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今アメリカに出張中です。こちらも豚インフルエンザで大変な騒ぎになってます。テレビでは毎日各地からの報告が。メキシコでは既に支社が100人の大台に乗ったとか。本当に怖い話。英語ではSwine Fluと言っています。やはりPigではなく、Swineという言葉の方を使うのだななどと、下らないことを思いながら聞いています。でも帰りの成田ではもっと大変なのではと心配してます。思い起こせば数年?前の中国発のSARSのときも大変でした。特に中国に入国するとき。飛行機での座席番号なども報告させらたなあと思い出しています。ところでこちらは結構まだ寒くて昨日の晩から今朝に掛けては摂氏零度まで下がってました。今日は太陽が出て15度くらいにはなるそうですが。そろそろ春ですからね。もう少し暖かくなってもらわないと。
2009.04.28
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春の気候はよく変わるというけれど、今年はその例えの通りになってます。昨日は強い雨。久しぶりですね、あのくらい真面目に雨が降ったのは。風も強いと言っていたが、そちらは大したことなく、むしろ今朝のほうが強風で嵐の様相。つい先日の成田でのFEDEX機の着陸失敗と空港閉鎖を思い出す。今日は大丈夫やろか。飛行機は何に弱いといって風に一番弱いわけで、心配。特に着陸のときにビューと風にあおられるとメチャ怖い。現にあの恐ろしい事故が起こったのが数週間前ですから。自分が乗った飛行機が無事であることを祈ってます。異変というと、よく知らないけど豚インフルエンザとかいう奇妙な病気が流行しているそうな。20世紀にスペイン風邪がはやってずいぶんたくさんの人が亡くなったというが、この豚インフルもすでに数十人単位で死者がでているとか。最近鳥インフルエンザとか妙なのが出てきますね。人間が神の摂理に反することをやってきたことへの報いかもしれない。科学の名のもとに随分と人間って自分勝手なことをやってきた。それが今までの歴史の中で数千年間の速度がスローだったのにここ200年ばかり随分とスピードが上がったから自然破壊などの紙の摂理に反することも著増してきた。この辺で最近はやりの言葉でいえば、「Sustainability]とでもいうのだろうか、自然との共生や人間同士での共存可能性を踏まえた生き方を志向しないといけないというメッセージを感じる。おまけにはよやらんとほんまにやばそう。昨日は雨の中を朋友の見舞いに病院へ。聞いていた通り、結構元気で普段との違いはあまりないように見受けた。早くリハビリして通常の生活に戻ってくれることを期待した。そのためには禁煙が絶対条件。でも昨日から「ああ、吸いたい。吸いたい。」とのたまわっているから少々心配。今回のことでちゃんとケジメをつけてきっぱり止めてほしいものです。経済に目をやると、私の眼を引いているのがGMとクライスラーの行く末。ずっと前から言っていますが破産法の申請をして抜本的な再編・再建を目指すのが一番妥当な方法。政府の援助が色々と議論されてきたものの、結局私のかねての想定通りに破産法申請へと進んでいるように見える。これからが本当に一番大変な局面で、そのプロセスをキチンとしっかりとやりきってこそ将来への可能性が見えてくる。難しい仕事ですが、ちゃんとやってほしいですね。あとどのくらいで決まるのか、更に注目を続けます。金融機関の健全性も行きつ戻りつで、なかなか相場もスッキリ底を打ったという感触にはならない。イライラが続きます。不況の厳しさから見れば仕方のないことなのでしょう。激しい恐慌が避けられているだけでも幸運だと思うしかないのでしょうね。
2009.04.26
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今週は大変でした。悪いことが続出です。まずは親友のT君が病気で入院したとの知らせを受けたのが月曜日。前から煙草をやめろと忠告していたのだが、なかなか止められなかった。私自身もたかが一年半ほど前に30数年に及ぶ喫煙生活から脱却したばかりで、さほど友人に誇れるほどのこともない。すでに体に大きなダメージは及んでいるから遅すぎたのかもしれないが、まあ、一層悪化することは食い止められるのではと淡い期待はしている。私と同じで血圧の高い血統で、それに酒とたばこ。全く同じことで、だから友として楽しい時を今までの40年を超える付き合いの中で一杯過ごしてきたのだけれど。私も気をつけなければ。高血圧とくれば脳の問題になりがちですよね。半身不随になると自分も嫌だし、女房も大変。というか、私の巨体を持て余すに違いない。だから、介護できないかも・・・・。なんて考えていると、どんどん暗くなる。かと思うと、もう一人身内の身近な人にガンが。これもやりきれない。人は歳とともに病を多く発症する。こちらは、自分はガンの血統ではないとタカをくくっているから、自分自身へのリアルさはちょっと薄い。けど、いやな話。そして今日になってメールを見ていると、私の大学の恩師が先週末に亡くなっておられたとの知らせが入っていた。90歳の大往生だから、その充実した人生に敬意を感じる。その業績の大きさは昔からよく知っていたから素直に尊敬できた。そんな先生に随分と失礼なことを言ったのがちょっと今になっても恥ずかしい。最後に、今週は天気が変。気温の変化も大きく、雨は降るし。木曜日に誰かから風邪をうつされた。突然木曜日の夕方にのどがおかしくなった。金曜にはそれが鼻水に。ひたすらイゾジンのうがいをやるものの、すぐには良くならない。風邪は一度引いたらひとめぐり症状をめぐってからでないと治らない。鼻まで来たらもうすぐ終われるように祈っている。おまけに今日は雨の中を東京までいかんとあかんし。これが寒そう。明日からは出張で一週間家を空ける。はよなおそ。なおってえな。
2009.04.25
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この週末家に戻ると昔の友人から葉書が届いている。何かと思うと、年賀状を送れなかったことの侘びと、その理由が予算がなかなか通らなかったことなどで忙しかった背景の説明。その予算が通ったので一段落して挨拶状を出したようだ。この御仁、2年前までは代議士をやっていて、それから某市長選に出馬して今はそこの市長に納まっている。首長としては予算が通らないと何もできないので予算を議会で通すことは当然最重要なこと。だから心労、肉体疲労などを重ねながらも通さないと仕事にならない。その重みをずっしりと感じさせるハガキだった。久しぶりなのでメールを送って、激励に及ぶ。こんな仲間がいろんなところで頑張ってこそこの国も変わるのだと信じつつ。そのうち会って直接激励してやろう。その市にはお客さんもいるので時々顔を出すことは間違いないから。企業でも予算は大事だが、その重みは首長にとってのものとはケタ違いだろう。まあ、おきばりやす。昨日は日曜日にもかかわらず、重要な会が西の方であったのでそれに顔を出す。朝6時に家を出て車を飛ばして羽田へ。日曜の朝6時の高速はすいているので運転しやすくてありがたい。電車で行く時間の半分くらいの時間で到着。こんな時は車の価値を実感します。おまけに高速料金が週末の割引になっている。これだけは麻生さんに感謝。それにしてもついこの間まで冬だったのに、初夏の暑さ。気候の変化の激しい時です。当然といえば当然で、朝はすでに5時過ぎには明るくなっている季節ですから。来週からはゴールデンウイーク。私は出張で前半は仕事に縛られますが、世の中の人々にはこの時間をゆったりと楽しんでほしいと思います。1000円でどこまでも行ける仕組みを最大限に生かしてね。さて、今日から新しい一週間。また気張りまっせ。
2009.04.20
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週末を迎え朝このブログを更新しようとした。そこでちょっとした問題に遭遇。いつもの文字変換が利かない。アルファベットで入力した字がカナになり、それを漢字に変換する手順が作動しない。2,3回色々と操作をPCに施し、解決を図るも解決せず。問題の所在は的確に把握したもののどう対処するかは、うーーーーん困った。PCって単純に見えてやはり相当高度な機械なのだと改めて悟る。そして、自分が如何にアナログ人間なのかも。アナログ人間の方は前から明確な自覚があったので今更なのですが、こんな問題に遭遇するとちょっとメゲます。暫く経って息子に相談すると、すぐに解決する。悔しいけど、ありがたい。Good と Bad が混合した状況に見えるのがCitiの経営。今朝の新聞では今年の第一四半期の利益が1.5年ぶりに黒字、それも1500億円ほどの黒字だという。これであの銀行の苦難も峠を越えたかと思わせる成績。おかげで株価もちょっとは上げたらしい。でも、ちょっとだけ。証券部門の赤字が峠を超えたらしいが、これからクレジット・カードの不良債権の大波が来るとも言われている。もしそうなったら、本格回復はまだまだ先。CEOが元気な声明を発表したが、その効果も期待の半分くらいか。おまけに先週は、Citiの担当者から伝言が残っていて、その内容が「私はやめますので、今後とも後任の人とよろしく。」思わず、お前つい2か月ほど前新しく引き継ぎましたと挨拶にきたばかりじゃないか。それがすぐに辞めて、あとは適当にとは!と驚きもし頭にも来た。人がこのように回転し始めると中々それを止められない。かなり社内の雰囲気が悪くなっているのかもしれない、などと想像を逞しくする。そんな想像の後だっただけに、新聞に出た黒字転換の朗報も半身でしか聞けない。バンカメはこれで底を打ちそうだというが、Citiはクレジットカードでもかなりの業容を誇っていたからねえ。その分流れが逆転するときついのでしょうな。「どこまで続くぬかるみぞ。・・・・父よあなたは強かった」なんて軍歌が昔流行ったなあと思い出しながら時代の推移の困難さを再確認した。その点、東京の方は回復基調で9000円近くまで戻した。上海はもっと元気で、2500ポイントを一時は超えるところまできた。そうだ、その意気だ!などと応援の気を送りたい。最後に一言。自民党で二世議員の規制をしようとの議論に大反論の嵐が起こったと報道されている。ありそうなこと。でもそこに手を入れないと世襲党になっちゃいますよ。その意味合いを踏まえるのが総論で、各論の自分のことになったらお構いなしにその意味を忘れて議論し喧嘩する。これも囚人のジレンマの類の現象なのかもしれませんが、変わりそうもありません。組織の慣性とは斯くの如し。このまま流れていくのでしょう。
2009.04.18
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今年のマスターズはタイガーの活躍はイマイチで、ミケルソンも途中一気に上げていくかと思いきや失速。予想外に頑張ったのは片山の単独4位で10アンダー。これはちょっと見ていて感心させましたね。あの体格でも十分勝負に残れるのだと。そして何と言っても凄かったのはケニー・ペリーの最後3ホールでの自滅と、プレーオフの劇場的なまでの終わり方。48歳まで比較的目立たずにやってきたケニー・ペリーが一世一代の大勝負に臨んでやっぱり緊張したのか自滅。余りに人間的。そうか、アメリカ人でもこうなるのか。グリーンサイドで待つ家族の顔がTVの画面に映るたびに見ているこちらも何とも言えない気分になる。ドラマチックでした。カブレラはラテン系そのものの乗り。プレーオフ第一打を大きく林の中に入れた。これで勝負あったと誰もが思う。そこからしぶとく生き残ったのも凄いし、そのホールに限って他の二人が2オンに失敗。第3打をホールの近くに落としたカブレラが一気に勝負に復帰した情景が目の前で繰り広げられる。見所の多い勝負でした。そして、皆さんにお疲れさん。マスターズって、こういうドラマを生むから人気が絶えないのでしょうね。ところで現実に戻って。昨日のNYは137ドルの下げ。小売の統計が不調。そらそやろ。あきまへん。ここのところ金融機関の損失が底打ちかとの観測もあったのに、相変わらずのヨロヨロ相場。幸い今日の東京はまだ100円以下の下げで止まっている。頼んまっせ、ほんまに。それにつけても上海の堅調ぶりが目立つ。数字だけ見てると、これから世界の経済を下支えするのは中国かとの説も現実味を帯びてくる。この際、誰でもええから助けてちょうだい。最後に、少々驚くのがANAのスト。昔は航空会社のストといえばJALと決まっていた。それがこのところANAの方々の「健闘」が目立つ。どないかなったんやろか。
2009.04.15
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今朝は随分と早く目が覚めて、体調がどこか変。睡眠不足は体に良くない。それは頭では分かっているものの覚めてしまった目は仕様がない。雑誌を読み始めて結局そのまま起きてしまう。 それで思い出したのがマスターズ。TBSが生中継をやっている。それで本を読まずにテレビをつける。どうやら風がつよいようで有名選手が苦労している。あのタイガーウッズも2アンダーで昨日と変わらないスコアで終了している。わが石川遼クンも6オーバーで予選落ち。あの風では彼の今の力量ではきついのだろう。他にも実力派の有名選手が何人も予選落ちしているから、決して落胆することはない。よくぞあの歳でここまでやれたものだと褒めてあげたい。 日本人では片山選手が6位タイで決勝進出。最後はどうなったか見なかったが今田竜二選手がちょうど当落線の上で頑張っている。おそらく残っているのではなかろうか。 感動的だったのがゲーりー・プレイヤー選手の最後のマスターズでのラウンドが今日だったこと。75歳にして現役選手として出場していた。ゼラー選手も今年で最後。18番ホールでは涙をちょっと見せながら、周りの観客総立ちのオーベーションの中で最後のパットをしていた様子が絵になっていた。見ていてこちらもグッとくるものを感じる。ゲーりー・プレイヤーさんは日本でも有名で、ポロシャツのマークでもずいぶん流行ったから知らない人がいないほどだった時もある。あの人がいまだに現役だったとは。そしてシッカリした足取りで素晴らしいゴルフをしておられる。 歳でいえばグレッグ・ノーマンも当落線上だが、彼は腹が出ることもなくパッと見ではその辺の若手選手と見違える。あれは日頃の鍛錬の賜物だ。私も参考にしなければ。 なんて思いつつ、テレビを見てました。たまにこんな土曜日も良いものですね。世の中の動きで注目したのはトヨタの人事。新社長が選んだらしいが、直言居士で知られていて数年前に子会社に飛ばされて「終わっていた」人二人を重責に戻した。これは今のように有事の時には必要なことかもしれません。このうち手が実を結ぶように、多くのサラリーマンと同じように、大いに期待しています。
2009.04.11
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この一週間は北朝鮮のミサイル発射から始まり、国連での工作がなかなか捗らない間に北では大祝賀パーテイーが行われ、昨日は人民大会で金正日の3期目の政権が始まった。そこで彼の不自由そうな左手はあったものの、割としっかりした歩みを見せる姿をテレビは映していた。あれだけ痩せたのだから、何か深刻な病気を持っていることは間違いなさそうなのでいずれ時間の問題であることは、明白。でもしばらくは、まだやりそうやね。 そして、ここ数日の温かいこと。今年の桜は一番長持ちした。寒い時が長かったので一気に咲いて散るパターンは避けられた。色んなところで桜を見たが、どこの桜も本当にきれいでした。大満足! 春の気候に影響されたのか、株の方も温かくなってきた。今日は一時9000円を打った。しばらくぶりの9000円。終値は9000円を切ったが、そろそろ底は見えたのだろうか。是非ともそう願いたいとは前々から祈っていることですが、今度ばかりはホンマにそやとええのですけど・・・・・ アメリカでも金融株が持ち直しはじめたというし、目出度いことです。抜本的な底入れは不動産価格が底を打たないと起こらないと言われていて、その視点からはまだ底は先の話になるのですが、まあ、景気の底と相場の底は時差がありますからね。V字カーブの回復にはならないかもしれませんが、底をうったのであればこれはとにもかくにも目出度い。そうであることを祈っているところです。 今週の週末は両方とも仕事。気合いの入った仕事なのでシッカリやってきます。明日も更新できるか、わかりません。
2009.04.10
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ここ数日の新聞を読んでいて、現在の不況期がまさしく企業の選別を進める時なのだと観察できた。よく言われていることで今更ながらの法則なのでしょうが、現実の進行にその法則が貫徹しているのを観察するような気がして怖いくらいでした。 多くの人は気が付いていないでしょうが、その比較とは第一生命と朝日生命です。朝日は予てから資産運用の不振が経営体力を弱め、自己資本の充実を図らないとソルベンシー・マージンが十分でなくなる状況に追い込まれていた。それがここにきての株式市場の大崩落。つい数年前にしのいだ厳しい経営環境が再現してしまった。それで本社ビルを売却してその益で自己資本の充実を図るという。これは現時点でできる即効策としてはそれなりに踏み込んだもので真っ当な対策。但し、急場を凌ぐ意味を超えるものでもない。 対して第一生命。こちらはこの会社には珍しく、業界の先端を走る戦略をうち始めたここ数年の勢いに乗っている。何年か前に打ち出した相互会社から株式会社への改組。いよいよ来年に実施するらしいが、これは株式会社にすることによってM&Aをやりやすくすることも大きな目的の一つ。日本国内の生保市場はどこから見ても成熟市場。成長を求めるなら他の事業に参加するか海外展開に打って出るか。それは相互会社のままではやりにくい。それ以外にも銀行チャネルでの保険年金商品の会社も立ち上げたのが数年前でしたね。 その一環としてインドでの生保事業に出資してみたり、確か中国や韓国でも提携関係を取ったと記憶している。シナジーの余り効かない分野への進出は優先順位を下げているように見えるのも納得できる。ちょっと褒めすぎに思われるかもしれません。親しい友人がいるからの贔屓目があるからかもしれません。でも、事実は事実ですから。 それらに加えて今回は、人事制度を抜本的に改めるという。従来の日本企業的な資格制度に応じた給与体系をやめて、仕事別に重みを測りそれに応じた給与にする。仕事によっては課長でもある部長より給与の高い仕事も出てくるとか。また、成績に応じた給与(これが本来のインセンテイブ給ですよね)の比率を高める。この仕組みがあるから課長でも頑張れば部長より給料が増えるひとが出てくるのだろう。 古くは武田製薬が同じような給与制度に改編して企業体質を大きく革新した。結果武田は戦略的にも画期的な革新を進めて企業として生まれ変わり、その成果はここ10年の業績と株価に反映されている。富士通では同じ構想がイマイチうまく定着せずドタバタしたようだが、本来的には武田のような取組は大きな成果を生み出す戦略である。 今回の第一生命の人事戦略がどのくらいうまく進展するかはまだ分からない。一契約者として、そして将来の株主として上手くいってくれることを祈るばかり。 で本題の企業間格差の話。これだけ不況期の厳しい時期だからこのように踏み込んだ人事制度の改革に挑戦する環境が整ったともいえる。その厳しい環境を前向きの戦略展開に活かす企業と方や当面の財務体質強化のために本社の売却を図る企業。後者には前向きの戦略を検討し進める心理的そして財務的な余裕はないのだろう。厳しい時に格差が広がる。 人生に似て、企業の生き様や活力とは実に恐ろしくもあり、皮肉でもあり、理屈どおりでもあるようです。自分たちの教訓としてシッカリと認識したいことです。
2009.04.05
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昨日ヨーロッパへの出張から戻りました。成田着が朝9時前、会社に顔を出して睡眠不足と時差ボケと闘いながら仕事をして早めに帰宅。道すがら8分咲きの桜を楽しんだ。年に一度のことでやっぱり桜はきれい。というか、散る姿が幽玄さを醸し出し何ともいえぬ日本的な美を与えてくれる。毎年のこととはいえ、満足しました。 スイスを出るときは早春の感じ。水曜日までは気温も5-6度にしかならず、まだまだ冬の気候だった。厳冬期ではないけれど、コートがないとやっぱり寒い。その前の週は15度になったとかで、どこも春は行きつ戻りつの気候になるようです。 道の横にあるワイン用の葡萄畑も幹が立っているだけで葉っぱもないし、ましてブドウも影も形もない。よく知らないのだけど、あの殺風景な幹だけのものから本当に夏にはブドウが出来るのか。もしそうなら自然ってやっぱり凄いですね。 途中飛行機の乗り換え経由地となったのがヘルシンキ。実はヘルシンキは今まで行ったことがありません。(普通そうですよね。あまり行く用事ってなさそうですから)町に出たのでなく単に空港で乗り換えただけですが、空からちょっと眺めているとここは全くの冬。海も湖もまだまだ氷で覆われていて、いかにも寒々としている。現地の人たちは春の到来を感じて喜んでいる季節なのでしょうが、私にはまだまだ冬。機内誌の地図では緯度が北緯60度ですから当然なのですが、百聞は一見にしかず。 夏にはきれいな湖が人を楽しませてくれるのだろうなと思いをはせながら着陸。空港の中でテレビをつけたら、やっているスポーツはアイスホッケー。強そうな選手が格闘技の中をパックを操っている。北欧のスポーツですね。 機内は満員。現地を木曜に出て日本に戻るのが金曜日の朝ですから、おそらく空いているだろうと期待していたのに、満員。なんでやねん、と思わず落胆した。客の3分の2は日本人で、ナントカツーリズムというハイクラスな「ビジネスクラスで行くヨーロッパ」の人たち。旅慣れた感じでゆったりと静かに乗っておられた。女性が多数を占めていたのだが、男もどうやら4割弱はいるようで、熟年の夫婦が旅を楽しんでおられるのだろう。日本人もこんな旅をするのが一般的になったのだなあと印象深かった。 参ったのが隣の席にいたフィンランド人のおじさん。寝ているときにゴソゴソと動く。それがこっちに伝わって目が覚めた。貴重な睡眠を追及しているときに何事かと思うと、眼鏡がどっかになくなったと騒いでおられる。ちゃんとしまっておけよ、と思うものの時すでに遅し。こっちは目がさめちゃったのだから。まあ、ナントカまた寝られたので良かったのですが、この手のことは旅に出たらしゃあない出来事だと諦めるしかないですね。 それにつけても、日本に戻ってきれいな桜を今年も見ることができてハッピーです。早くも4月。入学式の季節。私も気分一新して気張りましょう。
2009.04.04
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