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それぞれ目的別に貯蓄・・したい?

メール顧問会員のOさん(20代)
(相談:ライフプランニング)
Oさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況
1 ヒアリング
家族状況・家計収支・資産・職歴ほか
2 家計の現状診断
診断資料(小冊子) 問題点把握
3 生活設計 シミュレーション
設計資料(キャッシュフロー表ほか)
4 実行支援
商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか)
住宅・不動産・相続等の段取り・手続き
5 事後チェック
計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正
これからの・・生活設計シミュレーションに向けて、
色々な要望や質問をいただいています。
質問にそのまま答える・・ということではなく、
「このような質問をすること自体が問題」
( 業界の洗脳をタ~ップリと受けている )
・・という状況が見え隠れしているので、
取り上げてコメントしています。
これまでも記事で取り上げてきています。
( 読んでいない方は、そちらを先にどうぞ )
〇医療費や生命保険の考え方。
「差額ベッド代に備えて貯蓄した方がいい ・・か?」
2009/08/20
〇マンションの所有や賃貸経営の考え方。
「アパート売却。マンションを貸して一戸建てへ?」
2009/08/24
で・・3回目の今回、
最後に取り上げたいのが・・以下です。
〇資産運用と住宅ローンの考え方
いただいたメールからの抜粋。
■資産運用について
・資産の分散、運用を
どういうふうにしていけばいいか?
※子供、介護、医療、住宅 のための資金を
それぞれ貯蓄したい。
貯蓄額、運用先の望ましい形とは?
・繰上げ返済の金額とペースは?
■人生設計に関する要望など
・今の住宅ローンを優先的に減らしたい。
※子が何歳になるまでに完済できれば
負担が少なくすむか知りたいです。
※子の小学校入学以降、教育や習い事など
出費が増えそうなので、それまでは
貯蓄よりもローン返済を優先
させたほうがいいでしょうか?
以下・・コメントします。
●お金を目的別に分ける必要は、全くない。
「リスクを分散」するために、投資対象を別々に
お金を配分する・・ということです。
Oさんが言っている「分散」は、
「貯蓄目的別にお金を分けて貯蓄する」
・・ということのようです。
( ちがったらゴメンナサイ! )
「お金は目的別に運用しましょう。」
よく耳にしますが・・これは、発信源は売る側です。
消費者がそのように思ってくれれば・・、
金融機関や保険会社は、
用意している関連商品が売りやすくなります。
( 手数料等で儲かります )
〇お金を目的別に分けない方がいい理由。
1 相互に融通がきくようにしておいた方が良い。
使用目的ごとに必ずこの金額が必要!
・・ということではなく、将来ズレが生じる
可能性がおおいにあります。
決まった商品で準備していて、
将来・・別のことでお金が必要になった場合、
どうなるでしょう?
解約すると損をするから・・カードローンで?
余計な利息を負担するjことになり、損をします。
おバカさん・・です。
そもそも・・融通をきかせるために「お金」が存在します。
その融通性を自ら奪っていては損をします。
2 別々に運用するとコストが高くなる。
運用する金額当たりの手数料は、
運用金額が少額になるほど割高になります。
( 当たり前 )
少額運用は不利・・なんです。
運用する金額は、まとまっていた方が有利です。
お金には、名前も色も付いていません。
我が家のお金は、総体で捉えて管理していきたい・・ですネ。
ライフプランニング(生活設計)では、
キャッシュフロー表やグラフを作成します。
そのグラフで・・家族の一生の貯蓄残高の推移を
一目で確認することができます。
一年ごとの貯蓄残高の推移が分かります。
子どもたちが小学校のころ、中学校のころ、高校のころ、
大学生のころ、お父さんが定年退職のころ、
老後の60代前半のころ、さらにその先の老後・・。
我が家の総体金額が・・将来どう変わっていくか?
どの時期でも・・ある程度の残高があるか?
・・が確認できれば、もう・・それでいいわけです。
その中身の・・
「教育費」がいくらになっているか?
「マイホーム資金」がいくらになっているか?
「老後資金」がいくらになっているか?
・・などは、どうでもいいことなんです。
老後・・妻が寿命をまっとうするまでの期間、
( ふつう・・夫が先に亡くなるんで・・ )
総体として、問題のないキャッシュフローであれば・・、
個別の資金があーだこーだ・・と言う必要はありません。
そのことを確認するために、家族ごとに
個別のキャッシュフロー表を作っています。
●介護・医療のための資金準備・・は、不要。
Oさんは、資金準備の目的に上記の2つも
上げていますが、そんな必要はありません。
記事のボリュームの関係で、省略します。
( 「キーワード検索」・・「このブログ」・・参照 )
●繰上げ返済の金額とペースは?
ご本人が・・「資産運用について」とする中に
「住宅ローンの繰上げ返済」を入れていること、
大正解!! ・・です。
住宅ローンを抱えている人だけの
「スーパー金融商品♪」・・が、
『住宅ローンの繰上げ返済』 ・・です。
どんな金融商品よりも、まちがいなく有利!・・です。
リスク無しで大きな効果が得られます。
ローンさえ抱えていれば、だれでも、すぐ、できます。
ただ・・その金額とペースは、O家の場合も
できあがったキャッシュフロー表次第です。
( 今・・答えが出ることではありません )
※子が何歳になるまでに完済できれば
負担が少なくすむか知りたいです。
キャッシュフロー表で確認することになります。
※子の小学校入学以降、教育や習い事など
出費が増えそうなので、それまでは
貯蓄よりもローン返済を優先
させたほうがいいでしょうか?
キャッシュフロー表で確認することになります。
一般的には・・、住宅ローンの繰上げ返済は、
その実行時期が早いほど、大きな効果が得られます。
・・が、なんでもかんで繰り上げ!
では・・他の資金が不足する場合も出てきます。
だから、キャッシュフローを確認してから・・です。
今日の佐々木FP
メール顧問会員のTさん(40代)
(相談:ライフプランニング)
「再ヒアリング」の資料作成作業を行ないました。
昨日からちょっと手を付けて・・、
今日いっぱいで終了!
夕方、メール添付で送信しました。
《 消費者の方へ 》
質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
ただし、回答は一般論にならざるを得ないことをご了承下さい。
( 会員の個別診断が可能なのは、徹底的な情報提供による )
《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、
私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。
読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。
匿名は即 削除します。 ( 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
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