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昨日は生まれて初めて「ノー残業デー」の推進で、皆さん早く帰りましょう、とオフィス内を回った。まるで昔の学校の風紀委員みたい。ある大企業で組合の人が「残業するな」と会社中を監視して回っていたのを見たことがあるが、あれほどの怖さはない。単に家庭生活、個人の生活を大切にするために、今日は早く帰りましょうと言うだけ。でも、やっていて変な感じは否めなかった。で、早めに帰宅すると、世の中ハンドボールで持ちきりかと思いきや、中国産の食品に殺虫剤・農薬の類が混入していて思い症状になった人たちがいるというニュースが関心を集めていた。これは正直怖いことです。おまけに生産者の中国企業は例によってまずは居直りの発言から対応を始めている。命の価値が低いのか、金亡者の集まりになっているかの国の企業家たちのモラルの問題か、何れにせよ、価値観の違いを反映している。まあ、10億人以上の人間がいたら百万人でもたいした数じゃあないからね、という感覚に陥っているのかも。それはともかく、男子のハンドボールは大健闘。元々実力から言って勝てるとは思っていなかった。でも2点差まで追い上げたのは立派。韓国のチームは強いですからね。私は拍手を送りたい。よく頑張った。最後の相場。FRBが0.5%利下げをしてもNYは下げたらしい。サブプライム問題は根が深いですなあ。こちらも早く拍手を送れる状態になってもらいたい。
2008.01.31
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かなり遅いですが、日曜日の大相撲。横綱対決は力の入った良い土俵だった。双方持てる力を出し切った戦い。あれは八百長はない取り組み。そこに勝負の清清しさがある。大入り満員がほぼ半分の日に出たという。人気を戻したのはご同慶の至りだが、逆に言えば人の記憶の短さを思い知らされる。同日の報道に相撲関係者の逮捕が近いというのもあったくらいで、あの世界の体質が根本的に変わったのでもなければ、朝青龍の考え方が変わったわけでもない。良い試合をすれば全て禊となって流される訳でもないのに・・・まあ大変結構なことですけどね。結構と言えば、昨日また日本の株が暴落。でも今朝のニュースではNYは上げた。こうして東京が2日下げ、NYは一日下げるてなことを繰り返している間に、格差がドンドン広がるのか。そのうち底を打つに違いないが、そろそろ何とかなって欲しい。そうなるような手を打つべきときだ。で、質問は誰が?というある種明白なことなんですが。
2008.01.29
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朝早く起きて少しずつ読み続けているアラン・グリーンスパンの回顧録。正月から初めて今ブッシュ(息子の現政権)のところまで来た。なるほど。馬鹿の一つ覚えみたいなことをブッシュはやってるということか。選挙公約だった減税とか医療の給付アップとか、選挙の時のばら撒き政策を当選後になって、情勢・経済環境の変化に拘わらずやり続けてるのか。普通、公約時点からの変化を訴えて、政策を展開するのが米国大統領の普通の生き様だったのに。おまけにブッシュは大統領としての拒否権を一切発動していないらしい。議会のばら撒き立法・政策に財政赤字や他の懸念から拒否権を発動し、それなりの規律を保ってきたのに。健全な牽制関係があってアメリカの政治の健全性を何とか保ってきたのに、それを一切発揮せず。お蔭でクリントン時代に築いた財政黒字と赤字削減の歩みは完全に逆行。議会も花見酒ならホワイトハウスも花見酒。それもイラクだけでなく国内の色んなバラまきをやっているという。どこかで聞いたことのある話。この面では同じというのが政治家の本性ということなんやろな。後は程度問題とおかれている環境の危機度。日本の方が怖いとは思うけど、アメリカも大したことない。この政権の後始末にアメリカは苦労するだろう。おまけにサブプライムなどの経済問題。次の大統領は大変。今日オバマがサウスカロライナの民主党選挙に勝ったらしいけど、彼はこの大変な問題に取り組む準備と能力を持っているのか。なんだか心配。ヒラリーだって対して変わらないのかも知れんけど。チャンとしてもらわんと、世界中が迷惑しますんでね。ボチボチ早起きをしながらこの本を読み進めるのが楽しみです。
2008.01.27
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年初に懸念した大波乱の様相が目の前で展開している。今週は世界の市場で大波乱。勿論東京の市場も大波乱。見ていて怖くなる。いや、私なんかより真の怖さに襲われ、震えている人たちもいるに違いない。私の損害はそんな人たちに比べればまだマシな方だろうと、変な自己激励をしているところ。昨日の東証は大幅に上げて終わった。ホッと一息だったが、今朝NYの様子を見てみるとあちらは170ドルほど下げて週を終えている。来週の東京に大きな悪影響を与えなければよいがと祈るような気持ち。ここまでの大波乱になんとなく気分が吹っ切れた感じもあり、木曜日は久しぶりに都心で痛飲。散財衝動に襲われたのかもしれない。久しぶりのことで楽しい一夕だった。こんな気分転換も大事だし、良いものです。翌日若干二日酔い。やっぱり歳を考えんとあかんなあ。そういや、フランスの大銀行で巨大損失事件。一昔前のロンドンはベアリングブラザーズのニック・リーソンによる相場での大損とそっくり。リスク管理が甘かったとしか言いようがない。でも、確信犯が工夫に工夫を重ねると発見が難しい。そんな事情は変わらないことの再確認。当事者と銀行の人にとっては巨大な波乱に巻き込まれた気持ちだろう。どこでも大きな波乱。何時頃一段落するのだろう。息を潜めているだけでなく、積極的な対策が待たれているのに・・・・
2008.01.26
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今朝のサンデープロジェクトで今の経済問題を取り上げていた。前半の榊原英資さんや武者さんらエコノミストの議論は結構面白かった。まだまだ日本経済は強いと見るのか、或いはこれからダウンすると見るのか。そしてアメリカ経済の力やドルの地位はまだ持続するのかどうか。色んな意見はある。武者さんの議論の背景にはデカップリング論がありそうに聞こえた。アメリカが苦しんでもBRIC’sをはじめエマージング経済が独力で生きて行くから世界の経済はまだ強いという見解。私はそこまで楽観はできない。榊原さんに近い見解で心配している。何れにせよ、日本が内向き志向になっていて世界から見放される端緒が出ているとの見方は共通している。「ジャパンナッシングの時代」が榊原さんの警句。そう、そこを心配するのです。びっくりはその後出てきた政治家の皆さん。自民の伊吹幹事長は何と自分の40年前のロンドン留学時代を引き合いにだして、「当時ドルは360円。ポンドは1008円。随分円高になりました」なんて回顧談。今の政策が求められていて、今の加速度としての市場の変化がポイントの議論なのに、40年前との比較とは!どうせなら40年前と比べての構造論をやってほしい。そして、「円高で企業の利益率がさがり、それを反映して株価がさがる」と分析されたのには開いた口がふさがらない。今企業の利益率は低くない。円高は既に克服している企業が多い。すぐに中小企業ではなどと議論を紛らわすが、為替変動と戦ってきた企業群は体力を強めている。今の相場は、政治のだらしなさ、ビジョンの欠如、改革のサボタージュと逆行などが原因だと思う。なのに、的外れな分析をしている。これには絶望しました。びっくりを越えています。こんな事では、相場は11000円まで下がるという榊原氏の予言が当たってしまいそう。ほんに困ったことですな。
2008.01.20
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経済一流、政治は二流。なんて以前よく言っていましたね。大田大臣がもはや経済も一流でなくなったと宣言。今更とは思うけど、言わないよりは大分とマシ。遅きに失したとはいえ、本当に真剣な取り組みが始まるなら大いに結構。でも、昨日も書いたが福田総理の言葉や政策にこの意気込みを現すものは見えない。閣内不統一。でも誰もそうは指摘しない。どないなってんの。2・26事件の時の反乱兵への呼びかけじゃあないが、「今からでも遅くはないぞ。(原隊に帰れというのはここでは当たらないが)」との精神で大いにやってもらいたい。今朝の寒さはひときわ体にこたえる寒さ。部屋の中でも2度しかない。本を読むには良い寒さかもしれないが、やっぱり寒い。勇気付けられるのは日の出の時間が少しずつ早くなりだした。あと少しでドンドンと日の出の時間が早くなる時がくる。梅も咲き始めた木が出始めた。この春へ向かう感触で経済も良くなれば良いのだけど。そのためには政治が良くならないと・・・。
2008.01.19
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今年はホントに忙しい。なんだか年明けからバタバタと忙しく、まだ始業2週間という感覚は全く無い。まあ忙しいのは結構なこっちゃなとは思うものの、この気ぜわしさは出来れば避けたい。そんな気持ちを強めるのが昨秋以来の市場混乱。残念ながら予感が外れることなく、年明けからまさしく大波乱。特に日経平均は13000円台に突入。久しぶりだなあと思う値の低さ。13000円は割ってほしくないが、この勢いだと行っちゃうかもね。笑い事でなく、私自信も大損で新聞の株価ページは目を背けてしまう。円も106円とか105円とか、一時の120円よりかなり上がってきた。こんな大波乱を自分の目の前で見るというのは、歴史の大局面を見ている興奮はあるものの、困ったものだとの気持ちは収まらない。今日はNYの下げを受けてどこまで下がるのやら。今から憂鬱。昨日のニュースでやっていた自民党大会。福田総理の発言が、私の耳には、上ずっているように聞こえた。緊張のせいか?或いは焦りが根強くてそれがときに声に現れるのか。今国会をどう乗り切るかだって?やめて頂戴。もっと本質的なことに論及せんとあかんやろ。目の前のことしか見えないのか?韓国の新大統領は日本とのFTA推進とか、歴史には触れないとか、北朝鮮との関係を見直すとか、新機軸を打ち出している。それに比べると、国民の生活重視みたいなあたりさわりのない話だけで済まそうとしているのは大問題。言葉に引っ掛けるなら、国民生活重視ならガソリン税をやめるべきだろう。今もって業者向けの政治を引きずる道路建設に目が向いていて、どこが生活重視か。そんなことはともかく、福田さんの声が上ずっていたのは株価に代表される市場に厳しい評価を受けたことがあるのではないか。世界の投資家(そして識者)は福田政治を全く評価していないことが映し出されている。その圧倒的な不信任に恐れを感じているのではないか。国内の票だけのことではない。この辺の怖さを感じるから、あのような声になったのではと私は思っている。
2008.01.18
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台湾の議会選挙が野党国民党の圧勝で終わった。何と3分の2以上の議席を国民党が占め、与党の民進党はボロ負け。近く行われる総統の選挙どうなるのかは無論将来のことで未知だけれど、今の勢い・趨勢が続くと考えると、こちらも民進党の独立路線が支持されずに国民党の馬さんが選ばれそうな感じ。10年ほど前にあるパーティーで会った馬さんは、「私も議員だから、日本と同じでカラオケ旨いのよ。」なんて歌を披露してくれた。その時の印象は自分のハーバード出身のエリート臭さを何とか薄めようと努力している政治家で、総統を目指すためにはそれが必要なのだと思わされた。今回、色々騒がれた収賄だとか横領だとかの金を巡る疑惑にも何とか一段落がつき、その夢が視野に入ったということなのだろう。氏個人のことは実はどうでも良い。今回、選挙の結果が「大人だな」と思ったのは、独立路線をひた走ることのリスクの大きさを台湾の人たちがそれなりに深刻に受け止めていた点。なんと言ってもそれが背景にないと、今回の結果は出なかったはず。少なくとも民進党はこれを論点に集中的に取り上げていたのだから。国民心理としては、独立への強い思いは十分理解できる。外省人がどやどやと逃げてきて、主人顔をして圧制と搾取を内省人(というか台湾人)に押し付けてきた過去数十年の歴史は、ひどいといえばこれに過ぎるものはないほど。だから本土の共産党政権云々に係わらず台湾として独立したいとの思いが出てきても不思議ではない。だが、その線を今追及すると国際的な緊張を一気に煽る。それが台湾の経済にかなりの悪影響を与えることは間違いなかろう。生活重視の観点からは、今のある意味で中途半端な状況が続くことに価値がある。波を立てては損をする。大体、上海をはじめ中国の土地を買いあさっていた人たちの多くは台湾人。中国で企業の経営をしているものの多くも台湾人。そして現地妻を持って愉快な生活を送っていた台湾人も多い。一説では上海に30-50万人の台湾人が住んでいるという。とすると、陳水扁の独立路線はそれほど単純に国民の支持が得られているとは、私個人は思ってこなかった。今回の結果は、「やっぱりな」と受け止めた。これが大人の結論でしょう。ひとまずアジアの不安定要因が減ったのは結構なことですな。
2008.01.14
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ヒラリーさんの首が繋がった。やはり東部のニューハンプシャーでは助けられたようですね。色んな報道が触れているように、契機は涙。あの高慢そうで冷たそうなヒラリーが涙を見せ、人間味を露わにした。これで、愛嬌というかチャームをようやく訴えられた。夫のビルは転生のチャームを素直に出せる人。これでヒラリーさんも少しは難点を克服しつつあるということなのだろう。この手のことを相撲に引っ掛けて、得(徳?)俵に足が引っかかって助かるという様に見えた。英語にこんな表現は無いけれど、本当にそんな感じです。同じく昨日のNYの株はFRBの金利引き下げへの言及によって資金が戻ってきたという。こちらも同じ徳俵で助かり、挽回モードになれば最高ですな。まあ、そんな甘い期待はどうせすぐに裏切られるだろうけど・・・・
2008.01.11
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結構長かった今回の正月休暇。シッカリ休み、帰省して親の面倒も一寸は見たし、それなりに充実した休みだった。明日からは早速忙しいスケジュールに追われ、第一週は週末まで仕事だけれど、ゆっくり休んだ後だからしゃあないと諦めてます。日本海側の皆さんはドカ雪と雨にたたられ、ご愁傷様でしたが、関東は晴天に恵まれ富士山もよく見えました。読書、音楽鑑賞、の間に一寸体を動かしすっかりのんびりしました。運動がてら散歩に出たとき、海の向こうに見える富士山の綺麗だったこと。あれはあれで記憶に残ります。グリーンスパンさんの本、結構面白くて困りものは、読み出すと止め難いこと。あの本長いですからね。これから仕事の合間に読むとしても、注意散漫になりがちでまずいですな。日経の私の履歴書は今月はグリーンスパンさん。始めのところはあの本の第一章のようやくみたいなもの。恥ずかしながら知らないのですが、あの本の翻訳権日経新聞社が買ったのでしょうね。本を売る上でも効果的。一字はやった言葉ではメディア・ミックス戦略。これって日本語では「一粒で二度おいしい」というんでしょうな。かなり古くて恐縮ですが、ご存知の方も多いと思います。さすが日経さん。シッカリしておられますな。(訳本の出版元を確認して書いている訳ではないので、もし間違っていたらゴメン)これから体を動かしに行って、明日からの仕事に備えます!
2008.01.06
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やっぱりな。想定どおり東証は新年のご祝儀相場どころか、大幅な下げ。何もそこまで下げることはなかろう。というのが正直な感想。怖いのはNYの市場が260ドルもの下げを4日に見せたこと。失業率が高くなってしまったとの調査結果が発表されれば、下げがきつくなりますわな、この時期。しかし、アジア各国は4日は上げて終わっている。中国も韓国もシンガポールも。なんで日本だけあかんねん。とわめいても別に相場が上がる訳じゃないのでもうやめますが・・・(涙)クリントンさんはやっぱり失速。オバマで大丈夫かとも思うけれど、ヒラリーさん結構嫌われていますからね。特に同じ女性陣からの支持が必ずしも強くないと以前から言われていたがその通りの結果。嫉妬されてるのに、夫のビルのチャームというか愛嬌が無いからその嫉妬が減殺されない。一寸太っているけど(日本人から見れば)、頭良さそうだし、名門校出てるし、一般人の臭いが弱いからね。さて、東部のニューハンプシャーでどこまで行けるか。これで彼女が落ちれば、アメリカ全体が益々霧の中に突っ込みそうな感じ。経済のみならず政治まで霧の中にはいると、2008年は本当に怖い一年になりそうな予感。何れにせよ、先の見難い今年になりそうですな。ああ、こわっ!
2008.01.05
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今日は仕事始め。後一時間弱で東京の株式市場が明ける。どんな展開になるんやろ。NYは午前中上がっていたようだけど、終わり頃にはその上げ幅が縮みほんの一寸の上げで終わった。(因みに昨日のNYは私が書いた後もっと下がって220ドルの下げだったようで)石油は上がったまま。ドルは110円を切ったまま。多分下げで始まるような気もするが、最近何が起こっても驚かなくなりつつある。専門用語では、ボラティリティーが高くなったと言うのだろうが、要するに乱高下。理由は何でも良い。アメリカで誰かが何か言ったとか、中国で何かが決められたとか、中東で誰かが殺されたとか、何にでも反応する。何たる自主性のなさよ。でも、まあ今日の展開はどうなるか、リアルタイムでネットを見られるのは、まだ仕事の始まらない今日までですからね。話題は変わるが、昨日終わった箱根駅伝。結果は想定どおりで特に感想も無い。驚くべきは20チーム参加した中で、3チームが棄権の結末。途中で潰れるランナーが3人もいた。あれほど練習に練習を重ねていた連中なのに・・・。練習のしすぎで疲労が溜まっていたのか?運が悪いのか?緊張のあまり水分補給を失敗したのか?激戦だから予想外のことが惹起される。確かに実力伯仲の時代になっているような気はする。そうなると緊張感もひとしお。それが思わぬ結末を引き起こす。怖いものですな。以って他山の石とすべきことではある。何を学ぶかはようわかりまへんけど。
2008.01.04
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年賀状を読みながら、友人の近況を知りそして安心したりの正月。平穏でよろしいな。と思いきや、今朝起きてみると世間はそう平穏でもない。NYでは石油が一バレル100ドルを越え、株は130ドルも下げて一年を始めた。円ドルは、何と110円を切って109円台での取引。これは日本の市場にも波及する。明日は初っ端から波乱の幕開けになりそうですな。もはや聞き飽きたサブプライム関連の引き当て損が一層大きくなるとか、別の事象ではISMというところが発表する景気の指標がマイナスに落ち込んだことなどが理由だという。まあしゃあないけど、はよ底打って欲しいものです。どうも今年はこんな波乱が一杯起こるということでしょうかね。少なくとも年の前半はその感触が濃厚な気配。暫くおとなしくしとこ。意外と言えば怒られるかもしれないが、昨日の箱根駅伝の往路。久方ぶりの早稲田の優勝。前評判は駒沢で決まっていたので、個人的にはちょっとびっくり。渡辺監督は往路優勝を目指すと言っていたらしいが、言うのはタダですからね。私の耳には残っていなかった。とまれ優勝おめでとう。当人達も意外だったのではと思わせたのは優勝インタビュー。普通参加ランナー全員が並んでインタビューを受ける。昨日は監督と選手は二人だけ。残りの選手は「今こちらに向かってます」との一言で済まされた。これって、優勝すると想定してなかったからわざわざ箱根まで行かなかったのかねえ。或いは誰かのドジで道を間違って渋滞に巻き込まれて間に合わなかった?もしそうならその人一生言われ続けますな。これはこれでちょっと可哀そう。人生の貴重な思い出にはなるでしょうが。
2008.01.03
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明けましておめでとうございます。2008年が明けました。今朝の初日の出は昨年同様曇り空でハッキリとは見えず。でも、昨日までの嵐のような強風・暴風は収まっており、今日は寒空とは言うものの歩いていて吹き飛ばされそうなことはなさそう。ということは、外に出ても昨日のような風による体験温度の低下は無いはず。新年早々の外歩きを今日は楽しめそうだ。例年大晦日は紅白歌合戦という私には全く興味のわかない番組が放送される。裏番組もあまり興味を感じない。結局ほろ酔いでオペラをDVDで見るという、お定まりのコース。一昨日から「狂乱場面」の名場面を楽しもうと「ランメルモールのルチア」、「清教徒」を堪能。昨夜は息抜きをかねて「椿姫」。ソプラノはボンファデッリで、別嬪さんがあの悲劇の主人公だから見ていて悲しさが一層引き立つ。声も素晴らしい。メーキングを見ていて、へえーと思ったコメントをゼフィレッリ氏が漏らす。「娼婦が悲劇の死を遂げ神の元に行くのはキリスト教の本筋。穢れあるもの、人間が神によって救済される。マグダラのマリアがそうだろう。」言葉は正確ではないが、内容はそんな感じのコメント。なるほど、そうやったのか。正月の読書計画はほぼ予定通りの進捗。江副さんの「不動産は値下がりする」はかなり丁寧な分析を施した力作。趣旨には全く同意。あと2冊の新書は駄作に近い。佐藤優の「私のマルクス」は色んな意味でとても面白い。子難しい本で、理屈を追えない読者が多いのではないかと思うが、我がジェネレーションの人間なら割りと簡単に理解できる。意外だったのはグリーンスパン氏の新著。買おうかどうしようかと迷っていたら、アメリカの恩賜がクリスマスのプレゼントで贈ってくれた。分厚い本で読むのに時間が掛かりそう。始めのイントロだけ目を通したが、とても読みやすい。私はグリーンスパン氏の議会での難解な禅問答のような証言が頭に残っていたので、原文は相当読みにくいに違いないと決め付けていた。それはハズレ。読みやすい。おまけに驚いたのは、氏ははじめ音楽志望でジュリアードで学び、サックスとクラリネットを演奏して全米旅行をしたそうな。この辺の多彩さは、どうも日本人は負けますな。ところでパキスタン。ブット女史の後を息子が襲うという。あの国でも世襲なのか。正統性の担保なんだろうが、ちょっとびっくり。世襲という古臭さとあんな危険なポジションに19歳の若者が就くおろかさ。自爆テロじゃあるまいし、自分の定見が固まってからやっても良いのでは?まあ、今年も色んなことがありそうですが、宜しく。
2008.01.01
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