2004年09月19日
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始めに・・・

雲が随分遠くに行っちゃったなぁ。と、感じた。


ここから、


【ロビンソン・クルーソー漂流記】
この物語は、285年前イギリスで書かれたはなし。話しの展開は日記スタイルで航海中に船が難波してロビンソンだけが無人島に漂着するのだが、彼は完全な孤島(独りぼっち)という認識をしてから強く絶望を感じる。

最初の頃、ロビンソンはモチベーションを下げた。なぜか?それは日々、当たり前だった生活とはほど遠く、着替えも無い、風呂も無い、金も無い、贅沢な食料も無いという【ゼロ】を味わうことになる。しかし、数日経って今の現状に過去の文化が役に立たず全く不要ということに気付き始める。


自分のミッションは何なのか?



≪生き延び、生還することである。≫



こうして、ロビンソンは過去を捨て、今、必要な文化を日記という形式を取ってサバイバル生活を記録していきます。日記を取っていなければ彼は生還出来なかったはず。。。ロビンソンの最初の財産は数種類の種だった。彼は半分以上の種を蒔いて食料を確保しようと試みる。ビジネスで言う中期計画だ。しかし、蒔いた時の天候、育て方が悪く全て全滅させてしまう。

彼は日記に日々、美化することなく、そのことを書いた。種は残りわずかしかない、失敗はミッション失敗に近づく、そこで彼は日記を振り返り、いつ蒔いたのか、どれくらいだったのか、天候はどうだったのかということを体系化して【しくみ】を覚え始める。それから、そこには一人で食べるには充分の菜園が出来上がる。

それ以上、野菜が出来てもミッションは失敗する。ムダを省いたのだ。


恐らく、全てに渡り、このような過去のデータを分析して体系化し【しくみ】を取り入れたのだろう、だから、彼は【明日の死】については大して問題にせずに居られたのかも知れない。ロビンソンが一番、恐れていたとしたら、長期計画の【いつ】、【どのタイミング】で通過する船舶に発見される【生還】だけが怖かったんだろう。そう、これだけは【しくみ】とは無縁であるから。。。

それでも、彼は、この現状は改善される、絶対良くなるということに執着しつづけた。全くの補償は無かったのだが。。。しかし、この不確立に船が通過する、※ワンチャンスだったからこそ、生きるのに大切な【緊張】を緩めることはしなかったのだろう。もし、ロビンソンが【4年後の昼過ぎに島の近くを船が通過する。】なんてことを知っていたら、多分、始めっから日記も付けては居なかったのでは。。。

社会人になって読む【ロビンソン・クルーソー漂流記】、結構、刺激されるかもよ。


※ワンチャンス=ラッキーは準備をしているものだけに訪れる。まぐれとは違う。


おしまい。





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最終更新日  2004年09月19日 13時07分06秒
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