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鳥山明という漫画家がいる。今では「鳥山ロード」という都市伝説までもが、まことしやかに囁かれているほどの偉大なる漫画家であるが、そんな鳥山明さんがかつて、マイカーを一台購入したのね。『週刊少年ジャンプ』に『Drスランプ』の連載がやっと始まった頃の話だ。連載開始早々、その新人ばなれどころか玄人はだしの画風は、あっと言う間に評判になり、その恩恵で一気にフトコロが暖かくなった鳥山明さんは、浮かれ気分で夢のマイカーを買ってしまう、まさに衝動買いというヤツ。で、車はというと当時「ホンダホンダホンダホンダ~♪」のテレビCMで一世を風靡していたホンダのCITYってコンパクトセダンでして、単車乗りにとってはそのトランクに収まるモトコンポって原付が懐かしかったりする車なワケだ。で、鳥山さんはもちろん喜び勇んで乗っていた、でもね、その直後、悲しい出来事が鳥山明さんの身に降りかかるのだ。というのが、鳥山さんがCITYを買ったその直後に、ホンダさんがCITYターボというターボ付きの新型車を発売しちゃったのね。それを知らされた鳥山さんは一度思考が停止し、そののち泣き崩れ、ホンダさんへの呪詛の言葉を吐き続けながら、悔しまぎれにCITYターボの絵を描きまくっては、せめて作品の中だけでもとペンギン村でCITYターボを泣きながら走らせていた、痛々しかった。当時、子供な僕は「なんて大人げないんだ鳥山明!」と思ったさ、でも・・・今なら解る、当時の鳥山明さんの悲しみが。今朝、なにげにパソコンを立ち上げたら、YAHOOOOO!!の画面の中に、新型カメラの宣伝を見つけた。ないなにペンタックスQ10、ペンタックスQ10、キュ~ゥ~~テンッ!何ぃー!!買って十日も経っていないというのに、僕の可愛いペンタックスQが、Qが、型遅れを宣告されていた、型、遅れ。しかも新型は、え、シルバーも、あるの、欲しかった、シルバー、しかもデザインまでさらに洗練されやがって、ちきしょう・・・思考停止。だいたい気づけよ、買おうと思ったたったの一週間で一割近くも値崩れしたのに、深く考えもせず安くなったと喜んで。しかも三十年ぶりにカメラを買うってのに、カメラ雑誌の一冊も読まずに即決するなんて。いやいや違うぞ雷蔵、君は悪くないぞ!悪いのは、そう、迷ってるときに背中を押した後輩マサ吉だ!(違いますよ!)あと、カメラ買ってもいいかな?と聞いた時「どーぞ」と言って止めなかった嫁さんだ!(違うやろ!)とどめは、注文した時に「すぐに新型が出ますからチョット待ってくださいお客さん!」とメールしてこなかったアマゾンの野郎や!(向こうは商売やっとんねん!)ま、とにかく、そんなワケで雷蔵はただいま石化しております。自分のコトは急ごしらえの棚に上げて、ネガティブに膝を抱えて座っております。ま、少し時間をおけばQとも仲良くやっていけるとは思いますが、大人だから・・・ただ、今しばらくは落ち込んでオリモマサオ。どーか皆さんは、決して逆なでしたりすることなく、立ち直るまで、そっと見守ってやってください。じゃ、また、桜の咲く頃に。
2012.09.25
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ウチの次女ヤス吉、人呼んで残念な中学一年生。今日も今日とて夏休み宿題テストの、残念な解答用紙を持って帰ってきた。本人はがんばったと言うが、残念ながら平均点には届いていない。一通り間違った箇所をチェックしてみた、発見した。ということで、社会科の試験問題から、残念な回答を発表いたします。Q3.アジア東部や南部の気候に影響をおよぼす、夏と冬でふく向きの変わる風を何と言いますか?ヤス吉アンサー ⇒ スモーク 燻製作ってる場合かっ!Q6.地図中(ヨーロッパの地図)に示した地域の民族は、使用する言語によって分けられますがA.英語やドイツ語、B.フランス語やイタリア語、はそれぞれ何系言語ですか?ヤス吉アンサー ⇒ A.ヨーロシア系 B.ロマンス系 誰か点数やってくれ!以上ヤス吉と雷蔵がお送りしました、中間テストは頑張ります、たぶん。
2012.09.18
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三連休最後の一日は、ものすごく風の強い一日となった。もしここにトータルテンボスがいたならば間違いなく「風、ハンパネェー!」と口にしただろうし、最近言葉が乱れてきたウチの長女チロリン中三ならばきっと「エゲつい風!」と表現するだろう、そして、組み立てたはいいが面倒くさがってペグで固定しなかった四人用ドームテントがあったなら、間違いなくゲイラカイトのように空高く舞い上がったであろう、そんなものごっつい風が、ここ堺には一日吹き荒れておりました。しかし、そんな突風の中を、ウチの者どもときたら各自好き勝手に旅立っていった。まず次女は友達とスポッチャとかホカッチャとかビーフポカッチャとかいうボーリング場のアトラクションに友達と、その流れで午後は先日味をしめた緑地公園のすべり台に行くんだと、お好きにどーぞ。長女はこれまた友達と、難波に映画を見に行くんだと出かけて行った、はいはい。そして嫁さんは義母を誘い、踊る大捜査線をこれまた観に出かけた、はい、いってらっしゃい。そしてただ一人。でもね、だからと言って僕は、別に家族からはみごにされているワケじゃないからね念のため、そこは誤解なきよう。僕には用事があったのだな、つまりは人を待っているのだ、すなわち宅急便の配達の兄ちゃんを待っているのだ、それはもう用事を通り越して使命というべきものなんだな、僕に与えられた使命。兄ちゃんが我が家に届けようとしているモノが何なのかって?チョットそれは、こんな公の場では、プライベートに関わることなので、そればっかりは口が裂けても言えないのだけれど・・・ま、とにかく僕は、その使命を受けて、こうして、狂ったようにハタメク洗濯モノを眺めながら、ときおり突風で暴れ回るカーテンと一人闘い続けながら、今や遅しと宅急便の兄ちゃんの到着をまっていると、そういうワケなのだな、ピンポン、あっ、来た来たカメラ・・・
2012.09.17
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十代の頃から愛用していたニコンの一眼レフが、ここ十年体調を崩して伏せっている、まるで持ち主のように。病状はというと、ある時期からフィルム巻き上げの調子が微妙になって、それでもダマシダマシ使っていたら、しだいにいつしかスカスカになってしまって、仕方ないか!とそのままの放置プレイがここ三、四年続いているのだ。それじゃ修理に出せばいいじゃないかと思うでしょ、でもね既にメーカーさんの修理対象外の機種なんですよ、つまりは戦力外通告ってやつ、つまりは受け付けてくれないの。そうなると個人で修理業をされてる業者さんに頼むしかないのだけど、これもなんだか億劫で・・・かくして、一番の被写体だった娘等も丁度ナマイキ盛りになってきたコトもあって、必要性がある意味薄くなった我が一眼レフは、長らくほっとらかしにされていた。しかも、どうしてもという時にはいちよう我が家にはデジカメが一台あったのだ、新聞屋が二年契約のオマケにと置いて帰ったデジカメちゃんが。いや、案外まともなカメラなんですよ、ただ僕自身がそのデジカメという存在自体を毛嫌いしていた節しがあり、なんせ古い人間なもんでね、で、今まで必要最小限しか身辺に近づけなかった、とにかく便利すぎる機械を嫌っていた。ところがだ、最近そんな片意地だった僕の前に一台の天使が舞い降りてきた、いや、まだ舞い降りてはいないな。そう、あれあは、こないだレゴ展に出向いた時に、入場を待つ行列の僕の少し前に並んでたおねえちゃんが、チョット魅力的なカメラを首から下げ、その待ち時間になんとも自然にしかも楽しげに、風景や行き交う子供らを撮影していたのだ。そのカメラが、どーもデジカメらしいのだが一眼ぽっくもあり、しかも小型でセンスが良く、遠目だからメーカーまでは分からなかったけれど、とにかくよさげだった。そしてなんとなくその日から僕は、そのまだ名も知らぬデジカメに心惹かれてしまったようだった。だいたいウスウス気づいてはいたんだ、フィルムカメラの時代が過ぎ去ってしまたことに、でも僕は、わざと気づかぬフリオ・イグレシアス。そして、最近デジカメ関連のメーカーサイトを、知らぬ間に覗きにいっている僕がイリオモテヤマネコ。ニコン、キャノン、オリンパスを旅して、そしてペンタックスに辿り着いた。そうだったのか、君の名は、ペンタックスQと言ったのか!デジカメ、ミラーレス一眼、ペンタックスQ、可憐じゃないか、そして僕は恋に落ちた。ただ唯一の欠点は、直接お目にかかってみると、彼女、予想以上に小振りだったのだ。小振り過ぎて、左手が頼んないと言いましょうか、もっとがっしり掴みたいと言いましょうか、いえいえ、オッパイの話じゃなくってね。唯一、そこだけで迷っております。しかし、出会ってしまった僕たち、さて、この恋の行き先やいかに、どーしよう・・・ちなみに、月ノ輪の雷蔵、またの名を衝動買いの雷蔵 小振りな天使 ↑
2012.09.15
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花火をしてきた。夏の終わりはやっぱ花火でしょ!と言うワケで、いつもの緑地にあつまって、ゆく夏を惜しむ花火大会は開催されたのだった。とはいっても松屋町に万円単位で打ち上げ花火を買いに行くパワーはございませんで、堺市内を巡回してホームセンターの片隅でなんとか見つけた花火セットを多めに買い込んでのお子さま花火大会でございました。だから主役はお子さまたち、下から順に、アリちゃんの妹さん夫婦んとこの双子の三歳児グリとグラ、サガワんとこの紅一点四歳児娘、&その上の兄弟サガワ一号二号は小学校あがったあたり、ここからは少し間が開きまして、続いてはアリちゃんとこの次女なっさん小六、あとは中学生軍団うちのヤス吉中一、そして高校受験を控えた最年長中三コンビはアリちゃんとこの長女とうちのアホ娘、以上が夜の公園ではしゃぐはしゃぐ、ほたえるほたえる、すべるすべる、あ、すべり台のある公園だったのね、そして花火る花びる!親も一緒で大手を振って夜遅くまで公園で遊べる機会など年に何度もないもんやから、奴らはリミッターを解除して遊び回っていた。くしくもこのすべり台は、我らが青春のすべり台だったんだけど、四十越えのおっさんたちにはかつての栄光の影はなく、子供らに翻弄されておりました。ちなみに、この日旧友サガワの顔を久々に見たので、先だってから気になっていたコトを一つ聞いてみた。「なぁなぁサガワ、おまえとこの飛脚急便さぁ、最近『飛脚男子』とかいう写真集だして話題になってるやん、あれってもちオマエ載ってるよなぁ!」すると、先日手術した左膝の半月板あたりをポリポリかきながらヤツは「あ、あれな、オファーはあったけど若手に譲った!」と言った、そう言った、オファーはあったらしい、さすがサガワ、さすが飛脚の星、さすが中年ドライバーの星、さすがマンドリル、あってたまるか!かくして、いよいよ僕たちの夏が、夏が、ゆく!また来年! ↑ ちなみにコレが、どこを探してもサガワは載ってない噂の『飛脚男子』!
2012.09.11
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土曜の朝、気を抜いてたら九月が二上山から昇ってきた。だけどこの土日はかろうじてまだ夏休みなので、次女などはあせりつつも宿題の最後の一つ風景画をばカリカリと描いておりました昼下がり。その横では嫁さんが、そのほんの少し前に「あっ!始業式に雑巾2枚いるの忘れてたお母ちゃん!」と次女が発言したことを受けて、急きょ縫わねばならなくなった雑巾を、そのやや不細工な雑巾を慣れぬ針使いで制作していた昼下がり。そうそう、風景画といえば数日前には長女も、僕に隠れてコソコソと何やら描いていた。この長女、昨年画用紙を横に寝かして二色の青を上下にベタ塗りし、そいつを厚顔無恥にも『空と海』と題して風景画の宿題に提出しやがった過去がある。だから、今年は本気で描けよと早くから言い渡しておいたのだが・・・それが今年も証拠にもなく、コソコソと何やら仕上げては隠していやがった。そして数日前、その作品を嫁さんが発見し見せてくれたのだが、これがまた、なんともはや、おっとどっこい、ピーヒャララってくらいヒドかった、うーんと小学生レベル、幼稚園は脱したが中学生の絵とは到底思えぬ作品。別にね、上手い下手を言ってるんじゃないんだよとーちゃんは。ただね、苦手だからこそ手を抜くなと、本気で描けと言ってるの、なのにまたベタ塗りしやがってバカ者が!それに比べて次女は手を抜かない、こと絵に関しては真剣に描く、努力を惜しまないしセンスもある、でいい作品ができてくる。今回もベタ塗りの長女と似通った構図、似通った風景なのに、こちらは夕暮れ迫る空が見る者に迫って来る仕上がりなのだ、よしよし良くやった。だがしかぁーし、これが勉強となると全く正反対になっちゃうのだから情けない。努力を惜しまぬデキる姉と、いかにして勉強から逃げるかを常に考えているダメな妹。ああ、頼むから英単語を、アジアモンスーン気候を、裸子植物を、も少し覚えてくれ次女よ!かくして、夏の終わりは、いろんなフラストレーションを、そんなふがい無い娘等にぶつけプリプリ怒りまくるとーちゃんがここに誕生する、しかし、それを尻目に娘等は、へーきな顔で我が道をばく進する。で、とうとう日曜日の夕刻、ギリギリになって学校の用意を始めた娘等は、お約束のように「通知票がない!」などと騒ぎだし、そして見つけだし、やっとこれで夏休みが去ってゆくかと思ったその時、次女がおもむろに「あっ!雑巾なんか始業式の持ち物に書いてなかったわ!ハハハ」と、呟いた。しかしその瞬間、嫁の目がキッ!と三角に変わり「いらんでも持って行き!ぜったい雑巾はカバンに入れて行くこと、わかったかね、死んでも入れて行く!」そして言い渡された次女は、悲しそうな顔をして不要な雑巾を学校の補助カバンにつめ込んだのだった。補助カバン アップ そしてエンドロール バックでエンディング曲 森山直太郎の『夏の終わり』スタートシーンはカバン フェードアウトして夕暮れ時の空けだるく ENDマーク
2012.09.03
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