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突然ですが、月末まで留守にします。復活祭の休暇中(とは関係ない世界におりますが)は夫の両親のところで過ごします。スローライフ、スローフード、なんて言葉が生まれる前からこれらを実践している人達と共に生活するので、普段とは随分違った日常を送ることになるでしょう。とりあえず滞在中PCは触らないかもしれませんね。(新鮮だな~)心配なのは旅の道中のマプッペですが、万端に準備を整えて臨むしかありません。自分のベッド以外で寝るのもマタニティーからの退院以来だし、歯の愚図りもあるかもだし、不安材料は他にもいろいろあるのですが。これからまだまだ準備に時間が掛かりそうです。子連れの旅は大変だ・・・楽しみなのは義母からオリーブオイルを使ってのベビーマッサージを習うこと。義母にとっては「そんなもん、私は日常的にずっとしていたけど?」というくらい生活に密着した習慣のようです。そのおかげもあってかどうか分かりませんが、夫は今でも風邪をひいても拗らせたことがないし、肌年齢も実年齢よりずっと若い。しかもこのオリーブオイル、マッサージに使うには勿体無いくらい香りの高い自家製オイルなんです。もちろん食用にも最高なので、おみやげにたくさんもらって帰ってこようと思っています。では、帰ってきたらまた宜しくお願いします♪
2006.04.14
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全ては週明けにこの映画を観たことから始まりました。「サイダーハウス・ルール」2000年、ラッセ・ハルストム監督孤児院で育った青年と、そこで働く育ての親である医師との親子関係や、青年が孤児院を旅立って外の世界で経験していく心の葛藤などが丁寧に描かれた作品です。ラッセ・ハルストムは「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」や「ギルバートグレイプ」なども監督した人で、子供たちそれぞれのキャラクターの引き出し方が巧み。原作を書いたジョン・アーヴィングが脚本も担当していることから、物語の流れもその文学的台詞まわしも、観ているものを退屈させません。と、ここまではいつもの映画感想文・・・。ここで監督の経歴に衝撃な事実を発見し、それ以降私の中でノスタルジーが沸々と蘇り、ずっと興奮状態が続いています。というのも既にタイトルにも書いていますが、過去の監督作の中に私が小さい頃大好きだったこの小説の映画作品があったからです。3家族しか住んでいないスウェーデンの田舎町を舞台に、そこで大した事件も起きない子供たちの日常生活が淡々と綴られているだけなのですが、この独特な世界にイメージを膨らませ、図書館で借りては夢中になって読んでいた小学生当時。「やかまし村の子どもたち」は夏休み、続編の「やかまし村の春夏秋冬」は夏休み以降から春を迎えるまでの季節がテーマで、2作でこの村の美しい自然を四季を通して感じることができるのです。 実は映画化された1986年・87年当時、それを知っていながらも、私は敢えてこの映画を観ようとは思っていませんでした。小学生当時の私が頭の中で思い描いていたものを、映像化され、ビジュアルで見てしまうことによって壊されてしまうのが怖かったからです。例えば、ずっと好きで読んでいた漫画の「ドラえもん」。このドラえもんの声(当時は大山のぶ代さん)を初めて聞いたときの衝撃ったら、もう…違う!私の中のやかまし村はこうじゃない!と感じるのを恐れて、当時は結局観ず終いでした。(じゃあ自分で作って、という感じですが)その頃は監督のことをよく知らなかったというのもあるので、今は観たいし、本ももう一度読みたいです。あれから随分年月が経っていますが、今でも十分楽しめると思います。そしてこの原作者のアストリッド・リンドグレーン。やかまし村は、彼女が幼少の頃過ごした南スウェーデンの田舎町がモデルになっているのだそう。うちの子にも大きくなったらこの本を読んでもらいたいなーと思ったので、アマゾンでフランス語版があるか探してみましたが、これしか見つかりませんでした。各国語で出版されているCDとセットになった本のフランス語バージョン、といったところで、児童文学というのではなさそうですね。残念。因みにリンドグレーンといえば「長靴下のピッピ」で有名な作家ですが、フランスでも人気のこの物語の主人公は、この国では「Fifi(フィフィ)」と呼ばれています。何故か?ピッピは仏語でおしっこを意味するからです・・・それにしても岩波書店の「やかまし村…」は装丁も当時のままで、この挿絵も大好きだったんですよね。これを見るだけで、小学校3-4年生当時の図書館の本棚の陳列や空気まで思い出せます。
2006.04.12
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先週後半のまとめ日記みたいになってしまいますが。離乳食はその後もいいペースで進んでいます。はじめてから1週間経った木曜日にはその日の朝マルシェで仕入れたズッキーニをピュレにしてあげると、こちらも難なく完食。ただ果物のほうはバナナから洋ナシへと移してみたものの、こちらは2口で拒否。1週間を待たずに週末にはりんごへと変更してみたところ、早々と平らげてくれました。始めた当初は拒否されても無理矢理食べさせようとしたこともありましたが、今は本人の本能に任せて、始めのうちからあまり躍起になって押し付けないように進めていこうと思っています。量を増やしていっても食べることは苦痛でないようだし、子供の体調に悪い変化もみられないのであまり心配はしていません。ただ、食材選びと調理法だけは気をつけたいので、また火曜日に保健士さんと相談して今後の方針を決める予定です。今のところマプッペは新生児期に顔にちょっと湿疹が出たくらいで、あとはおむつかぶれもなく食後に激しい愚図りもないことから、両親の私達と同じくアレルギー症状はなさそうに見えます。しかし用心するに越したことはないのが現代の食生活。フランスで離乳食は「味覚を養う」ことに重点が置かれているようにも感じているので、食品アレルギーについてはどこまで関心が持たれているのかも今後注目したいところです。さて、タイトルの最初に持ってきた歯についてですが。マプッペの最近の指しゃぶりは、眠くなってきたサインとかいったものを超えて、「もうこれをせずにはいられない」状態になっているように見受けられます。あとおもちゃはもちろん、食事以外でハイローチェアに座らせている時に、前に付いているテーブルをかじり出すなど、口の中が痒くてどうしようもないといった様子。月齢的にも歯かな?と思って彼女の歯茎を触ってみたところ、まだ白い歯は見られませんでしたが、前歯の歯茎がもう今にも生えそうなくらい、かなり硬くなっていました。歯が生え出す頃の愚図りは大変なのだろうと覚悟していたので、まだ指しゃぶりなどで治まっているならいいのですが、ちょっと辛そうなのでこんな歯固めを買ってみました。これを冷蔵庫の中で冷やしておいて、透明な輪の部分(中にはジェルが入っている)を赤ちゃんに噛ませると、熱を持った歯茎のイライラが鎮まる、ということらしいです。マプッペに渡しても、まだ舐めて振り回すだけで、これを噛む、という認識はなさそう。歯が生えてきたら歯磨きのことも考えなくてはいけないし、まだ生えなくていいよ~というのが親の勝手な願いですが、もうそんな時期が来てしまったのですね。でも歯が生えないと離乳食も進まないので、これも成長の証として喜ぶことにします。これで愚図りが酷くならないことを祈って・・・
2006.04.09
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楽天ブログの日記フォーマットが変わって機能が増えたのはいいんですが、いまいち使いこなせません。本当ならお昼頃(日本時間夜7時くらい)に投稿できたはずなのに、連続してエラーがでてきてしまって一旦中断。気を取り直して再度挑戦です。 さて、ブログを書くようになってからというもの、自分の書いたものが読み手に上手く伝わる よう、きちんと正しい日本語が使えているかどうかを見直すいい機会となっています。 現在フランスに住んでいるので日常生活で使うのは主にフランス語、子供に話しかける時は 母国語である日本語です。一人で考え事をする時の頭の中は当然日本語ですし、この先何年 他言語の国で暮らそうと母国語を忘れることなどない、と信じています。 ・・・しかし。 これを『ネイティブスピーカーとしての私が母国語である日本語』を、『他言語文化で育ってきた 人に外国語として教える』となると話は別。 まずはネイティブだとしても必ずしも母国語を正しく理解しているとは限らないこと、そして 学習者の母国語と対比して説明できるためにも、現地語を文法的に理解していることが必要 になってくるのですから、そう簡単に務まるものではありません。 私自身まだ教えた経験はありませんが、実際今までフランスの日本語学習者に何気なく 質問されたことをちょっとご紹介しますと。 まず、 絵描きと画家の違いは? 意味は同じだが、画家のほうがより公式的に使えるという説明で納得してもらう。 次に、 日本語にはフランス語にある半過去(Imparfait)は存在しないのでしょう? これはその場で答えられず。幼稚園から国語をしっかり学習させられるフランスと違い、 日本人は国文法はそんなに学校で教わらないのよねー、と逃げました・・・。 半過去とは過去に起きたことが継続的に行われている、または現在も続いている状態を 表す動詞の時制ですが、日本語に訳すと他の過去時制と同様、「~していた」となる。 正しくは「~していた。そして現在も続いている」というニュアンスになるけれど、いちいち そういう風には訳さないことが多い。ただフランス語の場合、この時制の使い方によって 受ける印象はかなり違うということです(後で調べました)。 そしてこれは私が直接受けた質問ではないのですが、日本語教師をしている友人が受けた ものに、 「野生」と「野性」の違いは? というのがありました。goo辞書によりますと、 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 【野生】やせい (名)スル (1)動植物が山野に自然に生育していること。 「―の根菜類」「鹿が―している場所」 (2)人が、教育などによって教えられずに、まったく自然のまま生まれ育つこと。 (代) 一人称。男子が自分のことを謙遜していう語。小生。拙者。[書言字考節用集] ~の wild. ~する grow wild. 野生植物[動物] a wild plant [animal]. 野生生物 wildlife. 【野性】やせい (野生動物の)生まれたままの荒っぽい性質。教育などによって変えられていない、 本能のままの性質。 wild nature. ~化する become wild. ~的 wild; rough; savage. 野性美 unpolished beauty. +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ・・・・・・つまりは、前者は自然のままに生育した「もの」を指し、後者はその「現象」を指す、 ということでいいのでしょうか?? 文法以外でも日本文化の紹介などで、例えば先日のひな祭りは「女児の健康を願うため」 にあり、この日は女子のためにある、お人形=雛人形の祭りなんだと説明したとします。 しかし、ここでこの行事をフランス語で祭りを意味する Fête を使ってしまうと(英語圏でも Doll(アポストロフィー)s Festival と訳されているようですが)、へたすると母の日や父の日と 同類のものと捉えられてしまう可能性もあるわけです。女子のお祭り、ということで。 しかし、これは江戸時代から続く古い慣習(Coutume)であり、母の日や父の日とはまた 別の意味合いを持つという、その歴史についても簡単に説明できるようにしておかないと いけません。言葉を教えるというのは同時に文化を教えることでもありますからね。 とまあこんな調子で、他言語文化のなかでこれから育っていくであろう我が子に、まともな 日本語教育ができるのかどうかちょっと心配です。それより何より、今こんなことを話題に しているのは、身辺でフランス人に日本語を教えてみないか?という話がでているからです。 個人授業ですが。興味はあるけれど、本当に務まるのやら。 国文法でなにを習ったかさえも思い出せない有様です・・・やれやれ。
2006.04.06
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土曜の朝にベビースイミングクラスに通い始めてからというもの、家族3人での週末の過ごし方にメリハリがついてきたように思えます。土曜日が1日長く使える分、出来る限りの用事をこの日に済ませて、日曜日はのんびり過ごすといった具合。前はつい土曜日ものんびりスタートすることが多かった上、用事の途中でマプッペが愚図りだすというパターンが多かったのに、最近はあれこれ連れて行っても周りを見渡しながらおとなしく待っているので、私達もゆっくり買い物などができるようになりました。これがまたある日突然できなくなったりするのかもしれませんが、、そう、それが育児です…さて、離乳食その後。離乳食初日、にんじんのピュレをあげた時のマプッペの反応はこちらで書いたとおりですが、あれから日々食べる量が増えていって、4日目を迎えた土曜日にはついに30gを完食しました。この日は出だしこそなかなか口を開けてくれなかったのですが、ひと口食べたかと思ったらあとはこちらがスプーンを差し出すと同時に、獲物をめがけて身を乗り出してくる、という豪快なパフォーマンスを披露。見事な食欲ぶりを見せていました。初日の様子からみてもっと時間が掛かるだろうと想像していただけに、意外と早く変化を受け入れてくれて安心しました。我が子ながら、子供の適応能力って凄いなと感心しています。また土曜に小児科医から野菜と果物両方を同時に始めるように言われて、翌日曜にはバナナのすり潰しもはじめてあげました。1日に野菜30g(ごはん)+果物30g(おやつ)の量で、こちらも難なく完食。さすがにバナナは食べやすかったのでしょう。はじめ、何故彼女があんなに拒否していた離乳食に突然食いついてくるようになったのかを夫とあれこれ考えていました。ベビースイミングのおかげでよりお腹が空くようになったから?それとも食事用に、この土曜に購入したばかりのハイローチェアに座って食べるようにしたせい?この2つとも全く無関係ではないかもしれないけれど、結局は単純に慣れただけだろうという結論に落ち着きました。アレルギー反応をみるためにも1週間は同じ野菜を摂り続けるので、木曜に新たな野菜をあげる予定。次は緑の野菜に挑戦しようと思っています。ところで食事用に購入したこのハイローチェア、なかなか使い勝手が良くて重宝しそうです。こちらの写真と同じモデルで、色はオフホワイト+クッション部分が水色のものを選択。うちにはバウンサー、フランスで「トランザット(Transat)」と呼ばれる赤ちゃん用の寝椅子がなかったので、マプッペが寝返りを始めてからは手が離せないときに置いておける唯一の場所はベビーベッドの中だけでした。でもこれがあればベルトで固定して座らせて置けるので、そばで家事もできるし、お座りの練習もできていい感じです。そしてハイチェアー仕様の時は大人と同じ目線でいられるのが嬉しいようで、しばらく機嫌よくひとりで遊んでいます。その調子で昨夜もそのまま私達と一緒に食卓を囲んでみました。まだ次のミルクの時間には余裕があったので、先に食べてしまおうと食事を始めた私達。最初はニコニコと我々の顔を交互に眺めていた彼女、しかし夫がミネラルウォーターをボトルからグラスに注いだその一部始終を目で追ったかと思いきや、態度が豹変^^; 突如大泣きを始めてしまいました。彼女にとっての食事はまだ飲むほうがメインだからでしょうか。私達の食べている様子はじっと見ているだけだったのに、飲み物が登場した途端、「飲みたい」という欲求が湧き上がってしまったのかもしれません。あまりにもダイレクトな反応で面白かったです(本人は真剣)。
2006.04.03
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この土曜にあった他の出来事は次の日記に書くとして…この日は6ヶ月健診も受けたのですが、離乳食の相談や触診程度で、特記することはなし。次の検査は2ヵ月後の8ヶ月健診です。この時にB型肝炎の予防接種を受けるかどうかを次の健診時までに決めておかなければいけません。2ヶ月間ワクチンの接種はお休みするけれど、まだ次の接種を受けるのに早過ぎないかどうかと思うところもあります。医者によれば、所変われば先月まで受けていた5種混合にこのB型肝炎を加えた6種混合というものが存在し、2-3ヶ月児から問題なく接種しているとのこと。この小児科医は強制はしないけれど、割と予防接種に積極的なところがあります。それを否定するわけではないし、受けられるものは早めに受けさせておきたいと私も考えていますが、それが本当に正しいのかどうか、後悔しないためにもこれからまた情報収集して決めていきたいですね。
2006.04.01
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