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感想、というより観て感じた点を書きます。具体的な内容は観てのお楽しみ♪順番がバラバラなのは、視聴した順に書いた為。11/23に再視聴したので、感想を一部修正・付け加えをした。今回メイン&活躍するのはフランス。 ・この回を初めて観たのはネット上の動画サイト。その後再びDVDで視聴。ラストシーンが何度も頭の中でリピートし、バトルフィーバーJにハマった。そんなきっかけの回。・エゴスはフランス支部より腕利きの女殺し屋「カトリーヌ」を派遣させる。・今回は「カタツムリ怪人」。頭が重そうだけど、その造形が動きも含めて結構好き。・怪人はカトリーヌの腕を試そうと埋立地に連れてきて、バトルフィーバーの模型に向かって銃を撃たせる。(冒頭のバトルフィーバーは模型じゃなくて本物だった。)・サタンエゴスは地球の人口の1/3が食べるものも無く餓えているのに、日本の子供達は恵まれた環境にも関わらず食べ物のありがたみを忘れている事に怒りを募らせていた。子供たちにエゴスの恐ろしさを存分に思い知らせる作戦を計画。・料理作戦の予感に、13話の「目玉焼き作戦」の失敗を思い出したヘッダーは懐疑的だったが、サタンエゴスが「失敗を恐れてはならん」と指導。・その頃、舌の肥えた(体も肥えた)小学生が、「たまには美味しいウナギでも食ってみてえなあ~」と言いながら給食で残したパンを近くの犬にあげていると、フランス料理試食の宣伝カーが側を通った。・行ってみると、エスカルゴの試食会をやっていた。フランス料理に目が無い少年は、一人でムシャムシャとエスカルゴを食べる。・しばらくすると、少年の額にエゴスマークが浮かび、顔が真っ赤に、爪も変色してしまう。・同じ頃、美容院でお客さんの髪を切っていたフランスは、向かいのビルの屋上に、柵を飛び越えて座っている少年を見つける。(フランスのいる所は「美容室マーガレット」。前回と違う。高層ビルの美容院に勤めているという設定に戻ったか。)・自殺と思ったフランスは止めようと駆けつけるが、少年の額にエゴスマークが浮かんでいるのを見た。・「君は悪の秘密結社エゴスだな」というフランスの問いかけに、エスカルゴを食べたら額にマークが出来たと訴える少年。疑うフランスに涙ながらに助けを求める。 ・少年の訴えに動揺しつつも、そのまま信用しないのがフランス。一つの可能性に突っ走る事は無く、あらゆる可能性を調査をし、裏付けを取ろうとする。感情に流されていられない立場を自覚しているフランスの、プロの姿勢がそこに見て取れる。・フランスはエゴスがまた暗躍を始めた事を本部に連絡。フランスは事実を確認する為、試食宣伝カーの行方を追った。・宣伝カーではカトリーヌが試食を勧めていた。・あまりの美しさに思わずうっとりするフランス。カトリーヌに声をかける。・フランス語で会話を交わした後、エスカルゴを勧められた。笑顔で対応されて動揺しつつも、少年の言った事が頭をよぎり食べるのを躊躇。宣伝カーの奥で、エスカルゴを乗せている中年の姿を確認。・エスカルゴを食べないで持ち帰るフランス。その様子を後ろから見つめるカトリーヌ。・カトリーヌは初めて見た時、松田聖子に似てると思った。 ・尾行するカトリーヌ。フランスは尾行されている事を感じていた。カトリーヌは後ろから銃を発砲。 ・フランスはそれをかわすが、カットマンに襲撃されてフィーバー(変身)。カタツムリ怪人が現れてフォーク爆弾で攻撃。カトリーヌもピストルでフランスを狙う。・逃げ帰ったフランスは、持ち帰ったエスカルゴを「試しに食ってみるか?」と冗談でケニアに勧める。ケニアは初めは躊躇していたが、コサックとアメリカに挑発されて食べてしまう。 ・コサックは今回から灰色に黒のチェックが入った背広を着用。髪も短くなったようだ。アメリカも黒のシャツとアイボリーのスーツに変更。・皆は心配してケニアの様子を窺っていたが、異常はなく額にエゴスマークも浮かんでこない。分析の結果、エスカルゴには毒が含まれていなかった。(ミドリ隊員の髪も少し短くなってる)・ここでジャパンが登場(服はノーネクタイに夏用?スーツ。)。国防省に入った報告によると、エゴスマークを付けた子供たちがあちこちに現れているらしい。バトルフィーバーは宣伝カーの行方を追う。・何回か視聴していると、初めて観た時には気付かなかったものが色々と見えてくる。例えば試食宣伝カーの行方を追うバトルフィーバーの映像の所でたまたま静止ボタンを押したら、車を運転していたのはジャパンじゃなくて40は超えていると思われるおっさんだった。おまけに助手席に乗っているのはミスアメリカじゃなくて、長髪の男だった。・埋立地で宣伝カーを発見。近づこうとしたら爆弾攻撃を受ける。やっと宣伝カーの所まで来るが、爆弾が仕掛けられており、気づいたケニアが爆弾を遠くに投げた事で難を逃れる。宣伝カーはバトルフィーバーをおびき寄せる為の罠だったのだ。・バトルフィーバーは少年を使ってエゴスをおびき出す作戦に出る。・少年はエゴスマークが消えないので、家に帰れず川辺のブランコの上で落ち込んでいた(ここは荒川?)。・再び助けを求められたフランスは、「贅沢に慣れた君みたいな奴は自分の事は自分で始末しろ」と言って突き放す。・誰にも助けてもらえない少年は怒って、エゴスになってやると開き直った。・そこに宣伝カーにいたおじさんとカトリーヌが現れ、毒は入っていないからとエスカルゴを勧める。・警戒する少年に、おじさんは「毒はエスカルゴではなく、子供が食べるフォークに打ったのだ」と打ち明け、「フォークを使って仲間を増やし、世界のおいしい料理が食べられるエゴスの料理教室を作ろう」と少年を誘惑。 ・気を許した少年がエスカルゴを食べようとしたその時、フランスが現れて「雷太君、そんな奴の言う事を聞いていると本当にエゴスの一員にされてしまうぞ」と説得。・バレたかと、おじさんがカタツムリ怪人になって正体を現した。・フランスはフィーバーするも、カタツムリ怪人が投げるフォーク爆弾の威力に苦戦する。・とどめを刺されそうになったその時・・・!・バトルフィーバーも駆けつけペンタフォース。初めてブーメランタイプが登場。・カタツムリロボットの投げたフォークに挟まれるケニアww・ラストはちょっと大人の雰囲気で。・フランスとカトリーヌの絡みが魅力の15話だが、これまであまり表現されてこなかった、フランスの人間性が表情から感じ取れる点でも注目(といっても私も今回再視聴するまではカトリーヌとの絡みばかりに目が行っていたわけだが)。フランスは女性には優しく接し、仲間にも温厚だ。しかし子供からはコサック・ケニアのように「優しい(面白い)お兄ちゃん」には思われていないと思う。子供からすると、今回のような少年への対応は冷たく見えるだろうから(子供への対応はもっぱらコサック&ケニアが担当してるし)。しかし15話を冷静に観ると、美容院の客が誰も気付かなかった、自殺しそうな少年を1人気にかけ助けに行っている。困って泣きながら自分に助けを求めてきた少年を、エゴスをおびき寄せる為とはいえ冷たく突き放さなければならなかったフランスの複雑な心理状態が、意を決して少年に歩み寄る川辺のシーンの表情に見て取れる。プレイボーイな性格はあくまでも表の顔で、本当は子供に優しいお兄さんだと思う。しかし子供がフランスの優しさを感じ取るのは難しいと思う。フランスの本音は言葉でなく表情にあるから。仕事においてプロな人程、内面の優しさが見えにくい。バトルジャパンに至っては子供どころか女性にも1ミリだって動じないし。ジャパンもフランスも「愛のムチ」キャラだと思う。・余談だが、バトルフィーバーでは屋上にいくシーンが結構ある。この時代は容易に屋上に入れたのか。いつから屋上に入れなくなったのだろう。今と時代が違うのだと改めて感じた。
2008.05.23
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感想、というより観て感じた点を書きます。具体的な内容は観てのお楽しみ♪順番がバラバラなのは、視聴した順に書いた為。7/14に再視聴したので、感想を一部修正。第1話なので、誰か1人がメイン&活躍というのは無いけれど、ミスアメリカがバトルフィーバー隊になるまでの過程がよく描かれていた。 ・DVDは中盤~後半の回を先に視聴したので、初めの回の感想が最後になった。しかし序盤の回は以前別の動画サイトで視聴済。感想を書くにあたり、改めてDVDで視聴し直した。・特に序盤の1~6話は、バトルフィーバーJを視聴しようと思った人が抱くある種?の期待を裏切りません。でも各自の性格を知るには15話~20話位までは視聴したいところ。・冒頭からいきなり重大事件発生。ツケでレンタカーを借りた青年(伝 正夫)が、草原を馬で走る男(白石 謙作)⇒高層ビルの美容院で客の髪を切る男(志田 京介)⇒ペット屋の主人に追い出される男(曙 四郎)に次々と声をかけて回る。・彼らは都内の下水道⇒水族館を通り基地に集まった。彼らの名はバトルフィーバー。・中にはボス(鉄山将軍)がいて、重大事件発生の為に、彼がバトルフィーバーを呼んだのだ。・重大事件とは・・・国防省の最高幹部3人が相次いで暗殺され、彼らの体内からは青酸化合物が検出された。凶器は、こうもり傘の先に仕込まれた、針に塗られた青酸カリと思われる。犯人は女。(女と聞いた志田が「俺の出番だな」と言って鉄山将軍に叱咤される)鉄山は赤いこうもり傘を持った犯人の写真を見せ、バトルフィーバーに暗殺者を捕えるよう指示。・そこに赤いこうもり傘を持った女が現れたという連絡が入る。(場所は表参道)・バトルフィーバーは女を尾行。後楽園球場に来たところで「お前は完全に包囲された」と言って身柄を確保しようとする。女が遊園地(後楽園遊園地)まで逃げたところで捕まえる。・女を基地に連れて行ったが、傘の先に毒は仕込まれていなかった。格好は探していた犯人にそっくりだったが、写真とは別人だった。・鉄山将軍が現れ、FBIのボスナー捜査官を紹介した。バトルフィーバーが捕らえた女性はボスナー捜査官の元で働く秘密捜査官・ダイアン=マーチンだった。彼らは謎の組織「エゴス」を追ってアメリカから来たのだ。・エゴスは現代の科学を超えた科学を崇拝する秘密結社で、この世の邪悪な科学を打ち砕き、新しい科学・エゴスの世界を作り上げようとしていた。。エゴスの組織は今や全世界に広がり、日本にも秘密結社が出来た。・ボスナー捜査官はその秘密結社を追ってダイアンと共に日本に来た。そして暗殺者をおびき出す為にダイアンが犯人と同じ格好をしていたが、バトルフィーバーに目をつけられ、ボスナー捜査官と落ち合う為に後楽園球場に急行した。しかしバトルフィーバーに捕まってしまい、ボスナーは助けるために鉄山将軍に連絡したとのこと。(何かする前に一言連絡をすればいいのに。FBIもバトルフィーバーもそれを怠っていたということか)・ダイアン=マーチンもバトルフィーバーの一員になった。・鉄山将軍がバトルフィーバーを特訓?刀の上を飛び越えるよう命じる。ダイアンは最初躊躇したが無理もない。いくら身体能力が優れていても、研ぎ澄まされた日本刀の上を飛び越えるのは危険です。・その頃ボスナー捜査官はアメリカに帰る為、空港に来ていた。すると暗殺者の姿が。ダイアンも同じ格好をしているので、確認しようとしたボスナーが毒針で刺される。(エゴスの正体を嗅ぎまわるFBIの存在が邪魔だったのだろう)・ボスナー捜査官が死んだとの知らせに、基地を飛び出すダイアン。ボスナーはダイアンの父親だった!・ダイアンは海にいた(ここはどこ?)。バトルフィーバーが来た時には気持ちを切り替えており、基地に戻る。・鉄山はバトルフィーバーに、エゴスと闘う秘密兵器を見せる。近々完成するらしい。・バトルフィーバーが着るバトルスーツが完成した。エゴスの秘密結社が日本にも来る事をあらかじめ予想して造っていたのだろう。バトルスーツを着ると能力がアップするらしい。・バトルスーツ。写真左から:バトルジャパン(伝 正夫)、バトルコサック(白石 謙作)、バトルフランス(志田京介)、バトルケニア(曙 四郎)、ミスアメリカ(ダイアン=マーチン)。マスクが並べられた光景は面白いな。ちょっと誇らしげな鉄山将軍。デザインを考案したのも将軍だろうか。(この時フランスのバトルスーツは薄い水色だった。この場面の撮影だけ早く行ったのか。白の方が合うな。)・バトルスーツを着用して、踊り出すフィーバー隊。それぞれ踊りの名手なので、踊りのテクニックを生かしてエゴスと闘う。・その頃エゴスでは、バトルフィーバー誕生を感知していた。今のうちに倒すため、コウモリ怪人を誕生させる。そして暗殺者を放ちバトルフィーバーのおびき出しにかかる(暗殺者の女が怪人じゃなかったのか)。・暗殺者の前にバトルフィーバーが現れる。(フランスのスーツが白地になった)ケニアの名乗りポーズww 戦闘開始!・ダンスのイメージ映像いいね。(しかしケニアとアメリカのダンスは「戦闘中に何踊ってんだww」と突っ込みたくなる)・いきなりコウモリ怪人が現れる。暗殺者はどこ行った?(暗殺者は怪人じゃないよなぁ)そしていきなり名乗る。・バトルフィーバーも負けじといきなり「BF」の人文字。これには怪人も動揺。多分ロボット登場までの”見せ場”として作ったんだろうな。・人文字の後でペンタフォース。・一瞬交代前のヘッダーが写った。・初期を見直してみると、やっぱりフランスは中盤以降変化したと思う(初登場シーンで首に巻いているスカーフが白だった)。・ダイアン(ミスアメリカ)以外のメンバーは以前から国防相に所属していたのか。
2008.06.07
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感想、というより観て感じた点を書きます。具体的な内容は観てのお楽しみ♪順番がバラバラなのは、視聴した順に書いた為。7/22に再視聴したので、感想を一部修正。 ・物語折り返し地点に到達したので、全体の1/3程は番組前半を振り返る総集編。・冒頭。インベーダーゲームに熱中するバトルフィーバー。当時の歌舞伎町はインベーダーの店だらけだったんだ。24時間営業の店もあるし。(今は風俗店ばかりか・・)同時期放送の「俺たちは天使だ」という沖雅也主演のドラマにもインベーダーゲームが出てきたし、子供番組にも登場する位だから相当はやってたんだな。・フランスの髪が短くなった。・通信機が鳴る。「ちきしょう。うるせえなぁ~」と言いながら出るジャパン。鉄山将軍からで、国防省を通じてエゴスから挑戦状が来たとのこと。・ゲームを中断しなければいけなくなり、面倒くさそうに4号埋立地倉庫街へ向かうバトルフィーバー。・早速エゴスの襲撃が。倉庫街ではサロメと「地獄の殺し屋」ゴースト怪人が待機していた。・バトルフィーバーは、エゴスの怪人はこれまでバトルフィーバーに勝ったためしが無いと言って馬鹿にし、カエレコールをする(マスクなのに表情があるように感じるのが不思議だ。一つ前のケニア動きもそうだし、カエレコールをしている時のフランスもほんとにバカにして笑っているように見える。)。・「それじゃあ帰るかあ~ぁーぁ」と言って帰ろうとする怪人(おっさん歩き)。「ほんとに帰るヤツがいるかコノヤロー」と言って追いかけたケニアとコサックは、エゴスが仕掛けた罠に引っ掛かり、逆さ吊りにされる。・「へなちょこバトルフィーバーめ」って笑っている時のゴースト怪人の動きがかわいい。・ペンタフォースを使おうとするバトルフィーバー。ゴースト怪人は分身の術を使い、どれが本物か分からず攻撃出来ないバトルフィーバー。隙を見て攻撃しても消えてしまう。・どれか本物がいるはずだと、ケニア、コサック、フランスが、順に怪人に向かって行く。・これが全て罠だと気付いたジャパンは引き返すよう言ったが間に合わず、3人は爆弾に巻き込まれケガをする。・「馬鹿者!そのザマは何だ」と鉄山将軍に怒鳴られるバトルフィーバー。・九官鳥が言いたい放題。(バトルフィーバーが悪いとはいえ、九官鳥に言われるとムカッとくる)・ムカッときたコサックは、ロボット九官鳥を締めあげて壊してしまう(「九官鳥に八つ当たりしたところで問題は解決しないぞ!」と将軍。そりゃそうだ)。・将軍は「今回バトルフィーバーは遊びに夢中になって戦う意欲が無かった。油断して敵を甘く見た所を怪人につかれて敗北した」と指摘。・「自分達は敗北だと思っていません。ちょっとやられただけです。」と反発するコサック。・将軍は初心に戻って闘うよう、これまでの闘いを記録したビデオテープをバトルフィーバーに見せる(エゴスのみならずバトルフィーバーも戦闘を記録していたのか)。・男メンバーは主役回がたくさんあったので、各自の活躍シーンが映し出され「この時の闘いを思い出して頑張れ」といった感じだったが、アメリカは主役回が無いので1話の映像。一人だけ「エゴスに殺された父親を思い出して頑張れ」状態。・バトルフィーバーの挿入歌がたくさん流れた(「バトルフィーバー讃歌」がいいな)。・サタンエゴスが人格者に見える発言が。・バトルフィーバーの必殺技を受けた時のゴーストロボットの顔が面白かった。・23話は、物事が長期に渡ると中だるみが生じやすいので気を抜くな。失敗を恐れず乗り越えてこそ新しい力が沸くという教訓の回だった。小学生にも通じる教訓を将軍が大真面目になってバトルフィーバーに話す光景は面白い。しかし将軍はいつも大真面目だな。
2008.05.26
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感想、というより観て感じた点を書きます。具体的な内容は観てのお楽しみ♪順番がバラバラなのは、視聴した順に書いた為。7/21に再視聴したので、感想を一部修正。今回メイン&活躍するのはフランスとアメリカ(マリア) ・東城撮影所で開催されるミニスーパーカーレースにマサルが出場するので、フランス・アメリカ・ケイコ隊員が同行していた。フランスがマサルを指導していたけど、自動車(メカ)に詳しいな。・ふと向こうを見ると、売れっ子女優の栗原小百合が車を降りるのが見えた(演じるのは「秘密戦隊ゴレンジャー」でモモレンジャーを演じていた小牧リサ。16話位までミスアメリカのスーツアクターもやっていたらしい)。・のぼせたフランスは、「レースはどうなるの」と呼びかけるマサルを置いて、「あなたの大ファンなんです」と中のTシャツにサインをもらいに行く。(その様子をムッとして見ているアメリカとケイコ隊員。おかっぱ頭のケイコがパーマをかけている。)・「栗原小百合が僕に微笑みかけた」と夢心地のフランスに「バカバカしい。商売柄愛想笑いをしただけよ。あきれた!」と突き飛ばすケイコ隊員。・その側を、車が通る。乗っていたのは今回のレースの主催者である夢野会長。・エゴスは、画面越しにミニスーパーカーレースの様子を見ていた。夢野会長が「少年たちの健康な肉体とルールを守る健全な精神を育てようとしている」と聞いたサタンエゴスは、息子の魔術怪人にミニカーレースを阻止するよう指示。・今回、エゴスが日本の中の小さな出来事であるミニカーレースに何故目を付けたのかが謎。しかもよりによってバトルフィーバーがいる場所に。・その頃バトルフィバー基地ではケニアがマムシの蒲焼をふるまっていた(皆怖がる)。・レースがスタート!その様子をサロメがカメラで撮影。・エゴスがコースの矢印を記した看板を取り換える。・マサルがトップを走っていたが、嘘の標識に騙されて、参加した子供達が消えてしまう(サロメがカメラを構えていたのは子供を消す為の作業?)。・いつまでも姿を現さない子供達に保護者が騒ぎ出す。(余談だが、レース関係者の「山田さん」は4話でベンガルの虎にインタビューをしていた記者と同じで、保護者の1人は17話でおでん屋の主人をやっていた人?)・フランスは警察を呼ぼうとする会長に「騒ぎ立てるとかえってまずい事になりますよ」言ってアメリカと共に人前でフィーバー(変身)。不特定多数の人に変身する所を見せたらまずいのでは?サロメが物影から見ていたけど、変身する瞬間は見ていないのか。(ところでフランスは中のシャツを変えたのか、女優に書いてもらったサインが消えていた。)・保護者はフランスとアメリカに捜査をまかせることにした(バトルフィーバーは有名らしい)。・サロメからバトルフィーバーが捜査に乗り出した事を聞かされた魔術怪人は、ついでにバトルフィーバーも怪奇魔境に引きずり込む計画を立てる。・撮影所内を捜索していたフランス達は、「助けて~」という声を聞いた。駆けつけると、栗原小百合が襲われていた。・フランスが助けたが、それは撮影だった。マサル達の行方についてフランスが考えていると、今度は車に乗った男が銃を向けてくる。又撮影かと思っていたら、実弾だった。しかし変身して男を追いかけると、またしてもそれは撮影。・おかしいと思い、アメリカ達も連れて先程銃で襲われた場所に行ったが、銃痕が消えていた。銃痕が無いのでアメリカ達は信じない。・ふと向こうを見ると、マサル達子供がミニカーで走っている。フランス達が追いかけたが姿が無い。たった今誰かが入ったように動いているドアを見つけ、中に入るフランス・アメリカ・ケイコ。・電車の車内セットに入った所で、本物のように動きだした。窓を見ると、外を走っているようだ。しかし外に逃げるとセットのままだった。・エゴスの仕業と睨むも手がかりがつかめないフランスは、基地にいるメンバーにマサルが消えた事を連絡。ジャパン達も撮影所に向かう。・撮影所では、栗原小百合に化けた魔術怪人がフランスに接近。消えた子供達の捜索に協力すると言って一緒に行ってしまう。(サロメもバトルフィーバーの正体を知っているじゃん)・フランスと女優に化けた怪人が、使われていないセット小屋の中に入ると、幽霊の撮影に使われた井戸があり、気味が悪いので出ようとすると、井戸の中からマサルの声が聞こえてきた。・怪人は井戸に駆け寄ったフランスを後ろから突き飛ばし、井戸の中に落とす。・ジャパン達が撮影所に到着。アメリカとケイコ隊員は本物の栗原小百合を見つけて、撮影中なのに気付かず歩み寄り、フランスの行方を聞く。(監督に叱られ、ジャパン達もあきれる。)・ジャパンとコサック、ケニアとアメリカ・ケイコのふたてに分かれて、いなくなった人達を探す事にした。・ケニア達は建物の中から助けを呼ぶフランスの声を聞いた。中を調べると(ケニアも怖がりだな)、井戸の中から江戸の町民姿でぐったりしているフランスが出てきた。・フランスが息を吹き返すと、今度は井戸から人魂と一緒に幽霊が出てきた(栗原小百合の幽霊姿)。フランス達がビビっている所にジャパン達が駆けつけ、「騙されるな。あいつはエゴスだ」という。・全員が集まった所で怪人が姿を現し、バトルフィーバーを江戸の町並みの世界へ連れて行く。カットマンも出てきて戦闘。すると遠くでミニカーに乗るマサル達が見えた。バトルフィーバーは後を追う。・子供達が入った建物に火が付き、フランスはマサル達を助けようとする。ジャパンが「これは罠だ」と言って止める。確認すると、テープが回っていて、子供の姿はフィルムの映像だと分かる。火に囲まれたバトルフィーバーは、ジェットオンで屋根を突き破り脱出。・今回ロボットは無し。・ラスト。本物の栗原小百合にサインを求められて逃げるフランスの図。・フランスメイン回だけど、珍しく冷静さを欠いたこの回はあまり好きでない。ジャパンの方が冴えていた。
2008.05.26
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2008.12.30
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私から見たバトルフィーバーJの登場人物について記載していきます。書きたい順にアップするので順番はバラバラ。 コサックのバトルスーツ(強化服)はミスアメリカのそれに負けず劣らず、その動きも含めて見る者に強烈なインパクトを与える。マスクのモチーフはスフィンクスか、はたまたツタンカーメンか。胸の国旗は旧ソ連だけど、中東諸国も視野にはいっているのでしょうか(いずれにしてもそれらの国にスフィンクスは無い)。カッコいいかどうかは別として、ミスアメリカ同様に「これは一体どんな番組なんだ?」と人々の関心を引き付ける「呼び物」になったことは間違いない。現代ならばヒーローとして絶対に考え付かないであろう造形に、「考えた人天晴れ」と思う。戦闘は「サイ」という武器も使用するが、足を使った技(コサックダンスを使ったアクションなど)を得意とする。第3話を観てみると、番組当初は、バトルコサックをバトルジャパンのライバル的な立場に置こうとしてたのではないかと思う。オープニングで2番目に登場させた所からもその期待がうかがえる。結果的にバトルフランスの方が名乗りも見た目もヒーローとして映えた為、立ち位置が端っこになり、名乗り・決め技の序列が3番手に後退したのだろう。そしてカッとなりやすく冷静でない性格が思いの外、ナンバー2(サブリーダー)に適せず、これまたフランスに食われた形と言える(別に公式なサイトにフランスがナンバー2と書いているわけではないが)。しかしフランスと比べてメイン話が多いのは、それだけ扱いやすいキャラクターということだろう。バトルコサックこと白石謙作は、バトルフィーバーJ初期から最後の出演になった33話まで、その性格に大きな変化は見られない。ただ番組序盤はコサックメインが多く目立っていたが、中盤は2代目ミスアメリカ(マリア)との絡みがうまく描けなかったからか、主役回以外では目立たなくなる。(逆にアメリカの交代で描きやすくなったのか、フランスの存在感が大きくなる。)男4人の中では、コサックが1番日本人男性に多いタイプだと思った。コサックの性格は:カッとなりやすいが繊細な神経の持ち主で、プライドが高い(カッとなりやすい所は私も似ている)。しかしジャパンやフランスと違って非常に分かりやすい人物(喜怒哀楽が顔に出る)。恩師への忠誠心は強く、同僚へ多くを要求し、出来ていないと厳しい言い方をする。反面子供の気持ちは誰よりもよく汲み取り、優しく接する。秘密戦隊ゴレンジャーで同じく伊藤幸雄が演じていたミドレンジャーも、子供好きで負けず嫌いな性格だったから、コサックが「俺が10代の時はミドレンジャーだった」といっても通用しそう。白石健作のような人が現実にいたら、大企業の元気な上司だけど、ミスしたら怖い。普通に異性に興味があり、話は面白いが対応がうまくないのでモテルタイプではない。自身の能力を過信しており、器を超えるものに手をつけて失敗するタイプ。上司や会社への厚い忠誠心から着実に役職への階段を上る。家に帰れば子供に優しい良き父って感じか。子供に優しいお父さんな性格は演じている伊藤幸雄の地ではなかろうか。ジャパン、フランス、ケニアの3人は「寄らないで!」「あっちへ行って!」と拒絶されても神経が太いのであまりダメージを受けないが、コサックだけは普段は気が強いのに、ナイーブな性格ゆえ、拒絶されると傷つきやすい心のもろさがある。しかしそこが彼の魅力でもある。そういった一面は子供と接している時に見受けられる。常に真っ直ぐに子供と接するので、バトルフィーバーの男性メンバーの中では最も子供に好かれるタイプ。そしてパチンコで遊ぶのが好きで、口が悪く怒りっぽいのに、普段着は常にスーツで科学者という、アンバランスさも良かった(おかげで個性が際立ち、他のメンバーと性格が被らずバランスが取れていた)。同じくバトルコサックは他のメンバーと取り替え可能か考えたが、伊藤幸雄さん演じるナイーブで子供好きなバトルコサックの性格はまさにはまり役で、やはり他のメンバーと取り換えは出来ないと思った(だから2代目コサックに白石と同じ事は求められず、違うタイプになったのだろう)。
2008.06.09
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※幽遊白書を読んだことがなく、ストーリーを知りたくない人は、試合の結果についての記述があるので画面を閉じて下さい。 幽遊白書のアニメを毎週見る気になったけど、この時点ではまだ私の中ではセーラームーンが優勢だった。当時、美少女戦士セーラームーンRが始まっていたけど、イマイチ乗り切れなかった。しかし昨年のシリーズのビデオレンタルが次々に始まっており、レンタル開始日にビデオショップに通っては、全部借りられていたと嘆く日も少なくなかった。今年のセーラームーンにはガッカリしていたけど、去年のビデオが今出ているので、私の中ではかなり熱かった。セーラームーン最初のシリーズの何が良かったのかというと、1:敵がカッコ良かった。四天王の服がカッコ良かった。2:ゾイサイトの声が良かった。3:本来は子供向けアニメのはずなのに、作中に使用される音楽がかなりアダルトな雰囲気を醸し出していた。この当時の音楽は今考えても完成度が高い。変身シーンとセーラームーンの必殺技のシーンに使用されている音楽もカッコ良かった。4:「R」のちびうさのようなウザキャラがまだいなく、親友なるちゃんの出番も多かった。5:うさぎ達の遊びっぷりがはじけており、いつか麻布十番に行ってみようと思った。セーラームーンRの変身曲も悪くはないけど、初期シリーズには及ばない。敵もゾイサイトみたいな魅力的な外見のキャラがいない(プリンスデマンドはいいけど)。タキシード仮面との仲も険悪になるし、ちびうさはいらないしで、Rはそろそろ見るのをやめようと思っていた。もうゾイサイトは出てこないし、私の中で、別にハマれるものがあるならそちらに移りたいと思っていた。そんな微妙な心境の中、アニメ幽遊白書では玄海vs死々若丸戦が終わり、玄海が勝利した。幽遊白書も見るものが無くなるかと思っていたが、何回か録画した映像を再生するうちに、戸愚呂チームに目がとまった。 ここで初めて鴉の存在を意識した。弟の肩に乗る戸愚呂兄の姿が不気味で、弟はゴツくておっかなそうだし、よく分からない鎧をつけた無口なのもいる。浦飯チームの最大の敵だけあって見るからに怖そうな連中なのに、鴉は案外よくしゃべって社交的だ。こんな怖そうなチームも普通に世間話をするんだなと思った。しかも他のチームと違って余裕で裏御伽戦を観戦している。妙にカッコ良さを感じた。そしてその思いは51話で決定的なものとなった。準決勝で初めて戸愚呂チームが戦う姿を目にした。(もう1つの準決勝では浦飯チームが裏御伽チームを破って決勝進出を決めている。)弟は玄海と会っていて不在。戸愚呂チームは3人だけで五連邪チームと対戦する。鴉は一番最初に出てきた。相手は当たるとヤバそうな酸の玉を投げてきたけど、ほとんど動かずかわしてしまう。鴉には対戦相手の力量が透けて見えるのか、無表情の中にもどこか笑いを含んで見えた。興味を引かない相手との対戦に飽きて、この後簡単に相手を爆破してしまう。次の試合の武威と戸愚呂兄も余裕で勝利するけど、この2人は戦いのスタイルが分かりやすいのに対して、鴉は技の本質が見えず何か大きな力を秘めているように感じた。「鴉はめちゃ強そうだ」と思った。しかも同じチームにいながら、鴉と武威は常に戸愚呂兄弟の命を狙っているとのこと。さすが最強チーム。普通じゃない。この後鴉は廊下で会った蔵馬を軽く挑発するんだけど、やはり強敵というのは思想も普通ではないようだ。蔵馬がこんなに怒ったのは、鴉の見えない技にビビっているのを見て、わざと後ろから首を触り、怯える蔵馬の髪を触ってからかい楽しんだからだろう。鴉は妖怪でありながら人間のような容姿をして、綺麗な言葉で話す。他の妖怪のように暴力に訴えず、優しそうに見えるのに実は残酷で思想が壊れていた。そんな鴉と蔵馬の試合が気になった。前に借りた10巻と11巻をきちんと読んでいなかったと思った。早速古本屋で10巻と11巻を買い直した。どんな試合をしていたのか、ドキドキしながら見た。原作の鴉はアニメよりも影の部分が強くアダルトだ。子供の目には留まりにくいかもしれない。鴉の実力は期待以上だった。蔵馬は見えない技に対抗するため、魔闘家鈴木にもらった薬で妖狐になった。鴉の技の正体は爆弾で、蔵馬の妖力が低すぎて見えていないだけだった。爆弾を操る支配者階級(クエストクラス)って格好良くないか?妖狐になって一時試合は蔵馬優勢になったものの、マスクが外れた鴉もパワーアップした。爆弾の衝撃で蔵馬は元の姿に戻ってしまった。しかも相当なダメージを受けて妖力も落ちている。それにしても変身鴉がかっこいい。ほとんど鴉の勝ち試合だったけど、最期の最期で、蔵馬がやっと鴉の胸に付けた傷に召喚した吸血植物が食いつき、心臓を食い破られ、血を吸いつくされた鴉は絶命する。かなり衝撃的なラストだったけど、鴉は試合には勝利するんだな。その後の飛影vs武威はちょっと武威が・・・て感じだったし、戸愚呂兄の試合はグロ&下衆すぎて、ますます蔵馬vs鴉の試合が印象に残った。漫画を読んでますますアニメの試合に期待がかかった。しかし録画したビデオを51話は何度も再生したのに対して、蔵馬vs鴉戦はこの後15年間、10回も再生することは無かった。それは55話・56話の鴉の映像の中で、いくつか気に入らない箇所があったからだ。原作の変身姿を忠実に再現してほしかったのに、何故鴉の髪を強めのソバージュにしたのか分からない。ソバージュを提案した人の話を聞いてみたい(金髪はいいと思うけど)。しかし最近10年ぶりくらいに映像を見て、蔵馬vs鴉戦の完成度は悪くないと思った。やはり何ヵ所かの映像は気に入らないけど。今でも伝説的に人気の試合らしい。今は原作の変身前の鴉も気に入っている。やっぱり大人向けのキャラだね。幽遊白書 鴉 との出会い 9 に続く←工事中
2010.10.17
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感想、というより観て感じた点を書きます。具体的な内容は観てのお楽しみ♪順番がバラバラなのは、視聴した順に書いた為。11/23に再視聴したので、感想を一部修正。メインはフランス。全編フランスが大活躍の回。 ・今回は「ギンガ怪人(男)」。鷲鼻で醜い容姿だけどしゃべりはソフト。ギンガ宇宙染色体を持っている。閏年(2月29日)生まれの人間の女性と結婚し、エゴス繁栄の為に宇宙的頭脳を持った子供を作る計画だ。・御子(ギンガ怪人)がスライド写真を見ながら花嫁候補を探していたが、却下された女性の立場無し・・・・ギンガ怪人はある美容師の女性を花嫁候補に選ぶ。女性を見てギンガ怪人がグーグー・女性はフランスの勤める美容院の顧客でもあり、フランスと親しい。(フランスの勤めている美容院の場所が違う。例の高層ビルの一角にあるんじゃなかったっけ?複数の美容室を掛け持ちしているのか、単に作り手が勤めている美容院の場所を重要視していないだけか。)・女性には恋人がいて、早く結婚したいと思っているが、デザイナーである男性は収入が不安定なので先送りする。・ギンガ怪人は男性を拉致して入れ替わり、結婚を承諾する。・女性とその妹、恋人の3人で自宅で婚約パーティ。・妹は、後に登場するトモコ隊員の妹としても出演。バトルフィーバーでは、この他にも同じ役者を違う役で出演させる事が多いが、DVDやレンタルが普及した今では出来ないだろう。・ギンガ怪人は玉ねぎの匂いが嫌い。女性が出したオニオンスープを拒んでその場を退散。・ライターを忘れている事に気がづいて、渡しに行こうと後を追った妹は、男性がツメで煙草の火をつけているのを目撃する。女の子から話を聞いたフランスは、エゴスが暗躍している事を察する。・エゴスである証拠を掴む為、フランスはデート中の男性を調査。 ・この時フランス・マサル・ケイコ隊員は野球のユニフォーム姿に。公園でキャッチボールをするフリをして様子を窺う。ミドリ隊員は掃除のおばちゃんに変装。・男性が触った野球ボールとポイ捨てした煙草の吸殻を押収、指紋も血液型も出ない事から、エゴスである事を確認。・フランスがバイクから男性に向けてバトルショット5を撃った衝撃で、ギンガ怪人が正体をあらわす。(バイクはSUZUKI製)・フランスとギンガ怪人が戦闘。フランス、スピードがあってカッコいいな。強いし。(ギンガ怪人が弱いのかもしれないが)。・地面に転げ落ちたギンガ怪人は、肩に付いた砂を払いながら「私は結婚前の大事な体。貴様に関わりあっている暇などない」と言って退散。坊ちゃんだな~・女性(久美子)が閏年生まれと聞いた将軍は、エゴスは必ずまた久美子を狙うと考え、フランスに久美子の警護を指示(ギンガ怪人がもうすぐ結婚するという話も聞いたのだろう)。フランスは同時に行方不明の男性を探す。・久美子がミドリ隊員と自宅にいる時、何者かが郵便受けに封筒を入れた。開けるとそこには恋人(洋平)の写真が。・ミドリ隊員が写真を投函した人物がどこに行ったのかを確認しようと外に行くと、待ち構えていたカットマンに気絶させられる。(カットマンどこ触ってんだ!)・ミドリ隊員、現代でいえばギャル系なんだろうな。18歳位?今街を歩いていても全然違和感無い。・封筒には手紙も入っていて、「恋人を死なせたくなければバス停に来い」と書かれていた。・エゴスはバス停で待っていた久美子をギンガ怪人の所まで連れて行く。・エゴスは久美子を連れ出す為に、フランスのいない時を狙ったんだろう。つかまったミドリ隊員は殺される可能性が高い。・ギンガ怪人は洋平と妹の命を引き換えに結婚を承諾させる。・アメリカ(ダイアン)はぶつかったフリして久美子のバッグに発信機を入れる。・フランスが尾行するが、ギンガ怪人に発信機を見つけられ、行方を見失う。・鉄山将軍は怪人が閏年の久美子と結婚式をあげようとしている事を確信、付近の教会・神社の捜索を指示する。・エゴス勢揃いで結婚式。神前式なんだ。教会で式を挙げるって言わなかったっけ?撮影は埼玉県にある「吉見観音」みたい。埼玉でロケが多い気がする。しかし随分遠くまで来たもんだな。・怪人も袴を着ておめかし。・フランス、カットマンを踏み台にして華々しく登場。・怪人、扇子をパタパタ。・フランスは久美子をミドリ隊員に預ける。(ミドリ隊員、無事だったのか!)・他のメンバーも駆けつけ、お寺の階段で名乗り。(個人の名乗りではアメリカがよろけていた)・いつの間に造成地に。・フランスがバトルシャークを呼ぶ&ペンタホース中央。・ロボ搭乗後、フランスは積極的に攻撃。・クロスフィーバーの音楽がいつもと違う気がする。・本物の結婚式は教会で。・「あと8年待ってね!京介さんのお嫁さんになってあげる」と久美子の妹。フランス困り顔。これがコサックだったら嬉しそうにするんだろうな。・今回不思議に思ったのが、エゴスがミドリ隊員を殺さず逃がした事。バトルフィーバーに間違いなく手紙の事を話すだろうし、そうすればギンガ怪人の結婚式がパーになる可能性があった。(久美子に口止めさせる程、結婚する事を重要視していた位だから)・15話の感想にも書いたが、フランスの本音は言葉ではなく表情にある。普段、女性と接する時は下心ありありだったりするが、今話や42話のように、本気で人と接した時、自分の事よりも他人の幸せの為に必死になれる人。普段はどちらかというと打算的だが、根が上記のような感じだから、本人にそのつもりが無くても自然と異性が寄ってくる。・この回はフランスの見せ場満載だったので、他のメンバーの変身前の姿は、アメリカ以外はワンシーンのみ。変身前に限れば、ジャパンは全話通して最も出番の少ない回だったのでは?フランス以外ではミドリ隊員・鉄山将軍の出番が多かった。
2008.05.23
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2/5(金)は、9月以来4か月ぶりに有給休暇を取得したので、土日と合わせて3連休になった。金曜日は、週末は知っている人に会う可能性があるので行けなかった湘南に行った。その前は2007年に行ったが、わずか1年で西新宿に関心が移ってしまい、その後も麻布十番や六本木、みなとみらい等、都心を好んでいたため、訪れるのは8年ぶりになる。以前勤めていた職場の同僚が住んでいる辻堂に、すごくいいモールがあるので今度行こうと話していたけど結局行けずにいた、テラスモール湘南にも立ち寄ることにした。テラスモールで食事をするつもりでいたので、町田から小田急江ノ島線で藤沢まで行き、東海道線に乗換え辻堂で下車、テラスモールを見てから海岸方面まで歩き、帰りは小田急片瀬江ノ島駅から乗車することにした。テラスモール湘南テラスモールは、辻堂駅から雨に濡れずに行ける。2階から入った。お昼は、事前にインターネットで調べていた、4Fにある「H.B.PASTA&PIZZA」で、海老とアボカドクリームパスタを食べた。しかし¥1598(税込)は高い。16時迄はサラダが付くのでまあまあお得だけど、それでも単品の値段と考えると高く感じたので、別の店にしようか暫く迷った。しかし当初の予定を変えると、目標未達でストレスになりそうだったので、結局入ることにした。サラダはおかわり自由で、ベビースターラーメン(らあめんババア?)のようなものがまぶしてあった。ドレッシングもサラダによく合っていておいしかったけど、この後は歩くのでおかわりはしなかった。パスタは生パスタなので予想通りおいしかった。ちょっと値段が気になったけど。食後は少しテラスモールを見て回った。ZARAとかLOFTとか、ショッピングモールでよく見かける店も揃っていたが、2階の駅側入り口から入ると、目に付く所に「COACH」の店があり、アリオ橋本よりも高級感がある。109シネマズもあるし。でもせっかくの「テラス」モールなのに、テラスからは海が見えない。134号線沿いに作れば良い雰囲気だったと思うが、辻堂駅すぐの方が利便性としてはいいのか。テラスモールを出て、海岸方面へ歩き始めた。途中、高校生や大学生に多くすれ違った。近くに学校があるのだろう。中々海岸に着かないと思っていると、古い団地が建ち並ぶ地域に来た。その中に、明らかに廃墟になっている団地が2棟程あった。他の団地と違って全く外壁の塗り替えがされていないため黒ずんでいて、壁には蔦がはっていた。団地にも色々あるけど、設備の古めかしさから、1960年代に建てられたものと推測する。廃墟になってからどの位経つのだろう。辻堂海浜公園に着いた。放課後の部活動らしい中学生か高校生が大勢いた。辻堂海浜公園。この写真を撮っている背にはジャンボプールがある。辻堂海浜公園から湘南海岸へ向かう歩道橋から、うっすらと富士山が見える。湘南海岸から見た江ノ島辻堂から江ノ島にかけての海岸線はひたすら遊歩道を歩いた。ローファーを履いていたので、砂浜まで行けない。この辺りは道路と海を隔てて防風林の松林が生い茂っているので、景観が良くない。道路から海岸へ入る道も砂だらけで綺麗でないし。鎌倉側の方が見た目が華やかで、134号線から海が見えるので好き。湘南海岸サーファー海に多くのサーファーがいたな。夕暮れの湘南夕暮れの江ノ島。手前の砂浜は大掛かりな工事をしていた。帰りは小田急片瀬江ノ島駅より乗車。江ノ島に行くのに江ノ電しか使ったことが無かったが、通勤で小田急を使うようになったことで初めての利用。駅舎だけは以前から知っていたけど、なんでこんなデザインなんだろう。町田のベックスコーヒーショップで「淡路島産たまねぎと牛肉のスーププレート~塩パン付~ ドリンク付き」を食べて、家の最寄り駅で買い物をして帰った。
2016.02.06
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ビル・チャンプリンがサザンの名曲をカバーした以下の曲が気に入って通勤時間中頭の中をループしている↓その1その21991年のUCC缶コーヒーCMの右下に表示された歌手名から、その1はビル・チャンプリンがサザンオールスターズの名曲「Ya Ya (あの時代を忘れない)」をカバーしたものであることが分かった。サザンのカバー曲だと分からなかった。その2は勿論「いとしのエリー」。いとしのエリーと言えばもう1つ別の海外アーティストによるカバーCMもあるのでリンクを貼っておきます。表示されない場合は公開が終了していると思われます↓レイ・チャールズがカバーした、いとしのエリーを使ったCM。1988年頃の作品。 以下に当時のUCC缶コーヒーのCM動画のリンクを貼ります。動画が表示されない場合は公開が終了していると思われます↓懐かしいCM 1992 UCC缶コーヒー 雰囲気がたまらなくいい・・1991年秋頃に放送されていたCM↑動画のかなり最初の方の5コ目がUCC缶コーヒーCMの別バージョンです。そう、当時テレビで赤毛のアンの映画を見ていた時に、UCC缶コーヒーとかテスティモのCMが流れていて気に入ったのに、CMの回転が速くてすぐ終わってしまった。よく思うことだが、1991年位までのCMは元気でカッコ良くて憧れる感じがあった。CMに欧米人が多く、都会的・先進的な雰囲気があった(1988年~1991年辺りのものは特に欧米のビジネス街・高層ビルといった都会的な雰囲気が漂っていた)。1992年になると急にバブルが弾けたとメディアが騒ぎ出して世の中の勢いが減速した感じがした。少なくとも私はそう感じた。明るくて軽いトレンディドラマが無くなった。プリンセスプリンセスの奥居香がロングのソバージュヘアから地味なショートヘアになったのもこの頃。1992年頃~出す曲に勢いが感じられなくなった。森高千里もロングヘアを肩くらいの長さに変えてしまい、ド派手な衣装を辞めてしまった。経済に疎かった私から見ると、バブルな世の中は1991年までで、1992年~1993年はバブルと現代の中間(92年はバブル寄り、93年はやや現代寄り)、1994年~は現代と思う。ただ、アニメは1990年~1996年位までがバブルだろう。1994年頃、メディアで盛んに「日本のアニメは世界中で放送されている」と騒がれてアニメブームだった。しかし不景気がどうこうと言っても、2002年位までは少なくとも音楽業界・バラエティ番組は勢いがあり、視聴率も良かった。好きな曲も沢山あった。だからテレビや雑誌がこんなに時代遅れのメディアになるとは思わなかった。視聴率が2桁になれば良い方とは・・そんな私もテレビは会社に行く前に天気予報と時間、列車遅延情報を確認する位。不平ばかり書いてしまったが最後に気に入った曲のCMおまけ↓その1:1993年カシオ時計のCM。西田ひかるが出ています。曲はサンシャインロマンスその2:1991年全日空のCM。原田知世が出ています。曲はプリンセスプリンセスのHIGHWAY STAR
2015.02.11
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「幽遊白書」は週刊少年ジャンプ黄金期に連載されていた漫画作品で、当時の人気3本柱だったらしい(ドラゴンボール、スラムダンクと共に)。しかし90年代前半の作品なので、10代になると知らない人もいるだろう。 「鴉」とは、幽遊白書の人気を不動のものにした暗黒武術会で登場する最大の敵・戸愚呂チームのメンバーである。左が鴉。 下が戸愚呂チーム 有名な作品なので、上の画像で思い出せなくても、下の画像を見れば「ああ、これか!こんな漫画あったな」と思い出しただろう。10代の人も何らかの形で目にした事があるかもしれない。 鴉は非常に中毒性のあるキャラクターだ。いつのまにか脳内を侵食してきて、あっという間に虜にしてしまう。1度そうなると、断ち切るのが非常に困難な妖怪。仕事・勉学その他諸々の活動に支障をきたしかねないので、文字に残すことによってこれ以上の浸食を食い止め、思いを当面封印しようと思ったのがブログに書こうと思ったきっかけだ。8月の中旬、某動画サイトを見ていた時にふと「幽遊白書のOP、EDが聞きたい」と思ったのが始まり。幽遊白書の英語版に辿り着いた。「英語の鴉が見たい」と思い、51話の「戸愚呂チームvs五連邪チーム」を見てしまった。「日本版と同じ艶のあるいい声だ」と思い、他のアニメの英語版を見てがっかりしたことがあったので、OP・EDを含めて幽遊白書が本家に忠実だったことに感動した。それからずるずる~と今日まで来てしまった。幽遊白書は「バトルフィーバーJ」と比べたらかなり最近の作品だけど、ファン歴は長い。高校1年生の時からなので17年になる。でも最初にハマったアニメは幽遊白書じゃなくてセーラームーンだった。幽遊白書 鴉 にハマる以前 2 雑誌 りぼん 池野恋 ときめきトゥナイトに続く※幽遊白書と全く関係ない漫画雑誌「りぼん」の話になっているので、幽遊白書/鴉について書かれたページだけ読む場合は飛ばして以下をクリックして下さい↓幽遊白書 との出会い 7
2010.10.17
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私から見たバトルフィーバーJの登場人物について記載していきます。書きたい順にアップするので順番はバラバラ。 https://www.pointtown.com/item/1989?intrid=DM9X2XfG8HESJ マネックス証券でiDeCo ダイアン・マーチンというよりも、まずはフィーバー(変身)したミスアメリカについて一言。インパクトは強烈。一度見たら忘れない。彼女のおかげでバトルフィーバーJは永遠に人々の脳内に記憶されるであろう(笑)こんなすごい容姿のヒーローは今後まず現れないだろう。アメコミキャラクターを実写化するのに、レオタードを着た金髪美人が仮面を付けるんじゃなくて、金髪がくっついたマスクを頭から被り、下は生身の脚を露出して再現するのは、まず日本人しか思いつかないセンスだろう。出来てみれば頭でっかちで、これって変だろ。でも演じるダイアン・マーチンがブラウン・ヘアだし、男がスーツアクターをやる事もあるからやむを得ないか。しかしこれが「強化服」と言われてもねえ~。他の4人とは違う感じに見える。マスクは女の子らしい優しい目をした顔立ちで(一歩間違うとかなり間抜けに見えるが)、金髪+レオタードという外見もあり、このような性を強調したキャラクターを現在作ったらアウトだけど、70年代の作品なので、今は色々言おうとは思わない。ミスアメリカはヒーローの内の1人というより、「添え物」「補助」的な感じがする。バトルシーンを見ても、ジャパンはリーダーらしく手と足両方を器用に使いこなし、フランスはフェンシングをメインとした手技で華麗に戦い、コサックは足を使って見栄えのする戦い方をし、ケニアは動物のような動きをするなど、男性メンバーはそれぞれ力強く個性的な戦闘シーンを繰り広げるのに対し、アメリカは一応「ディスコダンスを使って闘う」という設定で、武器のナイフを頻繁に使用するものの、これといって目立つ技が無い。しいて挙げれば投げ技が得意らしいが、「よいしょっ」って感じで重そうだし、4人だけで闘うよりも、戦闘力があるアメリカも手伝ってくれた方が助かる、といったポジションに見える。変身前の姿は、私は断然ダイアン・マーチンのミスアメリカがいい。長身で冷静なので、フィーバー(変身)後の戦闘力の低さは然程目につかない。いや、戦えば絶対マリア(2代目)よりも強いだろう。ダイアン・マーチンは大人っぽくて、パンツスーツでビシっと決めているので、初期メンバーは全体的にスマートで洗練されて見える。フランスとの「大人の関係」(←変な意味じゃなくて)も良かったし。それが2人もメンバーが変わったことで、見た目のバランスやチーム内の関係が大きく崩れた。ダイアン版ミスアメリカの難点を言えば、仕事は日本人みたくド真面目にはやらない。極力力仕事・汚れる仕事は避ける所か。(初期メンバーは遊び人が多いけど、彼女の場合は特にその傾向が強い。)この性格が日本の子供や視聴者に受け入れられなかったのか、24話で交代してしまう。(実際はモデルの仕事が忙しくて時間の都合がつかなくなった事が交代の理由らしいが)しかし交代劇も最後までアメリカ人らしくあっさりしていたというか。ミスアメリカの交代は残念だが、ずっとダイアンがミスアメリカをやると、当然アメリカメイン回が必要になってくる。そうすると、普段着は露出度の高いものを要求されたり、未熟な性格に変えられる可能性もあったから、交代して良かったかもしれない。当時ダイアン・マーチンは日本の人気モデルだったみたいだけど、ネットで検索してもモデル当時の写真やその後の情報が出てこない。日本にもファンがいたと思うが何故だろう。ダイアンは日本語が全く話せなかったらしいから、バトルフィーバーJについても、わけが分からないまま出演させられて、「日本でモデルをやってた時、子供向け番組に出たことがある」程度にしか覚えてなさそう。多分現在はモデルの仕事も引退してアメリカ辺りで暮らしていそうだけど、パワーレンジャー(日本の戦隊シリーズ原作のアメリカ版)を見ても、自分が昔出演していた「バトルフィーバーJ」がそれらの元祖だとは思わないだろう。ちょっと悲しい。バトルフィーバーJのレギュラー陣はヘアスタイルがコロコロ変わる。ダイアンも後ろで三つ編みに縛ったヘアスタイルにした事もあったけど、下ろした状態が一番似合っていると思う。ダイアン・マーチンを現実の日本人女性に例えたら、大手の有能な秘書ってとこかな。
2008.06.20
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木原敏江の漫画「アンジェリク」を借りたのは偶然だ。3月末に仕事を辞めた後、出来た時間でいらなくなった電子メールやインターネットエクスプローラーのお気に入りを整理していた。「お気に入りにあるこの動画は何だっけ?」と思いクリックすると、1960年代に制作された、「 Angélique 」( ※ココをクリックすると映画のリンクに飛びます)というフランス映画だった。 アン・ゴロン という作家の小説を映画化したものだ。 「そう言えばこの小説を題材にした少女漫画があったな」と思い出してこの漫画の事を調べ、現在電子書籍は出ていないが、TSUTAYAで漫画レンタルが出来る事が分かったので、 初めて漫画の郵送レンタルを利用した。現在、世界中で奇妙な疫病(書くのも不愉快なので敢えてそう呼ぶ)が蔓延しており、TVやネット・動画のニュースはコメントも含めて精神的に有害に感じるので4月の半ば~見るのを辞めた。YOUTUBEでヨーロッパのニュース動画を見過ぎたからか、モバイルWi-Fiのギガを月の下旬には使い切りそうだったので、現実逃避・気分転換の為、DVDの映画や漫画をレンタルしたというのもある。漫画の「アンジェリク」は原作で言えば、小説の1~5巻にあたるらしい。私が借りたのは、こちらの秋田書店から出ているアンジェリク。3巻に分かれている。各巻の最後に解説があるが、個人的に1巻の萩野アンナの解説はいらない。特に冒頭部分が不愉快だ。解説部分だけホチキスで閉じたい位。レンタルしたものなのでそんなことはしないが。フランス語に関わっている人全てがフランスが好きとは限らないのだと思った。何で少女漫画にこんな釘を刺す事を書く必要があるのか?現実逃避をしたくて借りたのに、ニュースコメント欄などでよく見かける、フランスの印象を落としたい奴が書くようなものを目にして、危うく読む前に気分を削がれる所だった。色々書いたが、「ベルサイユのばら」や18禁だけど「欲望の聖女 令嬢テレジア」は自立した女性の活躍が楽しめるし、18世紀(1700年代)の貴族の生活やフランス革命の勉強にもなる。今回紹介する「アンジェリク」は、先に挙げた2作品よりも100年以上昔の17世紀(1600年代)が舞台で、自立した女性という意味では先の2作品には劣るものの、太陽王ルイ14世時代の宮廷貴族やフランスの状況を知る上で勉強になる。それに魅力的な男性が出て来るのも良い。物語の大筋は2本立てで、1つはルイ14世とジョフレ・ド・ペイラック伯爵の対立、もう一つはアンジェリクと取り巻く男性達との恋愛模様。壮大なストーリーで、少女漫画のカテゴリに入っているが、勿論男性も楽しめる。読んでみて好きになったので、ブログに紹介したくて書いた。こんなこと仕事をしてない今しか出来ないと思った。これから漫画の登場人物とあらすじ、感想を小分けにして書いていきます。この章では以下に主な登場人物を紹介します。ネタバレを防ぐため、ここでは物語の本筋に関わらない範囲で身分・立場を書くにとどめます。↓彼らがどのように物語に絡んでくるかは、この後のあらすじで確認して下さい↓アンジェリクこの漫画の主人公。フランス中西部・サンセの男爵令嬢怒涛の運命に翻弄される。ジョフレ・ド・ペイラック伯爵アンジェリクの婚約者。フランス南部・トゥールーズのラングドックに暮らす。子供の頃に宗教戦争に巻き込まれて足を悪くし、顔に傷がある。貴族でありながら貿易で富を増やす。フィリップ・ド・プレシ侯爵アンジェリクのいとこで、隣の領地に住む宮廷貴族。ルイ14世お気に入りの陸軍元帥でもある。ニコラサンセ男爵家の使用人夫妻が、捨てられていた二コラを育てる。アンジェリクとは同い年で小さな頃から遊んでいる幼馴染。ルイ14世 ヒゲありバージョンルイ14世 ヒゲ無しバージョンルイ14世フランス国王。実在の人物で、太陽王と呼ばれた。他国が羨むヴェルサイユ宮殿を建設。絶対王政をしき、70年以上の長きに渡り君臨した。漫画初登場時はまだ22歳だったので、ヒゲ面だと老けて見えると考えたのか、2巻の途中からヒゲ無しになる。アンジェリクに目を付ける。アンリ・ド・ボーフォール公爵実在の人物がモデルらしい。美青年好きな王族で、海軍を指揮する。コエスル二コラを連れ去った人物。パリで盗賊のボスをやっている。ポラックパリの盗賊仲間で娼婦。二コラからは「ポラック姉さん」と呼ばれる。タラオ盗賊仲間。何かと二コラの事を気にかける。クロード・ル・プチドサ回りの吟遊詩人で盗賊の仲間。王族から乞食の事まで何でも知ってる情報屋でもある。二コラに好意を持つオネエ?デグレ王の銃士隊に所属するが、友人に盗賊のクロードがおり、こっそり情報を流している。密かにアンジェリクに惚れている。クレマン毒薬師。別名エグジリ。マルゴペイラック家の小間使いでアンジェリクより1つ年下。サンセからやってきたアンジェリクの世話係。アンジェリクの末の妹マドロンにどことなく似ている。クレマンが好き?クアシバペイラック家の使用人で力持ち。ジョフレが奴隷市場から救った。カルメンシータスペイン王族の姫君。愛するジョフレを手に入れる為なら何でもする。激しい性格。中央左手前:ペギラン・ド・ローザン侯爵、中央真ん中:ベルナール、中央奥:セルバロージョフレの友人。ペギラン・ド・ローザン侯爵は多分?実在の人物がモデル。この漫画ではアンジェリクに惚れている。フィリップ・ド・フランス ( 王弟殿下 、 フィリップ1世 、 オルレアン公 )実在の人物で男色家。シュヴァリエ・ド・ロレーヌ侯爵実在の人物がモデルで、陰謀を企む宮廷貴族。この漫画では特に記載は無かったが、王弟殿下の男色の相手と思われる。この人も男色と書いてしまうと、アイツもコイツもホモか!となるから?その他登場する人物フランソワーズ・アテナイス・ド・モルトゥマール ( モンテスパン侯爵夫人 )・・別名アテネ、アテナイとも呼ばれる、実在した宮廷貴族。絶世の美女でルイ14世の公妾。この漫画でも権力に貪欲な美女として描かれている。ルイ14世の愛人の座を狙っているが、本当に好きなのはフィリップ・ド・プレシ侯爵。登場頻度は高いが、物語の本筋に一部を除いて絡まないので写真無し。ラ・ヴァリエール公爵夫人大人しく控えめなルイ14世の公妾。実在した宮廷貴族。モンテスパン侯爵夫人が台頭するまではルイ14世の一番の愛人だった。そこそこ登場するが、物語の本筋には絡まないので写真無し。オルタンス、マリー・アニュース、マドロン・・サンセ男爵の娘達で、左から長女、三女、末娘。アンジェリクは次女にあたる。長女と三女は物語に全く登場しなくなるので、その後結婚したかどうかも分からない。-第1部-に続く・・←第1部の所をクリックするとリンクに飛べます。
2020.05.02
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