武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

発見したばかりの ​​ Q ＆A​ ​ 記事を取り上げて、コメントしています。


Q
平家の家を建てたいと思っています。

計算したところ1300万ぐらいで建てれて、
​ 　　　※おそらく、勝手な計算です。
　　　　自分に都合のいい計算をしています。
３0年ローンで月々4万程でした。(税をたしても5万)

今住んでいるところは私の地域では少し高めの家賃、
6.５万円に住んでいます。

こう見ると家を建てた方が得な感じが、するのですが
​ 　　　※そんな うまい話は無い。
　　　　だれも、貸家・アパートに住まなくなる。
給料が一定でないため審査が通るかわかりません。
​ 　　　※ローン審査が通るかどうか？　通ればやる？

　　　　問題は そこではない。
　　　　金融機関は貸したくて貸したくて
　　　　ウズウズしている。

　　　　マイホーム建築で確実なのは、
　　　　ハウスメーカーと金融機関が儲かることだ。

　　　　マイホーム建築で確実なのは、
　　　　建築する本人が長期間のリスクを負うことだ。

　　　　この構図は、マイホーム建築に限らない。
　　　　色々な分野で同様のことが起きている。

　　　　私たち消費者は、そのことを理解した上で、
　　　　人生の色々な局面で対処する必要がある。

　　　　今回のケースで注目したいのは、
　　　　ローン審査が通るかどうかではなく、
　　　　自分が無理なく払っていけるか？・・だ。
　　　　（　当たり前　）

　　　　そもそも、大前提である建築価格は、
　　　　それで本当に大丈夫か？　そっちが心配だ。

この場合貸家と建てるのではどちらがお得になりますか？
​ 　　　※自分勝手な前提条件からは、判断のしようがない。
またローンの審査は通るのでしょうか？
​ 　　　※それよりも・・　本当の建築費に基づいた
　　　　住宅ローンを返済していけるの？

パンフレットを見ただけなので正しいかはわからない
のですが、500万円から建てられる家があるらしく、
土地も入れて計算したところ1300万ぐらいになりました。

実際はもっとかかるのでしょうか？
​ 　　　※なんだ、やっぱり 自分の都合がいいように
　　　　算数をしていたようです。

　　　　最低500万円から・・という字を見て、
　　　　500万円で家が建つと思ってしまったようです。

　　　　おバカさんです。

　　　　実際に建つ まともなマイホームの坪単価は、
　　　　何から何まですべて（外構も）込みで、
　　　　70万円から90万円が現実で、
　　　　高性能住宅に至っては 120～140万円だ。

　　　　質問者が言う 500万円の平屋は 何坪の家か？
　　　　500　÷　80　＝　6.25　（坪）

　　　　たった6坪の ちっぽけな家だよ。
　　　　500万円では まともな家は建たないということ。

　　　　自分に都合の良い情報だけを取り入れて、
　　　　勝手な妄想を膨らませてはいけない。

　　　　普通のサイズの まともな平屋、
　　　　たとえば30坪なら、
　　　　30　×　80　＝　2400万円

　　　　まともな家を建てようとしたら、このくらいの
　　　　レベルの金額になることは、理解しておきたい。

A​​

建てれて → 建てられて

A​​

実際に見積もりが出てくると想定を３～４００万超える
ことは　 ざらにあります。

A​​

500万で建てられる家は基礎と屋根と壁があるぐらいの
基本の基本だけです。
そこにオプションである程度は必要なものが追加されて
倍ぐらいになるとやっと住みやすい家になります。

予算はもっと多目に見ておいた方がいいです。

広さによりますが建物だけで1000万円ならなんとかなりそう。
500万円ならプレハブの物置を部屋にしたようなものですよ。

​
まともな家を検討しようぜ。
・・っと。​

〇 商品販売をしない。　
〇 しがらみを持たない。

誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。

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