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'99年発表の今のところ唯一作の2枚組み。メキシコのグループは初めてだが、実に壮大でクラシカルなシンフォ・サウンドである。クリアーな女性ボーカルは、IZZやIONAのようなネオ・プログレの印象を受けるが、所々に入るクラシカルなアコースティック・ギターや、エマーソン風のキーボード・プレイは、'70年代への憧憬を感じさせる。ボーカルはスペイン語。
2008/01/31
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'74年発表の2枚目。カンタベリー系のジャズ・ロックにファンキーさを加えたようなサウンド。女性ボーカル(コーラス)の美しさが、HATFIELD & THE NORTHにおけるNORTHETTESを思い起こさせる。ボーカルはフランス語。
2008/01/30
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'82年発表の唯一作。YES、CAMEL系のシンフォ・サウンドにRUSHやSTYXのようなハード・プログレのギターが入った感じ。'70年代の雰囲気を残しつつも、'80年代的商業ロックのようなヒット狙いの線も感じる。作品としては悪くは無いが、ネタが見える感じがする。歌詞は英語。
2008/01/29
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'06年発表の未発表音源。'75年の「Les Porches」発表時期のライブ音源である。タイトル通り「Les Porches」が全曲収録されている。スタジオ盤で導入されていた弦楽器は入っておらず、サックス、フルート等の管楽器が活躍し、よりジャージーな雰囲気になっている。
2008/01/28
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表紙はBECK BOGERT & APPICE。特集は「来日3大ロック・グループ・インタビュー」として、ベック ボガート&アピス、ハンブル・パイ、テン・イヤーズ・アフターのインタビューとコンサート・レポートが載っています。さらに来日直前としてカルロス・サンタナのインタビューも載っています。しかし毎月のように大物が来日していますね。今では考えられません。当時より世界は狭くなったはずなのに、どうしてですかね?日本の洋楽マーケットが衰退しているのでしょうか?それとも世界的にカルチャーにおけるロックの力が相対的に小さくなっているのでしょうか?一方でマニアックなグループが来日していますが。グラビア企画として「NEW POWER! 次代のヒーローを狙う新勢力」が組まれています。採り上げられているのはウィッシュボーン・アッシュタワー・オブ・パワーバークレー・ジェームス・ハーベストフラッシュエレクトリック・ライト・オーケストラエドワード・ベアスイートの7組です。BJH、フラッシュ、ELOとプログレが3組も入っているとは、当時のプログレの勢いを感じますね。[アルバム・コーナーのプログレ]イエスソングス/イエス 最高!!太陽と旋律/キング・クリムゾン 聴く価値ありユーライア・ヒープ・ライヴ/ユーライア・ヒープ まァまァムーヴィング・ウェイヴス/フォーカス 聴く価値ありキャメル/キャメル まァまァイエスソングスがこの月唯一の「最高!!」の評価を受けています。太陽と旋律の寸評になかなか良い言葉があるので引用します。「いまや、彼等は本当の意味でユニークさを保つ唯一のグループでしょう。」[広告掲載のプログレ]ユーライア・ヒープ・ライヴ/ユーライア・ヒープ(日本コロムビア)魔法使いは真実のスター/トッド・ラングレン(ワーナー・パイオニア)
2008/01/26
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'96年発表の2枚目。グループ名の表記は「Magic Carpet II」であるが、'71年作のメンバーであるAlisha SufitとClem Alfordの2人による復活作。サウンドは'71年作と変わらないインド風フォーク・ソングである。当時としてはそれなりに意味のあったアプローチであるが、今さらな~という感じである。
2008/01/25
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'81年発表の2枚目。イエスの影響を感じさせるシンフォ・サウンド。本家よりポップな感じが強く、そういった意味ではSTARCASTLEに近いものを感じる。ボーカルは英語。元々なのか、CDのみの問題なのか、録音状態が悪いようである。高域のレベルが下がっており、全体的にこもった感じである、
2008/01/24
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'07年発表のデビュー作。グループ名からチェンバーロックかと思いきや、P.F.M.のEL&Pっぽい所を膨らませたようなサウンドである。昨日のTRIONと同様に'70年代を感じさせつつも、狙った感じは無く良い出来である。ボーカルはイタリア語。
2008/01/23
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'07年発表の2枚目。オランダの3人組シンフォ・グループ。セバスチャン・ハーディーのたおやかさに、フォーカスのクラシカルさを加えたようなサウンド。'70年代を感じさせるが、狙っている感じは無く、非常に心地よい。オール・インストゥルメンタル。
2008/01/21
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「今日のCD」は通勤中の電車の中で携帯で聴いています。携帯に付属しているイヤフォンではお話にならないので、買換えています。元オーディオ少年としてはSENNHEISERやAKG、最近はJBLも出しており興味をそそられるのですが、いかんせん高すぎます。どうしても引っ掛けたりして壊してしまい、年1回位の割合で買換えるので、3,000円以上の製品はちょっと躊躇してしまいます。そんななかで気に入っているのがPHILIPSの製品です。ここ3台はPHILIPS、そのうち2台はSBC-HE580という製品です。量販店での実売価格は1,980円。この価格としては非常に良い音で、特に低音が良く出ます。先日もコードが断線してしまい、買換えようと店に行くと、最近はカナル型が主流なんですね。カナル型は聞いた事が無いので、試しにと某国内オーディオ・アクセサリー・メーカーの2,480円の製品を購入しました。しかしこれが期待はずれ。低音は出ないし、歩くたびに音が揺れるし(これはパッドのサイズの問題かもしれませんが)。結局PHILIPSのSBC-HE580を買い直しました。そんなに沢山聞き比べた訳ではないですが、この値段でこの音、コストパフォーマンスの高いお勧めの製品です。
2008/01/20
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表紙はROXY MUSIC。記事中にも「話題の怪物グループ ロキシー・ミュージックの正体」として、インタビュー(フィル・マンザネラとアンディ・マッケイ)、グループの成り立ち、メンバーのプロフィールが載っています。インタビュアーは当然ながら今野雄二さんです。メンバーのプロフィールでEnoのカタカナ表示が「エノ」となっているのがご愛嬌です。グラビアでは先月に続き、来日したデヴィッド・ボウイのステージやインタビューのショットが載っています。[アルバム・コーナーのプログレ]シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー/トラフィック 聴く価値ありパート・オブ・ユニオン/ストローブス 聴く価値ありテンペスト/テンペスト まァまァ[広告掲載のプログレ]ザ・マン・フロム・ザ・イースト/ツトム・ヤマシタとレッド・ブッダ・シアター(キングレコード)グランド・ホテル/プロコル・ハルム(キングレコード)ムーディー・ブルース・ファースト/ムーディー・ブルース(キングレコード)太陽と戦慄/キング・クリムゾン(ワーナー・パイオニア)イエスソングス/イエス(ワーナー・パイオニア)キャメル/キャメル(ビクター音楽産業)フラッシュ2/フラッシュ(東芝音楽工業)狼の町/アモン・デュールII(東芝音楽工業)ムーヴィング・ウェイヴス/フォーカス(ポリドール)今月は盛り沢山ですね。太陽と戦慄のコピーは。「久々のキング・クリムゾン、最高のメンバーでここに登場!」と、幸か不幸か今でも通じる文句です。さて、レコードではないですが、興味深い広告が載っていたので紹介します。株式会社シーエムシーの広告で、「MELLOTORON 400S CONCERT MODEL」が\1,380,000也。使用グループとしてBEATLES、MOODY MLUES、KING CRIMSON、YES、ROLLONG STONES、PINK FLOYD、LED ZEPPELINが挙げられています。コピーの文句が、「小型、軽量で持運びに便利。グループ、スタジオ、作曲家、ホール、一流クラブ、レストランなどでは、これからの必需品です。」まあ、オーケストラよりは小型で軽量ですが・・・。「ホール」までは良いとして、「一流クラブ、レストラン」は今では笑ってしまいますね。当時はまだ生バンドが入って演奏するのが一般的だったのでしょうか。
2008/01/19
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'86年発表の唯一作。Emerson Lake & Palmer解散後8年を経て、ドラムにCOZY POWELLを迎えての作品。初めに頭文字をPと決めてドラマーを探して、略して同じEL&Pとしたとしか思えない。サウンド的にも「ワークス」以降のEL&P(almer)を踏襲したものである。改めて聴くと決して悪くはないのだが、当時は悪あがきとしか受け止められなかった。ホルストの「惑星」から「火星」を採りあげているが、「音」はともかく、「解釈」がそのまんまなのが今ひとつである。「展覧会の絵」のような意気込みが欲しかった。
2008/01/18
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'78年発表のソロ1枚目。'78年というと、PINK FLOYDは前年に「Animals」を出した時期である。そんなPINK FLOYDの活動とは違った、ある意味リラックスした彼のギター・サウンドが聴けるアルバムである。ベースとドラムは、彼がPINK FLOYDに加入する前に組んでいたメンバーだそうである。あまりにも大きくなりすぎたPINK FLOYDという重圧から逃れ、本来の自分を出したかったのであろうか。
2008/01/17
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'83年発表の2枚組み。GENESIS脱退後、4枚のソロ・アルバムを発表した後のライブ盤。彼のソロ活動の集大成ともいえる作品である。Tony Levinのベースも聴き所である。Larry Fastのキーボードは上手いと言えば上手いが、どうもこの時代に流行ったデジタル・シンセのありふれた音に聞こえる。
2008/01/16
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'99年発表の2枚組み。イタリア、イギリスなど、各国のミュージシャン、グループによる、カンタベリーのカバー集。NATIONAl HEALTH、Caravan、GONG、SOFT MACHINEなど、主要なグループの曲が採り上げられている。ほとんどが変に凝らずストレートに演奏しているのに好感が持てる。BRUFORDのHell's Bells等をシンセで弦楽奏風に演奏しているメドレーはいただけない。アイデアは悪くないが、選曲ミスである。
2008/01/15
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表紙はDAVID BOWIE。特報は来日したデヴィッド・ボウイ。グラビアと記事で詳しく伝えています。その他の来日記事として、来日が予定されているジェフ・ベック、テン・イヤーズ・アフター、ハンブル・パイ、来日したイエス、ユーライア・ヒープ、ドノヴァンが載っています。随分大物が来日してますね。イエスはリック・ウェイクマンとスティーブ・ハウのインタビューが載っています。ハウのインタビューの中で興味深いやり取りがあったので、引用します。Q:元イエスのメンバーが活躍している3つのグループについて一言。A:キング・クリムゾンはビルの加入でよくなったと思います。もう一人の素晴らしいパーカッショニスト、ジェイミー・ミューアは今週やめましたが・・・。フラッシュは以前、イエスがやってきた事をやっているようで理解できません。バッジャーはイエスの計画性を打破しようとしています。よりシンプルで楽しめるものをやっています。いいグループですよ。フラッシュに対して厳しい意見ですね。同じギタリストとしての対抗意識でしょうか。公演のセット・リストが載っていたので引用します。1.シベリアン・カートゥール2.心の光3.ハート・オブ・ザ・サンライズ4.ムード・フォー・ア・デイ5.ザ・クラップ6.同志(人生の絆)7.危機8.リック・ウェイクマン・ソロ9.ラウンドアバウト10.ユアス・イズ・ノウ・ディスグレイス11.スターシップ・トゥルーパー[アルバム・コーナーのプログレ]狂気/ピンク・フロイド (1枚のレコード)聖なる館/レッド・ツェッペリン 今後に期待フォーカス3/フォーカス まァまァ怪物アルバムの「狂気」が発売です。さすがに「1枚のレコード」として取上げられています。「聖なる館」が"今後に期待"とは随分厳しいですね。音が凝りすぎていて、もっとストレートなハード・ロックを、との意見です。[広告掲載のプログレ]テンペスト/テンペスト(日本コロムビア)パート・オブ・ユニオン/ストローブス(キングレコード)シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー/トラフィック(キングレコード)狂気/ピンク・フロイド(東芝音楽工業)シックス/ソフト・マシーン(CBSソニーレコード)冥府宮からの脱出/グローブシュニット(テイチク)入神/クインテサンス(ビクター音楽産業)グローブシュニットの1枚目は'72年ですから、あまり遅れずに出ていますね。テイチクは当時ブレイン・レーベルを持っていたので、彼らやノバリス、クラウス・シュルツなど、ドイツのアーチストのアルバムを結構出していた記憶があります。
2008/01/12
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'81年発表の13枚目。3人編成になって3枚目、Phil Collins中心の歌物路線がますます強くなっている。発売当時は色の異なるジャケットが何種類か発売された記憶がある。Wikipediaの「ジェネシス」のページでは、バイオグラフィーとして4つの時期に分かれているのだが、「プロデビューからピーター・ガブリエル脱退まで」 「フィル・コリンズ主導による黄金期」「フィル・コリンズ脱退と活動停止」 「フィル・コリンズ復帰から現在」となっている。若い人が書いたのか「フィル・コリンズ主導による黄金期」の表現には違和感を覚える。確かに成功したという意味では「黄金期」かもしれないが、オジサンとしてはピーガブが抜けた後を「黄金期」と言われてもな~。
2008/01/11
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'78年発表の2枚目。カンタベリー寄りのシンフォ・サウンド。後にCAMELに参加するKit Watkinsのキーボード、特にシンセが個性的で美しい。単に綺麗なシンフォ・サウンドではなく、ジャズやミニマルを取り入れて、尚且つ流れるような展開は見事である。
2008/01/10
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'77年発表の4枚目。ドイツのシンフォ・グループ。初期2枚は比較的ヘビーでサイケだったが、前作から本格的なシンフォ・サウンドとなった。本作は全4曲のコンセプト・アルバムであり、CAMELや同じドイツのNOVALISに通じるファンタジーな作風である。悪くは無いがある意味凡庸なサウンドである。1、2作目の路線を極めた方が、グループとしての後年の評価は高くなった気がする。
2008/01/09
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'06年発表の2枚目。イスラエルのシンフォ系トリオ。グループ名からGENESISタイプかと思いきや、リコーダーの入ったバロック調シンフォ・サウンドである。タイトル曲は20分を越す大作で、歌詞は英語で聴きやすい。クラシックへのアプローチは、TRACEに近い感じである。
2008/01/08
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'02年発表の二枚目。キーボードのCarlos Plazaをメインにしたシンフォ系バンド。35分を超えるタイトル曲と約15分の曲の2曲という大作。コーラスのみのインストゥルメンタル作品で、クラシカルな雰囲気である。ちょっとまとまり過ぎている感もあるが、レベルの高い作品である。
2008/01/07
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あけましておめでとうございます!「sinのプログレ試聴室」も3回目のお正月を迎えました。去年は新企画もスタートし、累計63,000カウント、去年一年では32,000カウントとなりました。ご訪問頂いた皆様、ありがとうございました。カウントは順調に増えているし、特に更新をした直後は凄くアップするので、皆さん更新されたらメールが行くように登録して貰っているんですかね?常連さんが結構いらっしゃるのかな(^O^)ブログには書いていませんが、去年はろくな事が無かったので、今年は良い年にしたいと思います(^_^)初っ端、年末ジャンボは外れましたが・・・(>_
2008/01/01
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