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新聞記者をしていたものの体調を崩した俺は、高校時代の同級生の古谷に誘われ古谷が立ち上げる探偵事務所で唯一の調査員として働くことになった。広告も出さない、謎解き専門という古谷の方針では引き受ける依頼などやってくるはずもなかったが・・・ 乾さんの新シリーズ短編集。タイトルに『1』とついているだけに続けてほしいものですが・・・●「卵消失事件」 夫が買ってきた烏骨鶏の卵。だが、卵パックの中に卵はなく、開けた形跡もない・・・howよりもwhyに重きが置かれた作品。そこに至る理由と経緯があまりにバカバカしい。●「三本の矢」 武家屋敷とも呼ばれる名家。その壁に弓道の矢が打ち込まれた。どうやら敷地内からのようだが・・・タイトルどおり。三本の矢といえば有名な故事がありますが、それとの比較も楽しいかも。●「兎の暗号」 祖父が父、叔父、叔母にそれぞれ残した三首の歌。それは暗号になっているようで・・・ストレートな暗号もの。ただし、暗号そのものはなかなかストレートにはいかず、ヒネリが効いています。●「別荘写真事件」 失踪した父の安否を知らせる匿名の手紙と写真。それはどこで撮られたものなのか・・・結末への伏線がうまく散りばめられたおもしろい作品。写真を想像するとユーモラスですね。●「怪文書事件」 団地の住人に送られた怪文書。ありがちな不倫の告発だったが、怪文書は3回続いて・・・理に適った発想と、真相とのギャップが大きく可笑しい。井上が声高に主張する気持ちが、あとになるとわかる気がします。●「三つの時計」 仲間だった早苗の父は、新郎の手土産だったケーキの製造時刻では約束に間に合わないはずだったと言う・・・「怪文書事件」からつながる日常の謎。一種類ではなく二種類の使用し、推理により厚みを持たせているあたりがうまいですね。ただし、それも最後の仕掛けに食われて、印象に残りにくいのが残念。 全体にオーソドックスな感覚の短編集。暗号や時刻などパズルのような要素が多く盛り込まれながらも、読みやすい作品がそろっています。月刊文庫に掲載されていただけあって最後にはカラッと解決し、後味もよい作品ばかりです。 ですが、最後の仕掛けは乾さんの作品としてははっきり言って期待はずれ。「乾くるみ」ブランドでこの仕掛けでは驚けません。このネタだったら、せめてもうひとつふたつヒネリがほしいところでは? 『1』とあるからには『2』以降も期待したくなるのですが、はたして2冊目の事件簿は世に出されるのでしょうか。読むとなれば、本作とは違ったイメージで読み始めることになるのでしょう。収録作:「卵消失事件」「三本の矢」「兎の暗号」「別荘写真事件」「怪文書事件」「三つの時計」2008年11月26日読了
2008.11.29
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帝都大学の湯川助教授には二つの顔がある。一つは肩書きどおり学生を相手に指導する物理学助教授としての顔。もう一つは、友人である警視庁の草薙刑事に求められ、不可解な事件の謎を科学的に解明する「ガリレオ先生」としての顔・・・ 大人気『探偵ガリレオ』シリーズの第二短編集。今回も湯川助教授が奇妙な事件に挑みます。ただ、前作よりも幾分科学的な色合いは薄くなったでしょうか。●「夢想る(ゆめみる)」 少女の部屋に侵入したストーカーは、少女が生まれる前から結ばれることを予知していた・・・そんなことが本当にありえるのだろうかと。冒頭にこの作品が来たことが、『探偵ガリレオ』とは少し違う路線にあることのあらわれかも。●「霊視る(みえる)」 恋人が殺された夜、男は留守番の友人の家で見たのは恋人の亡霊?・・・比較的オーソドックスな本格ミステリ。正直なところ、このシリーズでなくてもいいように思えます。●「騒霊る(さわぐ)」 夫の失踪への関与が疑わしい木造家屋は、ある時刻になると動き出す・・・ラストが救いになっているといえるのかどうか疑問ですが、何もないよりはいいのかも。●「絞殺る(しめる)」 町工場の社長がホテルで絞殺された。アリバイが怪しいこと、多額の保険がかけられたことから妻が疑われるが・・・アリバイの使い方が一風変わっていて興味深い作品。●「予知る(しる)」 浮気相手が男の自宅の目の前の部屋で首を吊った。だが、少女は三日前にも同じ光景を目撃していた・・・前作のイメージを一番残している作品かも。科学を否定するようなラストが印象的。 前作よりも科学的な側面が少し減ったような印象があります。その影響があってか、幾分読みやすくなった気がします。もっとも、逆にインパクトは弱くなりましたね。 また、「絞殺る」を読むとなんとなく湯川の人間的な一面が見えてきます。前作ではあまり気にしなかったのですが、今にして思えばそういう面は見られなかったかもしれません。「科学マシン」みたいで。収録作:「夢想る(ゆめみる)」「霊視る(みえる)」「騒霊る(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」関連作:『探偵ガリレオ』2008年11月21日読了
2008.11.24
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若者の後頭部から火が出た! 中学生が拾った精巧なデスマスクの正体は! 男の死体は心臓付近の細胞が完全に壊死していた! 普通では考えられないような奇妙な事件が起きると、捜査一課の草薙は帝都大学へ足を運ぶ。友人である物理学助教授・湯川の力を借りるために・・・ テレビドラマ『ガリレオ』の原作となった『探偵ガリレオ』シリーズ第一短編集。●「燃える(もえる)」 人通りの少ない通り。たむろしていた若者の後頭部から火が上がった・・・人体発火だのプラズマだのというものを扱っているのに、最後には物悲しい余韻を残す物語に仕上がっているあたりに巧さを感じます。●「転写る(うつる)」 中学校の文化祭に出されたアルミ製のデスマスク。それはある男の顔にそっくりだった・・・デスマスクができる過程には「うーん」と唸るほかありませんでした。●「壊死る(くさる)」 浴室で心臓麻痺で亡くなった男。その胸にある痣は細胞が完全に壊死していた・・・これは怖い、かもしれない。もっとも、殺害方法から簡単に足が付くでしょうけど。最後のオチが見事でした。●「爆ぜる(はぜる)」 湘南海岸で突然火柱が上がり、遊泳中の女性が爆死した。だが、その原因がつかめない・・・なんとも派手な事件ですね。あれは確かに危険って教わりましたよ。こんなことで狙われるなんて、オチオチ仕事もできません。●「離脱る(ぬける)」 高熱で寝込んでいた少年がそこからは見えないはずの風景を絵にした。幽体離脱? その絵が男のアリバイに・・・なんとも不思議な幽体離脱の謎に挑む湯川。子どもの純粋さと大人の欲が対比され、ちょっと後味が悪く感じられました。 まさに本格物理ミステリ。これでもかとばかりに物理トリックをつぎ込んできます。単純に理系の学者が登場するミステリや、いわゆる物理トリックを使っているミステリではなく、物理学者が物理の知識を利用して謎を解く本格物理ミステリなのです。 一種のワンアイデアものなのでしょうが、如何せんそのワンアイデアのおもしろさとミステリ作品としてのおもしろさが直結していないような気がしてなりません。理系の人が読むと違うのかな。僕は文系なので・・・ これが、『容疑者Xの献身』へとどうつながっていくのか、見ものではあります。収録作:「燃える(もえる)」「転写る(うつる)」「壊死る(くさる)」「爆ぜる(はぜる)」「離脱る(ぬける)」2008年11月18日読了
2008.11.21
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コンピュータの天才である玖渚友の付き添いとして鴉の濡れ羽島を訪れた「ぼく」こといーちゃん。その絶海の孤島を所有する赤神財閥の令嬢イリアは、同年代の女性の天才ばかりを招いていた。絵画、占術、料理などなど。だが、邸の中で首切り死体が見つかったことで、犯人捜しが始まった・・・ ついに戯言シリーズを読み始めてしまいました。正直なところ、登場人物の名前がイヤで読まなかったんですよ。リアリティがなくて。こういったネーミングセンスはなかなか受け入れがたく、このシリーズを今の今まで手に取らなかったのです。 でも、ひとたび読み出すとこれが確かにおもしろい。思う存分、振り回してもらいました。いーちゃん同様、作者の掌の上といった感じです。 読み始めてすぐは、『すべてがFになる』を読んだ時と同じような感覚がしました。孤島とか天才とかいう道具立てに共通項を見出した気がします。そして何より作り物めいているところでしょうか。そういえばあちらも結構風変りなネーミングセンスでしたね。 ミステリとしてはオーソドックスで古典的な構成でしょうか。絶海の孤島という限られた空間、狭い人間関係、そして密室での連続殺人もの。やや強引な気もしますが、真相にたどり着くまでの仕掛けは見事。フーダニットだけでなく、ハウダニット、ホワイダニットがうまく絡められています。 一方、特徴的なのはライトノベル的というか、特異なキャラクターが強く押し出されていること。ネーミングはもちろんのこと、言葉遣いや行動、天才という扱いなどなど。竹さんのイラストもあって、相乗効果を生み出しています。 もっとも、天才の描写が天才のように見えないのは残念。これが難しいのは周知の事実ですが。 この一冊を読む限りでは、本格ミステリとライトノベルを読む人にならオススメできるシリーズでしょう。今年集中的に文庫化されているので、僕も読み進めたいと思います。2008年11月13日読了
2008.11.18
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秋内静の目の前で起こった交通事故。亡くなったのは、愛犬オービーに引っ張られ道路に飛び出した幼き友人陽介だった。飛び出す直前にとったオービーの不可解な動きは? 秋内は、事故の謎を探るためにロードレーサーで走り出した・・・ 道尾作品の特徴といえば、巧みに配置された伏線による世界が変わるかのようなどんでん返しです。僕自身、過去三回もそれにやられていて、今回もある程度注意を払って読んだのですが、やはり見抜くことはできませんでした。なんとなく気にはなるものの、前後との関係からスルーしてしまったり。いつものことながら、この伏線テクニックは本当に上手いですね。 また、秋内が事故の謎を探るために動物生態学の間宮助教授と奔走する部分が、助教授のキャラクターもあってなかなかおもしろかったです。間宮助教授は変人的なキャラが立っていて、他の作品でも使えそうなほど。問題は動物の関わる謎でしか使い物にならないことでしょうか。 ミステリと平行して、友江京也、巻坂ひろ子、羽住智佳と繰り広げられる学生生活も読んでいて引き込まれました。智佳に淡い恋心を抱く秋内の言動は、瑞々しいと言うか、初々しいと言うか、痛々しいです。その辺が、青春小説としての一面を出すだけでなく、ミステリ部分にも大きく影響を与えているだけに、否定はできないのですが。 おもしろく読み進めて、事故の謎のことなんてすっかり忘れてしまうような作品でした。しかし、ミステリ的に見てこの真相はどうなのでしょう。後味の悪さはないかもしれませんが、拍子抜けの感じは否めません。そこが残念でした。 表紙に象徴されるように、今まで読んだ道尾作品の中では最も明るい雰囲気を持っています。青春ミステリが好きな人にはオススメ。2008年11月7日読了
2008.11.10
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安藤は自分が特殊な能力を持っていることに気付いた。腹話術のように、思ったことを他人に話させる能力。ムッソリーニとの類似する野党の党首・犬養の登場に踊らされる大衆を見て、安藤は実験を始めた。腹話術はどれだけ使えるのか・・・「魔王」 本の感想を書く中で、多くの方が絶賛している本を低く評価すること、あるいは高い評価を聞かないような本をおすすめすることに躊躇する場合があります。本当にそれでいいのか、誤読や読み飛ばしがあるのではないかと迷ってしまうのです。そう、流されそうになるのです。 伊坂さんの『魔王』は、特殊な能力を持った兄弟の物語。思ったことを他人に話させることができる能力を持つ兄の物語「魔王」と、ジャンケンや競馬に勝ち続ける能力を持つ弟の物語「呼吸」という中編二作です。 政治、あるいは憲法といったものを扱う作品ですので、そこに伊坂さん本人の主義主張が表れているのかもしれませんが、それよりも強いメッセージは「考えろ」ということではないかと思います。 作中に繰り返される「考えろ考えろマクガイバー」という言葉。大衆に押し流されず、常に自分の考えを持つべく考えることの大切さ。そういったもののアピールではないのかと。 さて、伊坂作品というとやはり巧妙な伏線があげられますが、今回はそういったものを極力排除したつくりになっています。これも作品の内容を意識したものなのでしょうか。その中で、「魔王」の最後の一言はなんとも印象的です。この中編でもっともドキリとさせられた一言かもしれません。この一言が結末のすべてを明示するという意味で非常に効果的です。 また「呼吸」は、その結末が中途半端に思えるのが残念ですが、同じテーマを違った角度から書いたような作品。視点を安藤の弟潤也ではなく妻の詩織にしたことで、「魔王」とはがらりと異なる雰囲気で進みます。それだけに、こちらのほうが受け入れやすいかも。 おそらく遠くない未来に読むであろう『モダンタイムス』。そのときには他人に流され迷うのではなく、考えに考え自分の言葉でここに感想を書きたいものです。洪水でも流されない、たった一本の木のように。収録作:「魔王」「呼吸」2008年11月4日読了
2008.11.07
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事故死した大学時代の仲間真吾の葬儀のあと、レンタカーに乗り込もうとする淳平は突然言った。自殺する、と。思いとどまらせるためにダイ、ヒトシ、ワリョウの三人は予定を変更し、福岡から東京への道のりで自殺の理由を思い出そうとする。淳平を喪わないための交換条件として・・・ 大学時代の仲間たちが、20年以上経ってその頃を回想しながら福岡から東へと走り続けるロングドライブです。その頃に起因するという淳平が自殺すると言い出した理由を探して。 物語はもっぱら大学時代の思い出話で進み、ドライブであるとか淳平の理由というのはほとんど二の次。まるで小路さんはこういった学生たちを書きたかったのではないかと思うほど、その思い出は輝きに満ちています。楽しいこと、嬉しいことばかりでなくつらいこと、悲しいことも。 こういった青春時代の回想で構成された作品を読むと、いつも同じ頃の自分を思い出してしまいます。今回もそう。これほどに輝き、充実した学生生活ではありませんでしたが。 もちろん、物語は回想だけではありません。最後にはこのドライブの発端、すなわち淳平が自殺すると言い出した理由も明らかになります。これには唖然。思わず数ページ読み返してしまいました。でも、確かにそういうものかもしれません。この理由には妙に納得もさせられました。 小路さんの作品からは、いつもノスタルジックで少し切ない印象を受けます。それがなんとなく心地よさを与えてくれます。次に読む作品にも、そういったものを期待したいです。2008年11月2日読了
2008.11.05
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大阪府警の捜査一課長宛てに贈られた速達。その内容はprof.Rを名乗る人物からの挑戦状。しかも、「火村英生に捧げる犯罪」とも。一方、アリスのもとには東京からアリスの最新作で盗作されたという人物がいるという電話が。身に覚えのないアリスだったが・・・「火村英生に捧げる犯罪」 『妃は船を沈める』に続く有栖川さんの新作は、バラエティに富んだ火村シリーズの短編集です。短編の中に掌編がちりばめられています。●「長い影」 夜、廃工場から出てきた怪しい人影。中には自殺か他殺か断定できない死体が・・・関係者をつなぐ細い糸の使い方が巧み。語り手の切り替えが、緊迫感をより強く打ち出しています。トリックも小粒ですが意表を突かれました。●「鸚鵡返し」 殺された男は、鸚鵡を飼っていた・・・「そっちか」と手を打つ掌編。火村の語りも珍しいのでは?●「あるいは四風荘殺人事件」 亡くなった推理小説界の重鎮・里中。その娘がアリスに処理を依頼したノートは・・・短編らしからぬ大仕掛け。でも、まとまったところを読むと短編向きな内容かな。○○○、というのか? それは疑ったことがなかった。(P121)って、この可能性ぐらい考えてほしかったなあ。ミステリ作家なら。●「殺意と善意の顛末」 アリバイは崩された。あとは罪を認めるだけ・・・この長さの中にわかりやすさが丁寧に詰め込まれています。●「偽りのペア」 殺された女子大生の部屋にはペアルックでの写真が残っていた・・・オチがなんとも言えません。●「火村英生に捧げる犯罪」 大阪府警に届いた手紙。そこには府警並びに火村に対する挑発が記されていた・・・大きく出た割に火村の言うとおり間抜けな犯人で、思わず失笑してしまいそう。それはそれでおもしろいのですが。●「殺風景な部屋」 現場は携帯電話も通じない地下だった・・・ちょっと強引な気も。まあ、物にはいろいろな使い方があるということで。●「雷雨の庭で」 雷雨の夜、男は庭で頭を強打し亡くなっていた。男は隣家の早瀬に誹謗中傷を繰り返していたが、早瀬にはアリバイが・・・犯人は最初から明白。問題はその犯行方法とアリバイ崩し。解き明かした火村が証明して見せる様子が切なく悲しい事件。 相変わらずハズレがないうまさ。短編集とあってやや軽めの感はありますが、安定感とわかりやすさは素晴らしい。これでひとつふたつ突出した作品があればとも思うのですが、それは欲張りでしょうか。 あとがきを読むと、J-ミステリ倶楽部で書いた掌編での苦労がよくわかります。短くまとめるというのは本当に難しいのでしょうね。収録作:「長い影」「鸚鵡返し」「あるいは四風荘殺人事件」「殺意と善意の顛末」「偽りのペア」「火村英生に捧げる犯罪」「殺風景な部屋」「雷雨の庭で」関連作:『46番目の密室』『ダリの繭』『ロシア紅茶の謎』『スウェーデン館の謎』『海のある奈良に死す』『ブラジル蝶の謎』『英国庭園の謎』『ペルシャ猫の謎』『絶叫城殺人事件』『乱鴉の島』『妃は船を沈める』2008年10月30日読了
2008.11.03
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