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ひとつの要素の金額が変われば、
簡単に別の結論が・・。
生命保険は不要!・・な人がけっこういます。
(こういう人はもちろん加入しない方がお得)
あるいは・・生命保険が必要!
という結論が出たとしても・・その期間は、
せいぜい10年~15年だけです。
生命保険の必要額は、
時間の経過と共にどんどん減ります。
ある時点で必ずゼロになり、
以後は死亡保障は不要になります。
なので・・一般的に、
生涯加入する「終身保険」は不要です。
まったく不要な終身保険に、
特約をてんこ盛りにして加入している
おバカさんを、しばしば見かけます。
(失礼!)
お金の大量たれ流し・・
ご愁傷様・・です。

〇メール顧問会員のTさん(20代)
(相談:ライフプランニング)
8/22(月)にシミュレーションが完成、
メール添付で送りました。
T家の概要
家族 : 夫20代、妻20代、幼児1人
仕事 : 夫:会社員 妻:専業主婦
住居 : 夫の親と同居(ローン無し)
メールをいただきました。
※は、私の声。
お世話になっております。
〇〇のTです。
先日は現状診断の訂正と
第2子誕生のシミュレーションを
していただき、ありがとうございました。
第2子誕生後も
悲惨な結果にはならないと知り、
とりあえず安心しました。
※はい、大丈夫・・です。
しかし将来は今の夫の実家を出て
マイホームを夢見ているので、
ここで安心せずに貯蓄に専念
しなければいけないな、と思っています。
※どうしても夫の実家を出たい
・・ようです。
それは、夫婦の共通認識?
夫の意向はどう・・でしょうか?
現状診断の訂正の結果、
やはり生命保険が必要のようですね。
※生命保険の必要額は、
収入や支出の設定次第・・で、
大きく変わってきます。
現在必要額 1802万円
10年後 1130万円
※10年経っても、必要額が
あまり減りません。
これは・・何か変です。
・・って、
当事務所で作っておきながら。
(^^ゞ
年間貯蓄が少ないせいか、
思っていたより必要期間が長いです・・・。
※そうですね、異常に長い・・です。
普通は10年~15年で十分です。
必要期間の長い要因は、
どうやら別のところにありそうです。
(下で説明します)
方眼紙に落としてみた所、
ゼロになるのは25年後あたりでした。
※うん、長すぎます。
「何か変だ。」・・と考えましょう。
設定自体が変・・かも・・です。
(下で説明します)
1800万円÷25年÷12か月=6万
2000万で設定したとしても、
7万円だったので、
25年の保障期間で
月6~7万円の給付額の生命保険を探す、
ということでよろしいでしょうか?
※はい・・ちょっと待ってください。
基本設定から見直しましょう。
(下で説明します)
お忙しい中申し訳ありませんが
回答をいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
生命保険が必要かどうか?
・・を考える場合には、
どのような設定・背景にするか?
慎重に検討しましょう。
《 背景 》
日ごろのTさん(妻)の希望は・・
「夫の実家から出たい。」
「マイホームを取得して出たい。」
・・です。
《 設定 》
もし夫が亡くなったら、Tさん(妻)は・・
「夫の実家から出る。」
「手取り15万円ほどで働く。」
「アパート(家賃4万円)で子どもと暮らす。」
少ない収入で子どもを抱えて
生活していくのは、ちょっと辛い・・です。
「住居費」である家賃は4万円とは言え、
少ない収入では負担になります。
夫の実家にいれば・・少なくても、
「住居費」の負担はありません。
それでもTさん(妻)は、ここにいたくありません。
(それぞれの事情があるので、やむを得ない)
で・・上記の設定のままで、
20年後はどうなるか?算出してみました。
・現在 :1,802万円
・10年後:1,130万円
・20年後: 889万円
れれ・・? 20年後もけっこうな金額です。
永遠に保障が必要そう・・な勢いです。
Tさんが言うような25年では
終わりそうにありません。
永久に生命保険に加入・・する?
いえ、いえ、できるだけ
生命保険には加入しない方が
お得に決まっています。
「これは・・何か変。」
・・と考えるのが正常なのかも。
一生・・「生命保険の保障が必要。」
・・というのは、
いかにも「何か変。」・・です。
「生活設計の設定自体がおかしい。」
・・のでは?
・・と考えるのが正常だと思います。
夫が亡くなった場合、
子どもを抱えてその実家を出て、
わずかな収入で暮らすなら・・、
たとえば・・「住居費」は安く押さえたい
・・ですよね。
4万円のアパートではなく、
市町村営の安いアパートを想定したい。
Tさんが住んでいるところの、
市町村営アパートの家賃を調べました。
まあ・・幅はありますが、
収入から想定すれば、
家賃2万円も可能そう・・です。
・・で、
家賃4万円の場合と2万円の場合、
それぞれで・・
現在、10年後、20年後、
の3時点の死亡保障必要額を算出しました。
グラフで確認してください。
「生命保険の必要額」は・・
「必要資金-手当可能資金」
・・です。


家賃が4万円から2万円になった・・だけで、
( 他の設定は、まったく同じです )
生命保険は不要!・・になりました。
家賃4万円を時系列で・・。
家賃2万円を時系列で・・。
家賃が2万円の場合・・夫の死亡保障は、
現在も将来もまったく不要!
・・という異なる結論になってしまいました。
「必要資金」の中の「住居費」という
ひとつの要素の設定を変えただけで、
「生命保険の必要額」はこれだけ変わります。
生命保険必要額、
その仕組みをきちんと理解しましょう。
将来の生活の考え方、設定のし方で、
「必要額」は・・どのようにも変化します。
生命保険に入らずに済めば、
その保険料分が まるまる
貯蓄できます。
生活設計が非常に楽になります。
将来に希望が持てます。
Tさんも、どのように設定してみるか?
あらためて・・考えてみてください。
今日の佐々木FP
〇顧問会員のKさん(30代)
(相談:ライフプランニング)
現状診断資料の作成作業。
本日より着手!
長らくお待たせしました。
【 行列のできるFP事務所 】
資料作成の順番を待っている顧問会員の行列です。
お待たせしています。大変申しわけありません!
1 Hさん(40代):現状診断 回答待ち。(12/13ヒア)
2 Kさん(30代):シミュレーション 回答待ち。(4/4着)
3 Mさん(40代):現状診断 回答待ち。(4/19着)
4 Tさん(40代):現状診断 回答待ち。(4/21着)
5 Dさん(30代):現状診断 回答待ち。(5/13 ヒア)
6 Kさん(30代):現状診断 (5/19着)
7 Tさん(30代):現状診断 5/20 シート到着。
8 Yさん(40代):シミュレーション 5/27依頼到着。
9 Tさん(30代):現状診断 6/9 シート到着。
10 I さん(30代):現状診断 7/7 シート到着。
11 Hさん(40代):現状診断 7/9 ヒアリング。
12 Oさん(30代):現状診断 7/13 シート到着。
13 Sさん(30代):現状診断 7/24 シート到着。
14 Nさん(30代):シミュレーション 7/25依頼到着。
15 Kさん(40代):現状診断 8/16 シート到着。
16 Oさん(30代):現状診断 8/18 シート到着。
17 Kさん(50代):現状診断 8/19 シート到着。
18 Mさん(50代):現状診断 8/22 シート到着。
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