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今回も米国リタイアメント事情から抜粋しました。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「早期リタイアメントは米国人なら誰でも夢みることであり、私が55歳でリタイアした時も、同僚から随分羨ましがられたものだ。若いときから早期リタイアを目指し、太陽が燦燦と輝くフロリダのビーチとゴルフコースでゆったり寛ぐことを夢見ながら、私は一所懸命に働き、地道な投資もしてきたから達成できた。しかし、リタイア後程なくして、1番ティーに立つと必ず嫌な気分がするようになった。レジャーだけに残りの人生すべてを費やすにはまだ若すぎるし、自分のエネルギーがもったいないという気がしてきたのである。『これは勤勉に働いた自分へのご褒美なのだ。皆が欲しがっているものを私は手に入れたのだ。』無理やりそう自分に言い聞かせるようにした。しかし私はだんだん詰らなくなって、いつしか酒にのめり込むようになっていった。働いていた昔だったら到底あり得ないような悪い習性に蝕まれてしまった。そんな自分の醜い姿を気づかせる事件が起きた。ある日、かつての同僚と偶然町で顔を合わせた。彼は、私よりも5歳年上だったが、まだ現役で働いていた。久しぶりに会う彼が妙に立派に見えた。私は今年62歳になるが、見た目はもう70歳に映ったのだろう。彼は何も云わなかったが、彼の眼がはっきりとそう訴えていた。レジャーのみで他になにもすることがない生活が、いつの間にか私の老化を早めていたのだ。金融機関は盛んに早期リタイアメントを目指すよう私に勧めてきたが、パンフレットにあるような夢の生活からは程遠く、実際はこんな惨めなものだとは誰も教えてくれなかった。」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2004/12/29
90年まで上昇を続け、その後は低迷している日本の株価は、もう上がることはないのでしょうか?そもそも日本に限らず、どのように株価はあがってきたのか、歴史の長い米国の事例を使ってその事実を踏まえ、議論を前に進めたいと思います。先日、証券営業経験20年のベテランから、「株式投資を顧客に勧めるのに株価が上がらないのでは始まらない。長期的には株価が上がるだろうとおぼろげには思うのだが、今ひとつ腑に落ちない。どう考えれば良いか」と訊かれました。証券マンにとって、株価が上がることは当然の前提にしているのでしょうが、いざ面と向かって、何故?と訊かれると答えに窮することもあるようです。また、A子さんとB男くんの話 ~賢明なる投資家を目指して(1)~ を書いた時、「こんな投資があれば良いわよねえ」(30才台の主婦)という溜め息交じりの感想をもらいました。複利の計算上人為的に数値を使ったので、とても現実には信じられないということなのかもしれませんが、10%の上昇とは日米株価の長期的な平均をとったものであり、全く根拠のない架空のものではありません。いわんや、何かを買わせようとの魂胆で持ち出したウソ八百でもありません。次回から少しずつお話しますので、乞うご期待。
2004/12/12
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