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「マンションは賃貸に」 ・・?

顧問会員のKさん(60代)
(相談:生活設計・金融資産・不動産運用)
Kさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況
1 ヒアリング
家族状況・家計収支・資産・職歴ほか
2 家計の現状診断
診断資料(小冊子) 問題点把握
3 生活設計 シミュレーション
設計資料(キャッシュフロー表ほか)
4 実行支援
商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか)
住宅・不動産・相続等の段取り・手続き
5 事後チェック
計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正
今日・・午前、来所されました。
所有しているアパートをどうしようか?
( どうしようか? = 売ってしまおうか? )
・・の相談です。
築9年の8世帯のアパートです。
「土地を遊ばせておくのはもったいないですよ。
自己資金無しでもアパート経営はできます。
所得税や相続税対策にもなります。」
住宅会社の営業を受けて(だまされて?)
亡くなったご主人が自分の土地に建てました。
図面や見積りを見せてもらいましたが・・、
非常に高すぎる買い物をしています。
当初から1社に決めてかかると・・こうなります。
複数の業者に・・同じ内容で見積りをさせれば、
2割程度は建築費が少なく済んだ・・と思います。
3千万円~3千5百万円程度の建物を、
4千2百万円で建てています。
その余計な分までローンが上乗せになるので、
その利息負担も大きく膨らんでいます。
( 本人は気付きません )
これは・・アパート建築でのお話ですが、
一般のマイホーム建築でも同じことが言えます。
当初から業者を決めてかかってはいけません。
残っていた大きなローンは、
最近・・Kさんが全額繰上げ返済をしました。
ローン返済でのこれからの利息負担は無くなりました。
・・が、賃貸経営は・・Kさんのアパートのように
10年目前後から・・わずらわしいことが目立ってきます。
建物の劣化、仕上材の劣化、設備の故障・寿命、
・・カタチあるものは、時間の経過で必ず壊れていきます。
( 人間も同じ・・ですが )
補修・修理・設備交換・・等々で、出費がかさんできます。
それらのことで、わずらわしさが増してきます。
「わずらわしいことは全てお任せ下さい。」
と言う業者にお任せにすると、さらに出費がかさみます。
年数がたつほど・・その頻度や出費が多くなります。
お盆に帰省した・・30代の息子さんも娘さんも、
「お母さんが必要だったら持ち続ければいいし、
そうでなければ売ってもいいし、好きなように。
武田さんに電話して相談したら?」
・・で、電話をいただいて今日の来所・・でした。
これから高齢になっていくKさんにとっては、
アパートを所有し続けることは負担になります。
生活設計上、アパートの収入に頼る必要は特にありません。
タイミング的には・・建築後まだ10年経過していず、
入居者も満杯の状況の今が・・、
まだ・・まともな価格での売却が可能です。
・・で、アパートは売ることを前提に
これから計画を立てていきます。
・売却できる予想価格
・売却にかかるコストと手取額
・売却による翌年の変化
所得税・固定資産税や国民年金保険料・・等々。
資料を整えた上で、来週あたりにまた相談・・です。
メール顧問会員のOさん(20代)
(相談:ライフプランニング)
Oさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況
1 ヒアリング
家族状況・家計収支・資産・職歴ほか
2 家計の現状診断
診断資料(小冊子) 問題点把握
3 生活設計 シミュレーション
設計資料(キャッシュフロー表ほか)
4 実行支援
商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか)
住宅・不動産・相続等の段取り・手続き
5 事後チェック
計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正
これから・・生活設計シミュレーションに向けて、
色々な要望や質問をいただいています。
その中のひとつを抜粋し、コメントします。
『子供が小学校に入る前に一軒家希望、
現在のマンションは賃貸にしたい
見直した結果で、一軒家建てる場合の予算は?』
私からのメッセージ・・2つ。
〇マンションは保有するな。
買う時は手軽、時間の経過とともにお荷物に。
上記のKさんのお話と同じで、建築物は皆・・、
10年経過時点あたりから色々な出費が発生。
さらにその先で・・マンションの場合は、
加速度的に負担が発生してきます。
30年前後を経過するマンションの建物は、
大規模修繕や建替えの問題が発生します。
販売しやすいように低額に設定されている
「積立て修繕金」なんかでは全く間に合わない
大きな積立金が新たに発生してきます。
住人で構成される「管理組合」が、
30年後の将来に向けて色々知恵をしぼりあい、
難しい意見調整をくり返し・・苦労をします。
マンションライフを楽しみたかったら、賃貸がお勧め。
所有してしまったのなら、まだまともな価格で売れる
10年前後までに売却してしまいまたい・・ですね。
( 独身女性に多いマンション購入・・、将来が心配です )
〇マンションで賃貸経営するな。
売る側は言います。(営業トーク)
「いざという時は、賃貸にすればローンを返済できます。」
そんなに単純なお話ではありません。
入退去の都度、補修コストが発生します。
古くなるほど・・入居しずらくなります。
退去から次の入居者が入るまで間があいたりします。
古くなるほど、その「間」が大きくなります。
古くなるほど、家賃を下げざるを得なくなります。
当初の計画通りにはいかなくなります。
さらに・・上記のようなマンション特有の
将来のコスト増大が待っています。
そのころには、売却価格も二束三文・・です。
安易にマンションで賃貸経営は考えないこと・・です。
なので、Oさんのケースでは、
一戸建ての取得を検討するときは、
マンションは売却することをお勧めします。
別の理由もあります。 ・・資金繰りです。
マンションの住宅ローンの残債を大きく抱えたまま、
土地を買ってマイホーム建築・・となれば、
住宅ローンの額がかなり大きくなります。
そもそも・・融資が受けられるか?
・・から検討していくことになります。
一般的には難しい・・ことになります。
なお、一戸建ての予算をどうするか?・・については、
まず色々な要望を取り入れたシミュレーションの
結果を見てから検討・判断・・ということになります。
※一戸建て住宅を保有中に、さらに一戸建てを。
Sさんは事情があって、今・・住んでいる
一戸建てを賃貸にして、新たに一戸建てを
・・と計画中です。
住宅ローンの残債を抱えていてさらに・・
というケースで、金融機関には渋られました。
ある金融機関は可能性がある・・ということで、
審査申込みをして・・今、結果待ち・・です。
( 新旧のローンを1本化する予定 )
今日の佐々木FP
●メール顧問会員の I さん(30代)
(相談:ライフプランニング)
足かけ3日、家計の「現状診断」資料を作成終了!
ものすごい・・生命保険の本数と金額!・・です。
払えるのがスゴイ!
その分、キャッシュフロー表が大変なことに・・。
私が「総評」を書いて・・仕上がりです。
メール添付で送ります。
●金融機関廻り
事務所家賃の納入と、給与振り込み・・です。
給与は、佐々木FP自身の分だけ・・です。
例によって、私の分はありません。
( 少しは、もらいたい! ・・んですけど )
日本の消費者のためのボランティアFP・・です。
本格的な『家計のホームドクター』は、
ココロザシは高いけど・・ビンボー・・です。
( 私・・市町村民税・・非課税です ) (^^ゞ
●メール顧問会員の T さん(30代)
(相談:ライフプランニング)
引き続き・・Tさんの資料作成に入りました。
次、次、・・と顧問会員が順番を待っています。
『行列のできるFP事務所』・・状態・・です。 (^^ゞ
Tさんからは、ヒアリングシートが送られてきています。
「再ヒアリング」のための資料作成・・です。
《 消費者の方へ 》
質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
ただし、回答は一般論にならざるを得ないことをご了承下さい。
( 会員の個別診断が可能なのは、徹底的な情報提供による )
《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、
私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。
読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。
匿名は即 削除します。 ( 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
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