つ家にたどりついた“わたし”が陥るカフカ的な不条理状況を綴った「帰り道」。ある日、母親がたらいの水に溶けてしまう「汚水の上の石鹼の泡」ほか全五篇。付録として「残雪との対談」、近藤直子「夜の涯の家ーー「帰り道」を読む」を併録。」(JPROより)
2026年05月19日
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シェイクスピア『タイタス・アンドロニカス/ファヴァシャムのアーデン』を買書つんどく。「勇猛な将軍タイタスはゴート族の美しき女王タモーラと王子らを捕虜として引き連れ、祖国ローマを凱旋。女王の願いを無視し、王子を惨殺する。ところが新皇帝が女王を娶り、立場が逆転。女王による復讐が始まる。-過激でダーク、血で血を洗う復讐劇の元祖『タイタス・アンドロニカス』。それに加え「これもシェイクスピア?」と論争になり、国内全集で未邦訳だったが2016年に正典入りした、幻の『ファヴァシャムのアーデン』も初収録。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月18日
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南條竹則さん編『英国幽霊いまむかし』を買書つんどく。「イギリスは18世紀以来怪談が盛んに書かれた国だが、それが文芸の一分野として成立する以前に、怪談実話やフォークロアの形で長い伝統を有していた。本書は、そうした素朴な幽霊譚から次第に洗練された小説形式が生み出されるさまを、時代を追って辿る英国怪談アンソロジーである。M・R・ジェイムズが古文書から発掘した中世の怪談実話に始まり、17世紀英国を騒がせた怪現象「テッドワースの鼓手」事件の報告書、18世紀にダニエル・デフォーが記録した幽霊実見譚、スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの幽霊バラッド、19世紀からは英国幽霊小説の白眉と称されるブルワー=リットン「幽霊屋敷」、奇書『インゴルズビー伝説』のユーモラスな怪異譚、子供の幽霊が哀切極まるJ・H・リデル夫人「胡桃屋敷」、20世紀に入り近代怪奇小説を完成させたM・R・ジェイムズとその継承者H・R・ウェイクフィールドの傑作、交霊会を描いたW・B・イェイツの戯曲、A・C・ベンスンの中篇「最後の一厘」まで14篇を収録。全篇新訳。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月17日
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三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖V 〜扉子と謎めく夏〜』を買書つんどく。「その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロック・ホームズの歸還』と残されたいたずら書き。真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まるー。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月16日
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古川日出男さんの『夏迷宮』を買書つんどく。「飢餓状態でヨーロッパとアジアの境界をさまよう日本人兵士は、禁断の人魚の肉を食べて不老の身となった尼と子供たちに出会う。原発事故後に招致された大型遊園地「郡山ピースランド」では、人気アトラクション「夏迷宮」に呼び起こされ、地中の湖に棲む幻獣が目覚めはじめるー。現代と古代、日本とユーラシア、神話と現実が呼応して生み出す圧倒的スケール。新たな戦争の時代に、古川日出男が放つ予言的長篇小説!」(「BOOK」データベースより)
2026年05月15日
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『私の謎 柄谷行人回想録』を買書つんどく。「私の謎」は「人類の謎」につながるー。左翼だった父、戦後文学者たちとの出会い、くじ引きで決まったアメリカ滞在、建築から哲学までに至る世界的知識人との交流、ある日突然「やってきた」交換様式論…現代日本の批評・思想を代表する哲学者の人生を彩る様々な出来事を振り返る。メモワールにして柄谷思想最良の入門書。朝日新聞好評連載を大幅増補のうえ書籍化!(「BOOK」データベースより)
2026年05月14日
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恒川光太郎さんの『幽民奇聞』を買書つんどく。「文明開化で姿を消した鬼とも妖怪ともいわれる超常の集団「キ」。民俗学者の鴬谷玄也は、各地に伝わるキの痕跡を追ううち、不可思議な物語と数奇な因縁を知ることになる。『鬼婆図探訪』幕末の戦乱で全てを失った少年は、未来視の老女と出会う。『夢狒々考』人語を話す大猿が書いた幻の書「狒々日記」をめぐる回想と証言。『最後のキ』とあるキが激動の半生を語る。争乱と復讐の果てに残ったものは。」(「BOOK」データベースより)
2026年05月13日
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