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これから出張に出かけます。例によって朝早く目が覚め、荷造りを終えて準備OKとなってもまだ少し時間がある。ちょっとだけ日記を書いておきます。今秋には来ると言われてきた円高。90円の線は越すだろうと言われてきて、そんなもんかいなあと見守ってきたけれど、90円台までは行くもののなかなか90円以上の円高にはならなかった。予測は外れかと思い始めたらついに昨日から上げがきつくなって今朝のレートは89円台。いよいよですな。なんでこうなったのか、そんなことは分かりまへん。藤井蔵相が各国の通貨安政策は支持しないとG20で発言したからだとか、日米の金利差が縮小・逆転したからだとか、いろんな説はある。でも要するになんでそうなるのか、これは分かりまへん。これからどうなるのか。いつのの通りなら輸出株を中心に株が東京で下がり、景気も悪影響を受け、云々というイベントが続くのだろう。あーあ、ちょっと株が上がったらこれや。あきまへん。やっとれまへん。来週は相場やいろんなものが激しく動くような気がするけど、日本にいないので遠くから断片的な情報を聞くだけになる。遺跡を見るのもエエのですが、何だかねえ。・・・・いえ、気を取り直してアンコール・ワットを楽しく見学させてもらいます。ではでは、行ってきます。
2009.09.26
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あーあ、シルバーウイークも今日で終わりか。心身ともに休められた有難い休暇でした。仕事は土曜日と毎日早朝のメールチェックの時のみ。このくらいはしゃあないですな。で、明日から仕事に復帰。今週は二日だけだから助かる。とは言っても、この土曜日からは出張でアジアの発展途上国に。暑いやろなあ。腹くださんやろなあ。気を付けて行ってきます。さて、昨日は朋友のT君と晩飯。彼も病気を見事に克服しほぼ以前同様に回復。リハビリも進んでいるようやし、禁煙などの節制も徹底しているようで誠に結構。治療が早かったのが本当に決定的な差をもたらしているのを目の当たりにして、今更ながらその重要性に気付かされました。そしてT君の紹介でご一緒頂いたのがプロ野球関係者の面白い方。お年寄り10歳は若く見えるし、そのように動かれている元気いっぱいのSさん。プロ野球の裏話などを聞かせてもらい、取っても勉強になりました。晩飯を食べながらの話題は世の中全般の動き。いろんなものが時代の変化に付いてこれなくなって来ている。野球もその一つ。自民党もそう。新聞やテレビなどのマスコミもそう。ついでに言えばJALもそうやないかと、意見が合った。それらに共通しているのは、はじめはどこかの企業文化みたいなところから出発するのかもしれないが、結局は経済的な面に問題が現れる。新聞の部数が減り、広告収入が減っていることは周知の通り。テレビも同じ構造。野球も同じで、スポンサー企業の弱体化に伴い、赤字の許容度が減って組織の存続が何れ問題となることは明白。むろんそうなる前に問題の構造が変われば良いのだが、そんな夢が訪れるか保証はどこにもない。選手もそれが心配だとプレーに没頭出来なくなるのではなかろうか。JALの利益構造の問題はこれまで何回も書いたとおりで、総統深刻で構造的。今朝のニュースでJALを黒字会社と赤字会社に分割する手もあると書かれていたが、これは小手先のことで本質的な問題に何の解決もされない。赤字の会社を清算するとか抜本的にテコ入れするというなら別だけど、それが出来ないから今の問題になっている。その腹と実行力を担保するのが先決。自民党も問題は深まるばかりに見える。次の総裁を選ぶ選挙をやっておられるが、その議論が何とも心もとない。河野太郎さんが老害の排除を明確に主張しておられるのが新鮮だけど、後の二人はこの点にもあいまいな姿勢。全員野球などと古い調和の概念を言われても、それが問題で今度の選挙を負けたのではないかという総括が明確に否定されない限り、議論の迫力はない。だれが勝つのか分かりませんが、印象としては「迷走」ではないでしょうか。まさに貧すりゃ鈍する類の話。このような混迷の中から新しい一歩をどう見出すのかが大切だと、これも意見が一致。すでに若くない3人が意気投合して楽しい酒を頂戴しました。年寄りが元気なのも困りものだと自覚しておりますが、しないよりはマシやろ。そんな気持ちがやっていきます。これから出張もあり、しばらく日記の更新が出来ないと思います。腹をこわさないよう気を付けて行ってきます(この土曜日からですが・・・)。
2009.09.23
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今日は変な天気。予報では曇りなのに、耳を澄ますと雨足が聞こえる。見てみたら道が濡れていてふっとるやんか。予報どころか今の天気で間違うとるやないか。関西人に分かる冗談なら、「責任者出てこーい」ちゅうとこですな。でも昨日のような肌寒さは無いというのは当たってるかもしらん。夏が終わり秋の涼しさが感じられるのは嬉しくもあり、ちょっと寂しくもありますね。昨日は友人たちと久しぶりの土掘り。彼らと回るのは一年ぶりくらいになる。場所も近場で私の家から言えば東京に行く途中のところ。道路の混雑とは無縁と思ってゆっくりと出かけたら意外にも渋滞に巻き込まれる。場所は東名の横浜インター。そこから西方面に行く車が渋滞の結果インターの外にまで溢れ、私も巻き込まれたという次第。休日は高速料金の1000円限定という仕組みが始まってしばらく経ち、そろそろ落ち着いてきたかと思いきやぜんぜーーん違いました。帰りの反対車線を見たら今朝の逆。可哀想に反対側はずーーっと渋滞。おまけに途中で事故をやった奴もいて、その手前は一層の混雑。家に戻ってテレビを見れば各方面からの高速が渋滞しまくってる。まさしく日本狂想曲の絵姿。ええんかいな。ガソリン使いまくってCO2増えまっせ。鉄道にしなはれ。私自身は久しぶりに車に乗って50km今日の運転をして決してCO2の増加には大きく貢献してません。これは誓って言えます。でも世の中全体がこれではねえ。これで高速を無料にするとどうなるか。もっと無茶苦茶になると見える。しかし、役所の調査ではCO2に関してはさほどの影響ではないとか。むしろ地方では一般道から高速に移行することで燃費が良くなってトータルではプラス効果だとか。なるほどねえ。そうなら隠すなよ。でも事東京に関しては、そんな効果は出ないでしょうね。昨日のニュースでやっぱり驚いたのは日本の女性の4分の1が65歳以上になったこと。老齢化は本当にどんどん進んでいる。これの意味合いはメチャ大きいし深い。これへの対応は真剣かつ早急に取らねばならないハズ。でもそんな手は打たれている様子がない。その間に国民は高速料金の減額で渋滞しまくりの狂想曲に明け暮れている。そんな間に子供が増えるならエエのやけど、それはねえ。どうでっしゃろ。あかんでしょうね。これこそホンマの「責任者出てこーーい」ちゅうテーマですけどね。
2009.09.22
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意外といっては失礼かもしれないが、JALとDLかAAなどの海外キャリアーとの提携話が世論の話題に良く上がっている。テレビでも良く触れられるし、新聞も、さらには日経ビジネスが特集記事を組んだ。ある意味で一民間企業の提携話だからそれほど騒ぐことでもないと言えるが、その辺が流石はJALで特別な立場にある企業の故だろう。だって、つい最近まで国営の会社でナショナルフラッグキャリアーと言われてきたのだから。さもなければ今までの特別の政府からの融資とか融資保証などはあり得なかったのだから。単なる提携話の域を超えて論評しているのが日経ビジネス。そら週刊の経済・経営専門誌やから当然の深堀で、当然のことやけど、そもそも提携に至る経緯と問題の根本に迫っている。この日記で何週間か前にも書いたとおりで、基本的な収益構造をどう再編するかが根っこの問題。組合問題であり、路線構造であるのは論をまたない。今週の休み明けに前原国交相がJALの社長と面談するという。会うてどないするねん。破綻は避けなければいけないとすでに前原さんは仰っているそうだが、話の前に制限を設けるのは得策ではない。退職者が年金のカットはいやだと言う。そらそやろ。いまどき年率4.5%で運用する前提の年金がどこにあるねん。多くの年金基金は赤字で困っとるちゅうのに。運用利率との差額は会社が補償することになる。それが赤字になって、それが回りまわって税金で補てんされるなら、これは度し難い既得権意識そのもの。そんな話は世の中通用しまへんで。他にもいろんな問題はある。これは要するに先日破産法11条適用に追い込まれたアメリカのGMやクライスラーと同じ構造で、破産の処理をしない限りこれらの既得権は処理できないということではないか。それを自己責任でやりきれるなら、ホンマに立派なことですけど、そんな立派な企業ならここまで来てないわけで、ちょっと信じられまへん。破綻に至らずにどう解決できるのか、腕を見せてもらいます。めちゃくちゃ難しいでっせ。ただ、亀井さんがポピュリストの本領発揮で今もって中小企業の借金返済を3年間先送りさせる法律を作ると言っている。そんな体質が政権全体に普及したらJALだって救われるかもしれません。もっとも人類の経験ではそれは救われるのではなく、問題の先送りに過ぎないというに過ぎないのですが。これも今まで辿ってきた道。JALだって、今まで何回も抜本解決する機会を生かせずに来て今日があるのですから。
2009.09.21
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昨日は日帰りで札幌へ。仕事です。そのついでにあの有名な医者で聖ロカ記念病院の理事長をしておられる日野原重明さんの講演を聞いてきた。今までテレビでも拝見してきたし、ちょっとは本も読ませてもらったのですごい人だと知ってはいた。でも直接お話しを聞かせてもらうのは初めて。いろんな意味で感銘も受け、衝撃も受けました。素晴らしいお話でした。御歳、後2週間で98歳になられるとか。それがかくしゃくとして舞台に上がられるとマイクを手に持って舞台の中央へ。演台も用意されていたのだが見向きもせずに真ん中に来て話し始める。最初だけかと思いきやずーっとその位置で一時間強を話し続けられた。それも大きな声で。掴みのところでジョークを飛ばし、観客の気持を捕まえる。「私あとちょっとで98歳です。診察に来られた女性に歳を聞くと「8です」という。仕方がないので「38ですか」と聞いて「いえ、これでも48なんです」などというやりとりが必要で面倒で仕方がない。その点欧米の女性は「あと何週間で48です」とすぐに答えてくれる。こちらの方が面倒でなく時間も節約できる。」などという実話(でしょうが)を披露して笑わせたうえで98歳だと仰る。なかなかの話術です。なるほどと思ったのが、食生活と健康の密接な連関。先生は戦前京大を出てからしばらく京大病院で勤務しておられた。その時には心筋梗塞などという病気にはお目にかからなかった。それが東京の聖ロカに来て心筋梗塞の患者を見られるようになった。その患者の心電図を見たときは「これは教科書通りの線形だ」と嬉しくなったそうな。今もそうかも知れませんが、当時の京都、きわめて質素な食生活が普通だったので心筋梗塞になるような患者は出るはずもなかった。東京では会社の役員さんとか外交官とかの人も多く結構な症例数があったそうです。今日本でもかなり増えてきた心筋梗塞や他の心臓病。昔は食生活が貧しかったのでそんな病気は少なかったのですねえ。逆に日本に多くて欧米に少ないのが胃がんだそうです。タバコを未だに吸う人が多いのも一因でしょう。他に食事に塩分が多いというのも大きな理由。日本食は煮込みだとか汁もので温かくして塩味は感じないが塩は多く入っているものが多い。その点欧米はコレステロールの原因物質はよく摂取しているが、塩は少なめですよね。後、最近の検査、検査の診療体制への辛口批評も。患者の体を目で見て脈をシッカリ耳で聞けばかなりの病気は診断できる。その例をいくつか話しておられた。病気を見て病人を見なくなったということですかね。まあ、いろんな意味で良い勉強をさせてもらった。この講演会、大きな会場が満席になるほどの人気。それが理解できる講演会の様子でした。人間かくあらねば。有難いのは札幌を日帰りで往復できること。大昔、金にピーピーしていた学生時代、時間はたっぷりとあって、札幌までほぼ24時間かかってたどり着いた日々を懐かしく思い出しながら感謝の気持ちが強くなりました。でも家に帰ると深夜でやっぱり疲れますな。今日から休養に入ります。
2009.09.20
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今日からシルバーウイーク。シルバーウイークなる言い方は今回初めて知りました。確かに5連休とくればこれは特別です。すでに高速道路は渋滞だらけやし、飛行機JRは混雑している。ゴールデンウイーク並みですな。まあ、皆さん金を使って経済成長に大いに貢献してほしいものです。私は今日これから出張で仕事ですけどね。さて、先週から動き出したJALと海外キャリアーとの出資話。スカイチームに対抗してアメリカンのワンワールドのチームも対抗するようだ。想定通りの展開で、NWとかDLとの資本提携はそう簡単に進むわけはないのです。そら当たり前。ここにきて政権が交替して民主党中心の連立となり国交省の大臣になった前原さんが今までの政府委員会での検討を白紙に戻すと発言したらしい。そらそう言うわな。でも言われた官僚さんとかJALの幹部は一瞬頭真っ白になったのやないでしょうか。そしたらどないせえと言うんやと。片一方で金融担当大臣にポピュリスト亀井さんが就任。早速中小企業の借金返済は何年か猶予すべきだとかとんでもないことを仰ったとか。これはびっくり。昭和金融恐慌のときの震災手形のモラトリアム以来の政策だ。さすがにちょっと無理筋で悪手の筋。あのおっさんはなんでこうポピュリストなんやろ。警察官僚ってポピュリストや無かったはずなのに。思い起こせば昔JALが高コスト体質の改善のために客室乗務員の新人に新しい給与制度を適用しようとしたとき、当時の運輸大臣だった亀井さんがそれを体を張って阻止した。すでに当時の世界のキャリアーの常識となっていた政策をようやく遅ればせながらもやろうと決心したのに水を差した。いわく安全を守る客室乗務員の間で給与体系の違う人が交じっていれば安全が脅かされる!!まあ、当時の私はそれを聞いて腰を抜かすぐらいびっくりしたものです。「可哀想な人への憐憫の情」を出せば人気が出ると勘違いしてるんやろか。今も昔も変な体質の発想です。今回は運輸関係でなく金融やからJALさんは一つ心配は減っているはず。それにしても、これからどうなるか、いろんな可能性があるだけに先が読めません。ハラハラしながら見守ってます。後、藤井さんはやっぱり見ていて安定感ありますね。この人を好き嫌いで外そうとしたのなら小沢さんの病も相当なところに進んでいるのでしょう。こんなところから崩れるのですよ、小鳩さん。
2009.09.19
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昨日の日記で書いたJALとDLの提携話。交渉成立は難しいのじゃないかと憶測しました。その後昨日と今日の報道を見ると、どうやら国土交通省・政府が推しているようで借金生活の悲しさかJALの幹部はその圧力を我慢して受け入れて交渉に入っているとか。今まで何度か資金援助を受けながら抜本的な経営改善には繋がっていないから、政府としては今までの融資とか保証のリスクを減らすためにも何か大きな手を打たなければならない。メンツもあるしね。とすると、資本を充実させる一方で路線構造を高収益化するためにも大手のキャリアーとの提携で共同運航する体制は魅力的に見えるに違いない。でもね、今JLはアメリカンとマイレージを共有しているからDLとかNWとはグループが違う。それを抜けろというのか。これはこれでちょっと大変。でも金が先立つから文句も言いにくいという状況なんでしょう。いやはや、貧すりゃ鈍すると世の中で言うけど、キツイねえ。だから他人からやらされる前に自分からやることをやらなければならない。このごく当たり前の教訓を改めて教えられている気がします。持って他山の石とすべしですな。ところで日教組の人が政権に就くとさっそく教師の免許更新制度をやめるとか。これは困ったものです。鳩山さん、ちゃんとバランスを考えて政策を実行してくださいね。
2009.09.13
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昨日のNHK夜7時のニュースでトップを飾ったのは民主党政権の人事などでなくJALがデルタからの出資を要請する提携交渉に入ったというもの。これはちょっとびっくり。ホンマかいな。まるで提携成立みたいな言い方やったけど、個人的には信じられへん。今朝ウエッブの新聞ニュースを見ると、デルタだけでなくKLMやエアフランスも一緒に出資する方針で交渉していると書いてある。こっちは如何にもありそうな話。予約システムとマイレージでグローバルに提携しているお仲間エアラインですから。確か昔の名前はガリレオとかいう名前のシステムやったなあ。ノースウエスト、KLM,AFやDLも乗っかっていたとうっすら記憶している。おまけにデルタ(DL)はノースウエストを去年買収したばっかりやしネットワークは大きいのは事実。このお仲間に大韓航空(KE)もはいってた。KEは出資せえへんのかな。JALにKEが株主になってはいってくるちゅうのは、私には何の問題もありませんが、社員・役員とか一部の政府関係者にはちょっと抵抗感を与えそう。そやから今回は出資の候補に挙がっていないのか。あるいはあそこもJALと同じ構造で収益体質が悪いのでそんな余裕がないのか。何れにせよ、JALの経営が大問題になっていることはすでにいろんな報道で書かれているとおり。根本的には組合問題をどう解決するのかが大問題。それをアメリカのキャリアーは今から20-30年前、カーター政権の時に始まったDeregulation(規制撤廃)で価格自由化が始まり値段が下がって利益体質に問題を持つようになって乗員・パイロット・社員の給与を下げることに手を付けてきた。それをやるために破産法11条まで援用して企業再生プログラムを実行してきた。今度も基本的には同じで、そこにどう手を付けるか。そら儲かる路線の比率を上げ不採算の路線から撤退するとか、機材のミックスをどう最適化し燃費の良いものにするかとか、他の課題もあるでしょうけど根本はコスト。特に人件費。これはどの会社の傘下に入ってもだれかがやらざるを得ない。ひょっとしてDLから社長を呼んできてバッサリやるという手でも考えているのか。そこまで腹をくくっているのならホンマもんです。でも、資本金、それも3ぶんの1以下の資本金を入れてもらうだけだと、これは一時のカンフル注射。それは銀行団も日本の政府も金を貸してミルクの補給を今までやってきた。それと同じことを海外のキャリアーからやろうとしているのならこの提携は実らないでしょう。といろいろ思うけど、JALのサービスがノース並みに下がるかと思うと悲しいですな。というか、どう考えても体質が全然違いますから水と油を足すようなもので、両者が一緒になっている姿は想像しにくいです。どうなりますやら。
2009.09.12
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よい天気です。30度は越してないのですが、まだちょっと暑いですね。歩いていると汗が出てくる。車に乗ろうとすると中は熱くなっている。そのうちこんな気候が恋しくなるのやけど、やっぱりちょっと暑い。南にはまた台風。このところ台風が九州・四国を経て関西から日本海側へという昔のお決まりのルートから外れて、いきなり関東に近づいてくるケースが増えてる。これ、やっぱり異常気象でっしゃろな。風が強く北風で雨があおられると、我が家は雨漏りがするのでホンマに大変です。どないかしてほしい。今朝のテレビを見ていて、自民党のショックがいまだに尾を引いているのが顔に出ている。いろんな人が出演しておられたが、共通点はこのこと。そらそやろけど、そろそろ気を入れ替えて反転攻勢に向かってもらいたい。首班指名で白紙でいくのが大勢を占めているのは、如何にも変。格好悪いでっせ。対する民主は、まだまだおっかなびっくりの感じが見える。はよ慣れてやることやってもらわなあかんのに。やる事やって初めて評価できる。口では何とでもいえるとよく言うけれど、まさにその通り。世界の他の国もその辺を見ているのでしょう。今までがひどすぎたのであまり期待されてないようやけど、であればこそ、ここでシッカリ動けば評価される。期待して見守ってます。台湾の元総統の李登輝さんが日本は台湾との関係をそれなりによく維持してアジアでの立場を強固にしてほしいとのコメントをされた。その通りですね。アジアでの立ち位置は大切なこと。ついでにいろんな国とのFTAなど積年の課題にも手を付けてほしいですな。ところでG20での議論。金融機関の経営者の給与に制限を設けるというか、レぎゅレートする方向らしい。気持はホンマによくわかります。でも、原則論から言えばそこまで関与すべきことなのか。そしてどうやると効果的に出来るのか。具体論はとても難しいですな。どう料理するのか、知能の良さが試されることです。興味深く今後の推移を勉強させてもらいます。人間、この報酬制度によって動きが変わることは間違いないのですが、片や人パンのみにて生きるにあらずですからね。倫理観というか価値観の教育がやっぱり大事なのだと、古臭いかもしれませんがそう思います。
2009.09.06
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選挙が終わってそろそろ一週間。まだその後始末と今後への布石を巡ってドタバタが続いてます。勝った民主党の方は政権構想と人事。3党の連立を目指すというが、これはどう見ても不安定。でもはじめから分かっていたことで、今更言うてもシャーないんですけどね。それにしてもさっそく社民党が衆議院の比例区での定数減を拒否すると言う。そら自分たちのき議席が減る・無くなるのやからそう言いたい気持ちは分かります。でもね、もっと国のことを考えて発言してほしいですな。また、社民と国民新党。郵政では意見が一致するかもしらんけど、根本の国防安保、外交では意見は合うはずがない。意見の違うものが一緒になるのが連立だという居直りもあるのかもしれませんが、まあ、不安定でしょうな。片や自民党。首班指名でだれの名前を書くかを巡って党内の意見がなかなか集約出来なかった。今後の反転攻勢への姿勢を固める以前の話。そらあれだけ大負けしたらショックで言葉を失うのはやむを得ないことでっしゃろけど、でもこのドタバタはやっぱり醜態。これから民主の失態を突き上げるのが仕事になるのでしょうが、2大政党制を目指してしっかりやって欲しいものです。面白かったのが英国の雑誌のエコノミストが指摘したポイント。マスコミにも責任があるという。つまり今までの55年体制に安住したのはマスコミも同じで、やるべき批判をしてこなかった。理性的な批判勢力がいることが2大政党制の大前提。それをやれなかったのが今までの日本の政界。でもマスコミも同じだと指摘した。その例として挙げたのが面白い。中川前財務大臣のあの恥ずかしい記者会見を正しく酩酊会見と書かずに、もうろう会見と逃げるところに腰の据わらなさが露見しているという。その通り!ドタバタでいえば、中国の新疆ウルムチでの騒乱。今度ははじめから漢族の主導での大規模デモ。事の起こりは注射針で怪我をさせる奴がいて、それはウイグルやチベットの少数民族に違いないと決めつけての対立が原因。当局の規制が弱いからと州のヘッドの退任を求めてデモをしたとか。これって関東大震災のあと墨東地区で朝鮮人をリンチ殺人した集団心理に近いものを感じます。わがおとなしい日本人でもそんな反応を示したのです。今の新疆ではもっと激しくなるのではと思える。中国はまだまだ落ち着きまへんな。そんな内政を抱えての外交ですからわが日本政府もシッカリ腰を据えて事にあたる必要がありますねえ。世の中いろいろ大変ですけど、私はシッカリ休みますこの週末。
2009.09.05
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とっても楽しいミニ同窓会の旅から戻ってきました。昔の仲間とワイワイ言いながらゴルフをやって、それからはビールだワインだと飲み会。仕事を忘れて昔話や今の相場とか世相、ついでに他の友達の近況をつまみに話が盛り上がる。どこでもある同窓会をやってきただけなのですが、やっぱり楽しいですね。こういう会は。アメリカの友人のかなりの人は実は半分引退生活に入っていることが判明。みんなNPOとかNGOとかをやりながら2-3日(週に)を何らかの「仕事」にあてている。米国の教育、特に大学はバカ高いので子供が巣立つととにかく一段落。日本の授業料の数倍はしますからね。そんな人だけでなく、まだ子供が小学校や中学校にいる人も半分引退。そんな子供育成中の家庭でも奥さんが働いて「主夫」業に専念している友人もいる。いやはや、ダイバーシティーとはいうけれど、ホンマもんですね、あれは。驚きもし、羨ましくもなり、一方で良く飽きないなあと感心したりして話を聞きました。NPOとかNGOといっても、別段そんな特別なものでもなくリトルリーグのコーチだったり、癌とかの病気の患者団体だったりするので、日本でもやれることなのですけどね。昔と変わらないのがインド人の同級生。今はインドで大財閥を経営する大立者になったらしいけど、相変わらず酒飲みで夕食会場に来た時はすでに出来上がっていて、久闊を叙しながら「今度は日本で会社を買収するからよろしくな」てな話の一方で、「お前は軟弱になった。なんでウイスキーでなくワインなんか飲んでんねん」とからんでくる。久しぶりの再会で彼はやたら目ったらとキスの嵐。車の運転手に写真を一杯取らせながら楽しい会でした。私は時差もあり、やたら眠くてホテルに戻りましたが、二次会に繰り出したのも5-6人はいたとか。この辺もどの国でも変わらない同窓会ですな。ところで、今回の総選挙。政権交代となりました。新聞やテレビでは世界でも重視されすぐに報道されたといわれている。でもこれは実感と全く違います。私は時差でよく眠れず早朝から目が覚めた。それで日本の総選挙のことを報道するのではと期待してテレビをつけた。しかし、全くその手の報道がない。CNNではテッド・ケネディー上院議員のお別れの会を何回も再放送。そしてカリフォルニアで見つかった18年前に誘拐された女の子が29歳になって発見された事件。これは性犯罪者の家の裏庭の小屋に入れられてその間15歳と11歳の子供を産んでいたという事件。取っても信じられない話だから報道の的になるのも分かるけど、そう何回も再放送されるとこちらも耳にタコができる。ABC,CBS,NBCの地上波の報道も地元の事件と、ケネディー議員の話が多い。ちなみに「葬式」とは呼ばず、「人生への祝賀」という名目でやられていた。多くの人が故人のユーモアあふれるエピソードや福祉・医療に関する立法へのコミットメント、それから家族への愛を語っていた。それにしても故人への別れにボストンの会場にくる人の波。長い行列が何日も尽きなかったとか。てな訳で、日本の総選挙は殆んど報道されてません。さすがにウオール・ストリート・ジャーナルの一面には鳩山代表が候補者の名前に薔薇の花をつける写真と一緒に政権交代が触れられていた。でも一般の人には殆んど印象が残っていないように見えた。そう、今や日本の事はさほどの重要性ではとらえられていないのです。日本だって、のりピーのことばかりがテレビを占領していて、他の国のことを報道してないので、同じことやとも言えますけどね。これをテレビなる媒体はローカル媒体だと解釈するのか、日本の位置が落ちてきたと解釈するか、他の解釈もあり得ますが、いずれにせよそんなには注目されてません。それをまるで世界が注目しているように言うのは、夜郎自大ですなあ。
2009.09.02
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