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あの暑さはいったいどこへ?というくらい涼しくなっているフランスです。この週末は天気がよかったら海へ行こうと考えていた我が家ですが、雨もパラついていたので久しぶりにヴァカンスでいつもよりやや空いているショッピングモールをふらりとしてきました。そこで見つけてしまったのがこれです。左は「ガッチャマン」、右は「ルパン三世」それぞれ5本1セットになったDVDボックスあぁノスタルジー・・・どちらも幼少の頃に好んでよく観ていたアニメでした。ご覧のとおり、ガッチャマンのフランス語タイトルは「ラ・バタイユ・デ・プラネット(LA BATAILLE DES PLANETES)」。これは英語圏で放送された時のタイトルがBattle of the Planetsだったところから来ているのでしょう。片や右側のDVDのカバーには、見慣れたルパン三世の顔に「エドガー(EDGAR)」の文字が。ここはアルセーヌ・ルパンの国だから、混同されるのを恐れて名前を変えられてしまったのかな?と思っていたら、やはり「ルパン三世の作者モンキー・パンチが、アルセーヌ・ルパンの作者故モーリス・ルブランにルパン名の使用許可を得なかったため、このシリーズでルパン名を使用できるのは日本国内のみになった」と、Wikipediaフランスに説明が。でも「日本国内のみ」って書かれているけど、英語圏でもドイツ語圏でもそしてイタリアでも「ルパン三世」って紹介されています・・・(しかも英と独ではご丁寧に「アルセーヌ・ルパン三世」と)そしてフランスでの名前は「エドガー」ですが、オープニングは御馴染みの「ルパンザ・サーード♪」が流れ、それから登場人物の紹介。ルパン三世は「エドガー」次元大介は「ジゲン」そして、峰不二子は「マーガリ」あっそう、「フジコ」って発音しにくいからかな?しかし、納得いかないのは石川五右衛門。「ユキトリ」・・・・えっ、何ですか?これ。例え「ゴエモン」が覚えにくいからといっても、どこがどうなってユキトリに・・・?幸い日本語音声フランス語字幕で観られるので、吹き替えで「ユキトリー!」と呼ばれて違和感を持つこともなさそうですが。いずれ日本語教材としても使うので、マプッペにはしっかり「この人の名は五右衛門」と教えますよー
2006.07.30
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マプッペ本日で満10ヶ月。1歳まであと2ヶ月です。は、早い・・・当然、今でも生まれたばかりの頃の彼女の姿を鮮明に思い出せますが、大きさはもちろんのこと、顔つきも体つきも徐々に「赤ん坊」を卒業しつつあるような気がします。それでも小さい子供達とすれ違うと、「わぁ!プチ・べべ♪(小さい赤ちゃん)」って言われます。(当たり前ですね・・・)満9ヶ月目前で掴まりだちを始めてから、2週間弱で伝い歩きが始まりました。横ばいだけでなく、ベッドの柵に両手で掴まりながら、すごいがに股で前方へも歩いています。精神面での発達は我が強くなってきたのと、ハイハイ+掴まりだち+伝い歩きという3種の移動手段を得て、いたずらが増えてきたことでしょうか。危険を伴わない限りは多めにみるようにしていますが、中には入って欲しくないエリアや触って欲しくない機械類などもあるわけで、注意すれば止めます。でも目を離すと、その「いけない」ことをしたがるのが子供。こうしたいたずらも、本人の身に危険が及ばない程度に(そして物が大破損しないよう)注意して忍耐強く付き合いつつ、いずれ始まる集団生活へ向けて躾けもしていく時期かなと思っています。最近図書館で借りて読んでいる幼児用月刊誌、「ピコティ(Picoti)」。9ヶ月児からが対象になっていて、仕掛け効果でゲーム遊び的に季節行事が学べたり、「いたずらは必ずしも悪いことではない」といった親も対象とした小話などが載っている絵本です。集団生活といえば、マプッペが1歳になる頃を目安に、少しずつ他の子供達と交流を持たせたいと夫とは以前から話し合っているのですが、ここフランスでも日本と同様、保育園探しは簡単ではありません。両親フルタイム勤務であれば比較的見つけやすいとはいえ、保育園の預かり時間だけでは足らず、さらにベビーシッターやお互いの両親(じいじ・ばあば)に頼んでいる人が多いのも現実です。中にはいい(自分達にとって都合のいい)ベビーシッターが見つからず、500km離れた奥さんの実家近辺への引越しを決断し、転勤を申し出た夫の同僚もいたとか。このような現状から民間の託児所(国から認定されているもの)も結構あります。最初は短時間保育、または毎日でなくてもいいので、ここで社会生活に触れさせていくのもいいかもしれないなと思っているところです。何せ保育園のキャンセル待ちリストをあてにしていたら、いつのことになるか分かりません。(マメに保育園に電話して空き状況を聞く、という手もあります)いずれにしても今のところ急ぎではないのですが、そろそろ動き始めないと。それからキャンセル待ちに名前がある関係かどうか、市から「集団生活を始める前に、はしか・風疹・おたふく風邪(Rougeole, Rubeole, Oreillons)の予防接種を受けておいてください。1歳までに受けておくのが望ましいです」との手紙が届きました。あれ?この予防接種は1歳からではなかったかな?その前に、我が家の冷蔵庫に眠り続けるB型ワクチン(賞味期限2008年)の接種を済ませなければなりません。4ヶ月間ワクチンの接種をお休みしましたが、また1歳を目安に次々と始まるのかしら・・・集団生活が始まれば病気をもらう確率も高くなるし、受けておいたほうがよさそうですが。今のところ無病で熱さえも出したことがないマプッペなので、病気に掛かったら私がパニックになりそうでドキドキです。あー、病名も予習しておかなきゃ。
2006.07.28
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前半からの続きです。先程後回しにしてしまった展示場に何があったのかというと・・・さっき見たときよりだいぶ人が減ってきたので、行ってみます。なにやら細かい展示物がたくさん。なんと。これは虫ではなくて、オマールの赤ちゃんです。生きていますよ。ここではオマールのほかにもイカやカレイ・スズキなどのミニチュア版(赤ちゃん)が展示され、彼らがどのような水質で何を食べて育っていくのかが、説明書きと頭上に流れるビデオ映像で解説されています。サメの生育についても、模型で順を追って展示されていました。英語圏の来場客が結構いたにも関わらず、こうした説明が全てフランス語オンリーだったのはちょっと残念ですね。まぁでも、赤ちゃん達がどれもかわいいので、みているだけでも楽しめました。この水族館はもともと個人が1972年に始め、現在もその息子が館長をしていますが、海洋生物(主に哺乳類)研究所と提携して、座礁したイルカやアザラシのケアなどにも携わっているそうです。館内はどこも大型ベビーカーでアクセス可。つまり、階段があるところには全てエレベーターが設置され、通路にも段差は見られませんでした。日本の工夫を凝らした水族館展示を知っている身にはちょっと物足りないところもありますが、館内も水槽も手入れが行き届いていて、来場者が気持ちよく過ごせるような気配りは感じられました。例えば防音設備の整ったサメの館とか。因みに入場料は大人11ユーロ、子供(3歳から12歳)8ユーロ。3歳以下は無料。その他の割引については特に明記されていませんでした。ル・コワジックはTGVの終着駅でもあり、中心街の近くに駅があります。そこからこの水族館までは歩くとちょっとありますが、歩けない距離でもない。シャトルバスなどはみかけなかったので、ないかもしれません。250台もの無料駐車スペースが敷設されているので、車での来場者が殆どなのでしょう。さてマプッペの反応はというと、1時間強の鑑賞中一度も愚図ることなく、特にサメや海ガメなど大きい生物や、熱帯魚など色や形のはっきりした魚などはじーっと興味深そうにみつめていました。以前サーカス団が動物たち(象やライオンをはじめ、小動物も)を観賞用に開放した時にも見に行ったことがあって、この時ほど反応が大きくはありませんでしたが。動物はにおいや鳴き声などがダイレクトに伝わってきますからね~帰りは港近辺を散歩し、街中のカフェのテラスで冷たいものを飲んでのんびりしました。 クルーザーの左側にはためいているのは、ブルターニュの旗です。この週末もフランスでは多くの地域が猛暑でしたが、ここル・コワジックにはとても心地いい風と空気が流れていました。そして大型の長期滞在型レジデンスや、キャンピング場などもちらほらあってバカンスを過ごす家族連れや若いグループで賑わっている一方、退職してここで生活している人や古くからの住人が上手く共存しているような印象を受けました。浜辺も何箇所かあり、この夏の避暑地として今度は海岸遊び目的でまた来ることになりそうです。
2006.07.24
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久々に週末ちょっと足をのばして海岸方面へ行ってきました。気がつくといつも同じ方面へ出向いていますが、今回は海岸目的ではなく・・・魚を観に水族館へ行ってきたのです♪出向いた先は、ル・コワジック(Le Croisic)。今まで行ってきた場所から、さらに大西洋に突き出た小さな港町。北フランス全体でみた位置は以下のとおりです。↑拡大地図。どちらもツーリストオフィスのサイト(英語ページ有)より拝借(フランスの地図が真ん中で切れていますね・・・)では早速建物の中に入ります。ここの水族館は「オセアリウム(Ocearium)」という名前です。水族館のフランス語訳は英語と同じ「アクアリウム(Aquarium)」なので、この名称はオーシャン(Ocean)とラテン語で「場所」を意味するリウム(Rium)を繋げた造語なのでしょう。まず入ると、イワシたちが出迎えてくれます。キラキラしていて美味しそう^^そして右手に何やら展示物がありますが、人が多いのでここを後回しにして、次の展示場へ。暗くて上手く写真が撮れなかったので、先程のサイトより写真拝借長いスロープを通って次の建物へ行くと、そこにはサメの展示館が。建物の2階分を使った高さに加えて、幅の広さや奥行きもこの水族館最大の水槽になると思います。部屋は薄暗く、余計な物音も聞こえず、神秘的な雰囲気を醸し出していました。階段状の観覧席も設けられていて、ゆっくり鑑賞できます。サメの館をでて、ペンギンを見た後はWolffishやイソギンチャクのいるバンクーバー館があり(写真なし)、メインの建物へ戻ってきました。展示順序は浅瀬から深海に生息する魚達へと続きます。これは浅瀬にいる魚たちの水槽。水槽周りの珊瑚のレリーフもきれいです。深海魚のコーナーから熱帯魚コーナーへと続く通路に、こんなトンネル水槽があります。水槽に囲まれて人が立っているのが見えるでしょうか。熱帯魚や珊瑚の水槽もとてもきれいでしたが、いかんせん部屋が暗いので、ここでは主にビデオカメラを回していました。館内はどの部屋もフラッシュ撮影禁止です。と、かなり端折っていますが、メインの展示物は大体こんな感じになります。2000平方メートルの敷地内に150種類の魚や海の生物達が、少なくとも1000種いるということ。水槽の数は40だそうです。各館に休憩用のベンチがありましたが、小さな子供と一緒に観てまわっても疲れない程度の規模に感じました。そして、最後に先程後回しした最初の展示場へ戻るのですが、これがなかなかユニークな展示で、皆が真剣にみている理由が納得できました。しかし写真や図が多くなってしまったので、後半へと続きます。
2006.07.23
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ワールドカップ期間中で(観戦するのに)忙しかったとか、そんなものは全く言い訳になりませんが、先月末に私の妹夫婦がうちまで遊びに来たことをずっと書いていませんでした。彼らは別の目的地へ行った帰りだったので我が家への滞在はほんの僅かな時間だったのですが、最初はちょっと人見知り気味だったマプッペも、最後は妹達と和やかに過ごしていました。そして妹が日本から絵本やらいろいろ持ってきてくれたのですが、その中にこんなものもありました。アンパンマンのおきあがりこぼしです☆マプッペにとっては初アンパンマン。ちょっと前にフランスから日本へ帰った友人が、自分の子供が日本でアンパンマングッズに囲まれてご機嫌でいる様子を見て、「アンパンマンは(大人には見えない)子供を惹き付けるオーラでも発しているんじゃないか」と言っていましたが、マプッペの反応はというと・・・最初はちょっと怖がっていました^^;マプッペは最近、前は怖がる様子も見せなかったものを怖がって泣く・または逃げる、ということがたまにあります。特に突然の物音とか、ビックリした時に多いかもしれません。でも今ではとても仲良し。あのおきあがりこぼし独特の「カランカラン」という音を聞くと、隣の部屋にいても気づいて探しに来るようになりました。この音がまた涼しげで、こちらまで和みます。こういう構造(絶対に倒れない)のおもちゃはフランスで見かけることはあっても(輪投げの台とか)、こういう置物的なおもちゃとして、さらにこのカランカランという音を出すものはないように思います。日本独特のおもちゃなんでしょうか。元々は会津の郷土玩具でしたね。参考 子法師 Wikipediaおもちゃだけでなく、「無病息災」・「家内安全」の縁起物でもあるなんて得した気分♪というわけで、満10ヶ月まであと1週間となったマプッペお気に入りのおもちゃになっています。あと他にもプレゼントされた日本の絵本などは、フリーページに新しく加わる予定のコンテンツ、「フランスでバイリンガル子育て計画」の中でご紹介したいと思っています。まだ「計画」に過ぎないのでこの先どうなるか分かりませんが、興味を持っている題材なのでコンテンツとしてまとめられればいいなと漠然と考えています。それから先日の日記のライスサラダ、写真が拝借物でしたので(すみません)、今日は正真正銘、我が家の昨日の晩ごはん写真を関係ないけどアップします~夏野菜(茄子、赤・緑ピーマン、ズッキーニ)の天麩羅です。えぇ、暑い中頑張って揚げました。揚げ物をする気になるほど暑さも落ち着いたということですが。実家の母の話では、昨日日本(関東)ではフリースを着るほど冷え込んでいたとか。こう気温変化が激しいと体にきついですね。こちらはまだ暑い日が続きそうですが、健康にはくれぐれも注意したいと思います。皆さんも気をつけてくださいね~
2006.07.21
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猛暑続きのフランスです~今朝はやっとこさ雨が降ったのでこれでようやく涼しくなるぞーと思いきや、夕方になってまた蒸すように暑いことったらもう。今夜は寝苦しくないといいんですがね~さて先週末の3連休中は夫に活躍してもらって、私の用事も無事済ませることができました。思えばこんな時期もあったわけですが、、(このページの後半部分をご参照ください)この頃に比べたら、3人そろって成長したのかしら・・・(感涙。まー、でも成長しなかったらマズイですね~)。マプッペのお風呂やごはん・オムツ替えといった通常の世話のほかに、夫とマプッペ2人で毎日2-3時間とか外に出かけてくれたのも助かりました。8ヶ月を過ぎた辺りから後追い泣きというのか、特に夕方私の姿が見えなくなると愚図って泣き出すことがかなり増えてきた為、「母親が家にいるのに自分と全く遊んでくれない」ことに気づかれると大変なのです。(既に経験済み。抱っこしない限り泣き止まなかった)最近喜怒哀楽も激しくなってきたように思え、泣き出したら旦那の手に負えなくなるかも、、と心配しましたが、外で気が紛れて大丈夫だった模様。さらに外から帰ってきたマプッペに、私が「お外楽しかった~?」と話しかけているのにも関わらず、目の前の母親は眼中ないかのようにしきりに父親の姿を探す・・・という仕返しもされました(泣)そして今回の夫の活躍はマプッペの世話に留まらず、私の日頃の行いがいいからか?!数回にわたってのごはんづくりもあったのでした。しかし猛暑のさなか、お昼には何を食べよう?ということで出たアイデアが、お米のサラダです。既に炊けている残り物ご飯があれば。火を使う必要もないし、炭水化物も一緒に摂れます。いってみれば洋風ちらし寿司ですが、冷えたご飯に材料を切って混ぜるだけの手軽さ。写真を撮り忘れたので、イメージ画を拝借お米のサラダ材料に決まりはありませんが、あったほうがいい具は・ツナあるいはスモークサーモンやハムなどでも代用可。うちにたまたまツナ缶があったので今回はツナを使用。・ホールコーンこれは何がメインになってもあるといい具。もちろん缶詰でOK。・オリーブの実緑と黒のどちらを使うかは好みで。うちはよく消費するので、大抵2種類常備しています。あと入れる野菜は適当でいいです。キュウリとか、よくさらした玉ねぎやエシャロットのみじんぎりなど。レタスなどをちぎって入れても良し。これらの具を出来るだけお米の大きさ程度に刻み、他のサラダを食べる時と同じようにドレッシングで和えるだけ(マヨネーズを加えるのもあり)。パセリやクミンシードなどのハーブを加えても美味しいです。レシピとはいえない一品ですが、夏にさっぱり・しっかり食べたい、けど火を使った料理はしたくないっという時にいいかもしれません。これによく冷えた白ワインなんかあると最高ですね~☆(しかし我が家はビールでしたー)これはたまたま連休中に観た映画「秘密と嘘」(マイク・リー監督 1996年)ですが、劇中に何度か食卓シーンが登場します。その中でも主要人物のひとり、ホーテンスが友人宅でランチをとる場面で、大きな白いサラダボウル(何サラダかは不明)と、キリッと冷えた白ワインが出てくるのですが、これがとても美味しそうで。お米のサラダのアイデアは、この場面に触発されたのかしら。(影響を受けやすい私たち)
2006.07.19
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世界中から関心が集まっているサッカーワールドカップ決勝での仏代表キャプテン、ジネディン・ジダンの退場劇までの経緯。今夜ようやく本人が話してくれるようです(今朝のラジオ情報)。フランス時間夜8時(日本時間朝3時)より、ケーブル局のカナルプリュスにて。恐らく他局の夜8時からのニュースでもビデオが流れるのではないかと。日本でも翌朝には情報が届くと思います。昨日発表された統計では、フランスの半数以上の人がジダンの行為を許す・理解できると答えました。これまでは憶測でしかなかった訳ですが、真実が明らかになって世論がまたどう変わるでしょうか。全ての答えは今夜8時に・・・!さて、書きたかったのはこれだけではなくて、ちょっと急な短期の案件が入ってしまい、来週半ば過ぎまで更新ができないかもしれません。余裕ができたらひっそりと更新するかもしれませんが・・・今週金曜日はフランスの革命記念日で休日、この週末3連休は夫がマプッペの世話を全て引き受けるとのこと。つい手を貸してしまいそうですが、ここは安心して任せようかと♪見ごろだった公園のあじさいも、そろそろ終わり。ではまた今後ともよろしくお願いします☆
2006.07.12
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終わりましたね、ワールドカップ。フランスは準優勝という、大会前には誰も予想できなかった上出来な結果に終わりました。ジダンの退場については、まだいろんな憶測が飛び交っているところです。なんか出だしからあまり雰囲気のいい試合ではなかったように思いましたが。まぁ、ジダンも人間だったと・・・「あんなことがあっても彼は英雄に変わりない」って相手チームのピルロ(この試合のMVP)も言ってることだし・・・ね。それから3位決定戦のドイツ×ポルトガルでは、自国の大会なのにずっと控えだったキーパーのカーンを見ることができて嬉しかったです。やっぱり吠えてましたね^^あとはこちらも最近活躍の場が少なかった、ポルトガルのヌノ・ゴメス君。彼の華麗なヘディングシュートも素晴らしかった。でも気分は既に2008年の欧州選手権(オーストリア・スイス共同開催)と2010年のW杯(南アフリカ開催)に切り替わっています♪そしてそして同じ日に最終日を迎えた、テニスの全英オープン、ウィンブルドン。男子シングルスで王者フェデラー、4連覇を達成しました。ケーブルテレビでしか中継されなかったので試合を観ることができずに残念でしたが。ところで、ウィンブルドンでは選手にポーターがつくんですね!全仏では皆自分で荷物運んでいますから。白いウェアしか認められていないとか、チャンピオンズジャケットがあったりと、何かと堅苦しい伝統的なスタイルがあるのは知っていましたが、彼ら(選手たち)のおじいさんの世代か?って人が大きな2人分のスポーツバックを抱えて選手の後についている姿は印象的でした。さて、話題をガラリと変えて。W杯は対スペイン戦と対ブラジル戦で満足してしまった私の関心ごとは、この週末別の方面にありました。(移り気なもので、、)というのも、街中でこの宣伝看板を見てしまったから・・・ 「マイアミヴァイス」 マイケル マン監督 フランスでは8月中旬に公開ご存知ないかたのために 「特捜刑事マイアミヴァイス」Wikipediaそう、80年代に世界で大ヒットした、あのテレビシリーズの映画版です。ボーッとした子どもだった私にとっては「映像と音楽がカッコいい番組」といった印象が強いのですが、遠く離れたところで育った夫も、このシリーズを同時期に夢中になって見ていたそうで、彼曰くとてもリアルに出来た刑事ドラマだったとか。コリン・ファレル、普段はあまり関心の向かない俳優ですが、これはハマリ役っぽくてちょっと期待しています。あと気になるのは中国女優、ゴン・リーの存在。「バッドマン ビギンズ」での渡辺謙の使われ方(重要な役だけど、台詞と出番が少なすぎる)が気になっていたので(アカデミー助演男優賞候補だったのに・・・)、このハリウッド大作(しかも題材がアジアとは関係ないもの)での彼女の役どころに注目しています。それではここで映画の宣伝用ショートフィルムなど☆マイアミヴァイス 映画版 トレイラー(オリジナルミュージック)本来のトレイラーには今時なラップミュージックがバックに流れているのですが、これにはあのテレビシリーズと同じテーマがついているのです。マイアミヴァイスはやはりこの音楽じゃないと、気分が盛り上がりませ~~ん!それからもうひとつ、気になる映画。ザ・サイエンス オブ スリープ オフィシャルサイト このサイト、フランス語が分からなくても楽しめると思います。ザ・サイエンス オブ スリープ 宣伝用ショートフィルム 英語版主演はメキシコの星、ガエル=ガルシア・ベルナルとフランスのシャルロット・ゲンズブール、そして監督はミッシェル・ゴンドリーという豪華さ(私にとっては・・・)!ミシェル・ゴンドリーは自分のバンドのプロモーションビデオがきっかけでビョークの目に留まり、数々のPVを作ってきた人。近年はジム・キャリーのイメージチェンジを成功させた映画「エターナル・サンシャイン」をはじめ、エールフランスやコカコーラのCM制作などでも活躍。エールフランス コマーシャルフィルムマイアミヴァイスは映画館の大画面で楽しみたい気がするけれど、これはDVDで堪能したい気分です。映画続きですが、先週「パイレーツ オブ カリビアン」第2弾のプロモーションで、ジョニー・デップとオーランド・ブルームがシャンゼリゼに来ていて大騒ぎだった模様。ジョニーもW杯で妻と子供達の国、フランスチームを応援しているとインタビューで答えていました。そして、「僕はフランスに感謝しているよ。だって美しいヴァネッサと可愛い子供達を授けてくれたんだから」こんなことを言ってのけてもキザに聞こえない、特異なキャラクターの彼。この台詞でさらにまた世界中の何十(百?)万人もの女性たちの心を掴んだことでしょう・・・
2006.07.09
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今週はなんだかあっという間に金曜日になっていました。特別普段より忙しくしていた訳でもないのですが・・・気がついたら(ってしっかり観戦してますが)フランスはW杯決勝までいってるし、日本に向けてミサイルが発射されていたり、今日はロンドンテロから1周年の日でもあり、、皆さんは何故フランスが優勝もしていないのに、花火は上がるわ、シャンゼリゼにジダンの映像を投影して浮かれポンチ状態で大騒ぎしてるのか、不思議に思われていることでしょう。しかし誰もここまでいくとは思っていませんでしたからね、フランスチームが。もう少し酔いに浸るのはいいとして、前回の対ポルトガル戦の内容では優勝は厳しい!対ドイツとの決勝戦よりは道が開けたようにもみえますが、かなりし烈な戦いとなりそうです。明日はドイツ×ポルトガルの3位決定戦もあります。チームの総合力はポルトガルがやや上かと思いますが、開催国ドイツも負けていられません。しかもこの試合はあのカーンがゴールキーパーを務めるという噂もあって楽しみですね~そして今日は七夕ですね。今年は何も準備できませんでしたが、来年からはそうめんくらい用意しようかな。 七夕とそうめんあと今さらですが、ガス・ヴァン・サントの「エレファント」を観ました。このテーマにして説明臭くも説教臭くもないところがこの映画の魅力なんでしょうか。映画「時計仕掛けのオレンジ」でも主人公が好んでベートーベンを聞いていましたが、この映画でも犯罪を犯す少年がベートーベンのピアノ曲を弾くシーンがあり、映画の中で大事なキーポイントとなっています(犯罪とベートーベンの関係とは一体?!)。先入観なしで観たほうが楽しめると思います。出てくる高校生も可愛い♪・・・と他にもまだ書きたいところですが、マプッペに呼ばれてしまったのでこの辺で・・・
2006.07.07
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土曜夜の対ブラジル戦は、興奮したというより、ただただフランス代表チームのプレイに脱帽するのみでした。ワールドカップが始まった頃は、こんなフランスチームの姿がみられるとは思いも寄りませんでしたね!もうこうなったら決勝で戦うフランス代表を観なくては・・・しかし、その前にポルトガル。ポルトガルのスコラーリ代表監督は「勝つためには手段を選ばない」主義者だという話ですが、、しかも次の試合には相手チームの要である石野卓球デコも戻ってきますしね。もう負けても悔いはないくらいの試合をフランス代表はみせてくれましたが、やっぱりまた勝ってほしいなーという訳で思い出したのが、8年前の夏。1998年W杯フランス大会です。その夏は同秋から始まるフランス長期滞在へ向けての準備と、仏国内でのワークショップ参加を兼ねてパリを滞在拠点にして、1ヶ月弱の間あちこちと移動していました。そのまま秋までフランスに残っても良かったんですが、秋からの滞在先は前倒しが出来なかったし、それまでの滞在費用の負担とか考えると出直したほうがよかろうということで、この滞在期間中は思い切り旅行者気分だったんですが。旅行者なだけにスケジュールも非常に詰まっていて、サッカーを観る余裕はあまりなかったものの、さすがにW杯後半にもなると、滞在国の快進撃が続いている状態に関心を持たずにはいられなくなりました。準決勝の対クロアチア戦の夜は、サッカーに関心の無い友人と外でご飯を食べる約束をしており、試合が気になりつつも観戦することがないまま夜も更けてしまい・・・しかし、食事も済んで店を出る前にお手洗いを借りてから、再び席へ戻ろうと厨房の前を通りかかった時に出くわしたある光景。そう、厨房の中には小さなテレビが置かれており、中で働く人はもちろん、店のウェイターと数人の客が人垣をつくって画面を見つめていたのです!その中に私まで混じってから数分後、クロアチアにリードされていたフランスがチュラムのW杯初ゴールによって同点に追いつき、店の中は興奮の渦にと包まれました。そして店を出る頃には再びチュラムが1得点を決め、フランス逆転勝利☆店のあったパリのバスティーユ広場界隈は通りが人で溢れ出し、車道には各車にファンファーレ調のクラクションを促す即席指揮者まで登場して、お祭りムードを盛り上げていましたね~それから迎えた決勝の日。対ブラジル戦の夜はフランスではなくてロンドンの友人宅で、なんと居合わせた人全員がブラジルを応援、という状況の中で観戦するはめに・・・フランスが得点を決めると、「Oh,Noーーーーーーー!!!!!!」と悲鳴があがり、時には「なんだよ、(エマニュエル)プティって名前からして気に入らん」などと罵声が飛ぶ中、結果は彼らの思惑どおりにいかずフランスが優勝。試合終了後、一緒に観戦していたうちのひとりがふと我に返って、「やったね!フランス」と、これからフランスで生活をはじめる私に向かって残念そうに(?!)言ったのでした。あれからフランス代表は2002年大会で挫折も味わってきましたが、今回のこの決勝トーナメント以降の生まれ変わりぶりは一体何があったのでしょう^^「フランスは強いチームが相手だと燃える」という説もあるそうですが・・・次も頑張ってね、フランス。今は8年前よりもこの国に愛着を持っているので、あの時よりも応援にさらに力が入ります。話し変わって隣の国イギリスで開催中のテニスの全英オープン、ウィンブルドン選手権。これまで天候に恵まれなかったのとW杯のせいで例年より観客が少ないようですが、日本の杉山選手が元女王ヒンギスを破ってベスト8入りを果たしていたんですね~早とちりしてすみません。この時点で杉山選手は16強入り、このあとフランスの選手に負けてベスト8はならなかったのですね・・・そして今さっき知った、中田現役引退表明!日本代表だけでなく、プロサッカーから身をひくということです。ひょえ~それから男子シングルス第2シードのナダル(先の全仏オープン=ローランギャロス覇者)は元々サッカーをやっていて、彼の叔父さんは元サッカーのスペイン代表だったそう。彼が芝のコートで、テニス界伝説の貴公子ビョルン・ボルグの再来とも言われる王者フェデラーを倒せるか注目。でも現在クレーコート以外では無敵なフェデラー。あの優雅なテニスはメンタルトレーニングの賜物だとか。この週末から自転車競技のツール・ド・フランスも始まり、W杯以外でもただ今スポーツのシーズン真っ盛りなヨーロッパの夏です。
2006.07.02
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