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2022.08.04
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カテゴリ: アニメ映画
​パトリック・インバート「神々の山嶺」シネ・リーブル神戸 ​​ フランスの パトリック・インバート ​という監督のアニメーション映画で、 谷口ジロー の同名のマンガ作品をアニメ化した作品ですが、​​​ ​夢枕獏​ の、もともとの原作は 1998年 柴田錬三郎賞 を取った山岳小説です。
 で、その頃、はまっていた 冒険小説 というジャンルで、 日本冒険小説協会大賞 を受賞したこともあって、伝奇バイオレンス系の作品には手を出しかねていた作家だったのですが、この作品は読んで面白かった記憶があります。​​

​  新田次郎 「孤高の人(上・下)」(新潮文庫) に、浪人時代生活だったころにはまって以来、山岳小説をはじめ、探検物なんかも好きでしたが、 2000年 を超えたあたりから、まあ、 50歳 を境にでしょうか、あまり読まなくなってしまいました。​
​​​ 作画の 谷口ジロー という漫画家についても 「坊ちゃんの時代(五部作)」(双葉社) 「孤独のグルメ」(扶桑社) のファンで読んでいるつもりでしたが、 夢枕獏 のこの小説が 谷口ジロー によってマンガ化され、評判をとっていたことには気づいていませんでした。​​​
シネ・リーブル で予告編を見ていて 「あれ?」 っと、ようやく気付いた次第です。ここの所の暑さに辟易していることもあって、エベレストの風景でも見て涼んで来ようという気分で、久しぶりにやって来た シネ・リーブル神戸 でした。
​​ 映画はシンプルでした。エベレスト初登頂の謎を巡って、無酸素で未踏ルートに挑む孤高の登山家 羽生丈二 を山岳雑誌のカメラマン 深町誠 が追うという構成で描かれた山岳ミステリーでした。​​
​​​ 物語の中盤、 羽生 のザイル・パートナーとして登場し、不幸にも転落死する青年が 岸文太郎 と名付けられていることにハッとしました。 新田次郎 「孤高の人」 の主人公 加藤文太郎 を思い出しながら、 夢枕獏の原作 のストーリーが浮かんできたからです。​​​
 そんなにたくさん見ているわけではありませんが、 ヨーロッパのアニメ映画 の良さだと、勝手に称賛している静かな映像でつくられていて、特に自然の風景の美しさは、写真ではないかと思わせる細密さで堪能しました。
​​ 原画の 谷口ジロー は、作品の完成を待たずになくなってしまったわけですが、 谷口ジロー の絵の、ストップモーションの繰り返しのような独特のテンポがそのままアニメーションとして生きていて納得の作品でした。​​ 情動を煽らない、静かなテンポで作品を完成させた パトリック・インバート という監督に ​拍手!​ でした。​
 懐かしさに浸りながら、客も少なく、涼しい映画館というのは、まあ、極楽ですね。
監督 パトリック・インバート
原作(作)夢枕獏
原作(画)谷口ジロー
脚本
マガリ・プゾル  パトリック・インバート  ジャン=シャルル・オストレロ
音楽
アミン・ブアファ
2021年・94分・G・フランス・ルクセンブルク合作
原題「Le sommet des dieux」
2022・08・02-no95・シネ・リーブル神戸no159

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最終更新日  2025.08.03 21:18:57
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