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「文豪の名作×人気イラストレーター」、「小説としても画集としても楽しめる」 と銘打ってシリーズ化されていて、すでに 50作 くらい出版されているようです。
「なんだ、これ?」 と借り出してきたのが、 太宰治 の 「駈け込み訴え」 でした。
「うーん、やるな!」 と唸りました。
申し上げます。申し上げます。 懐かしいですね。確かに 太宰治 です。 イエス を売ったといわれる ユダ を一人称で描いた名作ですね。ユダの口調を、畳みかけるように変えて、心理の重層性を描くところに太宰の才気が輝いている、まあ、ボクは、こういう 太宰 はキライでしたけど、よく知られた作品です。
旦那さま。
あの人は、酷い。
酷い。
はい。
厭な奴です。
悪い人です。
ああ。
我慢ならない。
生かして置けねえ。
申しおくれました。私の名は、商人のユダ。へっへ。イスカリオテのユダ。 で、終わります。
落ち着かない、ヘンな印象! ですが、 「駈け込み訴え」 は、やはり、 「駈け込み訴え」 でした。
イラストに「何が描かれているのか」ということが、正直、全くわからない(笑) のには、やはり、疲れました(笑)。
恐るべき時代が始まっている! まあ、そんな気もしましたが、図書館の棚には他にもあったので、もう少し探ってみようと思います。
追記
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