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'73年発表の7枚目。カール・ジェンキンス、ジョン・マーシャルのニュークリアス組の色が濃くなり、よりモダンなジャズ・サウンドとなっている。マイク・ラトリッジのファズのかかったオルガンが従来のソフト・マシーンらしさを保っている。
2008/09/30
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'84年発表の12枚目。前作、前々作と同じメンバーで作風も同じ。結局'70年代の勢いまでは取り戻せず、本作で再び長い沈黙に入ってしまう。「太陽と戦慄パートIII」などという曲を入れざる得なかったのは、やはり昔のファンの支持を得るための策か。
2008/09/29
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'00年発表の3枚組。IMMEDIATE時代の3枚に別バージョンやライブ音源を加えたもの。最初のうちは'60年代らしいビート・サウンドであるが、段々と「ロックとクラシックの融合」、すなわちキース・エマーソン色が強くなっていく。演奏面でもキースが突出しており、特にライブを聴くとドラムが一杯一杯という感じである。キースが自分のやりたい事を実現するために、EL&Pを結成したのも頷ける。
2008/09/26
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'02年発表のタイトル通り、スタジオ作として5枚目。デビュー当時は「AREAの再来」と言われていたらしいが、本作はアヴァンギャルドな動の部分と、イタリアらしい情緒的な静の部分がうまく配置された内容になっている。バイオリンがP.F.M.を彷彿とさせる。
2008/09/25
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'06年発表の1枚目。IQ、ARENAのメンバーによるプロジェクト・バンド。内容もIQのメロディックさにARENAのハードさを加えた現代的なプログレ・サウンドである。タイトル曲は26分を超える大作。
2008/09/24
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'69年発表の唯一作。P.F.M.の前身バンドで、Franz Di Cioccio(Dr)、Franco Mussida(G)、Giorgio Piazza(B)が参加している。内容はブリティッシュ・ビートのカバーが中心である。いかしながらアフロディテス・チャイルドの「雨と涙」、トラフィックの「ホール・イン・マイ・シュー」、ナイスの「ナイスの思想」、ディープ・パープルの「ハッシュ」など、後のP.F.M.の方向性を感じさせる曲も取上げられている。
2008/09/19
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'70年発表のソロ1枚目。ロジャー・グローヴァー、イアン・ペイスのパープルのメンバーと、アルバート・リー、トニー・アシュトン、イヴォンヌ・エリマンなどが参加、ロンドン交響楽団との共演である。元はパープルの「Deep Purple & The Royal Philharmonic Orchestra」の第2弾として企画されたものらしい。「ロックとクラシックの融合」という観点からすると、オーケストラの演奏に、ロック・バンドがお邪魔しているという感じ。残念ながら「融合」しているとは言いがたい。ジャケットはアメリカ盤のもの。
2008/09/18
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'08年発表の777枚限定盤。さすがに昔のSTEVE HILLAGEらしいギター・サウンドは無いが、System7をアンビエント寄りにしたような、テクノ・サウンドである。音は違うが、浮遊感と言う意味ではHILLAGEの面目躍如である。
2008/09/17
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'08年発表の1枚目。帯に書かれた「キース・エマーソン実質的ファースト・ソロ・アルバム」の宣伝文句に恥じない、キース・エマーソンの魅力に溢れたアルバムである。組曲「ザ・ハウス・オブ・オーシャン・ボーン・メアリー」のサウンド構成は非常に上手く、最初はキースのキーボードを前面に出し、段々とマーク・ボニーラが前に出てきている。キースもキーボードもハモンドを弾きまくり、'90年代EL&Pよりも彼らしい演奏である。シンセがもうちょっとムーグらしい音ならば尚良かったのだが。
2008/09/16
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'08年発表の2枚目。スペインのジャズ・ロック・グループである。管がアルト、テナー、トランペット、トロンボーンと多彩に入ったサウンドである。多少フュージョンっぽい所もあるが、ヨーロッパらしい凝ったサウンドである。帯に「Gilgamesh、National Health、Pierre Moerlen's GONG」の文字が見えるが、それはちょっと違うだろという感じ。もう少しジャズ色が強いサウンドである。
2008/09/12
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'98年発表のソロ名義としては1枚目。Dave Stewart、Barbara Gaskin、Phil Miller、Richard Sinclair、Hugh Hopper・・・。全部挙げたらきりが無いほど、カンタベリーの顔が参加したアルバムである。サウンドもEquipe Out名義のアルバムほどジャズっぽくなく、カンタベリーらしい穏やかなものである。1曲目のRichard Sinclairのボーカルで、もうノックアウトである。
2008/09/11
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'76年発表のソロ作。CARAVANの「For Girls Who Grow Plump in the Night」と「Caravan & The New Symphonia」に参加したベーシスト。CARAVANのベースといえばどうしてもRichard Sinclairとなってしまうが、このアルバムはカンタベリーらしい味のあるサウンドに溢れており、彼の才能の豊かさを感じる。ドラムにMichel Giles、キーボードにRupert Hine、ビオラにGeoffrey Richardsonが参加。
2008/09/10
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'94年発表の3枚目。宗教色の強い2曲以外は、キース・エマーソン風キーボードが活躍する。エマーソン風のオルガン、シンセを演奏するバンドは多いが、このアルバムはピアノもエマーソン風である。しかもホンキートンクっぽい曲まである。
2008/09/09
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'04年発表のスタジオ盤としては最新作。永遠のヒッピーDaevid Allen率いるGONGと日本のバンド(?)Acid Mothers Templeの合体ユニットがGONG名義で発表したもの。Acid Mothers Templeは音楽的にも思想的にもGONGに近いものがあるようで、このアルバムは変わらぬGONGらしいサイケ&スペイシーなサウンドが繰り広げられている。しかしこのジャケットはさすがに引く・・・。
2008/09/08
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表紙はSUZI QUATRO。今月はプログレに関する面白い記事が無いので、ちょっと変わった趣向で。最近中国製のコピー製品の被害が話題になっていますね。ディズニーランドのパチモンの遊園地はテレビでも取上げられ、笑った人も多いかと思います。日本のメーカーでも、HONDAがCR-Vそっくりの中国車に対し訴えたようです。ところでエレキ・ギターの有名なメーカー「ギブソン」はご存知かと思います。下の画像は、ギブソンのオリギナル・ロゴとML誌1974年10月号に掲載されていた日本の楽器メーカーのロゴです。いやー、今となっては笑えますね。(Grecoは今もこのロゴを使っているようですが。)だからと言って、最近の中国製のコピー商品が許される訳ではないですが、日本も30数年前は著作権に対する認識はこの程度だったって事は知っておきましょう。そうじゃないと、昔は散々鯨を乱獲したくせに今になって「鯨を守ろう!」とヒステリックにわめいている連中と同じになってしまいます。[アルバム・コーナーのプログレ]ライヴ/キャラヴァン&ニュー・シンフォニア ★★★☆今月はこの一枚だけでした。評は「オーケストラとの共演としてはディープ・パープルよりは良いが、ムーディー・ブルース程ではない。」とあります。[広告掲載のプログレ]太陽の化身/マンフレッドマンズ・アース・バンド(日本コロムビア)ライヴ/キャラヴァン&ニュー・シンフォニア(キングレコード)
2008/09/06
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'08年発表の1枚目。'70年代イギリスの重苦しい雰囲気に、P.F.M.の(伊での)1枚目のクラシカルで叙情的な雰囲気が合わさったサウンド。10分を超える曲が5曲中3曲もあり、大作主義なのも'70年代を感じさせる。
2008/09/05
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'75年発表の1枚目。Ian McDonaldのプロデュースとムソルグスキーの「はげ山の一夜」を取上げたことで、当時結構話題になった作品。サウンドは同時のイギリスのプログレの王道、イエスうあジェネシスを感じさせるものである。LPのB面を使った「はげ山の一夜」も上手くロック化されている。このCDはイタリアのSetticlavioレーベルのもので、アルバム・タイトルの表記は無いが、ボーナス・トラックとして'76年発表の2枚目「Two, too...」の全曲が収められている。ただしどちらもLP起こしのようで、スクラッチ・ノイズがたまに聞こえる。さらに2枚目の2曲に録音(プレス?)状態の悪い部分がある。
2008/09/04
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'81年の唯一作に未発表曲や再編時の新録を加えた2枚組み。ギター、キーボード、女性ボーカルにHatfield & The North、National Healthの影響を感じるカンタベリー・タイプのジャズ・ロック。ただしカンタベリーらしいユーモラスな雰囲気は少し足りない気がする。しかし聴き応えのあるカンタベリー・ジャズ・ロックである。
2008/09/03
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'08年発表の発掘ライブ盤。'79年のデビュー作前、'78年のロンドンでの公演。メンバーはHugh Hopper(b)、Elton Dean(Sax)、Alan Gowen(Key)、Pip Pyle(Dr)の4人。小さなクラブでの演奏らしく、リラックスした中にも張りにある演奏が楽しめる。メンバーの実に3人が今や故人となっているのが寂しい。
2008/09/02
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'08年発表の5枚目?カナダのグループ。最近のアメリカのグループに多いテクニカルな面と、ソフト・マシーンを思わせる前衛的な面がミックスされたサウンド。ジャケットにはシンセが見えるが、オルガンやピアノも入り、なかなか渋い音作りをしている。
2008/09/01
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