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'70年発表の1枚目。「サージェント・ペパーズ~」の影響、Thijs van Leerのクラシック趣味、'60年代イギリス的ビート風などが混ざったサウンド。まだ彼ら独自の物は作り出せておらず、方向性が定まっていない感じであるが、2nd以降の片鱗も伺える。
2008/06/30
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7月にAmazon限定で発売されるKORGのDS-10が話題である。YouTubeに上がっているデモを見ても実に面白そう。しかしDSを持っていない身としては、DSと合わせて2万円オーバー・・・。だったら同じKORGのKaossilatorでも買おうかと悩んでいる間に6月ももう終わり。そんな時「大人の科学マガジン」の特別編集版としてシンセサイザーが付録にという情報が!No.17でテルミンが付録だったときは売り切れ続出で焦りましたが、今回は早々と予約しました。今回も売り切れ必至と思われますので、興味のある方はぜひご予約を。
2008/06/28
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'94年発表の15枚目。今のところスタジオ作としては最新作。紛う事無きフロイド・サウンドであるが、何か足りない気がする。「炎」以降のロジャー・ウォーターズのメッセージ性の強い作品は決して好きではないが、この作品はピンク・フロイドの形はしているが、サウンド面だけのような気がする。もっともこの時代にマリファナ吸って、ラリっている場合では無いが。
2008/06/27
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'69年発表の1枚目。ビート・バンド風フォーク・ロックとでもいったアプローチのサウンド。試行錯誤の段階ではあるが、やはりジョン・アンダーソンのボーカルとコーラス・ワークはイエスである。ここでもトニー・ケイはなかなかイイ仕事をしている。
2008/06/26
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'70年発表の6枚目。サウンドは相変わらずであるが、アルバム全体としての一貫したテーマは無い。逆に1曲1曲の個性が明確になり、結果アルバム全体として魅力的な作品に仕上がっている。
2008/06/25
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'82年発表の11枚目。'80年代クリムゾンの復活第2弾。前作と同じメンバー、同じコンセプトの作品。当時はあまり意識しなかったが、前作よりポリリズムが進化しているサウンドである。タイトルもその辺りを意識して付けているのか。
2008/06/24
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'77年発表の8枚目。前作の続編という形ではあるが、全12曲、彼ららしい大作もなく、前作のアウト・テイク集といった印象しかない。タイトルとジャケットから次作が酷評されるが、作品としては本作のほうが劣る気がする。
2008/06/23
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表紙はLOGGINS&MESSINA。2回に亘りYESのサウンドを分析した「ROCK SOUND SEMINAR」ですが、今月は「EL&Pサウンドの徹底分析」です。筆者はコスモスファクトリーのリーダー、泉つとむです。YESの森園勝敏といい、実にいい人選ですね。1stから「恐怖の頭脳改革」までの全アルバムを分析しています。最初の3枚におけるカール・パーマーのドラムに対してはボロクソですね。「恐怖の頭脳改革」に対しては、非常に興味深い考察があります。「過去4枚のアルバムは、徐々にグループの方向を定めてきてはいただ、このアルバムによって最終的(?)な決断が見られる。」この後の彼らの発表したアルバムの事を思うと、この「最終的(?)」という言葉は、ある意味予言ですね。[アルバム・コーナーのプログレ]ハンバーガー・コンチェルト/フォーカス 1枚のレコード・コーナークイーンII/クイーン ★★★★★地底探検/リック・ウェイクマン ★★★★☆幻想/プロコル・ハルム ★★★★宇宙の血と砂/カルメン ★★★★イーノ、その妖艶な世界/イーノ ★★★☆「イーノ、その妖艶な世界」は1stの「Here Come The Warm Jets」です。こんな邦題が付いていたんですね。[広告掲載のプログレ]幻想/プロコル・ハルム(キングレコード)イーノ、その妖艶な世界/イーノ(キングレコード)地底探検/リック・ウェイクマン(キングレコード)一触即発/四人囃子(東宝レコード)蜃気楼/キャメル(キングレコード)ライヴ/ジェネシス(フィリップスレコード)ハンバーガー・コンチェルト/フォーカス(ポリドールレコード)先月、1ヶ月前の告知広告だった四人囃子の「一触即発」が発売されました。全国縦断ツアーのスケジュールが一緒に載っているのですが、6月下旬から9月までの日程は、米子、松江、名古屋、神戸、大宮、長野、甲府、福島、仙台、青森、札幌、福岡、岡山、京都、東京と各地で開催されたようです。今思えば行きたかったですね。
2008/06/21
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'72年発表の5枚目。ついにロバート・ワイアットが脱退し、フリー・ジャズ、エレクトリック・ジャズ路線の頂点となった作品。'72年というとWeather Reportは「I Sing the Body Electric」、Chick Coreaは「Return To Forever」を出した年であるが、それらの作品とジャズとしても決して見劣りしない作品である。ロック/ポップ路線のロバート・ワイアットが脱退したのも当然である。
2008/06/20
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'96年発表の未発表音源。「TWO RAINBOWS DAILY」のCDボーナス・トラックと同じライブからの3曲と、'78年のセッション5曲の未発表音源集。タイトル通り全編インプロビゼーションのようであるが、緊張感はありながらギスギスした感じは無く、時には暖かさも感じる演奏である。カンタベリー・シーンはこのようなセッション作品に良いものが多く、つくづく人脈が重要なシーンであると感じる。
2008/06/19
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'94年発表のソロのスタジオ作2枚目。Jimmy Hastings(Sax、Fl)、Pip Pyle(Dr)、Hugh Hopper(B)などのカンタベリー・シーンの盟友をバックに、シンクレアの優しいボーカルが聴ける作品。実にリラックスした感じが全編に漂っており、カンタベリーの牧歌的な魅力に溢れたアルバムである。
2008/06/18
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'76年発表の8枚目。再びDave Sinclair(key)が脱退し、Jan schelhaasにメンバー・チェンジしての作品。Sinclairの脱退により、曲作りはやはりPye Hastings中心のなったのであろうか。以降そして現在まで続く「大人のロック」のキャラバンの雰囲気の原点と言えるアルバムである。プログレとしての評価は「ピンクとグレイの地」等と比べれば劣ってしまうかも知れないが、10ccやセイラーなどと同じフィールドとして見れば、よく出来た作品である。
2008/06/17
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'02年発表の発掘音源集。'72年のヨーロッパ公演のライブ盤。'01年に出た「まっすぐモグラ」もそうだったが、彼らのライブはスタジオよりかなりアグレッシブで、インプロビゼーションの割合が高くなっている。ロバート・ワイアットのドラミング、ボーカルは、まるで何かに憑かれたかのような迫力である。
2008/06/16
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'93年発表のスタジオ5作目。ボーカルのピーター・ニコルズが復帰しての第一作である。ギターはスティーブ・ハケット色を残しつつも、全体としてはジェネシスの呪縛(?)からは開放された現代的なサウンドになっている。しかしながらそれはそれで何か物足りない気がする。聴き手というのは勝手なものである。
2008/06/13
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'78年の7枚目、ライブ盤。録音は'74~'77年にかけてのものであり、ベースはDoug FergusonとRichard Sinclairの二人の演奏が入っている。彼らの絶頂期と言える時期のライブであり、非常に充実した内容である。派手ではないが、ギター、キーボード共、ライブならではのアレンジも聴き所である。CDのボーナス・トラックはRichard Sinclairがボーカルの曲が多く、彼のファンにお勧めである。
2008/06/12
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'69年発表の5枚目。前作同様のサウンド。壮大なオーケストラ・サウンドと牧歌的なボーカルのコントラストが心安らぐ。「これ」といった曲が無いのが残念。
2008/06/11
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'70年発表の2枚目。全体的にオーケストラを導入したサウンド。と言っても当時として目新しさがある訳でもなく、やはりサウンドとしては中途半端と言わざるえない。ピーター・バンクスのギターは殆ど活躍しないが、トニー・ケイのキーボードは結構いい感じである。バンクスのギターが冷遇されている事を除けば、バンドとしてのまとまりは、次作よりあるように感じる。
2008/06/10
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'75年発表のソロ1枚目。ロキシー・ミュージックのギタリストであるが、ロキシーの音楽とは異なった趣向である。参加メンバーはブライアン・フェリー以外のロキシーのメンバーに加え、元QUIET SUNのビル・マコーミック、ロバート・ワイアット等多彩。1曲目のボーカルがスペイン語など、所々に彼のルーツである南米を感じさせるサウンドである。
2008/06/09
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SHM-CDに対してあまり好意的でない日記を先週書きましたが、今週はCD再生という事について書きたいと思います。サンプラーのSHM-CDと通常CDをパソコンで読み込んだらWAVファイルとして全く同じだった訳ですが、これは当然の結果です。もし違うデータだったら、これはマスターが違う別の音源という事になります。コンピュータは記憶媒体が何であれ、デジタル・データは1ビットの誤りも無く読み書きできなくてはなりません。それは当然ですね。もしATMから10万円引き出したのに、100万円口座から減ったら大変です(逆なら嬉しいですが)。CDのデータをCDプレイヤーで再生するのと、パソコンで読み込むのとは何が違うのでしょうか?パソコンはもしエラーを検知したら、もう一度読み直す事ができます。また、1回読んだ後に、本当に正しく読めたか確認するためにもう1回読んだりもできます。一方CDプレイヤーはリアルタイムに音としてアナログ信号を出しているので、もう1度読むということを普通はしていません。でも携帯CDプレイヤーや一部の業務用CDプレイヤーでは、振動で読み込みエラーが発生した場合のため、何秒分かメモリーに溜めて再生していますよね。CDの規格が決まった当時に比べて、素子の速さは格段に早くなって、かつ安価になっているはずです。CDのデジタル・データは最大でも高々700MB。今パソコン用のメモリーは、1GBでも1万円少々です。メモリー溜めて確実にデータを読み込み、再生するというCDプレイヤーがなぜないのでしょうか?なんでリアルタイム再生にこだわり続けるのでしょうか?そもそもCDを聴くという行為自体、ライブ演奏を聴いている訳ではないのだから、リアルタイムではない訳じゃないですか。もちろんCDプレイヤーはCDを読み込むだけでなく、デジタル・データをアナログ信号に変換するという役目もあります。高級機種では、この役割ごとに機械が別々になっているCDトランスポート、D/Aコンバーターというものがあります。高いものではそれぞれ100万円を越すような製品もあります。でもD/Aコンバーターはともかく、CDトランスポートがなぜそんなに高いのでしょうか?[IT・デジタル系]としては理解できません。最近ネットでユニバーサル・プレイヤーに関するこんな話や、オーディオ・アクセサリーに関するこんな話を見ると、オーディオ業界に対して不信感が湧いてきます。安価なデジタル・アンプで評判のラステーム・システムズあたりで、メモリ溜め込み方式のCDトランスポートを作ってくれないものでしょうか?
2008/06/08
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表紙はLED ZEPPELIN。先月号で前編を紹介した「イエス・サウンドの徹底分析」は「危機」、「イエスソングス」「海洋地形学の物語」の3枚についての分析です。「危機」についてはこんな評価をしています。「この「危機」を、大オーケストラがクラシカルにやっても、充分耐えうるのではないだろうか?イエスは、ある意味では交響楽団なのだ。」ML誌は洋楽の雑誌ですが、一応「FOLK&ROCK IN JAPAN」というコーナーで日本のフォーク・シーン、ロック・シーンも取り上げています。今月の「人間訪問」というインタビューのコーナーは、「イエス・サウンドの徹底分析」を執筆した森園勝敏のグループ、四人囃子です。ドラムでリーダーの嵒(岡井)大二はこの中で、「・・・クリーム、ヤードバーズなんていうその時代のものを聞いて、ピンク・フロイドが出た時に、自分のやりたいものがかたまった。」と述べています。やはりサウンドの要はリーダーである彼だったんでしょうか。[アルバム・コーナーのプログレ]未来から来たトッド/トッド・ラングラン ★★★★甦る世界/P.F.M. ★★★★燃ゆる灰/ルネッサンス ★★★★今月のプログレは3枚とも四つ星と高評価ですね。[広告掲載のプログレ]ヒーローとヒロイン/ストローブス(キングレコード)甦る世界/P.F.M.(ワーナー・パイオニア)未来から来たトッド/トッド・ラングラン(ワーナー・パイオニア)一触即発/四人囃子(東宝レコード)燃ゆる灰/ルネッサンス(東芝EMI)一触即発は6月25日予定ですから、まだ1ヶ月先ですね。ML誌での取上げられ方といい、広告掲載といい、デビュー前から相当注目されていたことが伺えます。('73年のサントラ「二十歳の原点」は既に出ていますが・・・)
2008/06/07
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'77年発表の唯一作。ピアノ、ベース、ドラムという編成のジャズ・ロック。ベースこそエレクトリックだが、サウンド的にはオーソドックスなピアノ・トリオの音である。曲はジャズ、現代音楽など様々な要素が入った、意欲的な内容である。
2008/06/06
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'69年発表のソロ名義作。ザッパ流ジャズ・ロックの名盤。形に囚われる事無く、かと言って難解なフリーになる事も無く、ザッパらしいジャズとロックの融合である。ザッパが亡くなったのが'93年、もう15年が経とうとしている。早いものである・・・。
2008/06/05
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'04年発表、'90年発表の7枚目と'93年発表の9枚目をカップリングした2枚組。Erplandは、相変わらずの怪しいサウンドであるが、ちょっとスピード感に欠ける感じである。Jurassic Shiftはぐっとスピード感が増して、さらにスペーシーな雰囲気も増し、テクノ的なサウンドのカッコよさがアップしている。シーケンサーによるシンセのリズムの効果が大きいようである。
2008/06/04
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'75年発表の5枚目。キーボードが加入して、サウンド的にはよりフュージョンっぽくなった。しかし彼らならではの無国籍風で怪しげ雰囲気は失われていない。上手いのに上手さをひけらかさない、ふざけている訳ではないがどことなくユーモラス。楽しめるバンドである。
2008/06/03
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'76年発表の3枚目。彼らの最高傑作。タイトル曲は日本のプログレ史上、1、2を争うカッコ良さである。クリムゾンのレッドを彷彿とさせる暴力的なギター、実に適材適所に使われるキーボード類、ヘビーなリズム。サウンドの組み立てが完璧である。他の曲はそれ程ヘビーではないが、前作より洗練された印象である。長らく入手困難でプレミアが付いていたが、この度独Lion Recordsより再発された。但し曲順がオリジナルと異なっている(ジャケットの表記はオリジナルのまま)。
2008/06/02
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さて、昨日の日記では音楽ファンとして素直にSHM-CDと通常CDの聴き比べをしましたが、私も「IT・デジタル系」の端くれ、ちゃんと2枚もCDがあるとなると「比較」をしなくては。とうことで、SHM-CDと通常CDに収録された「サテンの夜 / ムーディー・ブルース」をパソコンに取り込んで比較してみました。使用したS/Wはリピング・ソフト:ExactAudioCopy V0.99Prebeta4WAVファイル比較:WaveCompare Ver. 1.32です。リッピングした結果は、どちらも78,712,076 バイトと同じサイズでした。WAVファイルを比較した結果も、以下のように同じでした。ということで、このサンプラーにおける「サテンの夜 / ムーディー・ブルース」は、ちゃんと同じマスタから作られていることが確認できました。まあ、当たり前って言えば当たり前ですが、「IT・デジタル系」の端くれとしては、この「当たり前」と、「SHM-CDが音が良いと」いう間に、実に違和感があるんですね。この話は、最近ネットで拾った興味深い話題もあるので、別の機会に・・・。※'08/6/2 WaveCompareの「比較開始点」のチェックを外し、ファイルの先頭から比較した結果に画像を変更しました。
2008/06/01
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