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今年も残すところあと2か月。去年の今頃は、税理士試験の発表待ちで、まだ少しのんびりと仕事していた感じかもしれない。8月の試験から発表の12月まで約4か月あるわけだけど、毎年この時期って、精神的にもわりと楽だったですね。あの合格発表からもうすぐ1年になるわけだが、振り返ると、いろいろと自分自身変わってきた。仲間も増えた。受験生当時は、ほかの先生とお話する機会さえなかったわけだから、それだけでもかなりの進歩かもしれない。だけどだけど、今現在、悩むことが多い。これから将来について、どうしたいのか、どうなっていたいのか、明確に見えてこない。日常の生活ひとつとってみても、ペースがつかめない。夜の付き合いは、ここ10年ほとんどなかったのが、今は、毎週何かしらあるわけで、朝も起きられないので、生活リズムがめちゃくちゃ・・・。はっきり言って、怠けているのだろうと思い、自己嫌悪に陥る。受験時代は、それなりにつらかったが、開業後の悩みは、様々・・・。悩みは尽きないけど、まずは、目の前にある仕事をしっかりとかたずけていこうと思う今日この頃です。
2007.10.31
同業のブログを見ていると、「年末調整」の記事が増えてきました。年中行事とはいえ、早いものです。今年は、税源移譲の関係で、源泉所得税の徴収額が、昨年と比べて、少なくなっていますので、年末調整の還付金も少なくなります。「小ボーナス」と言われているくらいですから、サラリーマン当時は、還付されると、うれしかったものです。しかし、今年からは少なくなるわけで、「小ボーナス」という感覚も無くなってしまうのでしょうか。さて、私は、不謹慎ながら、「年末調整」の作業が嫌いです。というのも、扶養控除の申告書などいつまでも出さないで、抱えている輩がいると、その一人のために、年明け後の法定調書の合計表も出せなかったり、要するに、事務が煩雑になるのです。こう言う人は、毎年同じ人・・・。だらしないというか、理解できないというか、ホントに迷惑なわけです。ある一定の期限をつけて、あとは、自己責任としたいのですが、私の性格上、そんなこともいえないくらい小心なものだから・・・。あと、この記事と関係ないですが、ブログを少し見栄えのいいものにしたいと考えているのですが、技術&知識&時間がなく、どうしたものかと、日々悩んでおります。やはり、自分でやるのは無理だから業者に任せるのがベストなのでしょうか?また、そういった業者っているのでしょうか?ホームページを作りたいとは思っていても、自分で更新できなきゃ意味ないじゃんって思うので、当面は、ブログをリニューアルしたいと考えていますが・・・。皆さんはどうしているのでしょうか?恐縮ながら、参考になるHPなどありましたら、教えていただけると助かります。
2007.10.30
先日、うちのお客さんのある飲食店がテレビに出ました。よくあるグルメ番組なんかではありません。その名人と言われる職人ワザを高性能カメラで検証するという約1時間の番組です。放送局はNHKでしたので、お店の名前、場所は、一切映りませんでしたが、出演者とともに、社長もスタジオでタレントに講釈しておりました。ここの会社、詳しくは書けませんが、テレビに出るのは、初めてではありません。過去何度も出ているので、社長から出演する旨を聞かされても、特別驚くことはありません。「またでるんですかあ。」ってなリアクション程度です。ここのお店は、業態では理解できないほどの売上高を誇ります。商品は、技術的には、名人芸とテレビでも言われるほどですから、玄人も絶賛する味なわけです。ただ、商品がいくらよくても売れないものもたくさんある中で、このお店の戦略には、頭が下がります。会計的にみると、粗利益は、同業他社の数字に比べ、かなり高く、儲けも多い。つまり値段が高いわけです。商品自体、価値が高いのですが、さらに、その器がとてもとても高価なものだったりします。また、店の内装も落ち着いた雰囲気で、時の経つのも忘れるくらい。さらにさらに、接客の態度が素晴らしい。接客のセミナーに高いお金を投じているだけあるわけです。それと、店の掃除の行き届いたこと・・・。チリひとつないというのはこのことだろうというくらい。褒めちぎりすぎかもしれないが、商品は素晴らしいのにもかかわらず、売れないトコって結構多い。そういった意味で、ここのお店は、商品=技術と売上高がしっかりと連動している。学ぶべきところはとても多く、同業者の偵察もこれまた多いようです。社長が多忙のため、年に数回程度の面会しかできないが、参考にするところは多々ある。近いうちに決算なので、あれこれ質問をぶつけてみようと思う。ただ、テレビを見ていて、税理士としては、出演料は、会社の所得なのか社長個人の所得なのか気になるところ。スタッフも取材に協力していたところを見ると、会社の所得になるのか?つい、こんな目線で見てしまうのも、職業病でしょうか?
2007.10.29
いつもは、午前中か昼時にブログを更新するのだが、急ぎの仕事の関係で、こんな時間になってしまった。よくある話です。融資を受けている銀行からの要請で、直近の試算表がほしい、ということだったので、ここ数日は、その仕事に集中してました。この会社、数年前までは、飛ぶ鳥を落とす勢いで売上も利益も伸ばしていて、「税金を計算するのが楽しい」っていう言い方は変だけど、とにかくそのくらい儲かっていました。あまりの儲かりように、社長に節税のための対策をいくつか提示しました。「儲かっているのだから、納税するのは当たり前」と、小手先の節税など目もくれずに、社長は、仕事にまい進していたのです。ですが・・・。商売というのは、難しいものです。きちんとした仕事、技術、信用があっても、うまく回っていかない時期がある。最近は、資金繰りも苦しいような感じで、融資を受けている銀行からは、直近の試算表がほしいとの要請があったというわけです。ただ、私は、社長を信じている。単に、祈っているわけではない。資金繰りが厳しくなった原因もはっきりしている。売上が減少してきたにも関わらず、積極的に投資をしてきているのです。必ず浮上する・・・。あの社長ならこのままで終わるわけはない。税理士としてできること・・・。試算表をなるべく早く仕上げることくらいしかない。その試算表・・・厳しい数字だったけど、ただの数字の羅列ではない。その数字には、社長の決意を感じさせるものがあるような気がする・・・。
2007.10.26
昨日のつづきです。ある先生から指摘を受けましたので、再度・・・。税理士である私自身の申告については、住民基本台帳カード(電子証明書)を使わなくても、税理士のICカードがありますので、それを使って申告することにより、税額から5千円控除できます。ただ、お客さんに「電子証明書」と取得してもらうために、ためしに自分で取ってみた・・・ということだけです。誤解を受ける書き方だったかもしれませんね。さて、昨日の日経新聞の社会面コラムで、銀座のママさんが電子申告を体験した旨の記事が載っていました。あるママさんの発言「こんなに簡単なら、税理士に頼まないで、今年から自分でやろうかしら・・・」やってみてください・・・と言いたい。この記事自体は、国税庁の宣伝ですから、ママさんの発言をそのまま批判することはできませんが、私は言いたい!!電子申告するまでの準備がどんなに面倒臭いか!電子証明書を取得するだけでも、面倒ですし、自分で取得してみてわかったのですが、驚いたことに、自治体によって発行する電子証明書によっては、使用できるカードリーダライタが限られているのです。技術的なことは、素人なので分りませんが、こんなことひとつとっても、やっぱりまだまだ、一般の納税者が、電子申告する環境は整っていないのではないかと考えます。それを、普及のためとはいえ、銀座のママさんをだしに、「簡単!」「簡単!」と叫ばせる課税庁も問題ありです。とはいえ、以前に比べ、格段に使いやすくなったのも事実らしい。でも、来年の2月の申告時期には、マスコミがこぞって、電子申告すると5千円まけてもらえると、吹聴するのは、明白です。やっぱり、この仕事では、電子申告は避けて通れません。
2007.10.25
個人の確定申告を電子申告すると、5000円まけてもらえます。19年、20年のいずれかですが・・・。まけてもらうには、いろいろな要件があり、納税者本人の電子署名が必要となります。電子署名するには、住所地の市役所でいわゆる住基カード(電子証明書)を発行してもらう必要があります。お客さんに取ってきてもらうのに、自分自身がまず、とっていなければと思い、午前中に市役所にいってきました。私個人としては、税理士のICカードがあるため、自分の申告には、住基カードはいらないのですが・・・。申請料として、千円かかりますが、特別難しいことはありません。ただ、実際に、電子申告するとなると、これが、その準備が面倒臭い。まず、インターネットに接続されているパソコンがあることが大前提。そして、1.インターネット経由で、所轄の税務署に「電子申告の開始届出書」を出します。2.自宅のパソコンに電子申告をするためのソフト(e-tax)をインストールし、3.税務署から届いた利用者識別番号の通知書を基に、またまたインターネット経由で、暗証番号を設定します。4.そしてそして、電子証明書を読むためのICカードリーダライタをパソコンに設置し、電子証明書をやはりインターネット経由で登録する。ここまでで、やっと申告する準備が終わるわけです。書いてて、嫌になりました。これを税理士が5千円控除を受けるために、お客さん代わりに、事務所のパソコンでやるとなると・・・うんざりです。こんな面倒なことして、たった5千円の控除。しかも、一回こっきり・・・。せめて、控除額が1万円だとか、5千円控除が3年間続くとか、税理士の代理送信だけで控除を受けられるならば、多少の手間は、しかたないと思うけど、準備だけでもかなり大変。また、実際の申告の時には、お客さんに事務所まで電子証明書をもって来てもらわなければなりません。こう考えたら、やらない方が賢いかもしれません。あまりメリットがないわけだから・・・。でも、ここまで面倒だけども、電子申告をやる理由があるわけです。それは、他の税理士との「差別化」です。電子申告に関して言えば、すでに二極化している状態なわけで、やらないところは、今後も絶対やらない。どちらが少ないかと言えば、「電子申告する派」でしょう。開業間もない税理士にとって、ささやかな「差別化」かもしれないが、やらないわけにはいかないのです。課税庁側がビスタに対応したのが、先月です。一から準備していくには、今からがぎりぎりと思われます。通常業務の傍ら、お客さんに電子申告のお願いして回る日々が続きそうです。
2007.10.24
税理士になって大きく変わったことと言えば、研修が増えたことかな。職員の身分での研修といったら、税務署主催の「年末調整」と「個人の確定申告」くらい。事務所によっては、有料の研修を職員さんに受講させるところもあるかもしれないが、よそもこんなところではないでしょうか。東京税理士会で、年間の研修時間の努力目標というのがあり、確か36時間だったと思います。一回の研修がたいてい3時間ですから、ひと月に一回ペースで受講すれば、達成できます。ただ、私の場合、まだまだ勉強不足ですので、その倍の月2回の受講を目標にしています。今のところ、時間に余裕がある月は、3回程度受講したこともありましたので、目標達成はなんとかクリアできるでしょう。でも、研修も受けっぱなしでは、意味がないわけです。復習が必要なわけです。一回の受講で、約40頁くらいのレジュメの配布があります。これをすべて目を通すだけでも、結構時間がかかります。研修の内容にもよりますが、難解なテーマに関しては、二度も三度も目を通す必要があるでしょう。これが、すこしでもサボると、たまるんです。これにプラス自分で興味のある分野の専門書もしこたま買い込んでるので、机の上が全然かたづきません。通勤の移動中に目を通そうと、カバンの中は、レジュメや専門書でいっぱい。う~ん、やっぱり欲張りすぎなのでしょうか?
2007.10.23
先日、同期合格の税理士piyochiki先生らと飲んでいての会話。「どんな方向性で、事務所経営していくか、まだ、見えていない・・・」どんな方向・・・東や西や、ということではなく、何を中心に仕事をしていくか。税理士の仕事も税目だけでも多岐にわたり、今までどおりの旧態依然の事務所経営ではなく、自分の得意な分野を切り開くものを模索しているわけです。実は、今日、ある研修をうけてきました。本日のテーマとは、少しかけ離れていましたが、来年の税制改正についても、前半で触れておりました。ご存知の方も多いと思いますが、中小企業の事業承継に関する改正です。新聞で大きく報道されていましたが、事業承継を考えていらっしゃる経営者にとっては、朗報になるかもしれません。詳細は、講師の先生が、オフレコとというので、書けません。でも、近いうちに、皆さんの知るところとなるでしょう。事業承継の一番の問題点は、その株式の評価です。相続が発生し、創業者である先代が亡くなった時に、その先代が持っていた自社の株式についても、当たり前ですが、課税されます。上場株式であれば、市場を通して売買できますから、換価することも容易です。仮に、相続税を納める原資がなかったとしても、売却することで、納税資金を確保することができます。それに比べ、自社株式は、そのほとんどと言いきっていいと思いますが、流通性もなく、換金することも容易ではありません。そんなものにも、税金が課税されるわけです。はっきり言って、当事者以外の人にとっては、ただの紙切れなわけです。しかし、ただの紙切れといえども、事業を承継する立場の人間にとっては、なければ、事業を続けることもできないのです。事業承継というのは、株式の引き継ぎだけでなく、新経営陣と従前からの従業員との問題や新たな事業の模索、先代と二代目、三代目の意見の相違など、税務以外でもあげればきりがないかもしれませんし、一筋縄でいかず、ケースバイケースでそれぞれで異なる問題もあることでしょう。現実問題としては、予想もしないことが出てくるかもしれない。しかし、税理士の仕事の一部としては、面白いのではないか。事業承継・・・仕事のテーマのひとつとして、少し勉強してみようと、研修を聞きながら、ふと思って、書き連ねました。
2007.10.22
税理士が税務署等の課税庁に、一般的な質問ができなくなりました。東京国税局管内だけなのか、詳細は分りませんが・・・。税理士は、税に関する専門家ですから、課税庁がいう一般的な質問とは、どういうものが該当するのか分りませんが、大騒ぎするほど、困ることはあまりないのではないでしょうか。国税庁のHPも税理士向けのページを新設し、質疑応答など、以前に比べて充実してきました。しかし、一般の納税者は、この件とは関係ありませんが、税務署に問い合わせる時は、注意が必要です。専門家ではない納税者は、税理士に申告書の作成を依頼している場合には、問題はないですが、ご自身で申告される場合には、特に、有利な特例を適用する時には、よくよく理解し、実行すべきでしょう。というのも、先月の税務関係の週刊誌に、納税者が課税庁を訴えて、納税者が敗訴した案件が掲載されていました。詳細は省きますが、電話で税務署に特例の適用可否を確認し、適用可能だと言われたにもかかわらず、その後の税務調査で、否認されたということらしいのです。電話での詳細なやり取りは、記載されていませんでしたが、合計で30分程度ということらしい・・・。この記事を読んで、思うのは、普通に考えて、初めて相談を受ける方を取り巻く状況をおおよそ把握もしないで、納税者に回答できない・・・と。先の案件で、税務署がどのような回答をしたかは不明ですが、納税者に誤解を与えたことは事実なわけです。しかし、彼らは、しょせん親方日の丸ですから・・・。税理士もこういうことになりかねませんので、私も言葉一つにしても、初見の納税者に回答するときは、十分に注意して話そうと・・・。また、最近では、メールによる相談も多いですが、誤解を極力生じないように、文章が長くなり、端的に解答できないわずらわしさがありますが、やはりメールや電話での相談には限界があります。相手の表情も見えませんし・・・。ですから、納税者にお願いしたいことは、決算や申告について、すべて税理士や税務署任せにするのではなく、税金や決算書について、最低限の関心をもって欲しいのです。最近、何かと文句ばかり、人任せの風潮には、閉口します。
2007.10.22
昨日、東京税理士会の研修に行ってきました。研修を受けに行ったというよりは、お友達の税理士先生とその後の「飲み」に行ったと言ったほうが、いいかも!?税理士登録がまったく同じ日で、登録番号も近いし、年齢も近いし、この先クソじじいになるまで、お付き合いすることになるかもしれません。共通の悩みもあり、よき相談相手でございます。他の士業さんは分りませんが、税理士って、結構ヨコのつながりはあります。昨日は、税理士登録を来月に控えたジャニーズ系も後から合流し、3人で飲んでおりました。同業者だけど、営業についてなども情報交換しております。私は、受験生当時、仲間と言える人はいなかった。仕事しながらの受験で、勉強時間も限られていた。休憩室でいつまでも話し込んでいる受験生も多かったが、私には、当時、そんな余裕もなかったわけだ。だけど、開業してから特にそうだけど、仕事では、どうしても一人で解決できないことや悶々とした悩みや他の人の意見を聞いてみたいこともでてくる。そういう意味では、貴重な仲間ができたことに感謝している。また、これからもよろしく頼むよ。「〇〇せんせい!!」
2007.10.19
食料品が値上げされているらしい。新聞で読んだだけなので、実際には、どうなのかは、よく分らない。というのも、うちの奥さんに買い物を頼まれても、ろくに値段など見ないで買ってくるから、あとで怒られる。でも、最近は卵の相場は、何となくわかってきた。10個入りで100円ちょっとなら、かなり安いのだろう。さて、生活必需品の値上げのニュースは、事業者にとって、格好の値上げのチャンス到来だ。私の考えは、以前からこのブログで書いているように、中小零細事業者は、大企業並みの低価格戦略は、無理だと主張している。いかに1円でも高く、売るかが勝負になってくる。特に、一般消費者を相手に商売している事業者で、自分で価格を設定できる商品を扱っている場合には、今こそ、値上げすべきだ。というのも、デフレといわれて久しいが、消費者の目はかなり厳しく、彼らは、1円でも安い商品を求めている。でも、意外と素直なところもある。世間一般の考えに左右されやすいところがあり、先日のボクシングでも、国民すべてが亀〇なにがしとかいう選手の批判をしているが、要するにマイノリティになることを恐れている国民性があるわけだ。だからこそ、マスコミがこぞって値上げのニュースを報じているのに乗じて、値上げするのだ。ただ、お客さんに値上げした事実を伝える時には、材料の高騰により、しかたなく値上げした旨をいえば済むことで、それに納得できない客なら切ればいいだけのこと。値上げすることは、勇気のいることのように感じるかもしれないが、全然そんなことはない。こちらだって、値上げするには、それに見合うだけのサービスを提供すればよいわけだから。値上げするということは、単なる値段の改定だけでなく、それに見合うサービスも提供することで、お客さんの満足度も高まるハズ。粗利もよくなり、お客さんの満足度も高まる。この機会に、是非、値上げを検討していただきたい。
2007.10.18
10月も半分が過ぎてしまった。あんなに暑かった夏のことも、忘れてきました。11月から来年の3月にかけては、税理士事務所は、何かと忙しくなる。9月決算の申告に、年末調整、法定調書の作成、個人の確定申告などなど・・・。常に前倒しで仕事を考えると、年末調整はもちろん、個人の申告のことも考えていかなくてはいけない。個人の申告で、うちが、一番多いのは、不動産所得。不動産所得とは、貸しアパートや貸しマンション、貸し駐車場などの貸し付けによる収入です。不動産所得がある方の申告は、通常年一回の場合が多いのではないでしょうか。うちが関与している方の、ほとんどすべてと言ってもいいくらい、年の中途で所得計算などしません。申告の時期にだけ、所得の計算をします。だから、いつも感じることは、普段から所得計算なんてしないから、申告の時に、税額を計算し、報告すると、その税額に驚かれることも多いと・・・。予想以上に納める税金が多かったり、または、逆に、思っていた以上に、税金が少なかったりってことが起こってしまう。アパート1棟程度の貸し付けならば、所得もそれほどの増減はないですから、年一回の申告時だけの税額計算でよいかもしれません。しかし、なかには、貸家だけでも5~10棟もお持ちの方もおられる。そういう方は、固定資産税だけでも、年間数百万ってこともあるでしょう。不動産管理会社からの月次報告書も、たとえ見たとしても、眺める程度で、空室率が改善したのか否か、なんて見ていないのではないでしょうか。だいたい例年と同じくらいだろうと、そのほとんどを不動産管理会社に任せきり・・・。だから、申告の時に税額をはじめて算出して、驚かれるわけだ。貸家の貸付も立派な事業、商売なわけですから、空室率がここ最近、改善されていないのであれば、管理会社に現状を尋ねたり、広告の依頼をしてもよいようなものだけど、誰も何もしていないのが現状でしょう。税金も同じく、会社経営と同じように、税額がかなり多くなるようであれば、再投資するとか、場合によっては、不動産管理会社を作るとか、対策が必要です。それには、年の中途で所得計算が必要となってきます。年一回だけでなく、せめて3か月ごとくらいに所得計算をしてみると、納税の準備や節税っていうことも考えられるかもしれませんよ。
2007.10.17
今日は、税理士会の野球大会です。平日にも関わらず、朝から一日中です・・・。受験期間が長かったので、本格的に運動をするのは、十数年ぶりです。誘われた時は、運動をするという習慣が全然なかったものだから、とりあえず、お付き合い程度と思って始めたけど、実際にやってみると、意外と体も動くし、楽しい。子供のころは、少年野球をすこしやっていた程度だったが、昔取った杵柄というのか、守るのも打つのも、当初思っていたよりは、なんとか様になる・・・かな。この仕事、基本的に机に座っている時間が長く、意識しないと、本当に運動不足になる。ストレス解消も兼ねて、野球を楽しもうと思う。グランドで大きな声をだすだけでもストレス発散になりますし。遊びといえども、やるからには、なんとか勝ちたい。でも、俺って、補欠じゃん。出るチャンスはあるのだろうか。バッティングセンターでの練習成果を発揮したいのだけど・・・。
2007.10.16
今月申告の会社に、決算の打ち合わせに行った。ここの社長は、確か昭和ひとケタ生まれ。世代としては、いろんな面で苦労したのではないでしょうか。社長の半分しか生きていない私は、まだまだ、僕ちゃん扱いされます。まあ、しかたないですね。貫録もないし、頭でっかちの小僧ですから・・・。ここの社長から、相続についての相談を受けました。それなりに、土地をお持ちですから、それなりの評価額にはなるはずです。以前、って言っても10年近く前になるのでしょうか。私など、まだ仕事のイロハもよく分らない頃に、ある業者も交え、この社長の相続税の試算をしたことがあります。もう遥か前の記憶ですが、確かその当時で、約3憶円の相続税が出たと思うのですが・・・。その当時とは、状況もずい分と変わってきてはいるけど、やっぱりそれなりの税額にはなるのでは、と思われます。社長は、お歳の割に肌ツヤもよく、特別な病気もないということだし、仕事もいまだに現役。後継者はいるにはいるが、社長交代など、まだ、具体的な話はないようです。でも、元気なうちに、打てるべき手は打つべきではないかと、若輩の身でありながら、軽く助言してみました。現金預金が唸るほどあるなら話は別ですが、財産のほとんどは、土地。これを売却して納税ってことも考えられるけど、先祖伝来の土地で、しかも、今では、会社にとって、なくては困る土地なわけです。「ご本人が生前に相続対策する」ということは、残る者への義務であり、務めである・・・」と、相続税の大家の先生のセミナーで聞いたことがあります。正直に言って、健康なご本人を目の前に、「相続対策をしましょう。」というのは、言いにくい。まして、私など40前のケツの青い人間である。しかし、しかし、過去に、相続人様に、「相続対策をどうしてしてくれなかったのか。」と責めらるまではいかなくても、暗にそのようなことを言われたこともある。相続対策をすることによって、遺産分割で親族が争うことも回避することもできるかもしれない。私の母もその父(私の祖父)が亡くなった時に、大した遺産がないにもかかわらず、兄弟で争い、家庭裁判所の調停までいった。その後、対立した兄弟とは音信不通・・・。私も子供の時から仲の良かった従兄とは、絶縁状態・・・。別に、私個人は関係はないけど、母の手前があり・・・。「もめない相続はない・・・」とよくいうが、親族間で、それまでたまっていた欝憤が遺産分割という話し合いの場で、顕在化するのでしょう。過去に一度だけですが、兄弟でののしりあう現場に立ち会ったことがあります。私も身の危険を感じ、その場から早々に立ち去ったこともありました。争いを最小限にするにも、生前に対策をしているのと、していないのでは大違いです。財産が多い少ないにかかわらず、争いにならないようにするのは、「残る者への務め」です。今度、社長に会う時には、思い切って、「もう一度、相続対策をしてみましょう!!」って言ってみようかな・・・。
2007.10.15
ある顧問先から、節税対策として、保険に入りたいと相談された。保険の話の前に、従業員向けの福利厚生目的で、傷害の補償になるようなもので、しかも少額のものはないかとも相談されたので、あるところのものを紹介した。数日後、そこの営業さんから、弾んだ声で、契約をしていただいたと報告を受けました。社長が即決したらしい。で、なぜ即決したかといえば、私(税理士)からの紹介だから、ということらしい。信用信頼されているのだなって、正直うれしい反面、いい加減な仕事は、本当にできないし、言えないなあ・・・と痛感しました。今回のものは、中小企業向けのもので、しかも少額だから、節税効果はあまりないので、次は、節税対策の保険ということになるわけです。ただし、怖いのは、金額的にかなり高額になるわけで、もちろん節税という目的があるから、そうなんだけど、ここの社長の性格からして、また、即決しかねない。その理由も、私が紹介したからということになれば、責任重大だ。私にとって、マージンなど、問題ではなく、顧問先とは、長くお付き合いしたいので、節税目的の保険を考えるときは、とにかく慎重になる。中小企業は、数年間とても順調であったとしても、それが、この先どのくらい続くかなんて予想するのは、難しい。以前も順調すぎて、税金もバカバカしいくらいの金額を払い続けてきて、無借金経営をしてきたにもかかわらず、ここ2年であっという間に、数千万円の借入をしなければ、お金が回らなくなってしまったところもある。返戻率が高いといっても、多額のキャッシュアウトを伴うわけだから、社長には、メリットとデメリットをきちんと説明しておかなければならない。そういう事情が分からない保険屋さんを単独で会社を訪問させるわけにはいかないので、やっぱり同席しなければなあ・・・と思っております。でも、保険屋さんってガツガツしているトコが多くて、好きになれないです。結局、契約をとれりゃいいって感じのトコが多いように感じる・・・。
2007.10.14
先日、柄にもなく、高級フランス料理を食べに行った。っていってもランチですよ。高層ビルの最上階だから、とても見晴らしがよく、富士山まできれいに見えました。料理の方は、食べ慣れていないものなので、おいしいような?気がしました。それよりも、職業病というのか、気になったのは、料理の原価と店の家賃。大きなお皿に、ほんのちょっぴりって感じの料理ばかりで、原価は、おそらく2~3割程度と思われた。だから、7~8割は、お店の儲け。もしかしたら、もう少し、儲けは多いかもしれない。でも、東京の一等地にあるビルの最上階だから、家賃は目ん玉がひっくり返るくらいの金額だと想像できる。私が行ったのは、日曜日の昼だったので、そんなに混んでいなかった。これで、やっていけるのかな・・・と想像したが、お店の人に聞くと、平日は、かなり忙しいらしい。ここのお店の収益構造は、やっぱり「立地」ではないのか。お料理ももちろんおいしいのだけど、今やどこのお店に行っても、失礼ながら、どこもおいしい。だから、おいしいのは当たり前。逆にそうでなければ、店の存続に影響する。フランス料理っていう業態からして、郊外では、無理ですよね。たまに、郊外にあることを売りにしたフランス料理屋さんなんかもあるけれど、正直いって長く続けるのは、難しい、と私は思う。商売の形態によるけれど、何が収益をもたらす要因になっているかを考えないと、誤った判断をする場合がある。こういうことは、決算書では分からない。でも、中小企業は、ちょっとした外部の環境の変化で、業績が大きく左右されることが多いわけです。その「ちょっとした変化」を教えてくれるのが、決算書であり、数字です。ただ、決算書は、万能ではないので、多方面からあれこれ分析することは、必要ですが・・・。
2007.10.12
今年(平成19年)の個人の確定申告から、電子申告をした場合には、税額から5千円控除されます。税金を5千円まけてくれるのです。今年と来年だけ時限立法です。国が電子申告を導入したのは、確か4~5年程前だろうか。電子申告とは、自宅のパソコンから申告書をインターネット経由で提出できるものです。一見、便利に思えますが、なかなか普及しません。いくつも問題はあるのですが、税理士もその問題の一つです。まず、税理士自身が、電子申告していないことがあげられます。税理士の平均年齢は、60歳を超えています。この世代の方は、失礼ながら、パソコンやインターネットそのものにアレルギーがある方が多い。ぶっちゃければ、パソコンのキーボードすら触れないのです。自分が理解できないものには、誰しもそうですが、近寄りたくもない。だから、顧問先に電子申告を勧めることなんかしないわけです。逆に、電子申告をしても、これまでは、特別なメリットもなかったわけですから、電子化することの無意味さをトツトツと語るわけです。確かに、電子申告には、いろいろ問題はありますが、導入当初に比べたら、ずい分と改善されてきた印象は受けます。動物は、環境の変化に対応できなければ、生き残る道はありません。いつまでも、電子申告しないことの理由を探している税理士は、いずれトキと同じような運命をたどるかもしれません。こういっている私も実は、まだ電子申告を本格的に導入していません。これまでは、様子を見ていたのですが、税理士の署名だけで、代理送信可能となったり、やっと環境が整ってきました。ただ、課税庁側のビスタへの対応が遅すぎました。先月の後半になって、やっとです。もう少し、早く対応してほしかった・・・。
2007.10.11
税理士は、税金のことなら、何でも知っていると思われている方もいるかもしれません。全然そんなことないんです。知らないことやわからないことも沢山あります。基本的に仕事で必要なのは、税目で言うと、法人税、所得税、相続税(贈与税含む)、消費税・・・主にこんなところでしょうか。逆に、税理士試験として、試験科目としてあるけど、仕事であまり関係しないもの、例えば、固定資産税、住民税、酒税などは、精通している税理士は、そんなに多くないんじゃないでしょうか。仕事で必須の税目に関しては、それぞれが独立した法律ではあるわけですが、お互いに関連があったり、裏と表の関係であったりとか、ある税目だけ詳しいだけでは、仕事は務まりません。つまり、会社と社長個人としての取引があった場合など、一方では、法人税が課税されますが、他方では、所得税が課税されます。税目間のつながり・・・それを理解できるようになるには、知識だけではなく、やはり、経験が必要になってきます。税理士は、試験に合格すれば、すぐに税理士登録できるわけでなく、実務期間2年という要件があります。では、2年の経験があれば、税目間の「つながり」っていうのが分かるようになるのかって言ったら、ちょっと疑問です。これは、個人的な見解で、特に根拠はないですが、10年くらいの経験は必要ではないかと思います。近年の税理士試験は、本当に難しく、仕事をしながら短期で合格することは、難しいと思います。だから、受験に専念する方が多いのも仕方ない気がしますが、私が仕事しながら受験したからというわけでもないですが、仮に短期で合格できたとしても、その後の実務経験は、2年で充分とは思えません。受験生は、1年でも早く税理士として活躍したいのは、わかります。私もそうでした。でも、時間はかかるかもしれませんが、実務の勉強をし、経験を積みながら受験をすることも、長い目で見たら、悪くないと思います。
2007.10.10
税理士事務所にも大小さまざまあります。大きなところだと、税理士だけで、数十人とか、職員も含めると、100人規模の事務所もここ最近は、結構あるのではないでしょうか。また逆に、規模の小さいトコだと、税理士先生一人だけとか、職員を含めても5人程度。まあ、税理士事務所のほとんどが零細事務所と思ってもいいかもしれませんがね。では、一般的に考えて、一人当たりの業務量は、どのくらいなのか。先月、ある研修で、パネラーの先生がいうには、法人で20~30社くらいだと・・・。私も経験上、そのくらいではないかと思います。私の場合、それを超える件数をこなすとしたら、どこかで、無理をします。仕事の時間を増やすことはもちろん、すべての会社について、把握することは、厳しいかもしれない。要するに、一人でこなせる件数には、限りがあります。それを超えたら、質的な問題は必ず起きると思っています。ある先生は、職員に任せきりで、自分が知らない顧問先も結構あると話されていました。これって、怖くないですか。その職員の方の能力がどの程度かわかりませんが、少なくとも税理士資格はないようです。税理士を依頼するとき、「何を基準に選べばよいのか分らない。」と聞きますが、その事務所の顧問先の数と職員数を聞けば、およその業務量がわかります。基準としては、20~30社が目安になると思いますので、それを超える業務量の事務所なら、「質」に問題が生じるかもしれません。一概には、言えませんが、税理士を選ぶ時の参考程度には、なるでしょうか?
2007.10.10
先日、ある金融機関から電話がありました。私が関与している社長が、融資を申し込みしたいとのことで、直近分の試算表を見せてくれ、と言った内容でした。この会社、結構儲けを出しております。社長は、会社の事務所として、不動産を買いたいということで、融資を申し込みしました。節税目的の一環として考えていたらしいのですが、わかる人ならわかるでしょう。土地付き建物を購入しても、そのために必要な資金ボリュームに比べて、節税効果は、正直なところ少ない。全然、節税にならないとは、言わないけど、そんなに効果はないわけです。目的が、節税ってことでなければ、話は別ですが・・・。金融機関は、お金を貸すのが仕事ですから、この会社のような業績の良い融資先は願ったり、かなったりではないでしょうか。しかし、今日、社長に再度相談されて、前述のような話を繰り返ししました。結論としては、購入見送りです。融資も見送りです。金融機関としたら、かなり痛手でしょう。話は、ずい分進んでいたようですから。でも、今回の件は、見送りでよかったと思います。今購入する理由が乏しいのですから・・・。
2007.10.09
副業・・・。本業以外にする仕事。副業っていっても、いろいろありますが、サラリーマンの傍ら、アパート、マンション経営をすることであれば、管理は、ほとんど不動産業者がしますから、大したことはないでしょう。そもそも、アパート経営って、普通副業ってあまり言わないですものね。ただ、このところ、簡単に儲かる副業系の話って、よく目にしますし、聞きます。円天なる奇妙奇天烈な通貨の事件しかり、簡単に儲かる事など、ありえないってことくらいわかりそうなものだけど、それに引き込まれる人も後を絶たない。こういうものに、引っかかる人って、いつも決まっている感じがする。私の知り合いにも、いつも儲け話をしている人がいます。こういう人には、儲け話がよく入ってくる。どこからどう入ってくるのかわらないけど・・・。しかし、この人・・・儲かっていない、っていうよりも借りているお金がものすごく多い。一発逆転ホームランを狙っているというか、奇跡を求めているっていうか、とにかく「簡単に儲かる」ことばかり考えているようです。数字の仕事をしている人間は、「数字という現実」を常に見ているからなのか、はたまた数字で理屈に合わない事柄は、そもそも疑ってかかるという性質があるからなのか、こうした儲かる副業系の話は、目の前に現れない。前述のお方・・・経営者であるにも関わらず、数字を見ようとしません。数字=現実こうリアルに考えたら、「儲かる副業」なんて、ありえないんじゃないかな・・・。
2007.10.08
今日は、土曜日。我が家では、土曜日は、家の掃除と決まっている。玄関周りから、トイレ、風呂場まで、普段掃除しないところは、土曜日にまとめてするのだ。掃除をしながら、テレビをつけていたら、京都では、かなり有名な中小企業の社長さんが紹介されていった。掃除しながら見ていたので、どんな内容の番組か分らなかったけど、たしか、京都だと思いましたが、80%の人が、その社長のことを知っているらしいのです。商売の内容は、家具の小売らしいのですが、「その風体が異様!!」「筋肉マン」のような着ぐるみをきて、顔は、真っ赤なほっぺたのメイク。おまけに、店の看板もその社長の異様なメイクのお顔がでかでかと、しかもド派手に。家具の小売・・・成熟産業そのもので、ただ単に、普通に店を開いていたら、事業を継続していくのもかなり大変だと思う。でも、ここの社長は、すごい!!京都の人の80%がこの社長のことを知っているのは、異様なコスプレ?によるものだと思います。家具の小売という業態は、リピーターのお客さんが多いような商売でもなく、常に新規のお客さんを獲得していかないと、厳しいのではないか。だから、こういった業態の一番の課題は、見込みのお客さんを目の前に集めることではないでしょうか。そして、お客さんの獲得コストは、相当大きいはずです。ですから、その手段として、自らを「異様なコスプレ」で宣伝することによる、集客を考えたのではないのか。テレビの取材を受けるだけでも、とんでもない宣伝効果があるはず。中小零細企業は、場合によったら、極端かもしれないけど、このくらいの「とんがり」が必要かもしれない。誰もが、この社長のようにすればうまくいくわけではないと思うけど・・・。私もとんがってみようかな・・・。
2007.10.06
今朝の新聞で、86歳だったかな、最近亡くなった方が、遺言で1億6千万円(たしかこの位だと思いましたが・・・)を老人ホームや恵めれない方などに寄付したとありました。さぞ、金まわりの良い職業だったのでは、と想像したのですが、記事によると、長年の行商で得たお金だったということです。最近は、あまり見かけなくなりましたが、朝早い電車の中で、大きな荷物を背負ったそれらしき人がおりました。そんなに、金まわりがよい職業とは、失礼ながら思えないのですが、記事によると、普段の生活は、衣類も繕ったものを召し、質素な生活を営んでいたそうです。「自分が死んだら、皆びっくりする。」とおっしゃっていたようですが、このことだったようです。お金って、なかなか貯まらないですよね。こういうことを言うと、皆さん同意されますが、お金をためることは、そんなに難しくはない。このご老人は、想像するに、稼いだお金は、ほとんど使うことがなかったのでしょう。質素な生活をしていたようですから・・・。この記事から考えるに、お金を貯めるには、使わなければよいのです。私のお客さんにも年齢の割には、びっくりするくらいの貯金を持っている方がおります。40代で1億近い預金を持っているのです。その方も、使わないのです。生活は、質素で、趣味は、畑・・・。東京周辺よりも、郊外の方が意外?とお金持ちなのは、こういうことなのでしょう。一極集中と言われていますが、今はやりの田舎暮らしも悪くないですかね。東京では、住居費だけでも、とんでもないくらいお金がかかりますから・・・。
2007.10.05
「勘定合って、銭足らず。」この仕事をしていると、よく出くわす言葉です。税理士との決算の打ち合わせで、提示された「利益」と「経営者の実感」にズレがある・・・なんてことは、頻繁にあることではないでしょうか。では、なぜそんなことが起こるのか?何事にも、原因と結果があります。その要因は、税理士にも一部責任があるのではないのか。税理士が提示した「利益」と「経営者の実感」・・・どちらが正しいのか?日々、現場で会社を取り仕切っている「経営者の実感」の方が正しいはずです。では、税理士が間違っているのか?間違ってはいないが、問題があることは確かだ。そもそも、会社の決算書の作成については、ルールがある。税金の計算にもルールがある。この二つのルールは、似ているようで、一部異なるところがある。にもかかわらず、中小企業は、決算書を自ら作成できないので、税理士にその作成を依頼する。税理士は、その決算書を作成するときに、税金のルールを使ってしまう。だから、ちょっと極端な話になるが、決算書に載っている「利益」というのは、本当の会社の儲けではなく、税金を計算するための「数字」になっている場合が多い。ここ1年くらいの話になるが、銀行の融資を受ける際に、「チェックリスト」なるものが登場した。この「チェックリスト」は、会計のルールに従って、決算書を作成したか否か判断するものであり、さらに、中小企業の「監査報告書」みたいなものでもある。制度的にも、税理士が、税法の基準で作る「税務会計」ではなく、会計に従った処理が求められてきている。その要求を満たすには、経営者も「分らない」、「知らない」ではなく、積極的に関心を持つことが必要だと・・・。
2007.10.05
先日、打ち合わせに行ったある会社での私の発言。 「社長の給料の一部が、税金の計算をするときに、損金として、認められなくなったのです。」今年の3月決算法人から、「業務主宰役員給与の損金不算入」(法人税法第35条)が適用されることとなりました。詳細は、省略しますが、オーナー社長の給料の一部が損金として認められなくなりました。国税の考え方は、中小零細企業の場合、その株式のほとんどが、親族で占められている会社ならば、実質個人事業主と変わらないから、社長の給料の一部と会社の利益を合算して、所得(税金の計算の基となる金額。)を計算しますよ・・・という規定です。税理士業界や中小企業の団体は、こぞってこの規定の廃止を求めております。そりゃあ、増税につながる規定だから、反対はしますよ。でも、会社の経営管理(数字の管理)からは、考え方だけは、使える。この規定、会社の利益(所得)と社長の給与を合算して、適用があるか否か判定するのだが、国税の言うとおり、中小零細企業の場合、事業形態が違うだけで、会社も個人も一緒でしょう。だから、会社の利益と社長の給料を「合算した数字」で、管理してみる。決算時はもちろん、月次でも「合算した数字」で管理する。例えば、こうして出した数字が、役員報酬を下回っていた場合・・・かなり問題あり。役員報酬が月額50万円で、月次の「合算数字」が30万円なら、社長の給料さえ取れておらず、将来の備えとして、内部留保を考えても、相当まずい。これでは、社長は給料取りすぎなわけです。「役員報酬」は、単なる数字・・・そうなんです。額面どおり受け取ってはいけないのです。その一部は、会社に再投資するまでの一時の預かり金的なものである・・・という考え方を前提にしたら、この規定の考え方も使えるのではないのか。普段から、こういう管理をしている会社とそうでない会社・・・5年先、10年先になったら、その違いが、目に見えて大きくなるハズ。
2007.10.04
税理士になってから、「先生」と呼ばれるようになった。「先生」という言葉・・・自分でも結構使ってるかもしれない。同業の税理士に対しても、年齢がかなり上の方に対しては、「・・・さん」と言えず、「・・・先生」といってるなあ。同業でも、気ごころしれているとか、年齢が近い場合は、「・・・さん」かな。「先生」という言葉、辞書を引いてみた。1.さきに生まれた人。年長者。2.学芸に優れた人や師に対するの敬称。3.教員・医師・作家・弁護士などに使う敬称。4.親しみやからかいの意をこめていうことば。税理士の場合は、3に当てはまるののだろう。でも、税務署なんかは、4の後半の意味で使っているのか・・・。税理士登録後、はじめて税務署にバッチをつけて行った時に、「先生」なんて言われて悪い気はしなかったけど、彼らは4の後半の意味で言ってたかもしれないなあ。
2007.10.03
うちには、子どもが3人いる。一番下は、乳飲み子だ。うちの奥さんは、毎日、子育てでヘトヘトの様子で、私もなるべく早く帰宅して、少しでも手伝いができればと・・・思うだけで、なかなかどうしてっていう日常です。子育ては、何かとストレスが溜まるようです。同じ境遇にある人は、どうしているのだろうと、先日二人で、夜な夜なミクシイで、子育てコミュを探していました。検索しただけで、相当数あり、絞り込みしてもそれなりの数・・・。その中で、うちの奥さんが気づいたのですが、「子ども3人の親限定コミュ」だとか、「子供の生年月日が同じ親限定」、「親と子供の生年月日が一緒の人限定」などなど、コミュの中でも縛りがきついものこそ、意外なのですが、コミュの人数も多いのです。中小企業も業種にもよるでしょうが、、大きなマーケットを相手に商売はできません。ですから、顧客の絞り込みをしていかなければならないわけです。顧客を限定すればするほど、対象となる人は少ないのですが、前述のとおり、自分に当てはまる人の目には、触れやすくなる。さらに、インターネットの普及で、物理的な距離は、確実に近くなっている。今の時代、あふれるばかりの情報の渦の中で、顧客は、選択することが難しくなっている。図体ばかりでかい大企業は、なかなか小回りが利かないわけだ。顧客の限定、絞り込み・・・戦略としては当たり前ののことかもしれないが、「夜な夜なミクシイ」で、改めて感じました。
2007.10.03
税理士の岡本吏郎先生。数々の著書がベストセラーで、ファンも多い税理士の先生だ。岡本先生の音声CDを買った。先生の考え方は、企業経営の本質を捉えているので、それが、人気の秘密かもしれない。決して、耳触りのよいことばかり言わず、時には、同業に対しても辛辣な言葉を投げかける。考え方も決してブレない。主張は、首尾一貫している。私も見習いたいが、まだまだ勉強中の身で、先生には、全然及ばないが、いつか少しでも近付きたいと思っている。さて、今朝、出勤の前に、少しだけ、先生のCDを聞いた。これまでの著書にも書いてあることだったが、印象に残ったことを書いてみたい。「先に持つ・・・。」聞いたことがない言葉です。「先に買う。」の対義語です。要するに、内部留保の重要性について、話されていました。仕事をしていると、いろいろなオプションが現れる。そのオプションを取るには、お金が必要な時があるわけです。今ここに1000万円あるとしたら、それをベンツに変えてしまうこともできるし、将来のオプションのために備えることもできる。中小企業が、内部留保をすることは、本当に大変だと思います。特に、大企業の下請けをしている製造業などは、自分で価格を決定することすらできないのですから・・・。でも、そんな業種の経営者でも、目の前に自分で価格決定をできるオプションが現れてきた場合、内部留保さえできていれば、そのオプションを手に入れることができるわけです。では、どうすれば内部留保できるのか?それについて、岡本先生は、「役員の給料は、ただの数字であって、それを額面どおりとってはいけない。」と説いています。中小企業のほとんどは、オーナー経営者です。だから、役員の給料としてとった金額のうち、その何割かは、会社に再投資するお金だと言っているのです。そういう意味でも、「先に持つ」という表現を使ったと私は解釈しました。余裕があるときこそ、いい仕事ができるものです。私も「先に持つ」を実践し、オプションを多く持てるようにしていきたいものです。
2007.10.02
私は、税理士として、二代目です。父が税理士ですが、子どもの時から「継がないてはいけない。」なんて感じることもなく、一般企業に就職後、専門職につきたいと思うようになり、現在に至る・・・って感じです。税理士登録後、よく言われるのは、「地盤があっていいね。」と。地盤って言ったって、顧問先の経営者は、父と同年代がほとんどで、二代目経営者がいないところも多く、私が税理士になって、顧問先を引き継ぐ・・・っていったところで、はたして10年後を考えたら、何件引き継ぐことになるのだろうか。それでも、私が今後も関与していくところも何件かはあります。だけど・・・そうした二代目はたまた三代目の社長というのも、私と同じような問題があるはずです。いまや時代の流れがものすごく速く、初代社長の時代は、そのビジネス自体が活況を呈していたかもしれないけど、二代目の時代では、ビジネスそのものが古くなり、事業の存在すら危ないものもあるでしょう。そんな状況にも関わらず、継いでしまった場合、周りでは必ず私と同じことを言われるはずです。「地盤があっていいね・・・。」会社の規模を先代よりも小さくしてしまったら、「あいつは、親父の作ったものを小さくした」、もしくは、「潰した。」だの言われるに決まっています。逆に、事業を拡大できたとしても、「親父の威光・遺産があるから」と評価されないことも多いかもしれません。確かに、ゼロから始めるよりも、恩恵があることは確かだけど、スピードの速い今の時代で、先代の事業を継続するだけでも大変なはずです。二代目の課題は、先代の事業継続ではなく、新たな事業の模索ではないかと思います。それには、先代の作ってきたものを一回ぶち壊さないとなかなか難しい。私も同じで、今ぶち壊す作業に入っております。痛みは、当然どこかで出てくるでしょうが、それが二代目の課題です。二代目、三代目の社長さん、周りの反応は無視して、自らの道を模索しましょう。
2007.10.01
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