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川崎jazzを聞いた翌日はバロック音楽だ。町田市民ホールで開催されたヴェネツィア室内合奏団 コンサート。クラシックのコンサートって何年振りだろう。。。ヴェネツィア室内合奏団はチェンバロ、ヴァイオリン4本、ビオラ、チェロ、コントラバスで構成される室内楽団。いずれ劣らぬ演奏家らしい。(たぶん)いやいや、クラシックには疎い私でも彼らが本物だという事は十分伝わりましたよ。今回のツアーでは関東各県を7か所回る。プログラムは2通りあり、人気のヴィヴァルディの四季を含むプログラムAと、ヴィヴァルディのヴァイオリンコンチェルト、チェロコンチェルトにパガニーニを加えたプログラムBだ。我が街では後者を演奏した。四季を聞きたい人が多いと思うが、私はパガニーニの作品をどう演奏するかの方が興味があった。ヴィヴァルディのヴァイオリンコンチェルトでは上の写真の左から2番目の奏者がソロを取る。安定したプレーだ。チェロコンチェルトでは写真中央のチェリストの出番。この人のプレーが私のツボにハマってしまって、笑いが止まらないのだ。動きが・・・。なんかね、ミスター ビーンみたいな動きをするのよ。チェリストって感情移入の激しい奏者がたまにいるでしょ。あのタイプ。見ている内に顔までミスター ビーンに見えて来て私のニヤニヤが止まらない。ごめんねぇ。演奏は見事なのよ。でも面白い(笑)そしてラストに注目のパガニーニ「魔女たちの踊り」。ソロを取ったのは写真中央後ろの第4ヴァイオリン。この人が第4なのでそれまでは出番が少なく、寝てんじゃないかと思えたほど。それはこのパガニーニの演奏に備えて力を蓄えていたようだ。いやぁ、このプレーを見るだけで料金の元を取れたわ。パガニーニらしい超絶技巧の連発だ。複雑なボウイング、目まぐるしいフィンガリング、そして左手ピチカート。パガニーニは自分自身のテクニックをこれ見よがしに披露したくて書いた曲が多いよね。ラ・カンパネラを始めとして。この曲もそんな1曲だな。アンコールに応えて何曲も披露してくれた(四季の冬も)ヴェネツィア室内合奏団に拍手!ヴィヴァルディ:四季 [ ヴェネツィア室内合奏団 ]価格:1,117円(税込、送料無料) (2026/10/5時点)楽天で購入
2026年10月07日
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やられちまいましたよ。9月から2か月にわたって繰り広げられる川崎Jazzの一環で行われたプラザアフタヌーンジャズ。溝の口の川崎市民プラザのホールで毎年開催されていたが、施設の老朽化により今回が最後。その最後のコンサートに招聘されたのがジャズピアノの重鎮、佐藤允彦と山本剛だ。2ステージに分けて聞かせてくれたその内容は。。。まずは御年84歳の佐藤允彦。実はちゃんと調べないで会場に向かったので、スタンダードをピアノトリオでパラパラと奏でるのだろうと思っていた。しかし会場のポスターを見てぶっ飛んだ。 Ds:石渡俊なに~。佐藤さんと石渡俊が組んでいたのか。一気に気持ちがヒートアップした。これはおとなしくスタンダードなんてやらないぞ。そしてさらに太田恵資というヴァイオリニストが参加する。私は存じ上げなかったが、この人がまた凄かった。石渡俊とは「築地JAM! 新しい潮流を起こせるか」で遭遇して、そのポテンシャルに驚いた。佐藤允彦は40年も昔から何度も聞いている。最近も地元町田の in to the blue というJazz Barで増尾好秋(Gt.)とのデュオを聞いたばかりだ。Liveが始まる。いきなり石若のDsが疾走する。太田のVlが絡みつく。うわ、なんてアバンギャルドなんだ。それを佐藤のPfと金沢のBsが支える。佐藤は石若と太田の暴走のようなプレーを猿回しよろしく操っている感じ。そう来たかぁ。全くの予想外だっただけに、してやられた。500人ほどの会場は市民ホールの客層っぽく高齢者が中心でこれに着いてくるかなと訝ったのだが、何の何の!良い物は良いのだ。それでいいのだ。太田さんはVoも交えてのプレーなのだが、その声はモンゴルのホーミーのよう。ご存じですか?ホーミーとは遊牧民の歌う、一人ハーモニー。声を喉の骨にぶつけて高音と低音を一人で出す不思議な唱法。太田さんは世界の民族音楽を取り入れているヴァイオリニストで、Live後にロビーの物販コーナーで話を聞いてCDを購入した。まんま民族音楽のアルバムでした。大盛り上がりの会場にプレーも熱くなる。クールな佐藤さん、しかしプレーは熱い。84?すごい人だわぁ。https://www.kawasaki-shiminplaza.jp/event/detail?id=15726後半は山本剛トリオ+1。円熟のトリオの安定のスタンダードの数々。+1はDsの大隅寿男氏のご子息、Asの卓也氏。このトリオはよく聞いていた。六本木のmisty、Body and Soul、Bird Land、Alfie。どこででも安心して聞けた。昔から過激なプレーではなく、言わば酒を邪魔しない音楽。今回もFirst Setの佐藤允彦とは大きく違うjazzを聞かせてくれる。これはこれで心地良いのだ。11月まで川崎市のあちこちで開催されているJazz Fes.またどこかにでかけようかな。ライブ・アット・ピットイン '98 [ 佐藤允彦トコベニ・トリオ ]価格:1,894円(税込、送料無料) (2026/10/5時点) 楽天で購入
2026年10月06日
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長い長い35日に及ぶ雨がようやく上がった10月1日、会社の同僚とはとバスツアーに参加した。気の置けない同期8人のジジイババアとワイワイと向かった先は赤坂迎賓館。こんな下品な奴ら、迎賓館に入れてもらえるのかな。。。コースは東京駅前を出発して、東京プリンスホテルのビュッフェ→赤坂迎賓館→豊洲千客万来と回って東京駅に帰ってくる。その間、車上から東京タワー、国会議事堂、レインボーブリッジ、歌舞伎座等を効率よく回っていく。まずは東プリでビュッフェランチ。東プリも古くなっちゃったなぁ。ブッフェもそれなりの味と種類で、特別には・・・。それでも腹一杯に頂きました。バスは一路、迎賓館へ。ここでは1時間半の自由見学。はとバスとしてのガイドはなし。館内各所にボランティアの説明員がいて説明を聞く事ができる。写真は本館裏の主庭から見た本館。残念ながら迎賓館内は撮影禁止。なのでここからの写真はパンフレットから転載。朝日の間から正面玄関を振り返った写真。この背中側に朝日の間があり、そのドアの両側に小磯良平の絵画が飾られている。その朝日の間。首脳会談にも使われる迎賓館で最も格式の高い部屋だ。公式晩餐会が催される花鳥の間。部屋を取り囲む花や鳥が描かれた大きな七宝焼きが美しい。羽衣の間では歓迎式典などが催される。天井には青空が描かれ、迎賓館で最大のシャンデリアが下がる。条約の調印式等に使われる彩鸞の間。しらんという架空の鳥がモチーフ。迎賓館は全体に和風と洋風の文化が混じり合っている装飾がなされている。色々な装飾で世界からの客人をもてなそうとしたのだろう。1時間半では全然足りないのだが、バスツアーは続く。帰りは正面玄関のゲートから出ている。振り返るとバッキンガム宮殿風の本館の威容だ。さてはとバスツーは赤坂迎賓館からレインボーブリッジを経由して豊洲市場に向かう。目指すは千客万来と言う観光施設。まあ主に食堂街です。食べ歩きもできるが、ビュッフェでたんまり食べてきたので、もうお腹いっぱい。なので時間を持て余した。日帰り温泉の万葉の湯もあるが、1時間では入浴には足らない。ならば足湯でノンビリしていましょ。という事で11時から4時半までの東京観光バスツアー。はとバスって初めて乗ったけど、案外楽しめた。また別のコースに乗って見ようかな。【ポイント15倍:10/4 20時〜】 トミカNo.42はとバス(箱)トミカミニカータカラトミー | タカラトミー トミカ tomica おもちゃ こども 子供 ミニカー 車 くるま 乗り物 ギフト プレゼント価格:594円(税込、送料別) (2026/10/4時点) 楽天で購入
2026年10月05日
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台風25号の近づく横須賀港で軍港巡りを楽しんだ。天気は荒れ模様だったが、遊覧船の中は和気藹々だ。クルーズの出発地は京急汐入駅からすぐのコースカベイサイドストアーズという商業施設の中でチケットを購入し、そこから伸びる桟橋から遊覧船に乗り込む。この日の料金は2000円。( https://yokosuka-gunko.jp/#about )これが乗船する Sea Friend号。乗員約200名。天気の良い日は2階デッキはオープンだが、この日はビニールシートで覆われている。私は1階席の窓際を確保。ガイドさんが名調子で案内をしてくれるのが楽しい。今日のガイドは山田梨果さんと言うベテラン。乗客にはアメリカ人や中国人のグループも多数。桟橋を出るとすぐ右側がアメリカ海軍の施設なのだが、自衛隊艦も仲良く並んでいる。そして停泊中の自衛隊潜水艦の乗組員が遊覧船に向かって手を振ってくれる。マジで?この遊覧船、ひょっとして自衛隊が運営しているのか。。。ガイドさんは軍港ならではのアレコレを説明してくれる。その中で驚きだったのがこの橋桁みたいな設備。何かと言うと、軍艦を消磁する設備。船は海水との摩擦で次第に帯磁していく。その船が例えばホルムズ海峡を航行して磁器機雷の傍を通ったら、、、その対策として定期的に軍艦はこの設備で磁器を消すのだ。日本では横須賀港だけにある設備だと言う。日本の守護神、イージス艦。これ1隻で周囲450kmの敵ミサイルを検知し、撃退すると言う。アメリカ第7艦隊の空母が入港している時には、その警護のために何隻ものアメリカ軍イージス艦が守りを固めているが、今日は空母がお留守で第7艦隊の軍艦は少なかった。横須賀港一周45分のクルーズ、なかなか楽しかったよ。天気が良ければまた違った景色が見えるのだろう。ぜひ再訪してみたい。調味商事 よこすか 海軍カレー お試しネイビーブルー レトルトカレー 送料無料 中辛 180g 2食 3食 10食 備蓄 防災 常温保存 非常食 レトルト食品 詰め合わせ まとめ買い 横須賀海軍カレー本舗のお土産 福袋 ご当地カレー 食べ比べ ミリメシ カレールー インスタント価格:1,450円~(税込、送料別) (2026/10/2時点)楽天で購入
2026年10月03日
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「立志編 -9:地位と名誉のためでなく」から続く前編で「裁判での自分の利益だけを求める議論とも違っていた」などと書いたが、このプロジェクトに関連して利益だけを求める裁判というものを経験している。この新製品は広く世界に打って出る事を目標としていたので、全世界の規格・標準を意識して仕様決定した。そして当然、その実現のための具体的設計、生産手法については網羅的に特許を抑えている。これにコンペティターが噛み付いた。このプロジェクトから約20年後、アメリカの規格が大きく変わり各社とも製品仕様を見直さねばならない事態になった。俺はプロジェクト当時からそう言った動きが世界では起こりうるだろうとの想定の元に設計していたので、全く慌てる事がなかった。しかしコンペティターにとっては大問題だ。自社製品を設計変更しなければならない。しかも新規格に対応しようとすると俺の取得した特許に抵触する。そこでコンペティターはこの特許を亡き者にしようと企て、特許裁判所に訴訟を起こしたのだ。事の詳細は「社会人編-12:エースの矜持」で詳しく述べたので割愛するが、結果は当社の勝利!特許裁判はおもしろかったよ。純技術的事項について他社とやりあう。その審判はこの分野の専門家が務める。双方からの何回かの文書を通じたやり取りと、裁判所でのヒリヒリする応酬。あの緊張感と適切な答えを探す緊迫感、法廷での「これは勝ったな」と言う高揚感、最終的に裁判者から勝利の通知を受けた時の絶頂感。なかなか味わえるものではなかった。何だろう、何かに似ていると思ったら、開成時代の棒倒しの感触だ。「私を作ったものー8:棒倒しの傾向と対策」に詳しいが、あの高揚感を30年ぶりに味わったよ。真剣にスポーツをやっている人間は大きな試合の度にこの高揚感を味わっているのだろうか。うらやましいな。
2026年10月02日
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「立志編 -8:それは俺達のプロジェクト-X」から続くプロジェクトチームのベクトルは一つにまとまっている。目指すべきものは一つだ。しかしその実現の前に越えなければならない山があった。それは会社幹部、特に自分の部署の本部長の合意をえる事。技術畑を歩んできたこの本部長は、生産の事も品質の事も十分分かっていた。それ故、新製品の第一の目標は品質の安定であり、それには機器としてのS/N比の向上を求めていた。それは間違いではない事は俺も納得する。しかしこの製品ではそこが究極の目標ではない、と信じていた。俺の目標はある意味S/N比と二律背反の関係にあるものだ。その目標を極めれば、ある程度S/N比は犠牲になる。だからこそ、そのバランスの最適解を求めるために理論シミュレーションを行ってきたのだ。これは一度、本部長と膝を詰めて話し合わなければならない。プロジェクトリーダーと共に本部長と長い議論が始まる。常務も務めている本部長に空いた時間など無かったはずだ。しかし俺達と話すうちに事の重要性を理解してくれたのか、後のスケジュールを開けて丸半日をこの議論に割いてくれた。それだけでも彼の真摯さが伝わると思う。俺のようなガチの開発担当者と開発テーマの深層にまで関わる議論ができるだけで、彼の力量は伝わる。そして彼が真剣に新製品の行く末について考えている事もまた。製造での生産性、市場での品質の安定性、維持管理等を考慮してS/N比を重視する事はトップにとっては当然の着眼点だ。いやむしろ常務職にありながらそこまで製品の奥底に目が向けられるのはすばらしい事だろう。しかしそれをひっくり返さなければならない。俺の掲げた目標地がどんな意味を持つのか、どれ程の波及効果を生むのか。丁寧にねばり強く論理的に。もちろん俺が3年を掛けて行ってきた理論解析についても説明し、理解を得た。リーダーもそこかしこで助け船を出してくれて議論は深まった。そして「分かった。その目標でやってみろ」3時間を超えるサシの議論の末、本部長の了承を得た。まだ係長になったばかりの若手によく付き合ってくれたと思う。よく対等な議論に応じてくれたと思う。地位をカサに掛けて「黙れ、若造!」と言い出す役員も山ほどいた時代だ。俺は良い上司に恵まれたと思うよ。何よりこの議論は勝ち負けとか面子とか自分の利益とかとは無縁の、「次の10年でこの新製品が会社を、そして世の中をどう変えていくか」についての議論だった。国会の醜い答弁とも、テレビ討論の俺が俺がの言い争いとも、裁判での自分の利益だけを求める議論とも違っていた。清々しかった。
2026年10月01日
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