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2025.02.17
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​​ ハナ・マフマルバフ「苦悩のリスト」元町映画館 ​​​​​​  「ヴィジョン・オブ・マフマルバフ」 という イラン マフマルバフ・ファミリー の作品の 2本立て特集 で上映されている ハナ・マフマルバフ監督 のドキュメンタリィー 「苦悩のリスト」 を見ました。​​​​​​
​​​​ 先週、お父さんの モフセン・マフマルバフ監督 「子どもたちはもう遊ばない」 を見て驚いて、今週は娘さんの ハナ・マフマルバフ が監督として製作した 「苦悩のリスト」 に、もう一度打ちのめされました。​​​​
​ ドキュメンタリィー映画としての出来栄えのすばらしさは言うまでもありませんでしたが、なんといっても、何万人もの命の危機を目前にして
​​ 「どうすれば、もう一人の命を救えるのか?」 ​​
​  に立ち向かう マフマルバフ・ファミリー ​のみなさんの本気の姿には言葉がありません。​​
​​​​​​​​​​  2001年 ブッシュの米軍 による 空爆 に始まり、 20年 にわたる 米軍駐留 トランプとタリバン とのインチキな取引。そして 2021年 バイデン による無責任な米軍撤退。そこから始まる タリバン 勢力の政権奪取と自由を希求する人たちへの徹底的な弾圧。それが、この映画が直面している
​​ 2021年8月のアフガニスタン ​​
​  の政治的な情勢でした。​​​​​​​​​​
​​​  ​バイデン大統領 2021年8月31日 米軍完全撤退 を表明したことをボンヤリ覚えていましたが、映画が描いている惨劇など全く知らないでいた
​​ボク自身の鈍さ!​​
​  を痛感しました。笑えません。​​​​
​​​ それは、ここ数年、 ヨーロッパ で作られたいくつかの映画作品を見ながら アフガニスタンからの難民の姿 が登場するたびに、なんだかよくわからなかった
​​ 鈍さ! ​​
​  でもあります。​​​
​​ この作品の出だしで、撤退する米軍輸送機の翼にしがみついている人たちが、そのまま離陸した飛行機から振り落とされるシーンがあります。 本当に上空から落ちてくる人の姿 が映るのです。あまりのことに思考停止なのですが、それが 米軍撤退の真相 ですね。​​
​​​​​​ 先日見た モフセン・マフマルバフ 「子どもたちはもう遊ばない」 で、 パレスチナ のド真ん中、 エルサレム を直撃する ドキュメンタリィーの手法 に驚きましたが、見方が甘いですね。 マフマルバフ・ファミリーの人たちは 命がけで戦っていらしゃって、映画はその方法の一つなのです。​​​​​​
​​​​​​  ​​ネットとスマホで救出作業 に没頭しながら 「もう、一人も救えない!」 という悲痛な情況に立ち至った場での ファミリー のみなさんの 嗚咽の声 悄然とした立ち姿 が頭から離れません。
 しかし、この映画の凄さは、緊迫した実況映像に ハナさんのお子さん なのでしょうね。救出作業をしているその隣の部屋でオチビさん無邪気に遊んでいるシーンを挿入することですね。
​​ ​「希望を忘れるな!」
​​​​​​​​  ​​​映画が静かにそう呼び掛けているのを感じて胸打たれました。
ハナ・マフマルバフ監督 マフマルバフ・ファミリー 拍手! です。​​​
 個人としては1本でも多く彼らの映画を見るということしかできませんが、できれば、若い人たちに、一人でも多く、見てほしい作品ですね。

監督・撮影 ハナ・マフマルバフ
製作 メイサム・マフマルバフ
キャスト
モフセン・マフマルバフ
マルズィエ・メシュキニ
メイサム・マフマルバフ
ハナ・マフマルバフ
2023年・67分・イギリス・アフガニスタン・イラン合作
原題「The List」
2025・02・15・no021・元町映画館no282






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最終更新日  2025.07.09 11:10:06
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