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◆ Kasuga D-28 再生リペアのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、東京都在住のK様です。 ギター入手の経緯は、K様のお兄様が青春時代に購入されてそれを譲り受けて、 近い将来お孫さんに引き継ぐ予定だったのですが、出音が???でリペア工房を 探されていて、K2ギターファクトリーにご用命を頂きました。 青春のギターそれも名機と呼ぶに相応しいギターは、確かに個人の所有品かも 知れませんが、個人的には【縁あって現在は預かってるだけで、次の世代に引き継いで 行くまで大切に使わせて頂いているだけ】と思ってます。バイオリンのストラディバリウス まではとは言いませんが、考えは同じと思います。 現代っ子はビンテージギターを【綺麗じゃない!】と容赦なく酷評する事も有りますが、 そうなっても気にしないで下さい。K2の娘はラッカー塗装に変えて、クラプトン 仕様にしたブラッキーを弾こうとしませんでした。(ネックきたねぇ~)だそうです。 余計な話が過ぎてしまいました◆凄すぎるギターの画像から確認して行きます●名機を数多く残してくれた春日楽器の、推測ですが最上位クラスのギターと 思われます。大切に弾かれて来た事が感じられます●HAND MADE 73 03は、73年3月製造の刻印でした●モデルは、ネックジョイントブロックに、D-28のスタンプが確認出来ましたので D-28が正式なモデル名の様です。 現在では到底名乗れない品番で、昔は本当に大らかだったんですね! 今時付けたら、さいばん沙汰でしょう●トップは、良質なソリッドスプルースです●バックはブラジリアンローズウッドを2枚貼り合わせて使っていると思われます。 ブラジリアンローズウッド【ハカランダ】は、木材の性質上、木目から裂けてしまう事が 有るので、全く違う木目の板を2枚貼り合わせて、お互いを割れ止めとして強度を維持 する技術を使ってました。ソリッドの2枚合わせは、単盤or合板と呼ぶのか判断に迷う 所です。●サイドも同様です●ヘッドにデザインされた【K】マークはパ〇リたい所です(笑)●ブリッジピンは黒檀です。ストリングガイドは後から付けられた様な感じですが 切込みが狭いので、弦が挟まって弦交換に難儀しそうなので整形が必要です●フレットボードはハカランダの柾目が使われているようです ポジションマークはメキシコ貝が使われている様です、何とも贅沢三昧です●ペグはGOTOHでネック・ボリュート加工がされてます ペグが浮き気味の原因は、この後ご説明いたします◆リペア開始して行きます●ブレーシングが剥がれてますので、最初に内部をクリーニングします 埃はギターにとって大敵です、理由は埃は湿気を蓄えますので、高温多湿の日本では ギターに悪影響のみもたらします。弾き終わったらハードケース保管でかなり防げると 思います●ネックとボディの際にクラックが入ってますが、この部分は裏側からの補強スペースが 限られてますので、クラックにニカワを流し込んで補強します●クラックにニカワを流し込んで、播金で適正圧を掛けて補強して行きます◆内部のブレーシング剥がれ箇所を、ノックテストを併用して特定して行きます●トップの左側の、Xブレーシングとその平行補強ブレーシングの計3カ所が剥がれてます●トップの右側の、Xブレーシング右が剥がれてます●トップ1番・右のブレーシングとその下も剥がれてます⁂現時点で判明したのが、計6カ所有りました。追加が出ない事を祈ります◆近い所から接着して行きます●トップ1番・右のブレーシングとその下から固定して行きます●この物体は、トップ一番のブレーシングに1973年に貼られたマスキングテープです 剥がし忘れていたのでしょう(笑)●ブレーシングの固定を待つ間に、ペグを磨いておきますが、ペグの緩みの原因は ブッシュ式で有る事もそうですが、皿ネジがペグの面取りした部分からはみ出てる ので、ネジ穴のネック材が固い時は良いのですが、時間の経過と共に緩くなり、 ネジからのトルクが完全に伝わら無いので緩くなってます●皿ネジからステンの2.1mmの鍋頭のネジに交換します●フレットボード&フレットを磨くと、この通りに綺麗になります●次にトップ右のXブレーシングとその下のショートブレーシングを接着します サウンドホールからクランプを掛けますので、スペースの関係で1日に2カ所が限界です。 残りの2か所はサウンドホールから最も遠い位置に有りますので、ロングの スプールクランプはは、2丁しか有りませんので、2日掛かる計算になります●Xブレーシング左の奥を接着します●ラスト6カ所目のブレーシングの接着です◆実際に弦を張ってのセッテイングは完全に接着剤が固まるまで待ちます。 鳴るギターはボディ振動が凄いので大事を取ります●ペグを戻しますが、ブッシュがユルユルで脱落しそうなので、6mmのマスキングテープを 使って脱落しないようにしますが、接着剤を使わないの?リペア工房としては、外れる事も 困りますが、外れない事はもっと厄介です。クランプで圧着する様にセットしてますので 実仕様で外れる事は有りませんので、この方法を選択しました●ビス穴も緩いので埋めてからネジ止めするようにしま◆確認のためにノックテストをしますと、違和感を感じましたのでまだ隠れて いるようです●ライニングが剥離している箇所が有りましたが、内部からのクランプ固定が 出来ませんので、隙間に接着剤を流し込んでクランプで外部から圧を掛けて行きます●更にXブレーシング下の、ミニブレーシングも僅かに剥離している箇所が有りました 最終的なノックテストで、乾いた金属音に近い音が返って来ますので、セッテイングが 楽しみです。●ブリッジのトップをサンディング後に、ストリングガイドを整えて、オイルフィニュッシュ で仕上げます。ハカランダの柾目が綺麗に出てます。 トップ材が厳選された材で有る事が判る画像です◆セッテイングに移る準備が出来ましたので、現状で弦高がどの程度になるか 測定しておきます。●先に1Fのクリアランスを確認します。弦を張ってチューニングしてる時に フレットボードの上の弦が、バラバラな高さと感じてましたが、1Fが 適正だったり、微妙に高かったり、高すぎたりとしてました。 1Fに0.5mmのスペーサーを噛ましてから次に移ります●6E/12Fは3.0mmで0.75mm高い様です●1E/12Fは1.75mmで僅かに高い程度です●フレットボードが経年変化で乾燥によって僅かに縮んだ様で、フレットのエッジが 指に引っ掛りますので調整が必要です◆セッティングして行きます●フレットボードはR350です●既存のサドルはボーン製ですので、そのまま使う事にします R350に微妙に合ってない様ですが、下の部分が水平で無いので どなたかが調整されたのかも知れません●予定の弦高に成る様にサドルとブリッジを調整しました●調整後の6E/12Fは2.25mmで予定通りです●1E/12Fは1.5mmで、左右の調整幅が違う場合のサドル調整は注意が必要です。◆ロッドも調整してますので、ネックの揺り戻しが有る事を想定して、3日程度 ネックの安定具合を見定めてから、1Fを調整して完全復活の運びとなりますが 調整前にも拘わらず、チューニングの時のサステーンの長さと言い、軽く音出し の時の前に前に出る音と言い、調整用の弦なのに【なんだこりゃの連発です!】 調整後にダダリオ張ったら試奏が止まらなくなりますので、注意しないといけません。◆想定してましたネック調整後の揺り戻しも無いようで、コンディションが安定してますが 油断は出来ませんので、数日は経過観察をしなければなりませんが。 経験上99%は変化が無いと思います。●セッティングに集中する余り、危うく忘れる所でした●ネックバインディングが剥がれてましたので固定します。工房で最長のクランプ600mmで 届きませんでしたので、変則的なクランプの掛け方をします◆仕上がりの画像をアップして行きます●ヘッドストックの仕上がりです●ハカランダブリッジを見せる様にするとここまで印象が変わります●大切に弾かれていたギターですので磨きは楽でしたが、ルックス&音質共に 1級のギターで有る事は間違いが有りません。 これから弾き込んで行きますと更に成長発展するギターで、伸びしろ満点で楽しみですね◆試奏タイムです セッティングに使っているリーズナブルな弦で、鳴らしているにも関わらず凄いです 最初のチューニングの時と比べても変化が判ります。 音量、バランス、弾き易さはご機嫌そのものです。 鳴るギターは、ブレーシングが剥がれますと本当に変な音がします、ブレーシングを観察 しますと随分前から剥がれていた様な感じでしたので、これがD-28の本来の音質です と、お渡しする前にここまで期待値のハードルを上げても、それ以上の驚きで再会される 事に成りますのでご期待下さい。🌸かんぺきにしあがりましたたいへんよくできました🌸※今回のリペア料金は仕上がりで、15,000円でした
2020年06月08日
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◆Greco EGF-1000 Les Paul Model クリーニング&セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様はSuzu社長です Fender.JP PRECISION BASS と同時にお持ち頂きました◆画像から確認して行きます【ボディ左に写ってる影はデジカメの不調によるものです】●EGF1000のトップ材は数種類有るらしく、この個体のトップはフレイムメイプル・ソリッドの 2枚合わせです。6mm程度の薄板を貼ったタイプでは有りません 虎目とバーズアイ&バーズ足跡が出ている何とも贅沢な材が使われてます K2が高校生の時に使っていたEG800とは、定価ベースで2万円しか変わらないのに この差は何なんでしょうか?納得が行きません 各社で1000番【100番】クラスのギターになると世界が変わる見本の様です●ハードケースの中で長期休暇を取られていたようですが、弦を緩めていた事は幸いでした●ハードウェアーにはタバコのヤニが付いてます カタログではディマジオのパフ搭載ですが、外して確認~画像アップなどはしません もし音が出なくなったら取り返しがつきません●ペグもしかりで、ビンテージ感を損なわないレベルでクリーニングします●バックはマホガニーの2ピースです●1オナーでしたので、値札・ハンドブック・注意書き・プレゼント応募はがき20円切手付き が有りました。ボディはラッカー仕上げです FはフジゲンのFの様です。フジゲンの説明書も有りました その昔は製作会社が表に出る事は余り無かったと思いますが、80年代はフジゲンの名が 通ってましたので、フジゲンが作った事がアピールになったと思います◆リペアを開始して行きます●ピックアップが生きているか確認した時は、リアが不調でしたが原因はトグルSWの接点不良の 様で、ピックアップ【伝説のディマジオのPAF】は無事でした●トグルSWを引っ張り出して、接点復活剤と錆止めをスプレーしましたら問題無く音が出ます ピックアップのPAFを交換したら、言い過ぎかも知れませんが、EGF1000の価値は全く無くなる と思います ●フレットボードは専用クリナーを使いますとこれだけ綺麗になります 工房の調査ではフレットボードは【ハカランダ】が使われていた様です 柾目と思われますので、普通のローズウッドと見分けが付きません、サンドペーパーを掛ければ 判りますが、そんな無謀な事は出来ません●フレットを磨いてフレットボードにはオイルを補給しておきます●ハードウェアーを外してクリーニングします 3000番~9000番のコンパウンドの後に 超鏡面ワックスで仕上げますと、この通り艶が戻ります ロッドのザグリの中にワックスが入り込まない様に、マスキングして有ります●ネック裏&バックも同じ方法でワックスを掛けました●キャパシタはクロレッツを使っている訳は有りませんね●トグルSWを戻しました●ピックアップカバーは細心の注意を払ってクリーニングして有ります●ボディは手仕上げですがこの通りです ハードウェアーを戻しますと、迫力が出ると思います●ブリッジは全バラシしてクリーニングします●全てのパーツはビンテージ感を損なわず寸止めで綺麗にして有ります●80年代初めの製作ですから40歳を超えてます、年代相応に仕上がりました●ペグを戻します●試奏したい気持ちを押さえつつ、弦をダダリオ010~を張ります◆セッティングして行きます●1フレットは微調整が必要なレベルですが、最後に調整します●音出しテストで12フレットは高く無いのに弾き難いなぁ~と感じた理由がこれです GIBSONスケールをあてると、最大値で0.20mmの隙間が有ります●トラストロッドに殆どテンションが掛かってませんでしたので、ロッドを軽く締めただけで ほぼストレートに調整出来ました、弦のテンション分を考慮してロッド調整をして有ります●ロッドを調整した直後ですが、1フレットは6Eだけ調整すればOKです 数日後にネックが安定したことを確認してから手を入れます●エレキギターの標準弦高としている、6E/12Fを2.00mmにセットしてあります●1E/12Fは、1.50mmのセットです🌻仕上がりの画像をアップして行きます●ハカランダのフレットボードは現在では入手が難しいです、物が有ってもコストがとても合いません●シリアルナンバーの読み方が判りません 何年何月何日を意味してるのでしょうか? 解読不能です●K2が過去に試奏した本家Gibsonを含めたレスポールモデルで、確実に3本指に入るギターです●ネックも安定して来ました●ソリッド2枚合わせのマホガニーバックも良い材が使われてます●ネック裏を見れば大切に使われていた事が判りますね●贅沢なトップ材です●PAFの高さは調整して有りますが、ピッキングの強さによっては微調整が必要かも知れません お好みで調整して下さい●ノブの位置も揃えて有ります●何とも贅沢な材で、2021年現在このギターをオーダーしたら見積もりはどうなるのでしょうか? ●バリ虎は見飽きてまして、この様にバリ虎狙いではないトップ材の方が景色は良いですね🌻台風接近のため、お預かりしているギターを自宅に緊急避難させている関係で 全てのリペアが緊急停止しております ラッカー仕上げですから、ヘラクレス(笑)ギターハンガーに綿100%の手ぬぐいで養生してます●ドサクサ紛れに工房の、Greco LP CUSTOM EG600Cとの2ショット画像です 🌻Suzu社長から工房で暫く弾いていても良いよ!と了解を頂いておりましたが、 リペアが完了したら直ぐにお届けしなければならなくなりました◆試奏タイムです 試奏担当にスーパーテクニシャンのOu氏ご夫妻&K2ギターファクトリー専属の【ご本人に了解を 得る事無く勝手に任命しましたので、快くお引き受け下さい】エレキギター・アドバイザーの Mura氏をお呼びしての試奏会が始まりました! 結果は大盛り上がり!です。どのくらい盛り上がったかと言いますと、EGF1本で即席ライブが 始まってしまいました。 Ou氏のコメントで今までSG1000以外の国産のギターには全く興味が無かったけど、こんな凄い ギターが有るって知ってれば・・・惜しい事をしたと驚きを超えて悔やんでおられました、K2も 同じ意見です。学生の時にストラトを無理して買うなら、これを2本買えたのに・・・です K2が試奏して上手く成った気がするのコメントに、いい音出てるよ!のアンサーでしたので やはり気のせいだった様です(笑) PS,ドサクサ紛れにK2のGreco レスポールカスタムも弾いて頂いたのですが、なかなか良いじゃん! で手放さないで良かったです🌸 🌸
2021年10月01日
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◆Fender .JP Telecaster ナット交換&セッテングです ギターオーナー様は、K様です。 GDCT JAPANのアコースティックギターに続いてのご依頼です🌻このテレキャスを使ったライブ映像が、YouTubeにアップされてますので 是非、試聴して下さい。現代風に言いますと【ちょーかっけ~】ですから YouTubeで👇を貼り付けますと、トップページに表示されます BAD LOVE / DEUCE(2022/08/21 サウンドストリーム佐倉)◆画像から確認して行きます ●初期のジャパフェン・モデルで、ラッカー塗装のウェザークラックと付いたキズが 最高の景色になって、思わず味を損なわない程度にボディをクリーニングしますと お伝えしました●ヘッドの焼け具合も良い景色ですが、シリアルナンバーが有りません●ここにもシリアルナンバーが見当たりません●ペグも良好でですが、シリアルナンバーが有りません●ブリッジプレートとピックアップは交換し有りまして、ブリッジにシリアルナンバーが 刻印されていた事は確定で、JVシリアルだった可能性が有りますが、交換したブリッジは 紛失されて今は無いそうです◆リペアに入る前にコンディションを確認しておきます●弦高は測定値よりも体感的には随分高く感じます●順ゾリの最大値は、0.25mm有りますが、これ以上に弦高が高く感じますので ロッドでストレートに戻しても弦高に違和感を感じる場合は、ネックジョイントにシムを 咬ます可能性が有ります●ネックの元起きのデータを取ります●ボディとフレットボードの下は3mmの高さが有ります●ボディからスケールを当てて、トップの延長先をマーキングします●ボディトップの高さの延長ラインからフレットボードまで、3.50mm有ります 要するに0.5mm元起きしている事になります ネックを外すと時々先客のシムが咬まされている事もありまが、いずれにしてもロッド調整が 必要なためその時に確認します 【過去に某Gibsonのネックに英語表記の名刺が挟まっていた事が有りました】●今回のリペアのメインのナットを交換します Fender .JP のナットは、カーブボトムの中央に突起物が有って、横スライドで外しますと 大変な事になりますので、上に持ち上げる様に外しますと反対側がポッキと折れましたが 問題無くハズレました。既存のナットはプラスチック製で、オイル漬けに交換しますので 必然的に音が良くなる可能性が大です いかなる理由が有ろうとも、プラスチック製のナット&サドルは宜しく無いです●粗削りのナットをセットします●ロッドを調整する前に、テンションの掛かっていないネックの状態を頭に叩き込んでから ロッドを締め方向に調整します ノーテンションではストレートに近い状態です●ネックポケットに僅かですが製作の時に使ったであろう、マスキングテープの残骸が 残ってましたので綺麗に除去しておきます●ネックを外した時にもボディもネジ山が有りましたので、ボディのネジ山はドリルで削って ネジがスルーして通る様にしておきます👇●5.8mmのドリルでネジ山だけを削り取りますと、簡単に通る様になります●この理由は簡単で、3種類の物を1本のネジで止める場合は、中央の物にネジ山が有ると 正しいトルクで締め付ける事は出来ない事は周知の事実です ギターの場合は、ネックプレートとネック材の間でボディが固定されるので、挟まれるボディに ネジ山が有ると駄目な訳です。 簡単に言いますと、画像のネジの部分にボディが挟まれて固定されると言った事です●数値では表せないロッドの締め具合は【こんなもんでOKでしょう】でロッドを調整して セッティングを確認します ナットは粗削りのままですから、0.5mmのスペーサーをセットしておきます●6E/12Fは、2.00mmで普通でしたらOK予定通りなのですが、今回は状況が違います●ネックを握った視線で見ると、弦高が高いねぇ~です●ブリッジ駒で微調整をと考えて、回そうとしても殆どが、 ビクともしません・・・完全に固着してる様子です 取り合えず微調整は置いといて、ネックのセット角度を修正します●ESP製のシム0.25mmを1枚セットすれば計算上OKになります●セット角度はこの様に確認します●ボディ上面とネックとフレットボートの境目が一致しました●ブリッジ駒は過去のセッティングのままですから、高いのですが駒のイモネジが 固着してますので微調整が出来ません●固着したイモネジの部分をハンダコテで加熱してから、CRC漬けにして固着した 部分にCRCが浸透してくれる事を期待します 残念ながら、これでも駄目でしたら、コマの交換と言う事になります●固定のネジには自然に付いた、酸化マーキングが付いてますので外れない様に マスキングテープで止めておきます●イモネジが回らない駒ではセッティングする事が出来ませんので、工房のストックを 仮付けしてセッティングして行きます●ナット溝は最後の調整になりますので、1フレットを0.5mmにスペーサーで 強制的にセットします●弦高を見ながらイモネジでセットします 6E/12Fは、ピックングの強さから、2.10mmでセットし、順ゾリを僅かに残すセットをします 最終的には試奏して頂いてベストなセッティングに持って行きます エレキギターは弦高調整がイモネジ2本で自由自在ってのが良いですね●1E/12Fは、1.60mmにセットします●僅かに順ゾリを残す様にセットしてあります●バズるポイントのチェクは数日インターバルを取ってからにします●とことん粘るK2でも、流石に今回は駄目かな?とダメ元でパワー技を駆使しましたら 取れなかったイモネジが全て取れました、正に粘りとパワー技の勝利です 【外せないネジは無い】伝説が継続されました●イモネジを新品に交換して使える様になりました、因みに【ミリスケール】でした●ブリッジ駒を元に戻しました●今回も目分量でセットした駒から、微調整のレベルでオクターブチューニングが 決まりました ●6E/12Fは、2.10mmにセットしましたが、お渡しの際に微調整したいと思います●1E/12Fは、1.60mmでセットして有ります●元のポジションと、チョーキングをしてバズるフレットを擦り合わせして行くために フレットにマーキングをします Fenderのフレットボードの宿命でも有る、1Eを3Gの位置までチョーキングする所でバズリます ●擦り合わせが済みました ●フレットクラウンを修復して行きます リペア前にも擦り合わせがされていた様ですが、フレットクラウンを削りっぱなしで ポジション移動の際に、フレットの角【本来は丸みを帯びているので有りません】に 指先がゴツゴツ当って移動し難かったと思いますが、完全に解消してますので弾き心地が 全く違います●擦り合わせたフレットをピカール&マイクロファインで磨きます●フレット&フレットボードの仕上がりです ポジション移動のゴツゴツ感と、指先に掛かるストレスも無くなりました●ビンテージ感を損わないために、バフ掛けはしないで超鏡面ワックスの手掛けで仕上げました リペアの完了です🌻試奏タイムです 微調整を重ねて行くと此処まで弾き易くなるのかと、納得して頂けるセッティングに 仕上がってます。音質もナットをプラスチックから牛骨に交換した効果が出ていると 思います。 ライブパフォーマンスアップにお役に立てると確信しております。 お渡しの際の試奏と微調整を楽しみにしております🌻完成検査 音を出した瞬間い違いを感じて頂いた理由は、ナットをオイル漬けに交換したからですと お伝えしましたが、ブログを全く御覧になっておられない様でした。 入念に試奏して頂いて、微調整が必要なポイントは全く有りませんでした 弾き易く音も良くなったので満足して頂きました。🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年01月30日
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◆Westone F-25 セッテイング ギターオーナー様は、水野晋太郎様です。 水野様は【ちちぶエフエム 79.0MHz】のパーソナリティを務めておられます 🌻ちちぶエフエム局は、埼玉県秩父市のFM放送局です🌻地域FM放送は、スマホ&PCでも視聴出来ますので良い時代になりました 是非ダウンロードされて試聴して見て下さい。 YouTubeで秩父市の動画を見てましたら、グルメや観光ポイントも盛り沢山で 旅行計画を立てる事にしました 実は何もない事が埼玉の良さ凄さ!とプチ自慢に思ってました、加須市出身の自分は認識を 改める必要が有ると反省してます。【個人的な感想です】 ◆画像から確認して行きます●Westoneの表記が無く、トーチインレイが有るの個体は、輸出用のモデルと思うのですが Yosi様ご教授お願い致します。出来れば製作された年代なども判れば嬉しいです🌻レア&ビンテージギターのアドバイザーのYosi様から情報を頂きました 製造された年代はロッド調整口がヘッド側にないことからみても、 70年代中頃から後半と推測されます。 型番F-25はこの年代におけるWESTONEのFシリーズの最高位機種になると思います。 さて、ヘッドのトーチインレイは輸出用か?については聞いたことがありませんので 真偽は不明ですが、画像をみる限りはトーチインレイステッカーをオーバーコートしている のではないでしょうか?➡真偽不明の場合は自由に解釈して楽しむのが工房の独自ルールです●このコーションマークは、W-80,W-60の次の世代と思ってます◆交換するパーツを確認します●サドルはオイル漬けに交換します 画像の交換されたと思われるサドルは、弦接点が違ってますのでオクターブが合いません この年代のアコギの弦接点位置は、サドルの中心で前後に変化する事は無かったと思います●LR-BのLYRICを取付けます●2弦の弦溝が深く切られているため、ナットもオイル漬けに交換します●六角ナットの形状のブッシュが浮いている事と、ペグ自体もヘッド裏にピッタリ付いて無い 原因は単純です⇩⇩ ↑ペグ穴に対してセンターポールが穴の中心に来てません●ペグを交換する際に、ネジ穴を最優先にして、元のネジ穴にペグを固定したので ペグがピッタリ接地されずに、ブッシュも浮く事に成った訳です●ブッシュタイプのペグは先にブッシュを取付てから、ペグ本体を取付ける様にしますと この様な事は無くなります。◆リペア開始して行きます●既存のナットを外します●マウントする溝はノーコメントとします●微妙に直角が出てませんでした●マウントする溝の水平直角を出して置きます●粗削りの水牛骨オイル漬けナットを仮置きします●直角が出てピッタリ収まっている事を確認します●ペグ取付のネジ穴を埋木しておきます●フレットボードのRを確認しますと225Rです アコギ用のサドルで225Rは市販されて無いと思います●フレットボードの曲面に対して、弦の曲面を決めるサドルが合ってませんと 弾き難さを感じます●オイル漬けサドルに既存の6E1Eの高さを基準にマーキングします●ジャック用の穴を開けて水平に空けて有るか確認します◆ノックテストをすると反響音に違和感を感じました●複数個所が剥離している場合は展開図を書いてから取り掛かります画像① Xブレーシングの左に剥離が有ります画像② 剥離していたXブレーシングの正式名称?交差している箇所も剥離してます画像③ 逆サイドの同じ箇所【Xブレーシング】も見込み通り剥離してます画像④ 交差しているブレーシングも剥離してます◆剥離が判明した箇所から接着固定します●画像②を先に接着固定します●画像①のXブレーシングを接着固定します●画像③の逆サイドのブレーシングを接着固定します●画像④を接着固定します●緩いブッシュにマスキングテープを巻いてから圧入します●ペグを取付ます 手順通りに取付ますと画像の通りピッタリ取られます●ネックヒールにストラップピンを打ちますと最初はネジが効いてますが、木材の小口に はネジや釘を打つ場所では有りませんので、、演奏中にギターが落下する恐れが有ります この場所の取付はNGです ●ヒールカバーを外してネジ穴を埋木します●4mm厚のカリン材でヒールカバーを削り出します●エボニーの着色剤を塗ってから蜜蝋ワックスで仕上げます●既存のサドルの1E&6Eの高さに合わせて、225Rでエボニーのサドルを削り出します オクターブチェックと弦高を調整するための捨てサドルですが、材質の違うサドルとしても 使える様にして有ります●弦を張り戻します●1フレットの弦高を0.5mmに調整します●ナット全体のシェイプを整えます●フレットボードのRに合わせたサドルに交換後の弦高は、水野様の演奏スタイルに合わせて 6E/12Fで2.70mmにセットしました●1E/12Fは、2.10mmにセットしました●エボニーサドルとして使える様に仕上げて有ります●オイル漬けのサドルを削り出してセットしました◆オイル漬けのサドルで調整する前にピックアップを取付けます●先に両面テープを貼り付けます●所定の位置に、コンデンサーマイク、コントローラーを取付ます●電池ボックス【袋】を貼り付けます◆セッティングを確認します●1フレットのクリアランスOKです●6E/12Fは2.70mmにセットして有ります サドルとフレットボードの曲面を揃えて有りますので、リペア前と比べますと弦高が 下がった様に感じると思いますが、測定値上では0.05mm【誤差の範囲】です 弾き易くなった事で弦高が下がった様に感じられます●1E/12Fは2.20mmです●ペグの取付修正もOKです●ナットの仕上がりです●ブリッジ周りの仕上がりです●LR-バックの出音も正常に作動してます●リペアの完了です 🌻お渡し日時はお打ち合わせ後と言う事で決定したいと思います🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2024年05月08日
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◆YAMAHAFG-301B セッティング ギターオーナー様は、T.Nagata様です 今回、託して頂いたギターはNagata様のパートナー様の青春のギターです。 過去に某S楽器様で調整されたそうですが、調整後にチューニングした状態で 長期保管されていたので、弦高が上がってしまっている事と、サドルの出に余裕が 有りませんので、ブリッジのトップを削る許可を頂いてセッティングを 施して行きます。◆画像から確認します●キズが殆ど有りませんので大切に弾かれていた事が伝わって来ます。 フレットボードを見ると弾き込まれている事が判ります ●サドルの残から見てロッドに余裕が有るとは考え難いです●サドルの出は6E側で1.50mmしか有りません。 ブリッジのセンターが8mm有りますので、計算上ブリッジ・トップを2mm削ってから、 サドル溝を2mm深くすれば予定の弦高にセッティング出来ます。◆リペア開始します●予想通りロッドは完全に締められてます●弦を外す際に3G弦が切れましたので、ペグも外して先にグリースアップしておきます●3点の測定箇所をマーキングしてブリッジトップを削ります●サドルドルの出を確認します◆仮セッティングしていきます●1フレットにスペーサーをセットします●6E/12Fは予定通り2.25mmです●1E/12Fも1.75mmで予定通りです●ネックバインディングが剥がれてましたので接着固定しておきます●蜜蝋ワックスを塗って仕上げます●ボディ全体にバフを掛けて有ります●フレットボードに蜜蝋ワックスを塗り、フレットワイヤーも磨いて有ります●弦を張り戻します●1フレットのクリアランスを揃えて有ります●6E/12Fは2.25mmにセットして有ります●1E/12Fは1.75mmです●フレットボードの仕上がりです●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月28日
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◆今回のご依頼は、GUILD Jumbo Junior のセッティングです●ネーミングの通りスタイルはジャンボ型ですが、大きさがJrサイズと言う個性的なデザイン になってます。 最初に試奏させて頂いた印象は、ミニサイズらしからぬ音量は出てるのですが、各弦がバラバラに 鳴ってる感じで、少し前にセッティングさせて頂いた、Gibsonを彷彿させる感じです。●GUILD は大好きです◆気合を入れてセッティングして行きます前に、試奏した時から少し時間が空いた間に弾かれた事が 要因かと思いますが、各弦がバラバラに鳴ってる感が潜めて中々良い感じです、感覚的な物と思い ますけど【もうちょっと!】感が残りましたのでここの所に手を加えて行きます。◆セッティング開始して行きます◆サドルをチェックして行きますのと、アンダーサドルのピエゾマイクの1Eの出力が極端に弱いので その点もチェックして行きます●サドルの材質が、ボーン?プラスチック?床に落とした反響音は、プラスチックですが底面に〇穴が 無いので、ボーン?判断が付きませんので弦の接点を調整する感覚で少し削って見ましたら ボーンでした。圧縮されたボーン?って有った様な無かった様な?工房で使ている水牛ボーンですから その違いかも知れません。◆GUILD との相性が良かった、最上級のエボニー材でサドルを削り出して行きます。●Gibsonもこの方法で全く別のギターに生まれ変わった経験も有りますので交換後が楽しみです◆既存のサドルのオクターブは完全に取れてますので、全く同じに削り出して行きます●この接点の形状が最も手間の掛かる形で、センター接点ですと5分と掛からないのですが、この形状は 20分は掛かります●弦との接点の位置は完全に一致させましたが、5A,4D、3Gの高さに僅かなバラつきが有りましたので R350フレットボードの曲面に完全に合わせて削り出しました。◆セッティング完了の画像を撮る前にギターをお届けしてしまいましたので、画像アップはここまで です。●最初の印象からリペア直前の感じも変化していたのですが、セッティング後は全く別のギターに 進化したと感じましたが、ギターオーナーである音響のプロのU様も【考えた通りの進化になった】 と私と同じ感想を頂きました、更にお届けの時に打合せで同席していたプロのギタリストに試奏を お願いしたのですが、【ん~~と唸ってました】私もプロが弾くと此処まで凄いのか!と唸って しまいました。🌸やっぱりGUILDはいいですねぇ~🌸
2018年10月14日
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◆YAMAKI YW-20 ジャンクからの救出をして行きます 時々立ち寄るリサイクルショップで出会って、3回目・・・約2か月過ぎてます 誰にも相手にされて無い?のかジャンクコーナーで寂しくしてました こうなったらK2ギターファクトリーに連れて帰るしか無いようでしたので お連れしました K2ギターファクトリー基準ではジャンクの範疇に入って無いのですが 普通は購入を控えるレベルなのかも知れません◆ジャンクの理由 ①ペグが凄い事になってますが、4個はシャラーが逆向きに付いてます ②サドルが有りません ③その他、何が出て来るか楽しみです この程度でジャンクにするのは如何なものかと思います 👉常連のお客様から・・・充分にジャンクの資格を保持してるとの事です◆画像から確認して行きます●40年以上経過してますが、大きなダメージは確認出来ません●少し手を入れれば普通に販売できる個体です●逆向きに付いているのが、西ドイツ時代のシャラー・ペグです シャラーと逆に付ける組合せが理解出来ません、しかも、バックカバータイプのネジ2本が シャラーと同じネジに変えられてますので、このペグを6個持っていたと思われます このペグは。3弦式のシガーボックスに使います●ペグ穴径を広げた時にヘッドがこの状態になった様です、木目の合うローズウッドで 埋木補修して行きます●バックの目立たキズが有りません●YW20ですから音質が良いかも知れません●サドルが欠品してます ブリッジはハカランダが使われてますので、ペイントを落として木目を出します●アコギのお約束ローポジにフレットエクボが全く有りません K2のアコギでも流石に1フレットにはエクボが僅かに有りますので、全く弾いて無いと思います◆リペアを開始します●ペグを外してビス穴を埋木して行きます●範囲の広い欠損は埋木補修して行きます●ホンジェラスローズウッドで埋木を切出します●他の欠損はペグのワッシャーで隠れて見える範囲が少ないのでパテ補修します ネームの部分を落とさない様にサンディングしてクリアを吹いてヘッドを仕上げます●ワッシャーを付けて確認しましたら、結構目立つので他の欠損部分も埋木する事にしました Yamakiのエンブレムはクリアを吹いた後に貼り付けられてました・・・ 弱接着力タイプの養生テープを、更に数回布に貼って接着力を弱らせ無かったら、 エンブレム全て除去になってたかも知れません ●クリアラッカーをサンディングして除去して着色してあります 数回着色を繰り返して、好みの濃さがでましたら、クリアラッカーで仕上げます ジャンクを連れ帰るとこの様に成る事が判ってますので、最近は控えていたのですが シャラーペグとヤマキの魅力に乾杯・完敗です●クリアラッカーを5回吹いて耐水ペーパーで磨いてから、コンパウンドで磨いて 新しいペグをセットしました◆セッティングに入って行きます●1フレット側に0.5mmのスペーサーを貼り付けて有る、工房オリジナルの弦高測定スケールを 使ってどのような感じになるか確認します サドルはセットされてませんが、画像の様にフレットにベタ付きになりますので、サドルの高さ調整に 手間が掛かる事は有りません●弦を張る前にフレットボードを仕上げておきます●黒で着色されていた【ハカランダ】のブリッジのペイントを除去してオイル仕上げにしました 折角のハカランダの木目を出した方が見栄えは良く成ると思います●鉄刀木【たがやさん】と読みます、名前からして固そうな木材のサドルは、数年前に削り出した のですが、何故か実際に使いませんでしたが仮サドルとして使います●スケールを乗せてどの程度の弦高になるか確認します●画像の弦高プラス弦のテンションが掛かりますので、正式なサドルはもう少し低くします●何時もの様に1フレットに0.5mmのスペーサーを挟んでセッティングして行きます●6E&1E共に0.25mm高いので調整して行きます●鉄刀木の捨てサドルを基準にエボニーで本サドルを削り出しました●6E/12Fは、2.10mmにセットしました●画像が暗くて判り難いのですが、1E/12Fは1.60mmにセットして有ります●ヘッドストックの仕上がりです●沢山のビス穴跡も埋木して着色して有ります●ボディ全体のコンディションは良好です●ブリッジ周りの仕上がりです●リペアの完了です🌻試奏タイムです 販売するのですか?のお答えは、ズバリ販売させて頂きます! 弾き易く音質も良好で、これからギターを始めたい方から、中級以上の方まで 充分に対応出来るギターです。 演奏テクニック次第でライブでも十分に使えるギターと判断しました 彼?彼女?のこれからのギター人生を共に歩んで頂ける、大切に扱って頂ける方 に販売させて頂きます🌸工房ではジャンク=お宝ギターと翻訳してます🌸
2021年09月14日
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◆Epiphone PR-350 LRバックス&ペグ交換のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Hat様です 画像のやり取りは、パーツの選定の打ち合わせのYou&Meの話でしたが、 パーツが決まりましたので、リペアに入って行きます◆画像から確認して行きます●ピックガードにエピフォンマーク&ロッドカバーにGibsonの刻印が有る スモールヘッドのエピフォンは、何気にレアギターの様です●お勧めする、同じ形状のクルーソンタイプのペグです●SCHALLER製のクルーソンタイプのペグです SCHALLERのペグは、GIBSON純正とは比べ物にならないくらい チューニング精度が高く、価格もリーズナブルです ●LRBの ELEMENTを取り付けます アクティブのアンダーサドル・ピエゾタイプです●12mm径の穴を開けます●ピエゾは1E側から入れます ●頼りない細いシールドを使いますと、サウンドホールに腕を突っ込む必要が有りません●12mmの穴に通るシールドで有ればこの通り、ジャックに差し込んで引っ張り出せば簡単です●12mmの穴は真っすぐに開けませんと、ジャックが斜めに成りますので 注意が必要です●1E側から通して、6E側にも2mm程度斜めに穴を開けて、ピエゾの先端が入る様にセットします●コントローラーとシールドの処理が完了しました●SCHALLERはパッケージからして違いますね●元のペグのビス穴の埋木と着色もして有りますが、SCHALLERでその殆どが隠れて塩梅が良いです●クルーソンタイプのペグは何故か、Gibson系のギターだけに許されている様に思っているのは 私だけでは無いと思います。見慣れた景色に対する固定観念は凄いですね●LRBも音出しOKです●リペアの完了です🌸たいへよくできました🌸
2022年01月06日
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◆Fender JAZZ BASS フレット打ち換え ベースオーナー様は、Oue様です。 工房の前を良く通る事がご縁で起こしくださいました◆画像から確認します●40数年前のモデルで元のカラーはアイボリーホワイトだったと思われますが 弾き込まれて良い感じに変化してます●ヘッドの焼けも良い感じです●フレットの擦り合わせで対応できますか?のご相談だったのですが、擦り合わせると 最も低いポジションで0.55mmしか残らないので、打ち換えで対応するしか無いと ご説明して了解して頂きました。 打ち換えるフレットはジャンボタイプで、幅2.9mm、高さ1.3mmを使います●ピックアップはEMGに交換されてアクティブに改造されておられます ジャックは接点不良が有るので交換します。 ポットは点検して問題が有れば交換する事になると思います。◆リペア開始します●ステレオタイプのジャックが使われてました。 工房の2種類のシールド・ジャック【ノイトレック&ザウラ】でテストしましたが ノイズは確認出来ませんでした●接点復活剤でクリーニング後に防錆スプレーで仕上げました●手持ちのシールドで確認しましたがノイズが出る事は有りませんでした◆フレットを打ち換えて行きます●フレットボードをクリーニングします●フレットを抜きました 盆栽用のニッパーと呼ぶのか判りませんが、15分程度で素早く綺麗に抜くことが出来ます●フレットボードを酸でペーパーでサンディングして整えて、フレットタング溝を綺麗にします●フレットボードの175Rに合わせてフレットワイヤーを曲げます●フレットの打ち込みが済みましたので、丈夫なマスキングテープで養生して フレットエッジを整えて行きます●打ち換えたフレットの仕上がりです●打ち換えたフレットの仕上がりです●弦を張り戻してネックの状態を確認します 予定通り、ほぼストレートに調整出来てます●フレットの高さが0.3mm上がりましたので、オクターブチューニングを合わせて有ります●0.3mmフレットが上がったので、ナットの交換が必要かと考えてましたが、1G&2Dはピッタリで 4A&5E弦は下げる必要が有りました●4A&5E弦は0.80mm有りますので、ナット溝の調整が必要です●ベースギターなので1フレットは、0.66mmにセットして有ります●フレットに付けて測定すると数字が見えなくなりますので、浮かせて撮影してます 4E/12Fは2.50mmにセットして有ります●1G/12Fは2.00mmにセットして有ります●全てのポジションで音詰まりを確認すると、2D弦の10~12フレットと↓●1G弦の最終フレット付近のみを軽く擦り合わせすればOKです ◆K2ギターファクトリーでは、フレット打ち換えの工程の中に、特別な事情が無い限り 全体的にフレットを摺り合わせる工程は採用してません。 理論上、打ち換える前にフレットボードを水平にしておけば、高さが一定のフレットワイヤーを 打ち込むので不要な工程と考えているからです●オイルを塗ってフレット打ち換えの完了です●リペアは完了しておりますが、メイプルネックの特性で調整した数日後ネックコンディションが 変化する事が有りますので、お渡しはネックが安定したであろうと判断してからになります🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月20日
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◆今回のリペアのご依頼は、フェンダー・テレキャスターのネック&弦高調整です◆ギターオーナー様は、先日エピフォンをリペアさせて頂いた、HN/ビックブリッジ様です ブリッジのイモネジを目一杯下げても弦高が高いので弾き難い!ので弾き易くして欲しい とのご依頼です。◆ご存じの通り、フェンダーのトラストロッドはネックを外さないと出来ないため、ネックを 外す前に、チューニングした状態と弦を緩めた状態のネックがどのくらい動くのか測定して おく事と、経験上・まぁ~こんなもんだろう!が大切です。 決していい加減にやってる訳では有りませんのでご安心下さい。何れにしてもネックの脱着は 1回で済まさないとネジ穴に宜しく有りませんので、シビアにセットして行きます。◆画像から確認して行きます●Mrテレキャスと言うと、K2はロイ・ブキャナン氏を思い出すのですがご存じですか?●安全のため弦は必ず短くカットして下さい◆リペア開始して行きます●ブリッジのイモネジは目一杯下げて有りますが、確かに弦高が高く感じられます◆フィンガーボードの反りなのか、フレットが不揃いなのかチェックして行きます●ネックゲージはエレキネック用は工房オリジナルを製作してませんので、スチェマ製を 使います。 フレットボード自体が順ゾリ方向に、0.2mm動いてる事が確認出来ました●6E/12Fの弦高を測定しますと、2.25mm強ですので、弾き難いぃ~って程では有りません では、何故実際の弦高よりも弾き難く感じるかは、次の比較画像で判ります。●7フレットの高さは、2.25mm弱です●5フレットの高さも、2.25mmです つまり、5~12フレットが殆ど同じ高さって訳です。これでは弾き難いく感じるのは 無理も有りません。 大きな紙に原寸大で指板の線を引いて、12フレット2.25mm~1フレット0.5mmの 高さで直線を引くと、5・7フレットの高さは何mmになりますか?◆ネックを外してロッド調整して行きます●締め方向に少しずつ締めて行き、ストレートになるポジションを探します。 フレットはストレートになりました●フィンガーボードの隙間も無くなりました●完全にストレートが出ている、幅6mmのゲージでフレットのR全体に隙間が無いか 入念にチェックして行きます。 もしここで一部分に隙間が有りますと、捻じれが有る事になりますが、ご安心下さい 大丈夫です!◆この状態でネックを取付けますと、翌日以降に再度ネックを外す事になりますので 数日間はこのままネックが動かないかチェックを繰返します。◆~1週間経過しました。 ハンガーからネックを下ろしてネックの状態を確認しましたら、全く問題が有りませんので ネックをクランプで仮止めして、1E/6E/の予定弦高を測定して見ます。●6E/12Fが2mmですが、フルテンション掛かりますと、+0.25ですから予定通りです●7フレットも予定通りです●5フレットも予定通りです●1E/12Fも予定通りです。◆ネックをセットして弦を張り戻してチューニングします◆弦高をチェックして行きます●6E/12F 2.25mm弱です●6E/7F は1.5mm弱です●1E/12Fは、1.5mmです●1E/5Fは、1.0mmです。 ・・・完璧に近くなってると思います。◆セッティングの完了です。 ●正しくセッティングされているギターは本当に弾き易くなります
2018年02月11日
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◆今回のご依頼は、GUILD D4-NT-HR リペアです GUILDのリペアは久しぶりです、個人的に好きなメーカーで、若い頃に通販で D55のコピーモデルを購入した事が有り、木曽スズキで作られたギターでしたので 良く鳴ってたのですが、現在は手元に有りません・・・誰に譲ったのかも覚えて無いのが 悲しいです。・・・思い入れの有るギターメーカーのリペアは大好きです◆弦が張ってませんので、事前に生音を確認する事は出来ませんが、YouTubeで 確認しましたら、恐ろしく鳴るギターでして、何としても覚醒して貰わねばと 益々気合が入ります。◆この恐ろしく鳴る素晴らしいギターオーナー様は、バンド名【おやふこうもの】の ギター&ボーカルの、TAKA様です。 プロデューサーのU様からご紹介頂きました。 【おやふこうもの】様の演奏をYouTubeでを聴いて見て下さい、凄いですよ!素晴らしいですよ! 3月に、私のブログにも登場する【山武市のシーブリーズ】さんでライブが入ってますので ゲストの皆様!是非お出かけ下さい!!因みにK2も聴きに行きます! ◆リペアの内容です ①フレットの打ち換え ②ボディの仕上げがナチュラル過ぎますので、蜜蝋ワックス・フィニュッシュ仕上げにする ③ピッキングが強力なので弦高は少し高めで、6E/12E で3.0mm~3.5mmの2種 ⑤その他はご相談で決定する◆先ずは画像で確認して行きます●ナチュラル過ぎ?オイルフィニッシュだった形跡が僅かに残る程度です。 強力なピッキングのプレースタイルで、ピックガード下のトップが削れてます●ロッドカバーが左右逆の様に思うのですが、スペルの向きを考えると合ってるのかも?☝この画像は、再度オイルフィニッシュしたバックです、比較出来る様にアップしました●バックはマホガニーの一枚板です、バックの曲面がピックギターの形状です◆コンディションをチェックして行きます●フレットボードの抉れも凄いですが、演奏にそれ程影響は無いと思いますが、 フレットは打替え無いと駄目です●ピックガード下の抉れを測定しましたところ、トップ厚3mm 抉れ最深部で2.4mm入って ますので、残厚0.6mmと言う事に成ります●ヒールエンドを紛失してますので、イメージを壊さない様に、心材に近いローズウッドで 製作します●弦のテンションが掛かって無い状態で、6E/12Fが2.1mmです●弦のテンションが掛かってませんが、軽くロッド調整しますと、フレットボードはですが若干の 元起きは有りますが、ほぼストレートです。●フレットにゲージを乗せますと、隙間が開いてるのが判ると思います。 フレットが減っていて、この状態ですとあっちこっちのフレットでビビリ捲りと思います●元起きは、最終フレットで、0.2mmのシクネスゲージがやっと入る程度ですから セッティングには影響しない程度です●このゲージは工房で作りました、スチェマ製ですとフレット部分の隙間が広すぎて 良く判らないのと、ステンレス製で厚過ぎてボディの上で落としたら・・・相当な破壊力 が予想されるので、オリジナルを使ってます。スケールに合わせて5種類作ればカバー出来ます◆リペア開始します●ボディトップは、単なる蜜蝋では無く、最初はポリッシュ効果も有るSmiteを使います●左半分に掛けました、木目が綺麗に出てマットな感じになり、スプルースの保護もしてくれます●全体に掛けますとこの様な仕上がりになります、まだ馴染んでませんが味が出て来ます。◆バックのラウンドバックのRが凄いので、ブレーシングはどうなってるのか?と思ったら バックにはブレーシングが1本も有りません! Guildはピックギターも作ってますので、ピックギター仕様なのかも知れません。●ブレーシングは、こうあるべき!は都市伝説なのかも知れませんね。◆覚醒可能な事が確認出来ましたので、フレットボードをクリーニングして フレットを打ち変えて行きます。●オレンジオイル&2000番相当の極細スチールウールで磨きますと、ここまで綺麗に 成ります。●使用するフレットは、三晃製作所製のフレットワイヤーです。ミディアムフレット214番で フレットクラウンサイズは、幅2.4mm 高さ1.2mmでオリジナルと同サイズですから、 プレースタイルに影響は有りません。 材質はニッケルシルバー、日本製ですから最高の品質です。◆既存のフレットを抜いて行きます●エッジが欠ける事無く10分程度で抜き終わりました●フレットボードをサンディング掛ける前に、フレットボードのRを今一度確認しておきます アコギで最もポピュラーなR350です●インチを換算すると正確にはR356になる様です フレットボードに白チョークで印を付けてチョークが消えたらOKと言う事です●サンディングしてフレットボードを整えておきますと、フレット打替え後に擦り合わせする と言う、馬鹿げた作業は不要になります。 カミングアウトしますと、フレットクラウンを新品と同じ【かまぼこ】型に整形するのは 苦手です、と言うか、スチェマ製のクラウン整形工具で綺麗に仕上げる事など不可能と 思ってます。●これだけヤスリの目が荒いと、ニッケルシルバーを綺麗に整形するには無理が有ると思います 無論スチェマ製のクラウン整形工具2種類とホスコ製も工房には有りますが、ヤスリ面が ダイアモンドヤスリの様に細かければ良いのですが、金属ヤスリと同じで非常に荒く クラウントップがキズだらけになってしまいますので、工房ではサンドペーパーを使って 凸凹無く完全水平に仕上げますので、約半日は掛かりますので出来れば避けたい工程です。 ●溝のクリーニングも終わりましたので、後は打込むだけです。 打込は明朝9時から開始する事にしまして、今夜はお開きと言う事で・・・ サイドバインディングが無いネックは久しぶりです。◆それではフレットを打込んで行きます●各フレット毎にカットしてホルダーに並べておきます●画像はジョウズ1 呼ばれる工具です。打込むと言うよりも圧着する感じです●サイドをカットして行きます●ベベリングファイルでサイドを整えて行きます。仕上げにダイアモンドファイルで指に 引っ掛らない様に仕上げておきます◆ペグを外しました・・・何が始まるのでしょう? ●10年以上眠ってたとの事でしたので、蜜蝋ワックス仕上げよりも再オイルフィニッシュ する方が効果的です。 オイルフィニッシュはフローリングのワックスと同じで、定期的に塗りませんと宜しく 有りません。 ●ヘッドです●バックです、下地を作る必要が有りませんので短時間で済みます。 深みが出て良い感じですね●ネック裏も弾き込んだ箇所は歴史が滲み出て来ます。まったり手に吸付く感触が好きです●サイドです●逆サイドです◆オイルフィニッシュ後は、ウエスで数回拭き上げて馴染むのを待ちます、焦って試奏しようと しますと、オイル分が服に付きますので数日間の我慢です◆無くなってるヒールエンドを製作して行きますが●マダカスカルローズウッドです●エボニーです●着色しますと漆黒になるエボニーを選択しました、同色よりも漆黒の方が ワンポイントになり締まって見えます。まだ粗削りですからご安心下さい。◆ネックヒールの上のサイドバインディングに隙間が僅かに発生してますので、隙間を少し 広げて突板を嵌め込んでおきます●両方ともピッタリ収まりました●着色には☝を使います、バイオリンをリペアする時に使うフィンガーボードステインです。 一回塗るとエボニーに早変わり!しかも殆ど色落ちしませんが、塗ってる最中に手に付きますと 風呂に入っても落ちません、2日間は付き合う事に成りますので、手袋は忘れずにです! バイオリンリペア用のアイテムは使える物が多く有り重宝します。◆弦は張ってませんがリペアは完了しました、オイルフィニッシュ部分を拭き上げたウエスに色移り しなくなれば、楽しみな試奏とシビアにセッティングして完了に成ります。●フレットです●拭き上げを重ねますとこの様に光沢が出て来ます●ネックヒールの仕上がりです◆昨晩、ご紹介様のU様にここまでのリペア状況を確認して頂きました、 TAKA様も喜ぶでしょう!とのコメントを頂きました。◆ようやく乾拭きしてもステインの色がウエスに付かなくなりましたので、ペグを磨きながら 取付て行きます。●逸る気持ちを押さえながら弦を張って行きます、4D~6Eを張って取敢えず音出しすると 今まで出会った数え切れないアコギの中でも、確実にベスト10の上位にランクインします! 弦高を確認しますと、弦高を上げ下げする事はしてないのですが低すぎます。なんで? 1F、2Fはフレットに付きそうで、ロッドにはテンションが全く掛かってませんので、 緩めて順ゾリ方向に動かす事は不可能です。 サドルが低く削って弦高調整がされてますので、フレット打替えによりフレットクラウンの 高さが上がったとしても、ここまで低い弦高になる訳ないのですが? 推測の域ですが、10年以上ハードケースの中で眠っていたので、順ゾリ状態からストレート 方向にネックが戻ったのでは無いかと思います。 高い物を低くするには限界が有りますが、低い物を高くするのは制約が無く簡単ですから サドルを作り変えて行けば済む事なので心配無用です。◆ナット&サドルの製作●43mm巾ですが微妙にズレてましたので、正確な位置を割り出して弦溝を付けて行きます。 SM社のこのスケールは確かに便利な事は認めますけど、使い難いのも確かと思います。 1E側を基準に、⇐43 とか印が有れば良いと思います。●予定弦高になる様に正確に削り出して有ります。・・・・ショートカット!・・・ この先の画像を撮り忘れてました◆この後のリペア内容は ①サドル&ナットをルームK2純正指定の、水牛ボーンオイル漬けに交換 ②6E~2.5mm/1E~1.5mmの標準設定に、+0.25mmで弦高設定 ③LRB製のピエゾマイクの音出し確認 全てが完了しましたので、本日【3/4日】来週ライブ開催予定の、シーブリーズ様にて 待ち合わせをさせて頂きまして、仕上りチェック&試奏を経て全てに合格を頂きました。 とは言うものの、アコギは生物です【いきものです、なまもの&せいぶつと読んではNGです】 湿度や少しの環境の変化に敏感に反応しますし、シビアなセッティングをしてますので、変化 を感じられましたら、喜んで微調整させて頂きますのでご連絡下さい。 ◆私の奥様に、今日シーブリーズ様で待ち合わせてるけどコーヒー飲みに行く? と聴きましたら・・・保護者同伴になりました。 【バンド名/おやふこうもの】さんのお二人は、同じく銚子市出身である私の奥様の 中学の後輩で有る事が判明!!当時は8校も中学が有ったらしいです。 被ってる先生が何人かいらしゃった様で、しばし、極地的な話題で盛り上がってました。 それから、【活動経歴】【犬若食堂】【教育実習】【気象予報士】【ドラムス破壊】【演歌】 【新巻きギター】ネタでは、このままM1グランプリ出てもブッチギリ優勝するのでは無いかと 思う程、楽しい時間を過ごさせて頂きました。◆ここでギルド君からの一言で締めたいと思います 【10年寝てたのに何で起こすんだよ!また、付き合わされる俺の身になって見ろよ! でも、本当はちょっぴり嬉しい・・・】 と言う有難いお言葉です、無理とは判ってますけど、少し労わって弾いて上げて下さい。🌸【おやふこうもの】ライブ予定 会場は共に、山武市蓮沼のシーブリーズ様です 3月17日土曜日 ジョイントライブ 3月21日水曜日 ワンマンライブ 2部構成で1部開始は、早めのPM4時 2部は5時 ご予約&問い合わせは、0475-86-2932 シーブリーズ まで。ライブ会場のシーブリーズ様外観 丸太ログハウスです
2018年02月08日
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◆FERNANDES TEJ ネック再生して行きます。INO様の青春の思い出のギターです ギターへの思いが復活されて、その頃好きなモデルを入手されたのですが、最近になり ネックコンディションが宜しく無くて、弾く事が出来なくなってしまい、WAYSマスターに お話したところ、K2ギターファクトリーに相談してみたらと言う事でご紹介頂きました。 弊社の前に他のリペアショップ様でご相談されたそうですが、お願いする事は無かったそうです◆画像から確認して行きます●ボディコンディションに問題は無いですが、ネックと音が出ない事はギターとしては とても困った事です●TEJモデルで間違いないでしょうか?●問題のネックです●実は、お預かりの打ち合わせの時に、フレット打ち替え等でコストが掛かるなら、ネック交換を した方が早いのでは無いかとご提案させて頂きまして、個人的なコレクションでメーカーは 違いますが、ネックコンディション抜群のギターが有りますので、ネックを入れ替えして 解決する方法も視野に入れてました 私のギターは部品取りで潰すのでは無く、交換したネックを使って、念願だった フレットレス・エレキに改造しようと考えてました◆状態を確認して行きます●1弦の弦落ちの原因は、ブリッジを止めているネジの位置にも有りますが、ネジが出っ張ていて 駒のイモネジが画像の左側に寄っていて1弦の位置が狂ってました ブリッジを固定するネジの位置に?が有りますね●音が出ない、実際はアンプ&ギターのボリュをフル10にしますと、蚊の鳴くよう弱弱しい音が 出ましたので、ボリュームポットの不良が確定しました。 ノブは止まる事無く回すと永遠に回ってしまいます●お預かりの際に弦高が高いと言いましたが、測定すると12フレットの高さは低すぎる程でした●理由は簡単で、超強度の順ゾリです MAXで0.75mmは、工房レコード更新かも知れませんが逆に安心しました これだけの順ゾリはロッドフリーorロッドの致命的なトラブル以外に考えられないからです 【このシクネスゲージ・セットの最大の厚みは0.75mmです】 お預かりの際に、他のショップさんで【ロッドが回らない】と言われた事がリペアの最大の 障害になると思ってたのですが、最高のコンディションに戻して、お渡し出来る事が確定して 安心しました。【もしもロッド折れならネック交換も視野に入れてました】●初対面のロッドはセオリー通り、緩め方向に回しますと素直に回りました 画像は緩んだ事が判る様に、完全フリーの状態で撮影しました●念のためネジ山に潤滑剤をスプレーしておきます●ロッドをネックスケールで確認しながら調整します 弦テンションが掛かった事を考慮して調整します●ロッド調整後に6E&1Eの12フレットの高さを調整します 6E&1Eを決めてから5A~2Bは、それに合わせるだけです ※工房で作ったイモネジ専用の六角回しは、ゲージを見ながら回せるので重宝します セットした弦高の画像が抜けてます●各ポジションとチョーキングした時のバズるポイントをマーキングして行きます 👉この工程はロッド確認前で、ロッドが回らない事が前提でしたので、結果的に無駄な 工程に成りましたが結果オーライです◆セッティングするには、アンプから出力しない事には、進みませんのでポットを交換します●ポットが完全に抜けてます●B-250のポットが使われてます●BOURNS製のポットに交換しました ※BOURNSのポットは、Eddie Van Halenなど多くの著名アーティストのギターに 使われているメーカーです●メタルノブはインチ/ミリの両方のスケールに対応します●出音が復活しましたので、バズるポイントを見つけてマーキングします 3G弦の6~8フレット以外はチョーキングでバズるポイントです ネックの安定を見極めてから擦り合わせて行きますので、待機時間に成りますが待つ事も リペアにとっては大切な工程です●ロッド調整後ネックの状態が安定したと判断出来ましたので、改めて擦り合わせポイントを 確認後に擦り合わせをしました、レギュラーチューニングをしてチョーキングを中心に微調整 して行きます●最終確認をしますと、2B弦の9フレットがチョーキングした時に僅かにフレットに触れて バスりますので擦摺合わせをします●全ポジでバズリが解消しましたので、フレットクラウンを修復しました◆リペアの完了です●超強度の順ゾリのリペアも修正して、弾く事がご機嫌そのものです●リペア後の再会を楽しみにしていて下さい to be
2022年10月03日
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◆YAMAHA LL-5D セッティングです ギターオーナー様は、ギター博士のIta様です このLL5Dも初期物でコーションラベルも珍しいのですが、最後にDが付くモデルは 滅多に市場に出回らないそうです。◆画像から確認して行きます●ヤマハが台湾で製作を始めた初期のギターの様です 初期と言う事だけでは無いと思いますが、しっかり製作されてます●ペグの動きも良好です●このコーションラベルは珍しいそうで、よく読むと台湾で製作された事も書いて有ります●サドルは予想通りプラスチック製ですから、相性の良いエボニーに変えます●如何なる理由が有ろうとも、プラスチック・サドルは駄目で、弦振動をボディに正しく 伝え無いと思います 捨てサドルとしてエボニーサドルを削り出す基準にします●ロッド調整後に予定の弦高になる様に削り出しました●6E/12Fは、2.25mmでOKです●1E/12Fは、1.75mmでOKです●リペアの完了です🌻試奏タイムです フレットの減り具合から、ある程度弾かれたギターですが、音が若い印象で まだまだ伸びしろを残してる様です。 ピックで弾きますと1Eの音が前に出過ぎてる感じですが、フィンガーピッキングですと 実にバランスの取れた心地良い音色です。この先の成長がが楽しみです🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年01月22日
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◆Tomson SG やっと手に入れました! タイトルのギターはK2のスターティングギターで、中二の時に雑誌の広告で有名な ニ光通販さんで購入したのです。 今回入手したSGは別の個体ですけど。同時期に販売されていた同じモデルを数年間探して いました。探して頂いた旧友のミー君には感謝感謝で有ります。◆45年前のギターです。重大なトラブルは抱えてませんが、全体的なリフュニッシュ&セッティング を施して行きますが、極力オリジナルを使って行こうと思います。●初期のタイプで販売価格は9800円くらいだったと記憶してます、 購入直後に価格が2倍近くに値上がって、安い時に買えて良かったと言う記憶は鮮明に覚えてます ・・・値上げの意味も知らずに・・・です・◆リペアは開始してます●ヘッド折れ?と思ってましたが、ヘッドのサイドバインディングが剥がれただけでした◆ネックポケットに上塗りのウレタンがたっぷり付いていてネックの収まりが良く無いです●中目のヤスリを使ってウレタンを全て除去して行きます
2018年11月20日
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◆Grover Jackson 弦落ち対策&セッティング ギターオーナー様は、Suzuki様です。 GENさんの紹介で3台同時にリペアさせて頂く事になりました。◆画像から確認します●リアはダンカンでフロントはシングルとシングルサイズのハムが搭載されてるモデルです フロイトローズを使った通しネックのボディを初めて見ました。●ジャンボサイズのフレットが打ち込んで有って、ネックバインディングの中央付近でほぼ垂直に 切断されてます。 エッジ処理は切断面の周囲を正しく面取りされてますが、ジャンボフレットの高さは約1.30mm 有り、フレットが高いので指腹に引っかかる感覚は、正しくエッジ処理しても解消されません●1E弦とフレットボードの際までのクリアランスは十分に有りますが、 プリングオフするとフレットから外れてエッジに引っかかるのと、激しい演奏スタイルですと 弦落ちすると思われます●ポットのガリも点検していきます◆リペア開始します●詳細にチェックしますと、ロックナットで良く有る取付位置が画像の通り1弦側に寄ってます この程度のズレは大した事無いと思われるかも知れませんが。ギターのセッティングには 大きな違いになる事が有ります●6弦側に寄せて固定しておきます●フレットエッジがバインディングと僅かに隙間が有る箇所が有ります●フレットセッターで打ち込みます エッジの隙間を何かしらで埋めても、短い期間は効果が有りますが、直ぐに効果が 無くなるのと、将来的にフレット打ち換えする際の支障になる可能性が有りますので 隙間を埋める事は工房では控えてます ●1弦が切れましたのでブリッジから外すと、先端が巻いて有る部分から締めて有りました 巻いて有る部分が残っていた方が、強く固定される感じがするかも知れませんが、逆に 抜けやすくなりますので、工房では巻いて有る部分をカットして締め付ける様にしてます 1E,3G、4D弦を取付けるパーツが固着寸前で、長い3ミリの六角レンチと ネジ部分にCRCを塗って、何とか緩める事が出来ました。🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月30日
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◆ブロードキャスター【ブランドは不明です】のピックアップ交換のご依頼を頂きました ギターオーナー様はYosi様です。 ブログにご訪問頂いた事がご縁でご依頼を頂きました●画像から確認して行きます●ネックは太目のカマボコ型で、トラストロッドが入ってませんので、50年は 軽く超えてると推測されます。ネックは完全にストレートを保ってます ボディ材はパイン材です。軽い木材ですがギターのボディに使うとなかなか良いのです ⁂尾崎にお住いの斉藤様へ業務連絡です。ボディ材はご自宅にあるアイテムとは 全く違う物です。パイン材は余り使われて無いですし、知られて無いかも 知れませんがボディ材としては使える素材です【k2調べ】●ネックが飴色に変化して凄いです●凄いネックです●白黒TVの時代は、黄色が一番綺麗に見えたので黄色が使われていたようです。 ここまで変化させるには50年は掛かります。K2なら112歳まで待ちきれません(笑)●どのアングルも絵になります。◆リペア開始して行きます●トーンが全く効きませんので、ハーネスとポットを確認しましたら、ボリューム~ トーンポットへの渡りのハンダ取れてました●ハンダを付けて確認しますと、正常にトーンコントロール出来ました●交換するダンカンのBroadcasterです 交換前の試奏では、正直【このままでいいんじゃんねぇ~】でしたので、 ダンカンでどのように変化するかが楽しみです●既存のピックアップを外しますが、ダンカンのハーネスを同時に入れていきます●無事にダンカンのハーネスが入りました。ハーネスを通す時は画像の糸が便利です 建設工事で使うアイテムです●位相を確認しておきます。ダンカンは逆になりますのでメモしておかないと 逆の逆で逆に・・・思考回路がショートしないようにします●結線したらアナログテスターで位相を確認します◆全体を見てどうしても浮いてる箇所があります●飴色のネックに真っ白なプラスチックナットは合わないと思います●水牛ボーンのオイル漬に交換するとこんな感じです いかがでしょうか?●特に飴色になった本来はサドル材を選んで使います●フェンダー系のR175よりも少しRが軽いです●R175のナットが搭載されてました、現行ではフェンダー系はR175ですから 仕方ない事です●1Eと6Eの弦高は問題が有りませんので、1E6Eをマークしてその間をR200で マーキングします●ナット巾は42mmですから42mmの位置にマークします●010のナットソーで各弦のセンター位置を出します●ダダリオの010~に合わせて弦溝を付けます●微調整前のナットです●1Fの弦高を合わせてから、マイクロファインで磨きますと艶が出ます●ナットの色もビンテージ感が出て良い感じです●ダンカンのBroadcasterの仕上がりです●この辺りは何も手を入れてませんでした●リペアの完了です◆試奏タイムです ダンカンのBroadcasterの音も大好物です。前のピックアップも歪ませると、 テレキャス系なの?って言うくらい、ぶっとい音が出ましたが、ダンカンも 良い感じです。しかもリアでの話です、もしフロントが乗ってたらどうなるんだろう? って思います。 ぱっと見と使った時の印象がこれ程乖離してるギターは珍しいと思います 試奏担当のKIKI様も【唸ってました~ パイン材のベースの音を聴いた 事が有ったけど、凄かったよ!】の情報も頂きました。🌸とにかくすごいぎたーです🌸
2020年04月26日
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◆Morris W-30 青春のギター復活のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、グレーの学生服が良く似合うFurukawa様です 中学生の時に、お年玉&お小遣いを貯金して買ったギター初号機で 正に青春のギターです。 リペア前の打ち合わせの時に、ノックテストの音を聴いて頂いたのですが、 小気味良い乾いた金属音に近い音が返って来ますので、【鳴る事は確定で どこまで鳴るか楽しみですね!】とお話しさせて頂きました。 ノックテストでブレーシングが剥離してる音も確認して頂いたのは 予定外でした。◆画像から確認して行きます●大切に弾かれていた事が伝わって来るようです。コンディションも最高です ピックガードは購入直後に剥がしたそうで、色違いの日焼け跡が有りません ピックガードを置いて見ましたら、有った方が良いと全会一致の意見でしたので 年代の合ったピックガードを取り付ける事にしました●全ての製品が日本製だった頃のMorrisです●ヘッドもネック裏も良い状態です●バックのくすみもこの程度でしたら綺麗になります◆リペア開始して行きます●トップを磨きますとこの通りです●バックもこの通りです●フレット&フレットボードもこの通りです◆ブレーシングの剥がれ箇所を特定して行きます●右のライニングに剥がれ箇所が有りました●右のXブレーシングに僅かな剥離箇所が有りました●ライニングはクランプ固定が出来ませんので、タイトボンドを隙間に流し込み、 ブレーシングはスプールクランプで固定します●反対側も同じ箇所に剥がれが有りましたので、タイトボンドを隙間に流し込みます●ブレーシングはこの箇所が剥離してましたので、固定接着して行きます●ブリッジの黒ペイントを剥がします、予想通りハカランダで作られたブリッジです 全周の黒ペイントを剥がします●オイルで仕上げますとこの通りです。ハカランダの木目をペイントで隠すのは 勿体ないと思いますし、ブリッジでギターの見た目が大きく変わります◆張って有りました1Eが無い弦で参考程度ですが弦高を確認して見ます●010~のExライト弦なので参考程度ですが、1.75mmでした●プラスチック製のサドルですから、相性の良いエボニーに交換します 3G/4Dが僅かに盛り上がってると感じた原因は、サドルのRが僅かに合って無かった からです●弦を交換するついでに、ペグも外してオーバーホールします ヘッドストックも磨きます●コンパウンドと鏡面仕上げワックスでこの通りピカピカです●40年の時を経て新しいギターを仕上げてる感覚になるほど、綺麗に生まれ変わりました●弦を張ってセッティングと思ってましたら、ネックのサイドバインディングが 剥がれてる箇所が有りましたので、セッティングは明日以降に延期して先に サイドバインディング接着します●タイトボンドを流し込んでマスキングテープで止めた上からクランプを掛けます◆セッティング開始する前に画像をご覧ください●40年以上経過したビンテージギターはオーバーホールしますと、素晴らしい輝きが戻ります 新しいギターでは絶対に出せない味です。 新しいギターのカテゴリーとして【ビンテージ加工された新品のギター】って感覚になります◆セッティング開始して行きます●1フレットを強制的に0.5mmにセットしてから始めます●支給されたダダリオ011~では2.5mmに上がりますので、弦の太さでテンションが どのくらい上がるか判ると思います。ですから弾き終わった後に弦の貼りっぱなしが ご法度で絶対してはいけない理由です ●1E側は2.3mmに上がりましたが、サドルの出に余裕が有りますので心配無用です◆チューニングする度に弦高が変化しますので、ネックがまだまだ安定していない様です トラストロッドも同時に調整しながら、ネックが安定するまでは、サドル&ナットの調整は 見合わせる様にします。◆3日経過しましたので、改めて弦高を確認しましたら3日前と変化が有りません でしたので、サドルの出を調整して弦高を決めて行きます●計算通り6E/12Fは、2.25mmです●1E/12Fは、1.6mmです●1フレットは、6E~2Bまでが僅かに高いですが、現時点では調整はしません 更に数日空けてから弦高を調整します◆音出しテストします 弦が馴染んで来た事も有ると思いますが、2.25mmに下げた途端に鳴りが変化した 事が判ります。長い間弾かれる事無く冬眠状態とお聞きしてますので、鳴らして行くと 更に進化するギターで、今後の展開が楽しみです 現状でも実に良く鳴ってくれてます。◆最終仕上がに掛かります●40年を経過したギターも、弦を緩めて保管すればこの通りのコンディションを保ちます YouTubeで弦を緩めたら駄目!とトーシローの方がアップしてましたが困ったものです。 k2ギターファクトリーのブログにお越しのゲスト様でしたらご理解頂けると思います●1フレットの調整も済ませました●ネックの仕上がりです●バックに僅かなキズが残りますが、もしかするとキズを付けた時の記憶が蘇るかも 知れません●完璧に思い通りの仕上がりになりました◆試奏タイムです ・・・鳴ります、加納さんのW-20とは味付けが微妙に違ってますが、【15オール】です 支給されたダダリオ・ポリッシャーブロンズ011~が馴染む前の状態での出音ですから 弾き込んで行きますと、更に凄い鳴りに成長するはずです。◆11月22日の成田市のセグス様のイベント【アコースチックギター・ミーティング】が 楽しみですね! 🌸【アコースチックギター・ミーティング】とは何ぞや? 自慢の愛機【アコギ限定】を持ち寄って、互いの愛機を試奏したり、蘊蓄を言いたい放題 する、大きなお子様のイベントです【新型コロナ対策は充分に施します】 セグス様の美味しいハンバーガーを食べながらの企画と、有志の方は野外特設ステージも 解放しますが、MAX3曲までの演奏と致します。 k2ギターファクトリーは協賛企業として参加します、愛機のクリニックは無料でさせて 頂きますのと、K2は立場上皆様が【アッと驚くアコギと一緒に参加します) アコギをお持ち頂けれ飛び入り参加大歓迎ですが、参加費としてハンバーガーセット代の 1,500円が必要です。🌸40年の時を経て生まれ変わったW-30との再会を楽しみにして下さい🌸
2020年11月09日
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◆GIG Renalssance G-101N ネック折れ ギターオーナー様は、ピタゴラスイッチ オープニングテーマ/栗コーダーカルテットの 栗原様です。 作曲する時に使っていたギターでネックが折れてしまい、どうしたら良いか決めかねて いた時に、メンバーの川口様から紹介でリペアする事に決められたそうです。 ◆画像から確認します●このスリムなボディのクラッシクギターの正式名称を失念してしまい、判りませんが 小振りなボディでアイディアが浮かんだ時に、直ぐに手に取れる相棒の様なギターと思います●クラッシックギターのネック折れのテンプレ的な折れ方をしてます。 補強の入れ方をブツブツ言ってたのは、頭の中を整理して最適解を出すためですので 気にしないでください ●ヘッドストックの表面に白濁が出ているので、突板と同じローズウッドで補強する事にします ネック側の中央の材はめくれて折れてますので、接着位置の目安として一旦は接着しますが 補強板を取付ける時に削り取ります。◆切断面がこれ以上乾燥する前にリペア開始します●ブリッジをは外してクランプが最も効果的に掛けられる位置と、接着固定のシュミレーションを しておきます●手順通りの順番でクランプを掛けて接着を待ちます●手順通りの順番でクランプを掛けて接着を待ちます●全てのポジションで弾き込まれた跡が有ります。 通常はフレットボードも綺麗にするのでが、今回はクリーニングはスルーする事にします●クランプを外して正しい位置に接着されている事を確認します●リーマーで縦に2本掘って、クラックを交差する様に入れた方が強度が出ると判断してます●5mm厚のローズウッド材で弦の張力を受ける様に入れます 突板の補修を兼ねて表から入れて行きます●ローズウッドの補強板を取付けます●残りのローズウッドで切り出した補強板を張り付けます●補強板をヘッドの形状に合わせて荒削りしておきます●ネック裏からの補強方法は、安易に削り取って板を貼るよりも、スプライン方式で補強する 方が剛性が上がると判断して、ネック材と同じマホガニーを使って補強します●クラックの入った角度と長さを更に精査したところ、スプライン方式では狙った様に 強度が取れないと判断して、3mmのマホガニー材に変更しました。 折れ箇所をサンドイッチの様に表裏から補強して強度を持たせてます。 ネックのマホガニー材が、信じられないレベルで軽く剛性が低い事も考慮しました●補強材をネックに向かって下り勾配を付けずに、ボリュート加工の様に厚みを持たせて 成型しました。演奏に支障が出ない様にネックを握って。確認しながら成型して有ります●ネックの塗装は全て剥がして再塗装します 目止め~塗装はタイトボンドが硬化してから取り掛かります●ヘッドは白濁を取除いてクリアで仕上げます●マホガニー材の導管を目止めをします●サンディングして着色を済ませました。●サンディングして着色を済ませました。●サンディングして着色を済ませました。●クリアラッカー吹きが済みました 完全に硬化させてからコンパウンド掛けして仕上げます●クリアラッカー吹きが済みました 完全に硬化させてからコンパウンド掛けして仕上げます●弦を張ってチューニングすると、6E弦のペグが尋常でない硬さでチューニング出来ません。 ネック折れの影響かと思ったら、ギヤが画像の通り経年劣化で相手のペグポストと咬み 合わない事が原因でしたので、手持ちのギヤと交換して正常にチューニング出来る様に して有ります●何の画像?と思われるかも知れませんが、試奏していると1E弦が何故か飛び出している感じで 微妙に弾き難く感じますので、サドルの1E弦の所だけ0.5mm削って弦高を下げて有ります●ナット溝を調整して1フレットのクリアランスを揃えて有ります●6E/12Fは3.00mmです クラッシクギターの下限値であります●1E/12Fは2.50mmで同じく下限値です●折れたネックの表の補強の仕上がりです●裏側の補強の仕上がりです●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月05日
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◆YAMAHA FS-820 セッティング ギターオーナー様は、Kosaka様です 最近、大人のギターサークルに入会されたのですが、全くセッティングされていないので、 弾き易くしてして欲しいと、Ni様のご紹介で起こしくださいました ◆画像から確認します●OOタイプ【ダブルオー】音質は良好ですが、これから本格的にギターを始めるには 弦高が高く、押さえ難いので上達の障害になると思います。 ギターに限らず全ての事に言えますが、正しい道具は上達する基本と思います◆リペア開始します●順ゾリが凄い事になっている訳では有りません●6E/12Fは3.10mmで高めですが、測定値よりもずっと高く感じます●1E/12Fは2.45mmで同じ様に感じます●ロッドフリーに近い状態でしたので、ロッドを締め方向に回して調整します●6E/12Fは2.35mmまで下がりました●1E/12Fも1.75mmまで下がりました 正しくセッティングしましたので、弾き易さは段違いになりましたので、 練習した分の全てが身に付くと思います。●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月19日
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◆今回のリペアは、Morris FD15 ジャンクからの再生です●リペア前の画像からご覧下さい●外見の状態は良好ですが・・・なかなか手の掛かりそうな良い子です●1973年の製作ですのから、45歳と言う事になります●ケースの中で休んでいなかった事が判ります●その昔、K2は錆びた弦をキザ10をピックにしてリード弾きをする技を開発しました 相方の初期のヤマハL10に対抗するにはこの方法しか有りませんでした。●ベルトで付くお約束のバックのキズも余り有りません●ペグは交換しないと駄目かも知れませんが駄目元で修正してみます◆リペア開始して行きます バックのエンド部分が剥がれてます、しかもFタイプなので内部からは手が届かず、 ニカワを正確に流し込む事が出来ません。●サイドバインディングも一部外れてます◆外側から外れた部分をスクレーパで持ち上げて隙間を作り、流動性の高いニカワを流し込む 方法を取りました●エンド&ライニングからニカワがはみ出てますので、ニカワが入った事になります。●スクレーパーの先に濡れウエスを付けて余分なニカワを拭取っておきますが、直接手で拭き取った のと違って若干ニカワが残りましたが、音質に影響は出ませんので安心して下さい ●スプールクランプに貼ったコルクがはみ出たニカワで接着されない様に、おっぺしながらマスキング テープで仮止めしてから、スプールクランプで圧を掛けて行きます。最初から最大トルクで締めては ニカワが殆ど出てしまいますので、サンプルで出したニカワの乾き具合を確認しながら2回に分けて 締め込んで行きます、今回は20分後に完全に締め込みました◆エンド&ライニング&サイドバインディンも完全に接着出来ました。●一部欠損した箇所はマホパテを作って誤魔化す・・・では無く修復します◆他には、ボディの隆起&ネックの元起き&ネックの波打ち&サドル・ナットの交換 フレットの擦り合わせ、くらいですから何て事有りません。◆ここまでリペアする理由は、このギターは恐ろしく鳴るからです!
2018年07月18日
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◆Fender.JP TELECASTER ブリッジ駒交換とセッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、立場上経歴㊙のSZ様です。◆画像から確認して来ます●カスタムのサンバーストは個人的に好きなタイプです。 弾き込まれて良い味が出てます、試奏する時はバンダナキャップが必要です●何処を探してもシリアルナンバーが見当たりません シリアル無しのジャパフェンは聞いた事が有りませんので、ネックプレートの刻印 タイプだったのだと思われます◆リペアを開始して行きます●マウントされた駒です。弦と駒の取付調整ネジの中心が一致してますので、 このタイプの駒を使ったら弦落ち止む無しです●EtoEが、54mmですから駒の幅は10.8mmで長さは24mmタイプに交換します●仮置きしてジャストサイズか確認します。 予定通りピッタリです。これで1Eの弦落ちが解消されます GOTOHのブラス製なので,更にテレキャスらしさが上がるはずです●ご指定の弦に張り替えて、【まぁ~こんなもんだろう!】と目分量で駒をセット したところ、2Bは流石に無理でしたが微調整レベルでオクターブがピッタリでした。 オクターブが簡単に合うとテンションが上がります。●6E&1Eの弦の位置も適正なポジションにセットされてます●ペタペタでビビらない弦高設定のオーダーですので、ビビりは後回しで弦高を セットします。この様に大幅に弦高を変える時に、工房オリジナル工具は役に 立ちます。◆レギュラーチューニングして各ポジションのビビりが出る箇所を探します●2B/1~9フレットにビビりが出る箇所にマーキングしてピンポイントで擦り合わせして 行きます。 画像の治具もk2ギターファクトリーオリジナルです。チューニングした状態で擦り合わせ 可能なので、本当に使える工具です。 頼まれて製作販売した事も有りましたが、本当に便利だ!と絶賛された構造は簡単 ですが、ギターへの負担を最小限に留める事の出来る工具です●2B&3Gの解放弦の音詰まりが酷いのは、ナットの溝の汚れが原因ですから クリーニングします●クリーニングの最中にナットは交換する事に気が付きましたが、条件反射で綺麗にしました。◆セッティングが大方決まりましたのでナットを交換します●ミトンで養生をしてドライヤーで温めます●ナット溝を欠損しない様に慎重にナットを外します 熱に反応しない接着剤を使ってはいけない理由がここに有ります●マイクロジゼルよりも使える、3mm巾のノミを最近手に入れました、錆が酷い状態 でしたが、黒っぽい錆が(?)入ってましたので良質な鉄を使ってる年季の入った ノミです。●ご指定のオイル漬けのボーンから削り出して行きます●削る工程は省略します、下が175Rのカーブボトムで上も同じくR175です●ピッタリ収まりました●ジャパン・フェンダー製ですから疑わずに、マウントされてたナットをコピーして 弦溝をごく浅く入れましたらこの有様です、1Eがルーラーをーあてるまでも無く 外側に寄ってます。 余裕を持って削り出して有る事と、弦溝はセットした弦が外れる程浅く入れましたので トップを削れば問題有りません。 師匠の【人の仕事は信用するな、自分で確かめろ!】です。 その昔、超高価だった【アレン〇〇〇ク】でも酷い出来が有った事を思い出しました。 ◆1Eを0.48mmにセットして試奏してセッテイングを確認しますとお渡しの 運びとなりますが、ここまでの試奏でトーンノブのノイズが気になります、 想定外でしたので、トーンノブの件はご相談と言う事に致します+◆申し訳りません、この先の画像を飛ばしてしまいました◆リペアが完了しましたのでハードケースに収めようとしましたら ハードケースがアジの開き状態でしたのでグルーガンで補修します●フェンダー系のハードケースでは時々目掛ける光景です◆試奏タイム SZ様に直接試奏して頂き、ピッキングの強さで微調整を施してリペアの完了 です。 試奏中に感じたのは、テレキャスらしかからぬ音?と思ったら、サーキットに 相当手を加えているそうです。🌸たいへんよくできました🌸
2020年03月02日
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◆Bacchus StratoCaster ナット交換&セッティング ギターオーナー様は、Watanabe様です。 先日Bacchus Jazz Bassのセッティングをさせて頂きました 今回のStratoCasterはWatanabe様のJr様のギターで、 弦交換と購入後一度もセッティングはしてなかったので、 全体のチェックもして欲しいとお持ちくださいました。◆画像から確認します●見事に青春しているギターです。 SSHのストラトは個人的には使いやすいと思ってます●ローステッドネックのモデルです●1E弦の開放が1フレットに接触寸前のクリアランスで0.05mmしか有りません ナットの交換が必要ですが、5フレットから上が逆ゾリしていれば交換しなくても 対応出来る可能性は有ります●ナット全体の溝が深い状態ですが、溝が深くなったと言うよりも最初から低かった様です●ロッドを緩め方向に調整して対応出来るかテストします●順ゾリが高くなるだけで1フレットの問題は解消しませんでした 高い弦高で弾き難い状態で選択肢は有りませんので、消耗品でも有るナットを交換する 事に決まりました●1フレットのクリアランスを無視して。ネックを正しく調整します●無視しても良いレベルの順ゾリに調整します●1フレットのクリアランスを0.5mmのスペーサーで確保してから弦高を測定します●6E/12Fは1.75mmになります●1E/12Fも1.75mmで理想的なセッティングになります●試奏している時に感じたオクターブチューニングが合ってませんでした。 3G弦以外微妙にズレてましので、弾いていて何か音程が違っていると 感じられていたのでは無いでしょうか?◆リペア開始します●ナットを抜き取ります ストレートボトムタイプです●プラスチック製のナットは如何なる理由が合ってもNGです●ナットを削り出す前にRを確認しておきます●ストレートボトムのナットをセットして見ます●荒削りのナットをセットして、隙間が無い事を確認しておきます◆セッティングして行きます●音出しテストの際にジャックが緩くノイズが入りますので外して確認すると、 シールドの先端が接触する部分のホット側が曲がって緩くなっていたので 内側に曲げ、接点復活剤でクリーニングしました●合って無かったオクターブチューニングを先に合わせてから始めます●1フレットのクリアランスとシェイプを整えました●ネックが安定して来ましたので、1フレットのクリアランスを決めます●6E/12Fを1.80mmにセットしました●1E/12Fは1.55mmにセットして有ります●オクターブチューニングも合わせて有りますので、練習の時の感じられていたと思われる 違和感も無くなります。 リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月04日
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◆お宝ギターの Takeharu FTー150初公開します ●入手の経緯は秘密です。●最高の状態でしたので、リペアと言うよりも調整と言った方が良いと思います ナットとサドルを水牛ボーンに交換して、ロッド調整した後にコンパウンド~ 鏡面ワックス仕上げで完了です。●忘れてました、ペグも交換してました。●バックは3Pタイプのギターです●ナットは牛骨に交換しました●サドルはエボニーで作りましたが、ブリッジからこれだけ露出してますと、折れる 可能性が有りますので、水牛ボーンでも作っておきます●1フレットは0.5mmです●12フレットは2.5mm弱で調整しました◆リペア完了後です◆試奏タイムです 強く弾きますと箱鳴りしてしまいますので、中程度の力で弾きますと綺麗で太めの 音質になまります。 Takeharuギターのリペアは5台目ですが、音質、ボリューム共にレベルがとても高いギターです。 木製品で有るギターに個体差は付き物ですが、Takeharuの個体差はレベルが高い位置に有り、鳴る 鳴らないでは無く、どっちの音が好き?の好みの問題です。 5台中5台でサンプルが少ないからかも知れませんが、逆に考えると5台とも全く違う環境で40年 以上生きて来た訳で、その5台が素晴らしいのですから、鳴らないTakeharuって無いのでは無いか と思うのは自然な事と思いませんか?【厳しい環境で過ごした個体は除きます】 ◆どさくさ画像●最近手にいれたソプラノウクレレです カマカのパクリでは無くパロディです。縦のKKは私のイニシャルです●ペグは棒タイプから交換しました。棒タイプのペグは、ギヤ比が推定1対1では無いかと思います チューニングが安定しないので、グローバーに交換しました。●バックも良い感じです◆ウクレレは弾いてみますと、とても興味深い楽器です。 コードは3種類しか知らないのですが、島村楽器店様でカマカを試奏させて頂いた時に ウクレレ良く弾かれるんですかぁ~? 最近始めてコード3種類しか知りませんが・・・ ・・・ん? 自分でコード作れるから楽しいよ! こんな楽しい会話が弾むのもウクレレだからかも知れません。 当面の目標は、まきしんじさんの 【あぁ~あやんなっちゃた、あぁ~おどろいた】をマスター する事です。
2017年05月08日
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◆今回のリペアのご依頼は Fender TELECASTER のセッティングです プロギタリストのU様からのご依頼です*Junk-Tion【オフコースのトリュビュー・バンド】ライブ画像です●前回アップしましたU様&SG1000の画像です U様の演奏は何時聴いても惚れ惚れしてしまいます。 ジャンルを問わず何でも御座れ!は圧巻です。◆ビンテージタイプのモデルで凄い鳴りです、昨日のライブ終了後にもう少し弾き易くして欲しい! とのご依頼でお預かりして参りました。●その場でコンディションをチェックしましたところ、K2は絶句してしまいました、 この弦高でプレーをしてたんですか?プロのテクニックには何時も驚かされます。◆何気にリペアが始まってます。●魔の3ピースのブリッジの駒ですが、オクターブが合うかは後で考える事にして、マイナスのイモネジ が素直に回るか確認します。 緩める前にCRC3-36をイモネジに注入しておきます、これが固着して外れませんと リペアが始まりません。●右の3-36は信頼出来る防錆剤です。 ネジ部分にはグリースを使います◆ヤバいかな?って所が2本有りましたが、ネジを舐める事無く無事に外れましたので サビ落とし剤に1晩付け込んでおきます◆ナットを戻しますが、ネジ穴にグリースを注入しておきます、たこ焼きプレートにネタを 入れるのと同じです。はみ出たグリースは拭取っておきます●次にロッド調整ですが、全てマイナスネジなのと、ネックを外してのロッド調整は避けた かったので、この特殊工具【それ程特殊でも有りませんが】を使ってチューニングした 状態でロッド調整をしていきます●これが自称特殊工具です●ピックカバーを外しますと、ロッドに対して画像のザグリが有りますので、このザグリ内 でロッド調整可能です。使い方は至って簡単☟の画像の通りです ●フェンダーのフレットボードはK2の経験則では、ストレートに調整しますとチョーキング すると【ビビる!】ので、軽い順ゾリ・・・じゃ無くて マックス0.06mmのシクネスゲージが 入る程度にネックを調整しておきます。●6E側のマックス 0.06mmです●ロッドを調整した直後はストレートでしたが、1E側も0.06mmに成りましたのでご安心下さい。◆これは各弦がフレットボードR7.25インチに合っているか確認するためだけの工具で 名前は・・・使用頻度が低いので忘れました●R7.25インチのフレットボードと同じ曲線で有る事を確認しました。 弦高が例え低くセッテングされていても、フレットボードのRと各弦の高さが合って無いと 弾き難いと感じます、0.0~単位0~の差に違和感を感じる人間の指先の繊細さには驚きますね。◆6E/12Fは、2.0mmです◆1E/12Fは、1.5mmで、理想とされるセッテングに落ち着きました◆U様のご依頼では、【低すぎるとビビるので、それ程低くしなくてもOK!】でした 直訳しますと、【低くてもビビら無い様にして欲しい】って事と理解しましたので 理想とされるセッテングに持って行きました。 ですが・・・プレヤーセッテングが一番大切で、U様に入念に試奏して頂いてから 微調整後にお渡しと言う事に成ります。◆全てのフレットでビビリが出ない事と、レコーディングの時には5カポも有るので 5カポでチョーキングしてもビビら無い事を確認しました。 全くの余談ですが、E・クラプトンがライブでストラトにカポして演奏してるのを見た時は 正直驚きました。◆3連荘画像は、リペアマンの希望です。マイナスネジは止めて下さる?!です 舐めたら終わりぜよ!●オクターブも割と素直に合ってくれました◆全体にワックスを掛けてバフ磨きすれば完了となります◆工房にお越し頂きまして、入念に試奏して頂きまして全ポジションでビビリ&音詰まり が無い事を確認してOKを頂きました。8日のライブに無事間に合いました。🌸たいへんよくできました🌸
2018年04月03日
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◆YAMAHA FG301 オレンジラベルのトップ割れのリペアです。 ご依頼の会社様は匿名ご希望です 店頭展示中にお客様がギターハンガーに掛けようとしたところ、床に落下! 画像の通りトップ側のテールが割れてしまいました◆画像から確認して行きます●テールの部分の色が変化してる箇所が割れた部分です 合板トップは、表面にコンマ数ミリの突板【スプルースの薄板】を張って仕上げて 有りますので、割れた部分を完全に消し去る事は不可能ですが、トップの裏表を補修して 段差を無くして滑らかに仕上げる事は可能ですし、音質に悪影響が残る事も有りません●ヤマハ・カラーラベル・シリーズ最後のオレンジラベルです カラーラベルシリーズを数多くリペアさせて頂いた経験で、オレンジラベルの印象は 決して良く無いですが、このギターはオレンジも鳴るねぇ~が、こうなる前に チェックした時の印象です。◆リペア開始して行きます ●弦が張って有りますとリペアの邪魔になりますので、 1カポしてエンドピンを外して弦を束ねておきます●リペア箇所のアップ画像です●表面はサイドバインディングからも一部浮いてます、内部のライニングも剥離箇所が有ります●内部のラインングにタイトボンドを流し込み、トップ側からはクラック箇所に タイトボンドを流し込んでクランプで固定して接着しますが、トプに段差が出来ない様に 注意します◆弦高調整していきます●6E&1Eともに凄い高さに変わり果ててます。 ご依頼のショップ様に入荷した直後は【少し高いかな?】程度でしたが、 弦を緩めずに展示せざるを得ないため、数か月展示しただけでこの状態です●6E/12Fを2.25mmに指で下げても問題が無い事を確認しておきます●ロッド調整は1Fのクリアランスが0.5mmまでが限度です●サドルをエボニーで削り出して行く前に、R350で有る事を確認しておきます●プラスチックのサドルなのにR350になってません、これも弾き難と感じる原因です●傷の付いたブリッジの黒い塗装はギターが貧弱に見がえる原因ですから、塗装を落として おきます。ブリッジ材はブラジリアンローズウッドでした●リーマーでブリッジを仕上げます●仕上がったブリッジにエボニーサドルをセットしました、ストリングガイドは弦を張って から溝を切ります●ブリッジ&サドルの仕上がりです●トップにクリアを拭いてから最低1週間以上空けてからサンディングして行きます トップに貼ってある、薄い突板が一度完全に割れてますので、どこから見ても 割れ跡を消し去る事は出来ませんが、良く見ないと気が付かないレベルまでに 仕上がってます◆試奏タイムです 今までオレンジラベルの個人的な評価は、決して高くは無かったのですが 今回のオレンジラベルは、個人的な印象を変えるだけの音質です🌸たいへんよくできました🌸
2020年08月22日
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◆Boss Axe Telecaster All Rosewood GrecoやDHS Andersonなど数多くのブランドのデザインに係っていた、 椎野秀聰氏が80年代に設立した、Boss-Axe。都内の特定ショップのみ扱われていた ハイエンド・メーカーです。 椎野氏はESPの創始者であり、DJ機材で世界に知られたVestaxの創始者でもあります 椎野氏がESPを離れた後に始められた椎野総業が工房に製作を依頼して販売されていた ブランドがこのBOSS-AXE、ギター自体もう中古市場にほとんど出てこないため、 非常に貴重な一本で、特にオールローズのテレキャスターは生産本数も少なく 幻のギターと言っても過言では無いと思います。 この幻のギターがk2ギターファクトリーに入荷して参りました。 当面の間、販売は予定して居りません。🌻入手経路が判明しました 音楽業界の方で【個人名は出せません】k2ギターファクトリでリペアさせて頂いている 【ミック青木】様からのご紹介で購入されたそうです。 2/7ミック様工房にお越し頂いた時に確認しましたら、カスタムメードだったそうです ですから画像が拾えない訳です ◆画像から確認して行きます●工房に持ち込まれた際に【一目惚れ】してしまいました 各所に変更の手が加えられてます ①クリアーラッカー仕上げだったのですが、白濁が発生したのでクリアを落として オイルフィニュッシュ仕上に変更して有りますが、オイル分が抜けてますので リフィニッシュが必要です●ヘッドストックには最初から【Boss Axe 】の表示は無かったそうで、 プロトタイプ?だったのかも知れません ネットで調べても画像はおろか情報すら全く取れませんので、他の固体との違いの 確認が出来ません🌻情報が寄せられまして、ヘッドストックにブランドデカールが貼られて無いモデルも一部 有った様です。●ネック&フレットボードは、1本のローズから削り出されてます 弾き込んだ形跡はオイル分が抜けてますので、オイルを補給します●②V&Tノブの間のスイッチは、フロント&リアのピックアップをハムとして出力する ための物で後から増設された回路です ③ピックアップセレクターのノブに違和感が有ります。●④ブリッジの駒はグラフッテック社のタスク素材に交換されてます●⑤ピックガードはオリジナルは金属製だった様ですが、ビンテージのべっ甲柄に交換されてます●バックもリフィニッシュが必要です●ペグはオリジナルです●1本のローズから削り出されてるので、ロッドはネック裏から入れて有ります●USAフェンダーのローズテレキャスは、ローズを1枚のメイプルでサンドして有りますが 当該モデルは5層構造になってます●オイルが抜けたオイルフィニュッシュは冴えない感じに見えます●ナットは象牙の様にも見えますが、オイル漬けボーンをマイクロファインで磨き込むと この様に見えますので、判断が難しいところです◆リペア開始して行きます●フレットボードはアマニオイル入りの蜜蝋で磨きます◆オイルフィニュッシュするための下準備をして行きます●ボディは前段階を施してからオイルフィニッシュして行きます 前段階が完了した所です◆オイルフィニュッシュ後のボディ画像です●塗りたてで磨き込んで艶を出して行きます 照明の関係で白っぽく見えますが、現物はしっとりまったりしてます●22フレット仕様なのでピックガードを外すには、ネックを外さないといけませんので ネック調整の時にピックガードを交換するか考えます●駒をゴールドに交換すると、ピカピカ過ぎて現在よりも浮いた存在に成りそうなので 慎重に考えます●ほんの冗談ですが、ジョージ・ハリソン仕様に変更する事も検討してます●トップの欠損を補修するか迷ってます●ストラトを購入した時のハードケースと同じケースを持ってましたので使う事にします 20歳のK2は真ん中のFenderの文字が苦手で、パテ埋めして塗装までしてしまいました●ハードケースに付いた、皆に嫌われる香りはファ●リーズでは全く歯が立ちません 重曹を全体に振りまいて数日経過しますと、匂いは完全に消えて良い香りに変わりますが 振りまいた重曹を掃除機で吸い取るのが一苦労で、吸っても吸っても叩くと重曹パウダーが 落ちて来るを繰り返すこと8回・・・インナーを外してシャワーで洗っちゃおうか?と 思ったっら、固く絞ったタオルで拭いて、掃除機掛けたらやっとこさ収まりました ダイソン掃除器なら数回で完全に吸い取れるのかも知れません 🌸ダイソン持ってる常連様がおられましたら貸して下さいませ to beが出てしまいました🌻時々引っ張り出して弾いていたのですが、ミニスイッチの接点不良でF+Rでハムバッキングの 音はおろか、通常のF+Rのミックス音も出なくなっていました。 セレクトレバーが信頼してない●●-30でしたので疑いましたが、ミニスイッチをON-ONの ハーフの位置にしますと音が出ますので、●●ー30の仕業では無い事が確定しました●キャパシタは交換したと思っていたのですが【クロレッツ】のままでしたので ついでに交換します●黒レバーにするかシルバーにするかは迷う所ですが、色合わせしてから決めます シルバーの方が安価なので浮いたコストをキャパシタに掛け方が良いと思ってますto beto be
2021年01月27日
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◆今回は Westone W-80 サイド&バック ハカランダ再生です Westoneブランドの最上級機種と理解しております 立場上どうしても自分のギターは後回しになっていて、4年も経過してしまいましたが、 そろそろ始める気になってしまいました◆画像から確認して行きます ●新工房に移転する前から始まってました、W60以上のシリーズは名機と呼ぶに 相応しい個体ばかりでした。●部品を全て外してワックス掛けに入ってます。 外したペグは同じ所に戻すために番号を貼っておきます。 40年以上経過したグロバーですが、グリースアップして作動は良好です。●指板はエボニー製で、専用クリーナーで汚れを落としてから、フレット磨き&蜜蝋ワックス 掛けした状態です。 ヘッドの突板はハカランダと思われます。●SUPERネックを見るたびに思うのですが、ネックリセット大変な作業になるだろうな? 音響的には理想的なデザインかも知れません。●サイドに割れ止めが有りますが、ソリッドでは無く当方の調査によりますと、 ソリッドハカランダの2枚合わせの様です。 合理的に考えますと、1枚のソリッドよりも2枚合わせの方が、半分の厚みで薄い故に 割れやすいですから、必要な補強で有ると思いますが、紛らわしいかも知れません。 調べるまでは、K2はオールソリッドと思ってましたから。●ハカランダとメープルの3Pバックです。●サイドに塗装クラックが有りますが、木部に達してませんので問題は無いです。●40年以上経過したギターですが、愛情を持って管理されていた個体で有る事は 直ぐに判ります。【入手前の試奏ではブリーシングが剥がれ放題で酷い音でした】 内部の割れ止めを写した画像で、何だこりゃ?て気ずかれた方もいらっしゃるかも知れ ませんが、Xブレーシングがセンターを中心に4方向で剥がれ放題、さらに数か所剥がれ てる状態です。 普通だったら購入を断念するかも知れませんが、K2にとっては何の問題も有りません。 これだけブレーシングが剥がれてるのに、さすがウエストーン!しかもS氏にお譲りした W-60の上位機種です、凄い鳴りで驚くと同時に、完全にリペアして本当の音が聴きたい! の衝動を押さえる事が出来ませんでした、中途半端なリペアされて無かったのも良かったです。◆自分用のギターですから、リペア開始出来るのは何時頃なのか見当が付きません。◆そろそろリペアしないとW80に申し訳ないので始めて行きます●左サイド・トップ1番とXブレーシングの先端を同時に張り戻します●右サイド・トップ1番とXブレーシングの先端を同時に張り戻します 他の部分は割愛する事にしました ノックテストの音は乾いた金属音が帰って来ます、益々期待が高まります🌻ブレーシングの接着固定が完了しましたので、次の工程に移ります◆底面75度のナットを削り出して行きます●75度を正確に削り出す治具を使います●ピッタリ削り出しました●仮置きして隙間が無い事を確認します●弦溝の底面を墨出しします 1フレットの高さ+0.5mmの位置が弦溝の底面に成ります●インチ表示の専用プレートを組み合わせてマーキングします●僅かな余裕を持たせて粗削りしておきます◆仮のセッティングをして行きます●1フレットに0.5mmのスペーサーを固定します●サドルも仮です●6E/12Fが3.5mmです●1E/12Fは3.0mmです この数値を基準にセッティングして行きます●サドル&ブリッジに手を加えました●ナットらしくなりました●ナットの仕上がりです 今回使ったナットはテストケースとして、レーシングオイル【0W~20W】に漬け込んだ物を 使いましたので色白の仕上がりです●ネックの仕上がりです●バックも鏡面仕上げしてあります●ようやく4年7ヶ月ぶりにギターとして復活しました◆試奏タイムです Westone W-80 流石です。これ以上のコメントは必要無いようです Westone W60以上の固体をご存じのゲスト様でしたら、このコメントの 意味が解って頂けると思います 🌸Westone W-80 やっぱり凄いです🌸 K2のセカンドギターになります
2021年04月28日
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◆FERNANDES TEJ-○○ 再生して行きます ギターオーナー様は、タケちゃんマン様です 布袋寅泰氏の大ファンで購入されたそうですが、ネックコンディションが 凄い事になってまして、弾く事が出来ない状態でリペア工房を探していた所、 工房のご近所のガソリンスタンドさんの紹介で【すぐ近くに有りますよ!】と紹介されて お越し頂きました。◆画像から確認して行きます●ブラックボディはワックス掛け直後でも、静電気の影響で埃が目立ちますが 超鏡面ワックスで仕上げますと、見違えるほど綺麗になります●弦を交換しますので、ペグも外して磨いてからヘッドもバフを掛けてピカピカに仕上げます●Gotohのペグが乗ってます●部屋の中に出して置いていたお話し通り、フレットボードに埃が溜まってました 屋内は梅雨~夏~冬の季節変化でギターにとってはタフコンディションですから ハードケースで保管する事をお勧め致します●ネック裏にキズが有りません●バックも同様です◆リペア開始して行きます●全体の磨きから始めますので、ペグを外して磨いて行きますが、ゴールドのメッキは 気合を入れて磨きますと、シルバーに生まれ変わってしまいますので注意します●ヘッドストックを磨いてペグを戻しました●ネック裏もピカピカに磨いて有ります●バックもこの通りです●トップもこの通りです●ジャックの錆は、ジャク本体が見えている部分は差込口だけで、六角ナット&ワッシャー の錆ですから磨いて対応する事にします●ブリッジの駒はバラシて磨いた方が早いのでバラして磨きます●ブリッジ本体もこの通りです●ブリッジ駒を戻しました●6E側と1E側のボディから出ている高さを測定しますと、1E側が0.5mm高い事は お預かりの時にご説明した通りです●フレットボードにゲージをあてて比べますと、6E側と1E側共にストレートに近い状態です この事から、6E側が0.5mm下がっている事が確定しましたので、ネックを外して角度調整 して行きます●この原因を少しは予想してましたが、ボディに吹いたクリア塗装が入り込んでました 1E側にシクネスゲージを当てますと、0.48mmでだいたい同じ高さになります 画像の左上のネックポケットに、0.5mmのネック角度調整のスペーサーが入ってました この事は珍しい事では無く、某USフェ○ダー社では何と名刺の切れ端が入っていた事も 有りました・・・思わず笑いが出たのは言うまでも有りません●当初の見立てと逆で、1E側が上がっていた事に成りますので、1E側に侵入していた ウレタンクリアを取除て、6E側の高さに合わせます●ネックを外した時に気が付きましたが、ボディにもネジ山が有ります ギターに限らず木工の基本として、3枚の材を固定する場合は、真ん中の材にネジ山が有りますと しっかり固定する事は出来ません。ギターの場合はボディのネジ山が無い大きさに穴を開けなければ 成りません。プレートとネックにボディが挟まれて固定されると言う事です●4.5mmのドリルでネジ山を取除いて、ネジが抵抗無く入る様に修正しました●ネックをセットして6E&1E側のボディからの高さを測定しすと。2.0mmで同じ高さになりました●弦を張る前に4D〜6Eの最終フレット近くのフレットに段差が無いか確認しておきます 僅かに段差は有りましたが、この程度でしたら擦り合わせが必要としも微調整のレベルと 思われます●セッティング用のプレイテックの弦を張ってセッティングして行きます ネックの付根付近でフレットの高さにバラつきが有り、音出ししますと少し強くピッキング しますと微妙にバズリますので、フレットを擦り合わせます ・・・このポジションは実際に滅多に弾く事は無いと思いますが、弾かないけどバズリが 有るのは違和感を感じます●フレットクラウンを僅かに削ぎ取る程度でしたので簡単に解決しました フレットクラウンを修復してから、フレット全体を磨いた後にフレットボードに オイルを塗った画像です この後は、ブリッジ駒を調整して弦高を決めてから、オクターブチューニングを決めて ラストに1フレットのクリアランスを調整すればリペアの完了と言う事に成ります●ロッドカバーとバックカバーを止めるネジを、工房の㊙液に浸けてシェイクして一晩放置しますと この様に再利用出来る様に成ります●弦交換が面倒とおっしゃてましたが、カバーの弦通しの穴とトレモロユニットの弦穴が この様に一致して無いのも原因です。弦交換の度にカバーを外すとビス穴が持ちませんので、 穴を広げたり、画像の弦通しの穴の上からカバーを切ってしまう対応をする事が有ります●画像はオクターブチューニング合わせている所です ●1フレットの調整も済みました●6E/12Fは、1.90mmにセットして有ります●1E/12Fは1.50mmにセットして有ります◆リペアの完了です●あれだけ弾き難かったネックが正常に戻りました●ボディもこの通りの仕上がりです🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年06月12日
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◆COLE CLARK FL2AC セッティング ギターオーナー様は、miouniverse 未央祐介 様です。 【YouTubeで未央ユニバースでも検索できます】 5月12日の九州でのライブに間に合う様に、リペア出来る工房を探して 来店して頂きました。 お話して居りましたら、偶然にもお互いの自宅が同じ町内会で、 ご近所で有る事が判って不思議なご縁を感じました。◆画像から確認して行きます●COLE CLARK FL2AC は初期のモデルです●コーションマークが浮いてましたので貼り付けておきました●先週ナットは交換したばかりだそうです●1フレットのクリアランスを確認しますと0.18mmしか有りません。 これでは解放弦の音が正常に出ませんので、短期間で有ってもナット 交換する事を視野に入れる必要が有ります。 リペア工房で最初からこの高さに弦溝を切る事は考え難いので、 ナットに手を入れる前にセッティングしてから判断します◆リペア開始して行きます●トラストロッドの調整に10mmのボックスレンチを使うのは2回目です。 スナップオンの10mmロングタイプを使うと調整がスムースに出来ます●1フレットのクリアランス不足の原因が、ロッドの締め過ぎの可能性が 有りますので、1フレットのクリアランスを確認しながらロッドを 緩めて行きます●1フレットのクリアランス以外は無視して1フレットを調整しますと 0.43mmまで取れますので、ナットの交換をしなくてもOKの可能性が 出て来ました。●6E/12Fは2.20mmで工房の正常値に調整出来ました ●1E/12Fは1.75mmでOKです◆この状態でネックが安定しているか数時間様子を見ます◆様子を見ている間にサイドのクラックを精査します●マスキングテープの左の下が最初に入ったクラックで、左右で段差が出来てます。 クラックが進行していると思われる、アンダーラインの下は細い クラックラインが入っている状態です。 このまま放置する事で良い事は一切有りませんので、パッチを貼って 補強する事をご提案致します●工房内の証明を落として、強力ライトを当てて内部を見ますと↓●完全に光が入って来ますので、傷が【クラック】浅いうちに補強する事を お勧め致します。 サイドのクラックはクランプが普通に掛けられ無いので、これ以上傷口が 広がりますと面倒な事になります。➡九州からお帰りになったらリペアする事に 決まりました◆最終的なセッティングを確認します●1フレットのクリアランスはOKです●6E/12Fも2.25mmでOKです●1E/12Fも1.75mmでOKです●フレットボード&フレットをクリーニングします 磨かれたフレットワイヤーはスポットライトに照らされますと ステージ映えします●磨いてから改めてフレットを精査しますと、私の見解は一部のポジションで 深めにエクボが入ってますので、擦り合わせをご提案する事は有りません。 理由は深く入ったエクボに合わせて擦り合わせますので、フレットが低くなり 過ぎるからです。 ●この状態でしたら、もう少し弾いてから1フレット〜10フレットを打ち換える 方が合理的です●ナットをマイクロファインで磨き、ヘッドストックもオイルが染み込んだ ウエスで磨いて有ります●リペアの完了です🌻お渡しの際に、miouniverseのお二人揃ってお越し頂きました。🌻ギターの仕上がりの確認の際に、お二人の素敵なハーモニーを 私一人で堪能させて頂きました。⇩リンクです https://youtu.be/l303js-NurA?t=67 YouTubeにアップされる予定との事ですので、miouniverse 未央祐介で 検索しますとトップに表示されますので是非ご試聴下さい。 もしくは、 YouTubeでk2ギターファクトリーで検索しますと、同じくトップに 表示されますので探す手間が有りません🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております🌻お渡しの際に、miouniverseのお二人揃ってお越し頂きました。🌻ギターの仕上がりの確認の際に、お二人の素敵なハーモニーを 私一人で堪能させて頂きました。⇩リンクです https://youtu.be/l303js-NurA?t=67
2025年05月04日
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◆Fender.MX JAZZ BASS セッティング ベースオーナー様は、Takahasi様です 先日、セッティングさせて頂いた、YAMAHA Pacificaに 続いてご依頼を頂きました。◆画像から確認します●US・Fenderと弾き比べて出音に納得されて購入されました。 ●ロッド調整口がヘッドに有るので、リペアする立場として助かります。 アイディアマンとして有名だった、レオフェンダーの最大の勘違いは ネックを外さなとロッドが回せない事と思ってます。●1フレットのクリアランスと順ゾリ修正のバランスを見ながらロッド調整します●1G弦以外はオクターブが全く合ってませんでした。 経験と知識並びに施用工具が必要なセッティングでは有りませんので、オクターブくらいは 調整してから販売されたら如何と思います●新品のメイプルネックなので、ロッド調整後、数日経過してからセッティングに 変化が現れる可能性が有ります。セッティングに変化が出た際には微調整しますので 遠慮無く工房にお持ちください●フルテンに位置がバラバラでしたので、揃えて有ります●セッティングの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月28日
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◆今回のご依頼のギターは、Epiphone PR-350です Epiphoneのご依頼は非常に少なくて、確か2台目だったと思います。◆リペア箇所を確認して行きます、外回りの状態は良いのですが、 細かくチェックして行きますと色々出て来ます。●ピックガード先端の欠損●ブレーシングの剥がれ その①●ブレーシングの剥がれ その⓶●トップの凹キズ大 計2か所 先に補修材を盛っておきます。◆いつの間にかリペアが始まってます●1~5フレットのところで、フレットボードが剥がれてます●フレットボードがローポジション側で剥がれてましたので接着から始めます。 実は、ヘッドからネックの状態を確認してましたら、妙なねじれ方をしてましたので 軽くネックをねじれの逆方向にねじりましたら・・・簡単に剥がれが姿を現しました こらこらGibsonもうち~っとばかし真面目に作らんかい!です。(笑) ・・・外注ですから・・・●フレットボードの剥がれは意外と性質が悪いので、接着にはとても神経を使います・・・ なになに・・・使ってる様に見えないって? 極薄スクレーパーを剥がれに差し込んで行きますと、どんどん剥がれが進行して行きます。 この簡単に剥がれるって事を妥協して途中で止めますと、リペア完了後の一定期間経過しま すと、接着した先から剥がれる事が有ります。 そうすると、訳の分からないビビリ音が発生して、原因を見つけるのがさぁ~大変です。 なぜならば、剥がれの左右は完全に接着されてまして、剥がれてる事が判別不能なのです。 過去にGibson-J50でこの様なケースが有りました、リペアショップを7軒回って原因不明! でもビビってる訳で、8軒目にK2の所に紹介で見えられました。 ブレーシング&ライニングの剥がれは無しとの事でしたので、取敢えず信用して、 他にリペアに出された事をお聞きしましたら、フレットボードの剥がれをリペアしてるとの事でし たので、問診開始5分で原因が判りました。原因が判れば後は簡単です。 話が飛んでしまいましたので元に戻します●ブレーシングの剥離を接着して行きます 内部からジャッキを掛けてから、外側がらクランプで押さえて行きます。 反対側も同じ内容なので割愛させて頂きます。◆ブレーシングの剥がれは左右対称箇所で剥がれるケース多いって話です。 特有のビビリ音&ノックテストでブレーシングが剥がれてる事が判明した 時には、原因を見つけましたら安心せずに、その逆サイド側も必ず確認しましょう 高確率で剥がれてる事が有ります。完全に接着されるまで、ほ~っておきます。◆フレットボードの跡処理の方法 フレットボードが剥がれますと、ネックとの間の塗装も割れますので、今回はネックを オイルフィニュにすることになりました。●塗装を剥がしました、サンドペーパーとスクレーパーで剥がす地味な作業なので 画像を撮りませんでした。●1回目のオイル湿布後です◆ネックのオイルフィニッシュも完了しましたので、セッティングに入ろうかと思った のですが、内部を構造を確認しましたら・・・絶句・フリーズ・骨太! ここまで丈夫に作らなくても良いのにね! バックを外して内部構造を全て入れ替えたい衝動が湧いて来ましたが我慢です。
2017年10月07日
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◆今回のご依頼は、YAMAHA FG500J 黒ラベル リペアです ヤマハ・ビンテーシリーズでK2が個人的に好きな、黒ラベルしかも FG-500Jですから上位モデルです。◆大切に弾かれて来た事が手に取る様に判ります。黒ラベルは番号が上がる程良く鳴ります●フレットボードが波を打ってますが、演奏には影響有りませんし、フレットの減り具合が 均等に減ってますので、試奏した感じでは擦り合わせする必要も感じませんでした。◆この素晴らしいギターのオーナー様は八街市のふかふか様です。 高校時代に少し辛いバイトのお給料で購入された、【青春のギター!】です。●最初のリペアのご依頼は、ロッドカバーを紛失してしまったので、ローズ製のカバーの 製作でした。 土曜日に工房に起こし頂いた時に、ギターの話、好きなアートストの話、FG500との話を させて頂きましたら、同年代で有る事が判明しまして、更にこのFG500は最近は出番が少なく それ程弾いて無いとの事でしたので、ライブで使いたく成るギターにさせて頂く事になりました。 FG500の声を聴いて見ましょう! 俺の本当の声を聴いたらライブで使うしか無くなるぜ! 俺を甘く見て貰っちゃ困るんだけど・・・本来持ってる音色を聴いたら驚くよ! とのコメントを頂きました◆弦高調整から入ります ロッド調整だけでは、6E/12Fが3.5mmまでしか下げる事が出来ません、ハイポジション では少し辛い高さです、順ゾリの値は測定したところ、最大で0.1を超えてます。 ・・・ロッドを完全に緩めてネックヒーターで有る程度ストレートに修正した方が早い 様です。 ヒターの画像を撮り忘れてしまいました・・・◆サドルの交換 ブリッジのトップを削って弦高を下げた形跡が有りますし、フレットボードR350に 対してサドルがR350になってません。 FGシリーズと最も相性が良いと思われる、黒檀【エボニー】サドルに交換します●塗装されたブリッジのクリアが部分的に剥がれますと・・・クールとは言えません●これだけ綺麗なブリッジに塗装するなんて・・・勿体無いと思いませんか?◆FISHMANのマイクを乗せる事になりましたので、ブリッジ溝を1.5mm掘り下げます●掘り下げは実に地味な工程ですから割愛する事にします◆シールドジャックは12mmですから、画像のドリルを使って開けます◆取付後です●12mmの穴を通る極細のシールドを使いますと、サウンドホールから腕を入れなくて 済みますので簡単に済みます。◆試奏した感じでは、原音に手を加えずにそのまま増幅しますので、ライブでは最も 使い易いと思います。 ノイズもハウリングも無く流石って感じです。◆クールですね◆ふかふか様に電話で音色を聴いて頂きました【電話の音声は加工されてるので原音が 完全には伝わらないらしいです】 K2 ・・・マーチンHD28の音でした~ ふかふか様 ・・・ですよねぇ~ K2 ・・・本当はFG500です! ふかふか様 ・・・ほんとですか!? K2 ・・・ほんとうです FG500の本当の音質がこれです 是非ライブで使って下さい ふかふか様 千葉市のライブハウスでのライブに使います🌸たいへんよくできました🌸
2017年11月13日
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◆今回は、YAMAHA FG110 通称赤ラベル用サドル製作のご依頼を頂きました。 大阪府在住のK様からのご依頼です。 ◆ヤマハのジャパンビンテージと呼んでも良い、40年クラスのFGシリーズには、黒檀が合うと言うか これ以上相性の良いサドル材は無いと経験から確信してます。 サドルでこれだけ音質が変化するのか?と驚かれるクライアント様と、先日リペアさせて頂いた FG450グリーンラベルのステージでの音質に、K2自身が驚いて魅了されてしまいました。 ◆ギター本体を送らなくても大丈夫なの?と思われるかも知れませんが FG-110赤ラベルは、K2ギターファクトリー秘蔵ギターの一台で、工房内に有りますが、 HN/ふかふか様以外にお見せした事は有りません。 理由は・・・手元を離れる可能性が最も高いからです。つまり、非買品と言う事です。 1弦と6弦の接点の高ささえ判れば本体が無くても、ピッタリに製作する 事が可能なのです。 そうする事によって遠隔地のクライアント様に、往復の送料と言う無駄なコストが掛からない メリットが有りますが、微調整が必要な場合はクライアント様の担当になりますので、手先の 器用さに自信が無い方はには、ハードルが高いかも知れません。しかしながら、正確に上記の 寸法取りをして頂きますと、微調整の必要は生じないと思います。◆工房の秘蔵FG110赤ラベルです。FG180と互角?言い過ぎかも知れませんが、 楽しいギターです●ブリッジの上面を削って弦高を下げましたので、木目が露出してます●6E/12Fが2mmです、エレキ出身のK2のアコギはこんな感じです●ブリッジ周りはお約束の様に変形してます、工房に入って来た時は満身創痍状態でしたが ここまでのセッティングに仕上げました。 ◆黒檀材【エボニー】は、40年以上自然乾燥された、黒色部分のみを製材して頂いた材で、 K2の評価ではAAAAクラスの黒檀です. ●白っぽい箇所が全く無い良質の黒檀ですが、ストックが200台分程度まで減って 来てまして、仕入れ先に拝み倒して探して頂いている所です。◆それでは製作して行きます。●感で製作する訳では有りません、事前に愛器のデータを確認して有ります●予定弦高を割り出しておきます◆計測値に従って切り出します●底面は完全水平にしておきます、普段は鉛筆でマーキングする事は有りませんが 今回はマーキングが消えたらOKと言う説明が必要なのでマーキングして見ました●水平の出し方は、底面を削る感覚では駄目で、左側の直角治具に押し付ける感覚で サンディングして行きます●片手では削はれません!治具をしっかり押さえてしっかり削ります。画像を撮る 為に治具を押さえて無いだけです。●水平になっているか確認です●電気照明に当てて光が漏れないか確認します●サドル加工専用のバイスですか、無くても加工は出来ます●この画像はサドルのカーブがフレットボードと同じ、R350に成ってるかの確認です 見えにくいですがピッタリです●マウントしてピッタリ収まっているか確認します●この治具はK2が考案しましたが、SM社でも販売してる事が判った時は、 洋の東西を問わず考える事は同じですね! サドルトップを簡単に削り出す為の物です。しかしながら、弦接点が一直線の サドル限定です。サドル厚3mm用と2.7mm用が有ります●バイスに固定して前後に動かすと・・・●チョコレートの様な感じです●仕上げが終りましたので最終チェックです。Rとサイズは予定通りです 画像の左側が薄茶色に見えますが、蜜蝋ワックスの拭き取りが不十分で 照明が反射してそう見えるだけですからご安心下さい●SMITH社の蜜蝋+オレンジオイルタイプを使います。●完成したサドルです。◆ここから先は番外編になります●工房のFG110のセッティングは最初の画像の通りですが、低いサドルを使える様に サドルの上面をサンドペーパーで削りました。 ボディの変形修正はしましたが修正には限界が有りまして、予定の弦高まで落とす 事が出来ないので、ブリッジを削るしか選択肢が無かったためです。●センターの埋め込みシロは3mmです●1E側は2.8mmです●6E側は2.8mmです◆こうする事によって、6E/12フレットが2.0mmというK2好みのセッティングに する事が出来ました。 他にネックリセットや厚い指板材に交換する方法は有りますが、費用・時間を 考えた時に最も現実的な方法を選択したと言う事です。 ブリッジを削らずに高い弦高で、【弾き難いなぁ~】とストレスを抱えたまま プレーする事にK2は我慢できませんでした。
2018年03月10日
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◆FERNANDES ZO-3 セッティングのご依頼です ◆画像から確認して行きます●レスポール風味です ピックアップもGibsonに乗せ換えられてます、ピックガードは自作されたそうです。●おや?クラプトン風味も有ります●内臓スピーカーが交換されております。◆6E/12Fで3mmを超えてますと、エレキですと弾くには相当厳しいものが有ります ●指で弦を抑えてフレットに接触しないか確かめておきます◆このZO-3のオーナー様は、GENさん です。 普段はアコースチックギターで素晴らしいステージングを披露されております。 Gibsonをお使いになってますので、迫力のあるステージで有る事は簡単に想像して 頂けると思います。 ギターメンテに関しても知識と技術をお持ちですが、今回はこの弦高を下げて 弾き易くして頂きたいとの事でご依頼を頂きました。◆原因はこれです、そうです【ブラスナット】です●k2ギターファクトリーでもブラスナットの交換は、ナット巾&EtoEが合っている 既製品を使います。理由は簡単で、ナットファイルの消耗が激しくて 片面が1回で使用不能に陥るからです。 底面を耐水パーパーで削ぎながらセッティングして行く様にしてます。◆ナットの溝が・・・◆90度に整形してましたら、ノコ溝が姿を現して来ました、しかもフレットボードを 突き抜けてメープルネック材まで達しております。●センターだけノコ跡がありますので、半月型の特殊ノコの跡です。●ナット溝のペグ側の直角を出そうとしますとフレットボードが分断されて、 接着強度が落ちる可能性が有りますので、ギリギリの線で止めて置く方が 正しい判断と思います◆新しいナットの素材は、【ブラジリアンローズウッド】の柾目材に決まりました◆40年以上前に製材された特上の材です◆ナット溝に合わせて切出しました◆フレットボードはR350で、アコギプレヤーには慣れ親しんだRです◆この特殊工具はとても便利です◆1フレットに0.5mmのプラ板をセットして、上記のプレートを組み合わせてピンクの プラ板と同じ高さにします◆そして、フレットボードに押し付けて線を引けば、ナットの溝底辺が 出ると言う訳です●あとは線に合わせて整形するだけです、ナットが無い場合や、オリジナルナットが 使えない場合にはとても重宝しますが、出番が少ないので残念です◆上の線が溝の底辺です、若干オーバーサイズで整形して微調整して行きます◆ナットらしくなりました◆ナットの整形が済みましたので、弦溝の墨出しをします●43mm巾の部分を当てて墨付けしますが、この工具ははっきり言って使いに難いです◆ナットファイル・ノコ で弦溝のセンターにノコを入れます◆ネック裏とヘッド裏のビス跡をメイプル●棒で埋めて行きますmm●ビスの長さに合わせてマスキングテープで印を付けてネジ穴を整形しておきます。 直径3mmの竹用ドリルを使います◆ネック裏の補修が完了しました●ヘッド裏のネジ後には鍋ネジが強いトルクでに打って有ったので窪みが残ってしまうので、 周囲を木工パテで埋めてから仕上げます◆ブラジリアンローズウッドのナットの仕上がりを確認しておきます●本来でしたら、巻弦は半分をナット溝から出す様にセットするのですが、 ZO=3のヘッド&ペグ位置が特別な形状ですから、通常の弦溝ですとナットから弦が 外れてしまいますので、ナット上面に合わた溝の深さにセットして有りますが、 音詰まりの無い様にセットして有りますのでご安心下さい。◆6E/12F は2.1mmですからエレキギターでは最も弾き易と思われるセッティングに 落ち着きました◆仕上がりました 【最初の画像を流用してます】◆お楽しみの試奏タイム 弦溝を調整する時にアンプに接続しようと思ったら、アンプ内蔵だった事をすっかり 忘れてました。 内臓スピーカーがらの出音もK2の知ってるZO-3とは一味違います。 Gibsonのピックアップと強化されたスピーカーの威力は流石です。◆マーシャル8080で鳴らしましたら更に驚きました、ライブで使えるポテンシャルを 備えてまして弾いていてとても楽しいギターです。 専用ハードケースの内張がギブソンピンクでしたので参りました!🌸たいへんよくできまた
2018年11月05日
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◆Fender,MX Telecaster セッティング&ペグ交換のご依頼を頂きました ギターオーナー様はNabe様です 先日お預かりしたストラトの話から、ボーカリストがぶら下げるギターはテレキャスが似合います! ねと、浜田省吾氏ファンのK2が個人的な好みの話をしてから、幻と言われるジャパフェンのJV4桁 シリアルのテレキャスをお見せしました事が原因で入手されたそうです 余計な事を言ってしまったと、全く反省するそぶりも気持ちも全く沸いて来ません(笑) テレキャスはサイコーと思ってるからです◆画像から確認して行きます●PLAYER SERIES と言う新しいグレードです。最近のFenderメキシコは本家と 良い勝負をしてるくらいレベルが上がって来てる気がします 初期のジャパフェンの様に本家からクレームが付かなければ良いのですけど・・・●マグナムロックタイプのペグに交換します●PLAYER SERIES 新しいグレードだそうです ◆セッティングを確認して行きます 軽く試奏しましたが、某イシバシ楽器さんにしては弦高が高いね、どうしちゃったの?と言う 印象でしたので弦高をチェックしますと・・・●6E/12Fは、2.0mmジャストです●1E/12Fも1.50mmジャストです こんなに低かったの?の模範的なネックです 気を取り直して改めて試奏しますと・・・やっぱり高く感じますので 原因を特定し行きます●1フレットは微妙すればOKで、特に問題が有るレベルでは有りません ネックもストレートにセットされてます●となれば後はネックのセット角度しか原因が有りません ギターを抱えて上から見ますと、12フレットから上の弦高が高いので、その視覚から高く感じる 事が判明しました 人間の感覚でどうなってるのでしょうか?K2の感覚かも知れません ブリッジ駒を下げて解消出来れば良いのですが、下げたら弾けない事になるのでしたら ネックジョイントにシムを咬ませて角度を修正する方法が有りますので、心配には及びません 実はネックのセット角度を僅か0.25mm【角度では無くミリで表現します】変えただけで 1フレットの高さが1.5mm上下します、それほどセット角度の威力は絶大です ●今夜は6E&1Eを高く感じないレベルに調整して、本格的な調整は明日にします◆正式なセッティングをする前にフェンダー純正のロックペグに交換しておきます●全く同じ形状でしたので加工は一切必要有りませんでした●順ゾリを修正しながら、バズらないギリギリの弦高にセットしましたが、この高さでOkに なる事は無いと思いますので、1週間ロッドの修正具合をチェックして微調整します🌻何とこのままのセッティングでOKでした、驚異の弦高セッティングです この弦高でチョーキングをしても隣のフレットに接触しないのは、レットボードの カーブボトムが、USテレキャスと違ってRが緩いのかも知れません・・・ 測定を忘れてましたので正確な情報では有りません●測定した弦高と体感弦高が一致して弾き易いギターにセット出来ました! 最近のフェンダーメキシコのクオリティーは上がってる様に感じてます◆試奏タイムです 久しぶりに工房にお越し頂いた、試奏担当のKIKIさんにお願い致しました セッティングが宜しく無く、弾き難いギター&音が?のギターの試奏は直ぐに止めてしまう KIKIさんが楽しそうに試奏されてました、しかもスマホお気に入りのBGM集を流してです これは最高レベルで気に入ったと言う証です🌸このテレキャスを使えば、スーパースターもYUMEでは有りません! ライブ音源の件楽しみにしてますね🌸
2021年08月14日
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◆ギターの納品にお邪魔しましたら、可愛くてレアなギター見付けました 【撮影&ブログアップの許可を頂いて居ります】🌸ブログアップ直後、JK様から【押さえ込み1本!】のご依頼が入りまして、 K2ギターファクトリーで押さえました、残念ですが店頭で確認する事は出来ません🌻ハードオフ富里インター店様です 【千葉県富里市です】 良質なアコースティックギター&エレキギターを豊富に取り揃えているお店として有名です ●Jumbo F-45 Fと言うよりもニューヨーカーータイプですね これだけ状態が良いにも拘らず、ジャパンビンテージですから奇跡の一台です 🌻カタログスペックが判明致しました トップ・・・スプルース合板 サイド・・・ハカランダ合板 バック・・・ハカランダ合板●人気の高いスロッテッド・ヘッドです ロゴの【J】を【G】と読んで、グンボ?って何? と勘違いした事が有るのは K2だけでは無いと思います●トップ&サイドの材は、Yosiさん なんでしょうか?●最近は殆ど弾いた形跡の無いギターの事を、ミントコレクションと呼んでいる様です 12月10日に店頭展示を開始してから、10日間売れなかったのも不思議です ハードケースの付属が有ります◆工房にお連れいたしました●販売されたKawase楽器さんのネーム入りのハードケースです●全体をチェックして行きます●ハードオフ様に下取りに出す前に、プロの手によってリペアされた形跡が認められます●ペグから弦を出す方向は、画像がスロテッドヘッドの正しい方向なのですが、 正しい方向から出すと、ヘッドに接触する恐れが有りますので方向を変える必要が有ります●ハードオフ様でフレットボードに蜜蝋を使ってメンテして頂いて居りましたので 工房で手を加える必要が有りませんでした●ボディ全体は超鏡面ワックスで磨きを入れました●6E/12Fは、2.25mmでOKです●1E/12Fは、1.75mmです●1フレットもOKです●弦を出す方向はこの様にして下さい●確認の完了です◆試奏タイムです ニューヨーカータイプの音質そのものです・・・と言ってもニューヨーカータイプの音って? 文字で説明するには語彙が足りません。 フィンガーピッキングで演奏すると、優しく穏やかな音に癒される様に感じます 弾き易く楽しいので、EGF1000以来、マジ弾きしてしまいました🌸キュート🌸
2021年12月20日
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◆Tokai LS-500 ギターオーナー様は、Ms様です ダンカンのピックアップに交換のご依頼を頂きました◆画像から確認して行きます●製作された年数から極上品です●レス・ポール表示はGibson社の指摘で、短期間だけ製作されたモデルです●59モデルとJBモデルに交換して行きます●搭載されているピックアップの種類に興味が沸きます●ハットノブの割れは取付方法と構造上、良く有る事と考えて下さい●レスポールのサーキットに基盤を使わなくても良い感じがします 更に250Ωのポットが使われます。ハムバッキング=500Ωは必ず守る必要は無いと思いますが 搭載されているピックアップとの相性を考えたのだと思われます【個人的な推測です】◆ピックアップを交換します●外したピックアップには、【X】 と言うスタンプが押して有りました●セイモアダンカンのピックアップに交換しました●“Tremendous!”🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年07月27日
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◆Yamaki F-12 ギターオーナー様は、兵庫県在住の【薪拾いジジィ】様です 現在リペア中の【CHECKMATE】にリペアが完了次第発送して頂くと言う事で ご予約頂きました➡無事到着しました◆メールで頂いた画像をアップ致します●店の倉庫から出てきたギターで、サイドやバックに若干のキズがありますが 弾かれた形跡はほぼありません。 弦はダルンダルンの状態でビニール袋に入ったままだったそうです。 ボディー表面はラッカーが滅茶滅茶薄く、塗り方が残念な感じです。●コーションマークにデラックスの表示が有りますが、ヘッドにデラックスの文字が入ってません 細字のYmakiを見た記憶が有りません●ペグの状態は良好です●無傷に近い状態です 画像で見る限りではクリアが極薄で吹かれている様です●弦がダラダラに緩めて保管されていた様ですが、弦高が超絶高いと言う事は・・・ 今は考えない様にします。🌻55年の眠りから覚めてギターとして活躍する時が来ました●GW中で到着が遅れるかも?と心配してましたが午前中無事に届きました。ヤマト運輸様には 感謝あるのみです。●ビンテージギターで錆びが全く無いペグを初めて見ました◆ロッド調整前に弦高が高い原因を確認します●1フレットの高さはリペア前でしたら良く有るレベルの高さです●6E/12Fで、5.00mm有ります●1E/12Fは、4.60mm有ります◆ロッド調整をします●ロッドを調整する前のネックの状態です➡ロッドフリーと思います●ロッドを締めて行きます●締め方向限界手前まで締めても劇的な変化が有りません 通常でしたら5フレットから1フレットまでは逆ゾリになるはずですので、 ロッドの効きが宜しく無い様です◆弦を外して更に確認します●ボールエンドが素直に抜けませんのでリーマーで広げておきます●ロッドフリーの状態で順ゾリの最大値は0.25mmですから、超絶高いレベルでは 有りません●ネックに非公開○○を掛けてから、ロッドを締め込んで行きますと 1フレットで0.08mm逆ゾリになりましたが、もう少し逆ゾリになってくれればと思います ●ネックの元起きを確認しても2.00mmで、12Fが5.00mmになる事に違和感が有ります◆ベストなセッティングにするためのアプローチは、沢山有りますが思考回路を リセットする必要が有ります●ブリッジ全体のサンディングが甘いのでサンディングします●綺麗なハカランダの木目がハッキリ出て来ました ◆弦高が高い原因はネックのセット角度以外に無い事が確定しました●6E/12Fに2.5mmのスペーサーをセットします●弦のテンションが掛かって無い状態で、6E弦のクリアランスが0.5mmしか有りません●ボディの延長上に貼られているフレットボードの高さに対して、ブリッジが必要以上に 厚みが有り高い訳では有りません。ブリッジの中央部分で標準的な10mm厚です●元起き矯正用の治具をセットします●6E弦のクリアランスが通常の状態になります●ネックのセット角度を矯正するためシリコンラバー・ヒーターで短時間加熱します プラスチック製のポジションマークの交換が必要になる事は想定の範囲内です●ボディトップの延長線よりも上に来る様に治具をセットします 矯正に要する日数は予測不能です◆いずれにしても半世紀前の事ですから許容範囲内と言う事で宜しいかと思います。 この先はギター製作の先輩方から、あとを託された私の使命と思います◆矯正治具を外して元起きの戻り具合を確認します ●セッティング出来るレベルまで戻って来ましたが、治具を外して振れ戻りしないか 確認する必要が有ります●治具を外している合間に、シリコンラバーヒーターで収縮したプラスチック製の ポジションマークを白蝶貝のマークに交換します ロースウッドのパテを盛って埋め込みます●パテが硬化しましたらサンドペーパーを掛けます ●パテが硬化しましたので、軽くサンディングして段差を無くしておきます●エボニーのステインで着色します。 画像は蜜蝋ワックスを塗る前です ●ステインが乾きましたので、蜜蝋ワックスで仕上げます●ロッドを回す度にギイギイ音がしますので、構造を確認しますとロッドの周囲が【コの字】の アルミの中に入ってました。音が発生する原因が判明しましたので、六角をバラシて潤滑材を スプレーしておきます●サドルを調整する前にフレットボードを確認します●ネックとフレットのボードに段差が出る程、フレットボードの乾燥が進んでます ●フレットのエッジが指に引っ掛りますのでエッジを処理します ●指腹に感じ無い様に修正して有ります●弦高を下げるためにブリッジのトップをサンディングして1.5mm下げて有ります 既存のサドルが緩く厚手のメモ用紙が入るくらい隙間が有ります 緩みが有りますと弦振動を正しく伝えませんの、ヤマキと相性の良いエボニーで サドルを作ります●エボニーでサドルを削り出しました◆セッティングを確認します●6E/12Fは予定通り2.25mmの仕上がりです●1E/12Fは1.75mmの仕上がりです●ブリッジ周りの仕上がりです●1フレットのクリアランスを整えました●ストラップピンを打込みむ下穴を開けますと、数ミリ入ったところでドリルの手応えが 無くなりました。ヒール材が中空になってる様なので、強度を上げるために タイトボンをを流し込んで埋木をして取付て有ります●リペアの完了です セッティングが安定している事を確認してから発送させて頂きます◆ネックの状態を確認します●セッティング直後よりも弦高が下がってます 弦高が下がると言う事は、リペアが成功していると判断してます●ロッドを緩めて弦高を上げますが、2F〜7フレットのバズリが解消されません●2F〜7Fを擦り合わせします●フレットクラウンを修復します●セティング後のネックの動きを一度修正してますので、この先はこの様な大きな変化は 発生しないと思われますので、今週末にお送り出来る見込みです 🌻セティングが完了してから急いで発送しなくて良かった思います 55年間弦を張らずに休んでましたので、材の乾燥以外で木材部分に弦の張力で 変形した実績が無いギターに、ネックの角度調整等のリペアを施しましたので 必ず揺り戻しが来ると思ってました 昔の化粧造りの家屋と同じで、家の骨格を組んでから数年放置して狂いを出してから 本格的に建築を始める感覚です 🌻工房の卒業試験に無事合格されました●ローポジションのバズリを解消してからは、ネックコンデションが変化する事は 有りませんので、お待たせいたしましたが本日6月5日発送させて頂きます。 詳細はメールでお知らせ致します🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2024年04月21日
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◆YAMAHA LL-10D 全体チェック ギターオーナー様は古澤様です。 古澤様は東金市で【メカドック】と言う自動車の修理、車検、 カスタマイズ等の会社を経営されており、28年程前に 私の自家用車のメンテナンスをお願いしていた事が有りました。 ◆画像から確認して行きます●ヤマハギターは、モデル名が【10】【1000】とかになりますと、下位機種とは 別物のクオリティになるイメージが強いです●ギター博士のIta様の情報で、台湾で製作された初期のギターで、製作精度が高く鳴ると 評価されているモデルです。●ペグの金メッキもそうですが、ボディにバフを掛けますと印象が変わります●バックにも大きなキズが有りませが、くすんで見えるので印象が下がってます●超鏡面ワックスで磨きますと正しいビンテージ感が出ます●ネックを確認しますと8フレットを頂点に左右が下がってます。 緩い角度の【へ】の字の形状になってます●ロッドを緩めてネック調整をしますと、6E/12Fで4.50mmまで上がってしまいます●1E/12Fは3.00mmまで上がります●弦がやたら太いと感じましたので、マイクロメーターで測定しますと 1Eで0.32mmでした。0.30mmを超えてますので、0.13~のミディアムゲージが 張って有りました。 ミディアムゲージですと指先が痛くなるのは仕方が有りません。 ギター&ギターオーナー様を労わって011~のカスタムライトにゲージダウンします◆リペア開始して行きます●バフを掛けますので全てのパーツを外します ペグはピカールと9800番のコンパウンドを使って、金メッキの劣化からビンテージの 経年変化になる様に磨いていきます。 ヘッドにワックスを掛けてピカピカにしますと、ペグの見え方も印象もガラッと変わります●ロッドを完全フリーにして、現状のネック材の状態を確認します。●ボディ全体にバフを掛けて超鏡面ワックスで仕上げますと、見た印象がここまで変化します●ヘッドも同様です●バックも同じです●ペグ磨きは地味な手作業で仕上げます●ヘッドとペグをクリーニングしますとこの様になります。ペグ交換は不要の意味が 判って頂けたと思います●ゴールドにコンパウンドを掛けますと、シルバーに変化するのが普通ですが ゴールドを保ったまま綺麗になりました●ナットとネックの巾が合って無いので確認しますと、ネックバインディングが剥がれてました 接着面を綺麗にして貼り付けます●タイトボンドを隙間に入れてクランプで固定します●ロッドフリーにして有ったネックを確認しますと、通常でしたら順ゾリになるはずの ネックが逆ゾリになってました。 これですと思った様なセッティングが出来ませんので、ネックアイロンを掛けて逆ゾリを 矯正する必要が有ります。●逆ゾリを矯正する様にスペーサーをセットしてアイロンを掛けて行きます●アイロンを外して矯正用の治具に交換してネックを安定させます。●治具を外してネックの矯正具合を確認しますと、ロッドフリーでネックの中央付近は ストレートの状態に矯正出来ました●1フレットのクリアランスを確認しますと、0.30mmの逆ゾリしか有りません。 セッティングを考えると、0.5mmの逆ゾリが欲しいところです●ロッドフリーで順ゾリになる様に矯正治具をセットします。 順ゾリに矯正するのはレアケースで、何でこんな事してるの?と思われるかも知れませんが セッティングの工程に入るとご理解頂けると思います●セッティング用の011~カスタムライト弦を張ってネックを調整します●チューニングしてネックスケールを当てますと、ストレートに矯正されている事が判ります●6E/12Fが4.0mm有りますのでサドルを削って弦高を下げます●1E/12Fは2.50mmです●サドルの出は充分に有ります●既存のサドルを捨てサドルとして使います 牛骨かと思ってましたが、削り粉から樹脂で固めた素材なので音質を良くするため オイル漬けに交換します●既存のサドルを使ってセッテングして行きます 可能な限り弦高を下げて欲しいとのオーダーを頂いて居りますので、可能な限り ご希望に沿ったセッテングに仕上げて行きます。●高さを調整したサドルで試奏しますと、1E弦が全体的に音詰まりしますので擦り合わせておきます◆セッティングして行きます●1フレットのクリアランスを整えます●1E/12Fを2.00mmにセットします●1E/12Fを1.75mmにセットします●試奏するとフレットクラウンの角の面取りが不十分で、ポジション移動すると指先に 引っ掛りますので、擦り合わせた1E弦のポジションと合わせて、フレットクラウンを 修正します。 フレットの擦り合わせは想定してませんでしたので、当初の予算が変わる事を了解下さい●マジックでマーキングしておきます●専用のフレットファイルで面取りして行きます●指先で確認しながらフレットファイルを掛けて、ファインとマイクロファインでサンディングして コンパウンドを掛けて仕上げます◆ネックが落ち着いてきたのでセッティングして行きます●1フレットのクリアランスを確認します●6E/12Fを2.25mmにセットします●1E/12Fは1.75mmにセットします●チューニングした状態で3時間程度様子を見ますと、弦高が0.25mm上がって来ましたので まだ完全にネックが安定していない様で微調整が必要です●微調整をして弦を張り戻します●1フレットのクリアランスもOKです●6E/12Fは2.00mmで限界まで下げて有ります●1E/12Fは1.75mmが限界です●チューニングするたびにネックコンディションが変化しますので、まだお渡し出来る状態まで ネックが安定して無いのでもう少し時間が必要です◆ようやくネックが安定して来ました●6E/12Fは2.00mmで変化が有りません●1E/12Fも1.75mmで同様です●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2025年04月15日
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◆Fender PARAMOUNT PM-4CE 3G弦オクターブ調整 ギターオーナー様は、Miyauti様です。 オールソリッドモデルを探していたところ、メーカー純正でピックアップが搭載された 当該モデルに出会い、迷うことなく購入されたそうです。 微妙に弾き難いので、何時もの様にセッティングして欲しいとお持ちくださいました◆画像から確認します●適度に引き込まれていて鳴るギターですが、これからの成長が楽しみです 試奏しましたが、【弾き難い】が最初の印象です。 ギターに合わせるのでは無く、ギターを自分に合わせるのでシビアなコメントに なりますが、簡単に弾き易くなりますのでご心配は無用です●パラマウントと言うとベットが真っ先に浮かんで来ます◆セッティング前のコンディションを確認します●弾き難い原因は7フレットが最大値で、0.43mmの強度の順ゾリです 0.43mmの順ゾリが有りますと、たとえ12フレットが低くて弾き易さを感じられません●試奏中に感じた違和感は、3G弦オクターブが合ってません チューナーで確認すると、3Gの開放440Hzに対して、12フレットが439Hzで1Hz低いです 1Hz低いと演奏どころでは有りません●12フレットからを高くする場合は、サドルの弦接点をヘッド側にして弦を短くする 必要が有りますが、サドルの先端に頂点が有りますので・・・よく見るとサドルの中央が 頂点になってます。 サドルの加工不良と、サドルにくぼみが出来た事が原因の様です●サドルはオイル漬けに交換するに決まってますので、既存のサドルに手を加えて オクターブを合わせられるか先に確認します。 3G弦の接点を出す削りの角度が甘く、これではサドルの頂点に接触する前に左側の土手に 接触してしまいます●まだ440Hzになってません・・・●ストリングガイドが付けて無い事で、弦の出る角度が緩い事も原因でした。 3G弦にストリングガイドを付けて確認すると、440Hzピッタリに調整出来ました。●ストリングガイドを付けておきます●オリジナルのサドルは微妙にうす過ぎで削られているので、チューニングすると 前倒しになってしまいます。 アンダーサドルピエゾの場合は、工房でも冬/夏の湿度差を考慮して微妙にうすく削り出しますが、 オリジナルサドルはうす過ぎです。 高さ調整する前のオイル漬けサドルをセットします。微妙にうすく夏に木材が伸びても 問題なくピエゾに平均に圧が掛かります。◆サドルのくだりでは分かり難いかと思いますが、オーナー様には口頭でご説明してますので OKです。●リペア前は7フレットで0.43mmの強度の順ゾリが、ストレートに修正出来てます●予定の弦高になるように高さ調整を済ませたサドルをセットします●6E/12Fは2.25mmで予定通りです●1E/12Fも1.75mmで予定通りです●1フレットのクリアランスもOKです●リペアの完了です●1フレットから5フレットまで引き込んだ、フレットの減りが顕著に出てます。 現時点では問題は有りませんが、フレットの減りが原因で弾いた時にバズリ音が 出る事が有ります。通常のバズリ音は上のフレットに接触して発生しますが 減ったフレットの2か所で接触して起こる事も有ります。 6フレットから上は殆ど減ってませんので、この症状が出た場合は減っている、 1フレットから5フレットだけ打ち換える事も承りますのでご相談ください。🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年03月31日
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◆Kamaka Gold Label ソプラノウクレレ ブリッジ外れ ウクレレオーナー様は、ピタゴラスイッチ オープニングテーマ/栗コーダーカルテットの 川口様です。 気に入ってるウクレレですが、ブリッジが外れて演奏出来ないので再生して欲しいと お持ちくださいました◆画像から確認します●綺麗に剥がれてますので、再接着する手間が随分省けます●接着面に塗料が乗って無いので、接着力が無くなった事で外れた様です●バックを見るとパックリ口が開いてました。 カマカに良くある外れ方と違うので再接着の手間が掛からない状態です●逆サイドになるトップも剥離してました◆リペア開始します●ブリッジとナットに弦が嵌っていて素直に外れませんでした。 ↑ナットに嵌っているので好都合です、ナットと言うより弦ホルダーです ブリッジが外れているのに、弦を抜くためにペンチを使いました。 ブリッジが付いていたら弦交換にリペア工房に持込むレベルです 溝が極端に狭いので広げておきます●パックリと口が開いてます●接着固定して行きます●スプールクランプでサイド材がピッタリ合うように、押さえ込みながらクランプを 掛けて行きます●クランプ固定が済みました●右半分も接着力を失った様で、タイトボンドを入れていると、剥離が進んで全周手前まで 再接着する事になりました●内部にタイトボンドが貫通して確実に接着されている事を認します●トップ板の剥離箇所を接着固定します 左右をスプールクランプで固定して剥離が広がらない様にしておきます●バック板ほど剥離が広がる事は無かったです スプールクランプで固定して接着を待ちます●弦が入る様に溝を慎重に広げて有ります◆ハードケース内を探したのですがサドルが見当たりません。 ブリッジの形状から板状では無く。丸棒の形状をしていたと思いますので エボニー材で作っておきます ●ブリッジをクランプで固定して、1弦to4弦の位置を出しておきます オクターブが合う位置はスプールクランプを外してから出します●専用の治具を使った方が、早く正確に出す事が出来ます●治具で測定して正確な位置を出しました●ブリッジ底面の接着剤の残骸とボディ側もサンディングしておきます●墨付けした位置に正確にブリッジを接着固定します●ブリッジの接着固定が済みましたが、ダラダラに取付けて有るだけです チューニングは来週まで待つ必要が有ります●ブリッジが無かったので、エボニーを削り出して仮置きして有ります●チューニングした状態で確認が取れてませんので、リペア完了は持ち越しです●弦を張り戻します●弦を張り戻して試奏してますと異音が出ますので確認すると、再接着していない部分のバック板が 剥がれてましたので接着します。 逆側の部分も同じく剥がれる可能性が有りますので、ここの接着が済んだら、無理にでも剥がして 再接着した方が良さそうです●逆側を確認しましたが剥離する様子が有りませんでしたのでOKとします●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月05日
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◆Morris Tornado Z トップクラック ギターオーナー様は、Komiya様です。 VG -08 と同じトップクラックが入っていて、 ご自身でリペアしようと考えておられましたが、 断念されてお持ちくださいました。◆画像から確認します●ブルーメタリックのTornado はレアギターです●昭和の流行を感じさせるヘッドデザインです◆数か所に入っているクラックの状態を確認します●センターブックマッチの所が一番長く入ってますが 木部に貫通するギリギリの状態で止まっている様です●クリア塗装が薄いのでサンディングすると、即刻ブルーメタリック塗装に達っしそうなので 注意が必要です●ブックマッチのクラックに、磁石を使って位置を特定して内部から確認します 木部貫通はしてないですが補強は必要です 通常はバックセンターに使われる補強ストリップ材を使います◆リペア開始します●クラックの盛り上がりを押さえるために、塩ビ板と強化ガラス板をクランプで固定します クランプを掛ける前に一手間加えてます●ブックマッチの箇所からパッチを接着して行きます●残りブックマッチの箇所を、パッチを接着します●トップ板右のクラックは木部を貫通してませんが、パッチを接着して補強しておきます●ボディ右のクラックにパッチを貼って行きます●ボディ右のクラックにパッチを貼って行きます●ブックマッチ左の塗装クラックの先端にパッチを貼ります🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月04日
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◆Gibson L-00 ギターオーナー様は、BTBのKano様です。 アンプからの出力音が割れた音になるので、点検して欲しいとお持ちくださいました。 25年2月に工房で取付ましたSKYSONIC T-902で、今まで数多く取付ましたがトラブルの 事例は1件も無いので原因を確かめて行きます◆画像から確認します●L-00は小振りなボディでも深胴なので、音量も豊かで弾き易いギターです ●コンデンサーマイクの先端の真鍮パーツが、僅かに強く締め込んだ状態になって 音割れする事が有りますので、調整すると一瞬だけ正常に鳴りましたが、直ぐに 音割れします。 思い当たる点を全て確認しましたが、問題は無く解決もしませんので、本体の異常かも と考えてましたが、最も基本的な事の確認をして無い事に気が付きました。●CR2032の電圧を計ると、1.07Vしか有りませんでした。 ここまで下がるとピックアップが正常に作動しなくて当たり前です●電池を交換して正常に復活し、SKYSONIC T-902の信頼性も戻り安心しました●今週末のライブに間に合いましたのでご安心ください。🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月12日
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◆S・Yairi YE-50 セッティング ギターオーナー様は、ところ のり様です。 ところ様は八街市を中心にボーカル教室を主宰されておられます。 生徒さんの音階に簡単に合わせるため、レッスン中は3音下げチューニングして、 低い場合はカポで上げる様に使われてます。 3音下げチューニング専用でセッティングします◆画像から確認します●最初のご相談はアンプから音が出ないのでリペアは可能ですか?と言うご相談でした。 アンプに接続して、ボリューム、チューナーのダイアルを回してましたら、幸いにも ノイズも出なくなり正常に作動する様になりました◆音出しテスト中に弾き難く感じましたので、セッティングも合わせてする事になりました●セッティング前の状態は、6E/12Fで2.85mm有りました●1E/12Fは、2.25mm有ります●順ゾリの最大値は0.65mmも有りました◆レッスンで使うギターなので急ぎで仕上げます●ロッドで出来る限りネックを正常な状態に修正します●強度の順ゾリがストレートに修正出来ました●1フレットのクリアランスもOKです●仮のセッティングで、6E/12Fは2.10mmまで下がりました●1E812Fは1.65mmまで下がりました ロッド調整した直後ですので、数時間放置してからネックの状態を確認します◆試奏中の出音に違和感が有りましたのでノックテストをします●トップ右のXブレーシングの先端付近の位置で、明らかにブレーシングが剥離している 反響音が返って来ます。 当初の見積もりに入ってませんので追加予算となります●ブリッジピンがきつ過ぎて抜けないので、リーマーで修正しておきます●見立て通り、Xブレーシングの先端が剝離してました●剥離しているXブレーシングを接着固定します●外から見るとこの様になります●タイトボンドが硬化しましたので、弦を張り戻してセッティングを決めて行きます 1フレットのクリアランスはOKです●1E/12Fは2.00mmmで下げる事が出来ました●1E/12Fは1.75mmまで下げました●リペアの完了です レッスンに支障が無いように間に合いました。🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月22日
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◆Greco Melody Maker フレット打換&ナット交換&セッティングのご依頼です ギターオーナー様は、Motoyosi 様です。 Ohasi 様からご紹介を頂きました。 ◆40年以上弾き続けていらっしゃる理由が試奏した瞬間に理解しました、正にジャパンビンテージ の称号通りのギターです。無駄に古いだけのJVとは全く違います。 その昔K2が若かった頃に、グ〇コは千台に一台は当たりのギターが有るなどと、都市伝説級の話が 有った様に記憶してますが、正に千台に一台のギターと思います。◆画像から確認して行きます●大切に弾かれて来た事は見れば判ります、リアピックアップ交換のお話しは興味深かったです 青春の思い出がいっぱいつまったギターはプライスレスですね!●ペグはグリースが切れてる感触が有りましたので、グリースアップしておきます●流石にフレットは限界を超えてると判断する状態です、今後も気持ちよく弾き続けられる様に セッティングさせて頂きます●一目でナットの弦溝とナットサイズが変です、3Gと4Dの弦間が開き過ぎてますし、 43ミリネック巾に対してナットは42mmしか有りません。 ●43mmのゲージで測定するとこの通りです、しかしながらです、慣れは凄いです、 演奏スタイルを確認させて頂きましたが、速弾きがとてもスムーズで少し高い弦高も弦間隔も 感じさせないプレーをされてました。凄すぎます!◆リペアを開始して行きます◆最初の工程は、ナットを削り出してオクターブチェックです●温風から養生してナットを温めます●気持ちが良いくらい綺麗に外れました◆1F弦高調整を全くしてないナットでオクターブチェックをしましたら、全弦完璧にオクターブが 取れてますのでご安心下さい。 ●ネックもトラストロッドで調整する前は、画像の通り順ゾリの最大値が、0.2mmでしたが、 ロッド調整後は0.06mmのシクネスゲージが入るか入らないかまで調整出来ました、 これで数日様子を見てネックが安定している事を確認してから、フレットを打ち換えて行きます。●レギュラーチューニングの最大順ゾリ値 0.06mm ネックの調整に問題となる数値では有りません●半音下げチューニングの最大順ゾリ値は、0.05mm【弦の張力が下がるため順ゾリ値が下がります】 同じくネックの調整に問題となる数値では有りません◆フレットボードは波打ちしてませんので、軽くサンディングすればOKです◆ペグを外してクリースアップします●元の位置に戻すためにナンバーリングは必須です、ヘッドは超々微粒コンパウンドで磨いておきます●チューニングの違和感の正体は、2と3を見比べると違いが判りますか? トルク調整用のプラスチックのワッシャーリングが欠落していてトルクが掛かっていない状態です この部品は販売されて無いので、使えなく無くった中古ペグから外して流用します。 ロトマチックペグを廃棄する時にストックしておくと役に立ちます◆ネックの状態も安定してますので土曜日にフレットを打ち換えて行きます。◆フレット打ち替えの手順です ●スチェマ製の専用工具よりも圧倒的に使い易く、フレット溝割れのリスクが下がる、日本の古典的な 工具を使います。先端に軽くいれて隙間を開けます●溝エッジが欠けない様に無くエッジガードを差し込みます●その上で工房専用工具で挟んで行くと、フレットが勝手に浮いて来ます。勝手に浮いて来ると言う 表現がピッタシです。この時にテコの原理を使ってはダメです。●これを22回繰り返すと全フレットが抜き取れます●この工具の名前が判りませんので、情報を求めます!ご存知の方ご教授下さい これを使う様になってからフレット抜きの時間が1/3に短縮されました。●全てのフレットが綺麗に抜けました◆フレットボードの状態を確認します●フラットな状態ですからフレットボードの凹みを調整するだけでOKです●チョークでマーキングしてサンディンングします●フレットボードのRが合っているか確認します●僅かにフレットボードの凹みが残りましたがこの辺が限界です、これ以上のサンディンングは 過ぎたるは猶及ばざるが如しです●サンディンングにフレット溝をクリーニングします、この工程はとても重要です●全ての溝が綺麗になりました、溝のクリーニングをきちんとしないと、フレットがピッタリ収まらない どころか、浮いて来てしまします●溝の深さを測定しておきます●深さが足りない時は専用ノコで掘り下げます●フレットを打込んで行きます ●22フレット全てを打込みましたので次はエッジ処理です●ベベリングファイルでエッジ角度を揃えます●同じ角度に揃いましたが、これでは指腹に引っ掛りますので、エッジを仕上げます●フレットボードをキズ付けない様にマスキングしておきます この先は非公開とさせて頂きます●ナット溝を90度ピッタリに整えて行きます。工房オリジナル治具です●ナットをマウントして隙間が無いか確認します●ペグは既にグリースアップも済みヘッドにマウントして有ります●ブリッジを外した時に気が付きましたが、ブリッジ高さ調整の六角がズレていてブリッジをセット した状態では弦高の調整が出来ません。ブリッジのイモネジを下げてブリッジ高さ調整用の六角と 調整穴を一致させますが、ブリッジ位置が下がりますので、オクターブは取り直しになります●ようやく木材加工品からギターの世界に戻って来ましたが、魂を入れるのはこれからです。 きちんとしたセッテイングが決まって、ギターとして復活の運びとなります。●将来を考えてブリッジをマウントした状態でも高さ調整が出来る様にしておきます オクターブは勿論取り直して有ります◆ネックが安定しましたのでナットの調整に入ります。1Fの弦高もとても大切です●☝この工具はとても便利ですけど、インチ表示なので換算するのが面倒です ナット溝の高さを出すための工具です●6Eから調整して行きます●全ての1Fが0.5mm弱に揃いました●6え/12Fは、2.0mmです●1E/12Fは1.5mmです●ナットの仕上がりです●フレットの仕上がりです●リペア完了しまして早速試奏していきます。 ご機嫌そのものです!が、フレットが新品なので試奏は程々にしないと行けません。*フロントのノイズはシングルピックアップ特有を少し超えてると思います。年数から考えますと 載せ替えが宜しいと思います。🌸たいへんよくできまた🌸
2019年01月07日
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◆Tomson WD30 DOVEモデル 魔改造します Tomson をご存じ無い方のために簡単ご説明致しますと、昭和40年~50年代~に【二光通販】と 言う会社で販売されていたブランドのギターで、K2が中学二年初めて買ったのがSGモデルでした 雑誌の広告に乗っていたためでは無いと思うのですが、当時の評価は決して良かったとは言えませんが 半世紀を経過してアコースティックギターの評価は見直されていると思ってます。 今回の魔改造の素材は【Dove】1968~1969年代のGibsonを忠実にコピーしたモデルです 当時はこんな事が許されていた訳です、時代なんでしょうね 魔改造の動機は【Takuさん】の影響と、エルサントのお二人の試奏して頂いた音と感想を お聴きしたからです リペア中にお二人が出すこのギターの音に驚いて、何度もギターに目を向けてしまいました◆画像から確認して行きます●詳細に調査しますと違った点も沢山有りますが、概ね忠実にコピーされてます●オリジナルはブリッジ駒が金属製では無く、アジャスタブルの調整ネジの下にブリッジの浮き防止の ためのボルトを隠すドットが埋め込まれてます●オリジナルはロッドカバーが2点止めです、今回はエンブレムには手を付けません●鳩のデザインマークも色と形が違ってます ブリッジの駒はメタルからボーンに交換します、コストの関係で工房で削り出します●ペグはクルーソンタイプに交換します●ネックヒールのプラスチックカバーは、オリジナルには有りませんので外す事になります●最大の相違点は、オリジナルはメイプルのバック&サイド&ネック材です 本機はマホガニーです、Gibson得意のイレギュラーと言い張る事は有りません(笑)◆魔改造の開始です●6角レンチのロッド調整口を6ミリのボックスタイプに交換します●ボックスタイプは全長7mmと極端に短く、画像のロッド調整金具は全長18mmと長いため 間に6mmのスペサーを挟んで有ります●2点止めに差し替えるには、ロッド調整の開口部にマホガニーの角材を差し込んでネジ止め する方法を取ります◆試奏段階では弦高が高く弾き難いので、簡易的にセッティングしたのですが、シックリ来ません でしたので、僅かに限界を超えている順反りを修正します●ネックヒーターを掛けて順反りを矯正します●セッティングに影響が無い程度まで矯正出来ました●フレットの間がGibsonスケールでは無く、マーチン・スケールに成ってました●ヒーターを掛ける時に気が付いたのですが、仕込ネック角度が普通のアコギとは全く違っていて そっくり返った角度にセットされてます、ブリッジにレスポールタイプが使われているので この様な角度にセットされている様です●ブリッジ浮き防止のボルトを隠すドットを埋め込んで行きます ●6mmの穴を開けます●ドットを埋め込みました・・・埋め込んだ後に気が付いたのですが、ボルトを付けた方が 良かったかも知れませんがアフターカーニバルです●初めてブリッジを外しましたらこんな状態です●中途半端に残っていたブリッジ材のローズウッドは取り除きます●2点止めのロッドカバーにするためにマホガニーの角材を差し込みますが、角材はロッドカバー側に 接着して、ロッド調整の時には、カバーごと外せる様にします●ブリッジ駒は3.2mm厚のボーンから削り出します●ブリッジのクリアが白濁してましたのでクリアを剥がしました 当時はスタンダード材のハカランダが使われてました●ナットはボーンのオイル漬け&ペグはクルーソンタイプに交換しました 1フレットに0.5mmのスペサーを挟んで弦高を調整して行きます●6E/12Fは、2.25mmで予定通りです●1E/12Fも1.75mmで予定通りです●殆どセッティングが決まりましたので、1フレットのクリアランスを調整しました●ブリッジの駒をメタルから差し替えました●ロッドカバーはGIBSON特有の2点ビス止めに変えました●もう少し細かいリペアが残ってますが仮仕上がりです●これは冗談です KIKI様から頂いた、ユニクロ2021年版新作のTシャツの商品表示に付いてましたので 何となく画像をアップしましら🌻とりあえず試奏してみます セッティング用に張った弦の品質が???過ぎてコメントのしようが有りませんが、 セッティング中に切れて交換した、4D弦【マーチン弦の再利用品】だけ音質が全く違って 良い感じです。正式な弦に交換すればかなり期待が持てるポテンシャルを秘めている様です to be
2021年03月26日
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◆Morris F-10 ギターオーナー様は、Koi様です ブログをご覧頂いた事がご縁でリペアのご依頼を頂きました ◆画像から確認して行きます●ボディに打痕は有りますが、1968年製と言う事を考えますと良い状態です●Morrisの文字が薄くなってますので、ワックス掛けする時は手掛けで優しく掛けませんと 消えてしまいます●シリアルナンバーの読み方が判りません●フレットの減り具合からそれ程弾かれていなかった様です●チューニングは問題無く出来ますが、年数を考えますと交換時期が近いかも知れません●バックのクリアの浮きは【経年変化の味】と考えれば気にする事は無いと思います◆リペア前のコンディションを確認します●現在張られている弦は、約0.28mmですから011~のカスタムライトです●6E/12Fは、3.6mm有ります●1E/12Fは、3.5mm有ります●1フレットのクリアランスは僅かに高いのですが、ネック巾に対してナット巾が1mm短い物が 付いてます●12フレットの弦高も高いのですが、強度の順ゾリが有り、更に弾き難くさを倍増させてます●最も高いポジションで0.65mmのシクネスゲージが通ってしまいます この状態ですと、仮に6E/12Fを2.25mmにセットしても弦高が高く感じられます 測定の弦高と、体感弦高の差が激しくご機嫌で弾く事は出来ないと思います お見積もりに入ってませんが【ネックアイロン】を掛ける必要が有ります●弦高を下げるためブリッジトップの削りは避けられ無いです●Xブレーシング右下部の欠損は事前確認の通りです●Xブレーシングの上部のクラック【割れ】が有りました。 これは予定外でした●個人的なメモです●ご依頼もメモに有りました原因は、15フレットの1E&6E部分が浮いてました。 両側が素直に打込みに応じてくれれば良いのですが、E側1を打つと6E側が浮き上がる様でしたら 6E側を擦り合わせて解消します◆リペア開始して行きます●クラックの入ったXブレーシングを接着固定します●欠損しているブレーシングを削り出します●高さの残っていない部分は削り取っておきます●削り出したブレーシングを貼り付けます●クランプで固定して接着を待ちます●クラックの入ったXブレーシングの仕上がりです●欠損していたブレーシングの仕上がりです●ペグのギアを交換する際に、4Dのペグがガタついてましたので、埋木をしてビスを付け直します●接着されていないナットを外して、接着面をサンディングして直角を出しておきます●ネック・スペーシング・ルーラーで、ネック巾に合わせてE to Eの位置を測定します マスキングテープの際がネック巾で、隣の低い溝が6E弦で、同様に低い溝が各弦が来る位置になります 【説明が判り難かったかも知れません?】●新しいナットのE to Eは、約36.5mmになります●トラストロッドの調整口が有りませんので、ネックアイロンを使う必要が有ります 最も高いポジションで0.65mmのシクネスゲージが通ってしまいますので、ネックアイロンを 掛けて超強度の順ゾリを矯正して行きます●アイロンの温度が下がった後に強制治具をセットして更に矯正して行きます ●15フレットの1E&6E側が画像の通り浮いてますので、ネック修正後に打ち込んで行きます●1回のアイロンでは戻りが甘いので2回目のアイロンを掛けます 1回で修正仕切れない場合は、数回アイロンを掛ける事も有りますが、アイロンを掛けた回数で 料金が発生する事は無く、1台のリペアに対しての課金になります◆仮のセティングをして行きます●ナットを削り出します●予定の弦高にセットするためにブリッジを修正して行きます サドル溝が3.8mmと浅いので掘り下げる必要が有ります●ブリッジトップを削ってもサドル溝が十分に確保出来る深さまで削って行きます●既存のサドルを捨てサドルとしてセッティングして行きます 2弦のストリングガイドの切込みが深く、しかもノコギリで付けた事は明らかで、弦を外す時に 食い込んで外すのに難儀しましたので、この際ですから埋木をして修正して行きます●モーリスと相性の良いエボニーのサドルを、サドル溝にピッタリ合うように削り出しておきます●ナットはまだ粗削りの段階ですから、1フレットにスペーサーをセットして 弦高をチェックして行きます●1E/12Fで2.75mmまで下がりました●1E/12Fは2.50mm有ります●削り出したエボニーサドルは高さに余裕を持たせて整形しておきます●僅かにバズるポイントをマーキングしておきます ●2回掛けたネックアイロンで、0.65mm有った順ゾリがストレートに近く改善されたのですが リペア前の0.65mmよりも改善されたとは言え、順ゾリが0.23mmまで戻ってます●トラストロッド調整口が有れば簡単に解決するのですが、この先は力技で順ゾリをねじ伏せて 行きます。ネックとの根競べですが決して無理やりと言う事では有りませんので ご安心下さい●スペーサーをセットする位置と、クランプの位置を変えながら根気よくネックを矯正して行きます ネックの戻り次第ですが、リペア完了まで猶予を頂きたいと思います●アイロンを掛けた事で、順ゾリだったネックがストレートに戻りつつ有る事で、フレットに 段差が出ているポジションを擦り合わせしておきます●良い感じになって来ました●更にもう一度アイロンを掛けます。 力技でねじ伏せて、アイロンを掛けた後は矯正治具に交換して戻ろうとするネック材を この状態で安定する様にして行きます◆治具で固定しても出来る事をして行きます●2Bのストリングガイドが深すぎて、弦を外す時に奥に挟まって難儀しますので ノコギリで切り込んだと思われる切込みを補修します この細いノコ溝は専用のノコギリで付けた物では無いと思われます、市販されている普通のノコで 切込みを入れる事は避けた方が良いと思います●2Bのストリングガイドの修正は、切込みの巾を揃えてエボニー材を隙間に打込む様に 差し込んで周囲にパテを盛って溝が無かった事にしておきます●サンディングしてホールの周囲を揃えてから、新規にストリングガイドを付けます 先端の▲の部分が埋木の跡です●ネックアイロンと矯正治具を使っても順ゾリは0.23mmに戻ってしまいます 形状記憶ネック? 長期に渡って変形した木材の戻りの限界かも知れません。 0.23mmの順ゾリが残る事を前提に、可能な限り弾き易くするセッティングに考え方を変更 した方が良いかも知れません。 トラストロッドで調整出来れば、何の問題も無いのですが無い物は無いので、現状で解決する 事に切り替えます◆矯正治具をセットした状態でいましたが、数日ぶりに治具を外して弦高をチェックしますと セッティングが可能な状態まで持って来られたのでセッティングして行きます●1フレットにスペーサーをセットします●6E/12Fは、2.25mmまで下がってます●1E/12Fも1.75mmまで下がりました●工房標準セッティングまで持って行ける事が、確認出来ましたのでナットを仕上げます 形状記憶ネック?の記憶がこの状態になっていれば良いのですが、まだまだ油断は出来ません 長期に渡って変形した木材は非常に頑固ですから、最低1週間はセッティングの戻りが無いか 経過観察が必要です◆12時6分にチューニングをします●6E/12Fは2.35mmです●1E/12Fは1.90mmです◆2時間30分経過して確認しますと●6E12Fは2.35mmで変化は無い様です●1E/12Fは2.00mmで0.10mm上がってます◆更にパワーでねじ伏せるため治具を継続してセットします●戻ろうとするネック材をねじ伏せます◆週一ペースで治具を外して弦高を確認してました●6E/12Fは、2.40mmでようやく安定してくれました●1E/12Fも1.85mmで安定して来ました ●ヘッドストックの仕上がりです お使いになる弦は【010~】のEXライトゲージ限定でお願い致します●フレットボードの仕上がりです●ブリッジ周りの仕上がりです●大変お待たせ致しました、何とかお渡し出来るまでにこぎつけました🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月18日
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◆K.Yairi R1-SB ギターオーナー様はYamakura様です。 Headway HF-045S をお渡しの際に、こっちも見て欲しいとお持ち下さいました。◆画像から確認して行きます●サテンフィニュッシュの良い味が出てます●製作されてから25年ですから、まだ新しいギターの範疇です●Yamakura様が取付けたピックアップです。 Yamakura様の本業の技術力の高さが判ります ●ピエゾとジャックのハーネスはプラグインのため、取り外して再利用可能です●交換するパーツです◆リペア開始して行きます●ストラップピンを正規【?】の位置に移動します●もみ込み式のジャックを外します。 ジャク用の12mmの穴が、面に対して垂直に空けられてました。 簡単に見えて高度な技術と経験が必要です●埋木してマホガニーのステインで着色します◆ピエゾを抜き取ります●サドル溝の両端と底面がお聞きした通りでしたのでリーマーで整えます●治具をセットしますと秒で解決します ●サドル溝を整えますと、画像の通りサドルが埋没しますのでサドルの交換が必要です●4mm厚の牛骨サドルから削り出します 一般的規格の3.0mmまでのサドルで製作して欲しいと思います。 3mmを超えると仕入れ価格が爆上がりします●基準になるサドルが無いため、マホガニー材を捨てサドルとして使用します●フレットボードのRを確認します●切出した捨てサドルで弦高が最も高くなるように350Rに削ります●1フレットが低すぎる可能性が有りますが、サドルの高さが決まってから判断します●6E/12Fは1.75mmですので、1.0mm高くサドルを削ります●1E側は0.3mmのマーキングラインを残せばピッタリになる計算です●予定の弦高になるようにマーキングしました●オリジナルのサドルに3mmのスペーサーをセットして、オクターブが合う位置を確認します 1E弦は12フレットから上が僅かに低いので、弦接点をブリッジ側に寄せます。 6E弦も同じ症状ですが、既にブリッジ側ギリギリに接点が有るため完全に一致させる 事が出来ませんが、6E弦の12フレット以上を弾く事は殆ど無いた問題無いと思います。●オリジナルに修正を加えた位置をマーキングします●仕上がったサドルをセットして、ご用意頂いたエリクサー011~に張り変えした●1フレットのクリアランスは規定よりも低めですが、解放弦を強めに叩いても 音詰まりしませんので、現状ではナット交換は不要です。●6E/12Fは予定通り2.25mmです●1E/12Fは1.65mmで誤差の範囲です●T-902の取付を済ませて有ります●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2025年09月13日
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④MAUI MUSIC CM トップ材大破修復 ウクレレオーナー様は、ピタゴラスイッチ オープニングテーマ/栗コーダーカルテットの 川口様です。 拝見する前に驚かないでくださいと言う事でしたが、ネコでは無く【ウクレレ踏んじゃった♬】 と、踏んだであろう時のウクレレオーナー様の気持ちを考えると、心中お察し致しますです。◆画像から確認します●サウンドホールから割れて、更に外側にも広がってますので、パッチ固定する順番を 精査してから取り掛かります。順番を間違えると面倒な事になります●最初にこの部分を踏んでしまったと思われます●バックも2本のクラックが入ってます●このクラックの上のネックの付根付近にもクラックが入ってます 同じ面で複数個所割れている場合は、接着する順番に注意が必要です●バックセンターのブックマッチの位置も外れてます●ペグをオーバーホールします◆リペア開始します●割れ箇所をはめ込んで検討した結果、右側のサウンドホール際からパッチを貼って 固定する方法が最も合理的と判断しました。 画像左のクランプはトップ板を押さえるためにセットしてます●左のクラックのサウンドホール際にパッチを貼って接着固定します●右側のクラックを接着固定します ●サウンドホールが小さく一度に2枚しか貼れない事と、硬化するまで時間を空ける必要が 有るため、この先はパッチを貼った画像は省略し、貼り終わった内部の画像をアップします●大破したトップの補強が必要な個所のパッチが貼りが済みました。 全部で18箇所で、マスキングテープが剥がし易い様に契って貼り付けて有ります●バックブレーシング2番の接着固定は、改造したミニ四駆のジャッキを使って何とか固定出来ました ●2番左の固定が済んだブレーシングです●2番右の固定が済んだブレーシングです●バック板のクラックにパッチを接着固定します 自作したウクレレ用のショートジャッキが、思ったよりも回し難いので改良が必要です●大破していたボディのラストの補強パッチを貼ります。 これで補強は完了ですが、クラック跡を軽くサンディングしてオイルフィニッシュで 仕上げた方が良さそうです●クラックの補修とキズで余りにも痛々しいので、ウクレレ全体をオイルで リフィニッシュして有ります ●バックもリフィニッシュして有ります●ネック裏も同様です●剥離しているブリッジ右角は、外さな無くてもOKと判断し隙間にタイトボンドを 流し込んでクランプで固定して接着を待ちます●バック側の仕上がりです●トップ側の仕上がりと、弦を張り戻してリペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月06日
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◆Ceniza By T&K ウクレレオーナー様は、ピタゴラスイッチ オープニングテーマ/栗コーダーカルテットの 川口様です。 ペイントの除去と4弦の音詰まりをメインにリペアして欲しいとお持ちくださいました◆画像から確認します●ブリッジ上のペイントを落とします●4弦のローポジで音詰まりしてます。 浮いていた3フレットを打ち込みましたが、1~5フレットを擦り合わせないと解消しない様です●ブリッジが剥離してますので、ブリッジ全体を外してから再接着します●オクターブチューニングが微妙にズレてますので、原因を特定してから対処します。 弦高下げとサドルを厚い3.5mmに交換しても解消出来ない見込の場合は、ブリッジの 移動も視野に入れる必要が有ります●トップコートのウレタン?がぶ厚く吹かれているので、鋭利なカービングナイフを使っても ボディに乗った部分のクリアコートが割れる可能性が有ります。 要するに画像の左側の白濁した様に見えるクリアが割れて外れると言う事です◆リペア開始します●ペイントをコンパウンドで除去する事から始めます●ペイントをコンパウンドで除去してブリッジを外すと、予想通りの展開になりました 注意して剥がしていたのですが、剥離していたぶ厚いクリアが簡単に割れて剥がれました●トップ板のクリアを剥がして再塗装します●ブリッジを接着する位置を治具を使って正確に墨出しします●貼って有った位置は、今回計測した位置よりも2mm前方に接着固定されてました●トップ板にクリアを吹いて行きます●僅かな刺激で、ぶ厚く吹いて有るウレタンとボディ材が剥離してしまいます ブリッジの周囲がこの状態で剥離して割れてしまいました●クリアが吹きが完了しましたので、マスキングテープの周囲のクリアに切り込みを 入れてから剥がします●接着面をサンディングして、ブリッジ側の接着面にキズを付けてから接着固定します●ウクレレ用に手を加えた市販のクランプを使って固定し接着を待ちます●ブリッジの接着強度が十分に出ましたので弦を張り戻して試奏すると、 弦のテンションに違和感が有りましたので確認しますと、サドルの頂点に接触する前に ブリッジ材に接触してます。これですとテンションが掛かりませんので加工が必要です●レシートの紙が通りませんので、完全に接触している事になります。 この状態ですと、弦のテンションがサドルに掛からず、弦が左右に動いてしまいます●弦が接触する部分の面取りをしておきます●チューニングがやっと安定しましたので、2台のチューナーを使ってオクターブチェックをします●2E弦だけ5Hz違っているのが???です。➡弦問題が有る可能性も有りますので 弦を交換してテストする必要が有ります 2E弦を中心に合わてブリッジを貼ると、他の3本のオクターブが合わなくなりますので 仕方が有りません。 2B弦のオクターブを合わせる事に注力します ●既存のサドルは2.60mmで薄目のタイプが使われてます●3ミリ厚のサドルに交換します 0.40mm厚くなりますので、経験上、2Hzの差を合わせる事は可能です●計測値を基にサドルを削り出します●ピックギターのチューニングでもそうですが、1E&6Eを合わせれば 他の弦は大体チューニングが合いますので、今回の様な2E弦だけ+2Hz合わない 事は無いはずなので、2弦を交換して確認しますとオクターブが無事合いました エレキ弦とアコギ弦では有りましたが、ナイロン弦での経験は初めてなので 良い経験になりました。●ダダリオのウクレレ弦に交換して。改めてオクターブチューニングを確認しました◆セッティングを確認します●1フレットのクリアランスを揃えて有ります●オクターブチューニングと弦高を上げるために交換したサドルです●4G/12Fは2.15mmにセットしました●1A/12Fは2.00mmにセットしました●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に 67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2026年04月05日
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