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2017.6.3に、発見した記事。
住友林業で建てた友人の家に遊びに
行ったことで、あらためて一条工務店で
家を建てて良かったと思う出来事がありました。
※一条工務店で建てて満足
しているようです。
住友林業が良かったところ。
私たちの家は住友林業で建てる予感が
してたんですけどね。
予算は少ないのに、なぜかそう思っていました。
※申しわけないけど、
生活設計的な視点からは、
おバカさんです。
住友林業で建てたかった理由を思い返すと、
この3つでしょうか。
1.家を建てるなら木造で。
木造住宅と言えば住友林業の
ブランドイメージが好き!
※ミーハー ・・のようです。
2.お金は無いけど注文住宅で建てたい。
間取りにこだわりたいので、
何でもできそうな住友林業がいい!
※注文住宅は当たり前のことで、
何でもできそうな優秀な工務店は
全国に数え切れないほどある。
3.床には無垢材を使いたい。
木に関してはとても自信がありそうな
住友林業がいい!
※「木に関してとても自信がある」
優秀な工務店は
全国に数え切れないほどある。
夫婦で最初にこだわりたかったところは、
床暖房でも太陽光でも
タイルでもなく 『無垢材』
だったんです。
※「無垢材に関してとても自信がある」
優秀な工務店は
全国に数え切れないほどある。
無垢材に憧れていましたので、
住友林業での打ち合わせのときは
床には無垢材を使えますか?
とすぐに聞きましたよ。
もちろん、即答でOKでした。
色んな木がありますけど、どれにしましょうか?
という感じでした。
一条工務店でもモデルハウスに初めて
行ったときに聞いたのは
無垢材を使えるかどうかです。
即答でダメでした
(i-smartのお話しです。)
最初は木造住宅のメーカーなのに
無垢材が使えないの?
なんで??と疑問だらけになりました。
のちのち一条工務店には色々なルールが
あることが分かってきまして、出来ないことを
受け入れる心構えが出来ちゃいました。
※この状況を、「洗脳」と言います。
自然な暖かさがイメージできる無垢材を
使いたいという憧れは強かったです。
まあ結果として無垢材の暖かさは手に
入らなかったんですけど、床暖房の
暖かさを手に入れることはできました
※すっかり洗脳されてしまった
・・ようです。
友人の住友林業の家でのこだわり。
今回の記事を書こうと思ったきっかけの友人の家。
その家は、友人夫婦のこだわりを
余すところなく実現した住友林業の家です。
※もったいない・・
数百万円から1千万円ほど、
余分なお金を払ってしまった
・・と思われます。
金額や面積が書かれていないので、
はっきりとした金額はいえないけど。
照明一つをとっても、メーカーにこだわったとか、
商品にこだわったとかいう
レベルではありません。
イメージした天井の照明を完成させるために、
天井自体の造作工事を行い、
どこの展示場でも見たことが無いような
間接照明が作られています。
う~ん。
珍しすぎて言葉で表現するのは難しいです。。。
また、和室は家全体のイメージと違う空間を
演出するために、木材と畳の種類を変えて、
落ち着きのある高級旅館風に仕上がっています。
トイレも広さの指定から、
男性用と女性用の便器の位置や高さ、
手を洗う場所など、
あらゆるところまでこだわって作られていました。
トイレが一般住宅の作りじゃないんですよね。
友人もこの家で一番こだわったところはトイレ
と言ってましたが納得です。
※まあ・・注文住宅なわけで、
すべてこだわっていい わけです。
屋根や外壁や外構などの外観から、
建具やニッチ、コンセントの位置などの
全ての部屋の細かい部分に至るまで緻密に
考えられた家です。
※そうするのが普通・・です。
展示場って現実感が無いじゃないですか。
普通に住むには広すぎるし、
オプションも充実しすぎてますし、
間取りも見せるための作りになっていて、
住むイメージはしにくい。
友人の家は、住むイメージが出来る展示場
と言っても過言では無いと思います。
(本人たちにそんなこと言ったら、
全力で否定するとは思いますけど。)
リビングの吹き抜けに付けられたお洒落な
シーリングファン、ピアノの配置の仕方、
カウンターと食器棚、
その前のテーブルスペースにマッサージチェア、
絵の飾り方、建具の木材の使い方、
採光を得るためのガラスの使い方など、
見どころ満載の家。
住友林業で建てる人だけに限らず、
見学会があるなら有料でも参加することを
おすすめできる家だと思います。
とにかくアイディアがすごいんですよ。
※家を建てる人次第です。
夫婦で一生懸命勉強してきて
いれば、色々なアイディアを
採用することになります。
いつも言っていますが、
マイホーム建築をするなら・・
少なくても2シーズンは勉強して、
「目が肥えた」状態になってからに
したいですね。
友人はこの家を完成させるために、
数年に亘って色んなハウスメーカーの
モデルハウスを見に行き、
他県のものもたくさん見回ったそうです。
※素晴らしい。
そのほか、本や雑誌やインターネット、
友人知人の話などあらゆるところから
情報を集めて、家づくりを進めたそうです。
※素晴らしい。
「目が肥えた」状態になってから
マイホーム建築したのはいいけど、
ひとつだけ、大きな失敗があります。
『展示場業者で建ててはいけない!』
展示場は勉強のために積極的に
利用した方がいいが、
生活設計的な視点からは・・
その展示場業者で建ててはいけない。
(当たり前)
契約した瞬間に、数百万円から
1千万円のお金をたれ流します。
(当たり前)
一条工務店のカテゴリーの中で
紹介されている家はたくさんありますけど、
ここまでこだわった家は無いように思います。
というか、一条工務店では
ここまでこだわれないと思うんです。
・こっちの部屋のドアノブはこれにしよう!
・ここの建具だけ木材を変えよう!
・ここだけ床の高さを変えよう!
・ここの壁に隠れた収納を作ろう!
・将来的に部屋を増やせる空間を作っておこう。
こんなこまかい注文できないでしょう?
(セゾンだったらできるのかな?)
住友林業の家でも出来ないことはたくさん
あると思います。
でも、一条工務店より選択肢が多いのは
間違いないはずです。
※どっちに転んでも、契約した瞬間に
大金をたれ流すのは同じこと。
一条工務店で建てて良かったこと。
後編の話は住友林業で建てた方が良かった、
という結論になりそうでしょ?
違うんです。
私があらためて一条工務店で建てて良かった
と思うことは、友人と違って、
家の細部まで考えるのが面倒な私には、
一条工務店が提案するぐらいの選択肢の数で
ちょうど良かった! ということです。
負け惜しみじゃないですよ。。。
うちの奥さんは細かいところまでこだわりたかった
みたいなんですけど、私は家に
そこまでこだわるのは面倒だと感じるんです。
あまりにたくさんの選択肢があると迷って
しまいます。
きっと営業さんや設計さんに
「おすすめを教えてくれ~。」となりますから、
結局、選択肢が多い意味が無くなると思うんです。
色んなアイディアや要望を実現できる住友林業は
友人の家を見ていると、
お金が高くて当然だな、と感じました。
私が住友林業を選んでいたら、
そのポテンシャルを引き出すことなく、
高いお金だけ払って終了していたと思うんです。
※住友林業は高くて一条工務店は安い
・・のではないですよ。
どちらも展示場業者です。
建築工事と関係ないことに大きな
経費がかかっているので、
その分、どちらもすごく高いんです。
あえて言うとしたら・・
一条工務店はひどく高いが、
住友林業は別次元の高さ!
・・ということ。
きちんと生活設計して
マイホーム建築をするのであれば、
どちらも選択肢に入れてはいけない。
『展示場業者で建ててはいけない!』
家づくりの形はそれこそ建てる人の数だけあるんです。
そして家というものに大きな価値を見出すからこそ、
ローンをしてまで、その対価を支払います。
※展示場業者で建てたために
数百万円も余分にローンを組みます。
その利息も余分に負担します。
生活設計的に良いわけがない。
住友林業と一条工務店で考えてみます。
※まず、この発想が間違い。
マイホーム建築で、この2択は無い。
視野が狭すぎる。
■とにかく家づくりには細部までこだわりたい。
■建具の木材を選べないなんてありえない。
■費用は惜しまないので性能だって追求したい。
そんな人には住友林業の方があっていると思います。
■間取りやオプションのことは考えたいけど、
細部にはこだわらない。
■出来る限り標準仕様がいい家に住みたい。
■費用はかけられないけど性能がいい家に住みたい。
そんな人には一条工務店の方があっていると思います。
私は後者だったということです。
※だからと言って、一条工務店は無い。
しっかり、地元の工務店を探してみよう。
同レベルやそれ以上のことをやって、
一条工務店より数百万円安いのが、
地元の工務店だ。 (当たり前)
全国には数え切れないほどの
優秀な工務店がある。
自分たちが何に満足感を得るかということが
ポイントです。
私が住友林業を選んでいたとしても、
友人の家のレベルで完成するのならば
満足すると思います。
でも無理なんです。
予算もですけど、そこまで家のことをじっくりと
ばっちりと考えるのが。
友人の家を見て、私がこの結論に至ったのは、
私の価値観の問題だと思います。
うちの奥さんはやっぱり住友林業最高!
って感じですから、夫婦でも違います。
確かに建具一つを取っても
すごくセンスが良かったのは間違いないです。
でもそのセンスを私が持ってるかというと、
持ってないんですよ。 残念なことに。
ま と め
こだわりがある人しか住友林業で建てたらダメ
って話ではないですよ。
※こだわりがあろうが無かろうが、
住友林業で建ててはいけない。
もちろん、一条工務店でも同じ。
勉強のために展示場見学は
積極的に行ないたいが、
『展示場業者で建ててはいけない!』
(当たり前)
上でも書いたように満足感を得るポイントは
人それぞれで違うのですから。
私は友人の家をあらためて見たおかげで、
住友林業で建てるのだったら、
これぐらいのこだわりを実現できないと、
あのときの見積金額を支払うのは
やっぱりもったいなかった、と実感しました。
一条工務店でi-smartという商品を気に入って、
その中から仕様を選んで、全館床暖房や太陽光発電、
外壁にタイルを付けられて、それが予算内で
収まって良かったとあらためて思ったんです。
たくさんの選択肢が無くて良かったなんて、
変な結論だなと自分でも思いますよ。
でも家づくりって楽しくもあったけど、
気に入る土地を探すのも大変でしたし、
ローンの手続きも煩雑で、打ち合わせに
たくさんの時間を割かれるのも事実です。
家づくりを進める上では、
ある程度選択肢が絞ってあることは、
悪いことだけでは無いと思えるんです。
※建築業者選びでは、明らかに
選択肢を絞りすぎた・・。
そんな中でも自分が絶対にこだわりたいことは、
営業さんや設計さんと話し合って
いけばいいですしね。
住んでみてから思うのは、
家づくりの途中に出来なかったことが、
住み出してからできることも意外にあるということ。
家づくりの時間より、
住んでからの時間の方が長いのですから、
快適な空間を作るために色んな情報を集めて
交換して、どんどん良い家にしていきましょう!
※時間は確かに・・
住んでからの方が長いが、
家づくりの時間はたっぷりかけた方が
いい。
展示場業者の中から選んでは
いけない。
大手メーカーや有名工務店から
選んではいけない。
マイホーム建築価格は同サイズ、
同レベルであっても、普通に
数百万円もの差がつきます。
(当たり前)
なので・・業者選びでは、契約直前
まで十分に比較検討しないと、
とんでもないことになります。
今回の著者も、一瞬で数百万円もの
大損をしていることには、
気づいていません。
(死ぬまで気づかない)
まともな比較検討をしていない
のだから、当然です。


どっちもあり得ないべ。 ・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて16年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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