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元町映画館
でチケットを販売しているお嬢さんから薦められて見ました。題名にある 「慶州」
という地名にも惹かれました。
今日は火曜日でレディ-ス・デイなので、男性はダメなのかもと不安に思っていました。別に、性別のチェックはありませんでした。無事いつもの席に座って映画が始まりました。 チャン・リュル
という監督の 「慶州 ヒョンとユニ」
です
バスの待合室のようなブースから男が出て来て、道を渡り、停留所で煙草を一本取り出します。タバコのにおいを嗅いでいるだけで、火をつけるわけではなさそうです。なんとなく意味ありげですが、通りかかった小さな女の子が男を注意して言いました。
「ここでタバコを喫っちゃあダメよ」 このシーンが、結局、最後まで印象的だったのですが、映画が始まりました。
美しい古墳群の緑。朝一番に聞こえてくる中国の恋歌の微妙なリズム。カラオケでがなられる韓国歌謡曲の歌詞とメロディ。啞然とするほどツマラナイ春画。親子心中したらしい快活な少女。訳の分からない売り込み口にする大学教授。ソウルからあっという間にやって来て、 チェ・ヒョン
との過去を暴露し、あっという間に帰っていく女。あらゆるものが雑然と チェ・ヒョン
の 「空っぽ」
を語ろうとしているのか、していないのか、ここまで 「意味深」
で 「意味不明」
な映画もそうそうないのでは、そう思った次第でした。
いやー、シマクマさんならヨロコブかなって、詩的だったでしょ。 いや、まいった、まいった。笑うしかありませんね。で、最初の タバコの話 には、一体何の意味があったんでしょうね。
で、詩的ってなんやねん! 監督 チャン・リュル
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