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「今期の納税額は、法人税、消費税合わせて500万円です。」その金額を社長が聞いたのは、納期限の3日前だったそうです。会社の通帳には、それだけの残高がないので、個人の預金を取り崩さなければならなかったそうです。しかも、現在1日に引き出せる預金の残高は制限があります。数日間で、仕事そっちのけで金策に走ったということでした。この会社は、毎月税理士に依頼して、会社で入力した会計データを監査してもらっていたらしいのですが、データだけのやり取りだけに終始。(会社のパソコンでは、試算表等の帳票を確認することができないソフトだったみたいです。)税理士は、試算表など期中のデータを一切示さなかったため、会社では、決算確定まで、予想される税額すら知るすべがなかったようです。ですから、社長は、冒頭のような納税資金のために金策に走らなければならない状況になってしまったのです。よくよく会社の話を聞いてみると、税理士だけに非があるようではないようでした。中小零細企業の社長は、ほとんどそうだと思いますが、常に会社の先頭に立ち、陣頭指揮をとっているため、いつも忙しい。仕事以外のことについては、つい後回しになってしまう。前出の税理士も社長に何度も面会を求めたそうですが、忙しいという理由で、断られたようです。そんな状態が常態化し、ここ最近では、決算時だけしか顔を合わせることはなかったようです。最近は、会計データのやり取りもインターネット経由でできるようになったので、ずいぶんと便利になりました。だけど、本当に伝えたいこと、重要なことについては、顔を突き合わせて話をしなければ相手に伝わりません。メールやファックスで伝えることには、限界があります。税務申告も電子化されていますが、そういうデジタルの世界になんとなく違和感を感じます。
2007.06.29
今月、市役所から住民税の納税通知書が届き、その金額に目を丸くしたした人は多いだろう。新聞の報道によると、市役所の説明に納得がいかず、ナイフを持ち出し、逮捕された納税者もいたとのこと。税金については、多くの人が関心のないところだと思う。というのも、学校教育の中で、租税について学ぶ機会もないし、サラリーマンであれば、所得税・住民税は給料からすでに天引きされている。手取り額がすべてであり、納税意識もかなり薄いのでしょう。実際に、年間でいくら納税しているのかも分かっている人は少数ではないか。しかし、経営者(法人・個人問わず)は、売上金額から納税すべき税金を源泉徴収されるわけでなく、一回懐に入ってきたものから納めるわけだから、必然的に納税というものを肌で感じることになる。住民税の増税を前もって分かっていなかった人は、前述のような行動をとってしまうかもしれない。でも、それを予測して行動をとっている人とそうでない人では、大きな差が出てくる。
2007.06.28
儲かっている会社とそうでない会社の共通点・・・。儲かっていない会社の方が、共通点が多いように感じる。記帳などの事務仕事が後手後手になっているところで儲かっている会社はないに等しい。年に一回は税務申告があるから、しかたなく、帳簿をつけているといった感じのところ。現金商売にも関わらず、現金出納帳にその日の残高すら記載しておらず、帳面どおりに計算してみると、現金残高が何百万円になってたり、そんなのありえないでしょう。これでは、期中で、今現在いくら儲かっていて、いくらお金の余裕があるのか又は不足しているのかわかるわけがない。目隠ししながら、街を歩いているのと同じわけだから、そこらじゅうの人にぶつかりながら迷惑をかけている。税務申告のために帳簿を作成するのか?本来自社の経営状況を把握するために会計帳簿は作成するものではないでしょうか?
2007.06.27
相変わらず狭い机だ。ただ、今年は、一番後ろの席だから、後ろの人に気を使うこともないだろう。試験監督が黒板に試験問題のページ数を書き入れた。20数ページ。何かの間違えじゃないのか。例年だと10数ページ程度。「はじめてください。」の試験監督の合図で問題文を開いた。例年以上のボリューム。問題のページ数は、試験監督が黒板に書いたとおり間違えじゃなかった。予想外の問題形式。理論も例年と傾向が異なる。どう解答すべきかもわからない。時間はどんどん過ぎていく。周りのペンを走らせる音が非常に耳障りだ。どこから手をつければいいのかわからず、問題用紙を繰るばかりで、答案用紙は全く埋まらず・・・。まさに、パニック。これは、私が2年前に税理士試験の法人税を受けた時の状況です。その年のTACの全答練で成績優秀者として名前が載り、半ば、間違いなく合格するだろうという慢心から失敗した最悪のパターンでした。試験までの準備は、最善を尽くしたとは、言えず、慢心が本番で失敗した原因だと今更ながら思う。ビジネスも同じだが、準備がすべて。考えられるすべてのことを想定し、それに対処していく。気持ちの問題を含めて。もちろん、現実のビジネスにおいては、想定外のことばかりだろう。しかし、そんな場合もどう修正していくのかということも準備しておく必要があると感じた。
2007.06.26
横浜の伊勢佐木町に本格スペイン料理のお店ウッキーズがあります。20席程度の小さなお店ですが、落ち着いた感じのお店で、飲み物も充実しています。私のお勧めは、パエリア。本場スペイン人にも絶賛された味だそうです。
2007.06.22
この仕事をしてからはや10年になる。学生の頃は、バブルの終りで、世間の景気がいいのか悪いのかということ事態、考えたこともなく、バイトの時給が1000円を超えるものが結構あったなというくらいで、バブルの恩恵を受けたと思い当たることなど何もなかった。(能天気でした。)この仕事を始めたころは、大企業の破綻が相次ぎ、顧問先を訪問しても景気のよい話を聞いたことはあまりなかったと記憶しています。ただ、そんな中でも業績が好調な会社もありました。今現在。業績が良かった会社は、多少の浮き沈みはあるものの、引き続き業績は堅調にだが、そうでなかった会社は、既にないか、なんとか続けているという状況。儲かっている会社、儲かっていない会社、そこには共通点があるように感じる。
2007.06.21
会社の事業年度ってどういうふうに決めていますか?法人を設立しようとするときは、司法書士や税理士に相談するのが一般的だと思います。最初に相談した相手が、税理士だった場合、その税理士の都合のいい(言い換えれば、忙しくない時期)に決算期をもってきていませんか?節税ということだけを考えるならば、会社の売上(業績)が上がる季節を事業年度の開始の時期とし、暇な季節を決算期とします。つまり、一年間通してみていくと、会社の業績がだんだん右肩下がりになっていくように事業年度を設定するということです。逆に、会社の業績が右肩上がりになるように事業年度を設定すると、決算を組んでみないと税額が予想できないという事態にもなりかねません。思っている以上に税額が発生し、納期限ぎりぎりまでかき集めったって経験はしたくないですよね。すでに会社を設立してしまった方も事業年度は変更することができます。毎年ひやひやしながら決算を迎えているなら、いっそう変更することも考えてみては。
2007.06.20
6月もあと10日余り。もう1年の半分が終わる。毎月法人の決算を組んでいるが、いまだに帳簿関係を持ってこない会社がある。この会社は今月申告の会社だ。毎年のことだが、1年分の帳面をまとめてつけているのだろう、もう一日待ってくれという。こういう会社に限ってというか当然というか、借入の依存の高い赤字会社。税金の滞納も結構ある。まさに自転車操業。申告しなければ、帳面なんてつけないんだろうね。だから1年に一回だけ、しかたなく申告のためだけに帳面付けするのだろう。1年に一回しか数字を明らかにしないものだから、今現在いくら儲かっているかもわからないし、いくら余裕があるのかもわからない。目隠しして街歩いているのと同じで、危なくてしょうがない。そんな会社って結構多いだろうか?
2007.06.19
6月も後半になってくると、なぜか焦ってきます。去年まで税理士受験生だった習性なんだろうなあ。あと一月半で税理士試験の本試験です。受験専門学校の全国模試もたしかこの時期だし、いよいよ追い込みの季節って感じで、気ばかり焦っていた気がします。晴れて、今年からそんな焦りや不安から解放されたはずなのに、なぜだか、気持ちが落ち着かない日々。この時期は、「遊んじゃいけない」という過去の経験が頭にインプットされているのか、遊びの予定を入れることに、罪悪感を感じてしまう。まあこんな気持ちも年数が経てば忘れてしまうものだと思うけど。この仕事は、毎年税制改正があるから、その度に試験勉強を通して最新の情報をインプットしたとしても、新たに頭の中のデータを書きなおさなければいけないし、パソコンのようにいつまでもデータを保存しておけるわけではなく、受験当初の知識はどんどん錆びついていきます。今月は、4月決算法人の申告月だけど、減価償却の改正が入ってから初めて適用されます。償却率が途中で変わったりと複雑な計算をするため、専用のソフトは必須です。法人の方はほとんど会計事務所に申告書作成を依頼しているから、新減価償却制度についても誤りはないと思うけど、問題は個人の事業者なのかな。新制度は、自分で申告している方は特に注意が必要でしょう。然るべき時期になったら、税務署や無料相談でしっかりと確認しておいたほうがいいかも。
2007.06.18
ブログを開設しました。東京の多摩方面で開業した新人税理士です。仕事を通して感じることや勉強したこと、税金のこと、日々思いついたことを書き連ねようと思います。(何せパソコン関係は、ほんと~に無知なので、はじめての投稿で少し緊張・・・。)今年、税理士登録して、お陰様でなんとか、2件の法人様の顧問をさせていただくことになりました。2件とも、以前の税理士さんから変更ということです。初めて仕事をさせていただく会社なので、過去の決算申告書などを確認しつつ、帳簿関係ををチェックしていると、いろいろ疑問がいっぱい。「これって前期の決算で、売上が漏れてんじゃないの?」「売上と仕入が期間対応していないじゃん!」「すでに無くなっている減価償却資産が資産計上されている・・・」あとは、あまり公にできないようなことも・・・。それぞれの申告書を作成した方は、結構ベテランの税理士さんとのこと。なんともお粗末な仕事をしているものだ。そのくせ、相当な金額の決算料を請求していたみたい。会計や税金のことは分らないからって税理士任せにしないで、なんでもそうだけど、わからなければ説明を求めるっていう姿勢は大切だと感じる。
2007.06.15
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