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2014年5月31日
深夜0時20分頃、二階の部屋で空咳五、六かいのあと、
妻に看取られて、タマ、息を引き取る。(P2)
玄関にタマの絵を飾って祭壇をこしらえたので、 実は、長い 弔辞 なのですが、その一節です。猫が絵の中に入っていく 「ルーヴルの猫」 というマンガを最近読みましたが、絵の中から帰ってくる猫がいても、案外、不思議ではないかもしれません。
そこを入り口にいつでも戻っておいで

「それ、いいの?」チッチキ夫人 の母親は、なんと、 横尾忠則 と中学、高校の同級生なのですが、普段から、話題にしても、あんまり、この画家のことをいいようにいいません。普通の女の子からすれば、変な男の子だったようです。
「うん、横尾忠則やけどね。」
「出たときに、西脇にもっていってあげたけど、ほったらかしになってるわ。あの方面では、あんまり評判いい人じゃないからね。」
「うん、独りで暮らしていて、この絵は哀しいかもしれんな。ミーミとか、思い出すのもなあ・・・」
2016年4月10日
曇り。
裏庭に桜のカーペットが敷かれる。生前タマがこのカーペットの道をグラマラスに歩いていた日のことが今、
網膜の裏で動画で繰り返される。
そーいえば来月タマの三回忌を迎えるが、ネコは無頓着、
あたしの問題ではなくあなたの問題でしょうと「声」がする。

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