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以前から何度も当ブログで取り上げているKORG D16XD.発売から長い年月が過ぎ今更使っている人はいないだろうと言いたくなってしまう機材ではあるのですが,MTRだけではなく入門用ディジタルミキサーとして一部のユーザーの中では息長く存在し続けていると思っています.KORG(コルグ)D16XD。D1600に多機能な装備を搭載したモデル【中古】KORG コルグ レコーダー D16XD / D 16 XD MTR マルチトラックレコーダー D-16XD【RCP】私もその一人で,中古を買い取った当初はダメ元なイメージだった機材なのですがDSPのエフェクトもそれなりにつかえるのに値段が格安だったこともあり結構重宝しています.勿論,入力数が断然少なすぎてサブミキサー(の割にデカい)を脱することはもちろんできませんけれども…そうはいってもそれなりに稼働しています.4/27のブエナビスタイベントでも持ち出しが決まったということでこの度あるものを新調しました.そ・れ・は!ケースです(ドーン)はい,前置き長い割にオチがこれかいでも,Dシリーズユーザーにとっては切実なんですよ~D32XDとD16XDはもとより据え置きを想定されてか純正ケースがありませんし変にデカいので縦幅がキーボードケースでは合いませんから…スーツケースとかミキサー用のツアーケースとか色々調べたのですが手ごろでぴったりなケースが見つからないんです.ミキサーケースって基本FRPタイプのゴツイ重いのしかないですし,ハードケースって専用サイズにしないと逆に機材を痛めるので結局セミオーダー品になってしまうんで高いのです…と,言うことで苦労したんです.え?能書きはいいから早く答えを教えろって?わりましたご紹介しましょうその名もGIG BAG FOR VOYAGER!そうです,あのminiMoogVOYAGERを入れるGIG BAGです.各種仕様書を見比べるとオリジナル寸法で横幅は10cmほど長いのですが高さの部分が3cmほど足りません.ここは勝負に出よう!と決意して購入.いや,私の場合はVOYAGERを持っているから使えなくてもMiniMoogVOYAGER入れる本来の目的で使えばいいやっていう理由が優先しただけです.・・・で,届いて実際入れてみたところ.チョッチ惜しいのが取っ手の部分ですね。。。ギリギリすぎてしっかりは止まりません.でも,見事に入ってしまいました.尚,StudioT'sLAB機材は各種ピンにホコリ侵入防止のためのダストカバーがついています.その突起があっても入りました.しかも,2重にうれしいのはこのケースの構造.素晴らしいよMoogさん!なんと,ジッパーを下せば完全に開き切ることができるんです.お陰で,ケースに乗せたまま卓がいじれます(熱持つ場合はやめたのがいいかもしれませんが…)この使いやすさはまさに純正並(いや,ありませんけどね)肩掛け用のショルダーもついて今ならたったの1万2千円!奥さん今が買いです!!!Voyager Performer用ギグ・バッグMoog GIG BAG FOR VOYAGER私のD16もやっとキティーちゃんの毛布にくるまれる生活から脱しました(フェーダーに埃が入るよTT)
April 25, 2014
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PA機材を総出して音場つくりを行った13'セッション懇親会でしたが,T'sLABの機材だけではもちろん機材が足りることがなかったので,持ち出しというか追加機材をたくさん導入しました.ケーブル類は全部新調(おそらく30kくらい>
April 24, 2014
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[14'5/16追記版]CAT6でデジタル音声を伝送今時のCAT6(CAT5e含む)を用いたシステムには独自のディジタル音声伝送技術を用いたdigital audio over ethernet(MADI,Dante,REAC等)がある.入力端の見た目はマルチ同様の多チャンネルアナログですが,高品質なディジタル変換を経て転送し,ミキサー側でD/A変換しなおしています(もしかしたら転送のディジタル変換をそのまま使っているかもしれませんが…)これは専用機器同士でしか使えないシステムであり,それなりのプロ仕様ディジタルミキサーでないと恩恵を受けられません.ですが,似たようなシステムを市販機材の組み合わせで作り出すことが実はできるんです.それが以下の配線方法(あくまで私的に考案しています.現場で使われている話ではありません)『ADAT対応A/D変換機』⇒『CAT6接続によるADAT延長伝送変換機』⇒『ADAT対応D/A変換機』or『ADAT入力付ディジタルミキサー』何となく想像つきますか?判らない方の為にまずADATとは:Opticalケーブルを用いて最大8chのディジタル信号をパラ伝送する技術要するに8chの各信号をパラのままアナログディジタル変換してADATを用いてパラのままデジタル伝送(伝送にCAT6を使って最大150m程度延長)卓で受けるという方法です.digital audio over ethernetの多チャンネル伝送も16ch分くらいならば2系統のADATを用いれば8ch+8chで実現できますね.実機実名で書くとこういう方法があると思います. ・BEHRINGER製ADA8000 または ADA8200 かADAT出力内臓のオーディオインターフェース(スタンドアロンで動作するものに限る)BEHRINGER/べリンガー MIDASマイクプリアンプ搭載 8入力8出力ADATオーディオインターフェース ADA8200 ULTRAGAIN DIGITAL ・Hear Technologies製Extreme Extenderのinならびにout(1系統のADATをEthernetケーブルで伝送する変換器) ※メーカに直接問い合わせた結果,2014年現在日本の代理店はないそうで,メーカーとして100V-ACでの動作確認ならびに保障ができないそうです.手に入れたい方は直接海外から取り寄せて変圧器や内部電圧に合うDCアダプタをご自分で調達する必要があるかと思います(Amazon並行輸入同様)[14'6/22追記]報告:とうとう,EXTREME EXTENDER ADAT IN/OUTの入荷メドがたちました.結局,日本の代理店がないためアメリカの大手楽器販売店より取り寄せての購入となりました.さすがに,14'05/E時点1ドル102円前後ということもあり,そこそこの値段になってしまいましたがAmazonの並行輸入では1台あたり送料を入れても倍近い差があるところを見ると手間をかけても個人輸入するべきだと思います.この記事を記載した当初はどうなることかと思いましたが,何とか安価にできるEthernetディジタルオーディオ接続環境を紹介できてホッと一安心です.さすがに,2002年頃から生産し続けている商品ということもありいつラインナップから消えてしまうかわかりませんので検討されている方は是非お早めに。。。購入の手順~使用感等は,別途記事にしたいと思いますのでお楽しみに。。。---------LAN伝送にこだわらない方法でSDI(シグナルディジタルインターフェース)を用いてAES/EBU4系統(計8ch分)または4系統のアナログ音声をBNC(同軸ケーブル)1本で80m近く伝送する方法があります.Blackmagic社のMini ConvertersシリーズにあるMini Converter Audio to SDI と同シリーズSDI to Audioを用いたシステムです.SDIによる映像ならびに音声伝送はTV業界など映像を主に扱っている業界ではメジャーな使い方ではあるのですが音響分野ではSDIを受けられる機器が少ないことからあまり採用されていません.故に,こちらもTxとRx的イメージでAudio to SDIでSDI化したものを80m程度までのBNCケーブルで伝送し,卓側にてSDI to Audioで4系統(8ch分)のAES/EBUディジタル信号を受ける形になります.AES/EBUが直接扱えない場合は別途A/D(フロアの8chアナログ信号をAES/EBUに変換),D/A(卓に4系統のAES/EBUがついていない場合は8系統のアナログ信号に戻す必要がある)変換をそれぞれ使う必要があります.金額を考えると相当高額であり,MADI(REAC)システムが購入できてしまうかもしれませんので現実的ではないかもしれません.ちなみにCAT6(Ethernetケーブル)の接続強度を上げるべくコネクターがあります.digital audio over ethernetであるMADI,Dante,REAC等をご存知の方にはお馴染みですね(高額ですがOpticalもあるにはあります)NEUTRIK NE8MC-B(ETHERCON)NEUTRIK NE8MC-B イーサコン・ケーブル取付側価格:535円(税込、送料別)いかがでしょうか?現場でディジタルミキサーのADAT端子を有効活用したなんちゃってdigital audio over ethernetが確立します.仮に,アナログミキサーやADATがないデジミキでもA/DならびにD/Aを装備するADA8000を2台用いればCAT6を用いた8ch転送ができることになります(BEHRINGER製のディジミキとREACによるシステム導入を考えると1から揃える場合は割高かも…)変換をたくさん噛んで音質が…と思われる方もいらっしゃると思いますので強くお勧めできるシステムではありませんが,現場でディジタル信号を素のまま使う事がどれほど音場作りを難しくしてしまう事かを知っている方であれば,そんなに懸念することもないかなとは思います.ただ,注意してほしいのは近年のdigital audio over ethernetによるディジタル転送システムは96kや192kの24bit等,突き詰めれば恐ろしいほどのハイレゾナンス志向な仕様なのに比べADATでは44.1k/48kでは8chでも,96kでは4ch,192kでは2ch(モデルが対応していればの話)と伝送チャンネル数がPA現場で使えないレベルになっていきます(尚ADA8000等は8ch固定なので24bitの44.1or48kが対応)アナログ音声信号を前述の方法で遠距離配線はコストも安上がり(アルミシールドタイプのEthernetケーブルであればですが…)ではありますので,どれをとるかはあなた次第かもしれません.もちろん従来通りのマルチが安心できる方はそれをお使いください.その場合,高くて取り回しが悪くてもなるべく編組シールドタイプを使わないと強度以外でEthernetケーブルとの差別化はほとんどできないかもしれませんが…ということで,LANケーブルの活用術いかがだったでしょうか?皆さんにとって意外と知っているようで知らない情報だったらうれしいです.私も,これをまとめるまでに色々と延長配線とか遠距離配線について調べていました(数年も前からでしたけど…)StudioT'sLABの機材だけだとどうしても現場でのミックス作業限界値が低すぎなため何とか出費を抑えつつもやりくりできないかと考えていた矢先に思いついたものなんです.実際に今後このテーマを実現化させて実証していけたらなとは思っていますが,その前にLC9とかM-200iなんて買っちゃったら―(ヾノ・∀・`)ナイナイ.高音質ライブ・ミキシングのすべてを、贅沢に凝縮。オールインワン・コンソールRoland ( ローラ...価格:276,994円(税込、送料込)こんな感じで,LABの名に恥じない研究はまだまだ続きます!でも,そろそろPAから各種機材へと焦点を戻したいな~
April 18, 2014
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CAT6でアナログ音声伝送皆さんは昨年あたり一時期流行った(?)アナログ音声の延長機にCAT6ケーブルに変換するという商品があるのをご存じだろうか?2個セット 3.5mmステレオ 3極 オスプラグ オーディオケーブル ⇔ RJ45ソケット 接続 延長ケーブル 3.5mm3極オス オーディオプラグ イーサネットアダプタ メール便配送可ここからは私の推測なので内容が真実である保証はないのだが、、、私的にチョッチ気になったので頭の体操をしてみました的な感じで読んでいただければ私同様にスッキリする人がいるのではないかと思ったので記録に残すこととする.商品はRCAピンのステレオ(L/R2ch)をLANポートに変換する機器が2個(Tx,Rxで1つずつ)という至ってシンプルなものであるのだが,延長は75mまでメーカーが保障(多分,実験で聴感レベル判断と想定される)している模様だ.多くの人が書き込みでは"ケーブルをLANにしただけ"と記載しているがCAT6に変えただけではRCAは各チャンネル音声信号とGROUNDの2本だけであり,たとえ中継をツイストペアのLANケーブルにしただけで果たして本当にノイズがのらずに75mも伸ばせるのかが疑問なのである.確かに,ツイストペアという呼称は低周波数でのノイズ防止には役に立つように聞こえるが,普通の配線で10mも伸ばせば確実にノイジーになるようなRCAのラインがツイストペアケーブルを採用しただけで劇的に変化するなんて素人判断に感じられる.「それだけLANケーブルの質は高い」と思った人がいるみたいだが,本当にその結論は正しいのだろうか?たとえ伝導率が高い素材に変わることがあったとしても電気的作用に変化が起きるわけではない.もしその理論が成り立つなら,キーボードのアナログ音声信号だってLANに置き換えればダイレクトボックスすらいらなくなってしまうとは誰も思わないのだろうか?と非常に疑問である.そこで考える。。。CAT6ケーブルは内線が8本である.と,言うことはRCAをそのまま変換すると音声信号L,L側GROUND,音声信号R,R側GROUNDと計4本で成り立つことになる.セット内容違いにはステレオミニ<->ステレオミニも存在する(RCA<->ステレオミニのセットもある模様)単純に考えれば音声信号L,音声信号R,GROUNDの3本で構成されているといえるだろう.じゃ,残りの5本が無駄になってしまう.とか,考えてはいけないのだろう.(実際10BaseTX,100BaseTX時代のCAT5なんて1/2ペア,3/6ペアしか使ってないし)これは要するに,ネットワーク需要が飛躍的に高くなった近年,住宅やオフィス事情が変化し,LANケーブルが内装配線されているのが当たり前になっている事から,余ったLANケーブルを活用すれば工事なしに配線できるということを考慮しているとも思える.ならば,尚の事75mという長さを保証するには難しい要因が出てくる.それは外来ノイズによる影響である.LANケーブルももちろん電線である.故に,外来ノイズの影響は受けるのは当たり前である.もちろん,配線工事にはそれ相応の基準が決められており劣悪な環境はそれほど多くはないと考えられるがあくまでそれは高周波数帯のネットワーク信号を扱うという取り決めに限ってである(と言ってみたものの低周波より高周波のが取り決めが厳しそう…;)と言うか,まずツイストケーブルは平衡回路ならともかくとも,異なる信号同士を通すという使い方をするのだろうか?例えばの話ツイストしている1,2ピンにそれぞれL音声,R音声とはいかない(異なる信号同士ではクロストークも発生しそうな気がするが…),ではなにが有効かと疑問が出れば答えは単純である.L音声信号の正相,L音声信号の逆相のペアである.そう,XLR端子に代表されるHOT,COLDの流れで送ればノイズに強い伝送が可能となる.それに加え,内装がツイストペアなら非常に効率が良い平衡伝送になるではないか.と,言うことで(いつもながら前置きが長い…)[結論]この延長機はおそらく内装をL側HOT,L側COLD,R側HOT,R側COLD,そしてGROUND,シールドと考えれば5-~6本のラインで伝送できる.8本のツイストペアであるLANケーブルは適任であると考えられるわけである.もっと言えば,あと1ch分の音声信号を伝送できるとも考えられる.しかし,ここで疑問が残る.正相/逆相の音声信号ということは位相反転回路が必要になる.すなわち電子回路として作成した場合は電源不要とはいかない.そうなれば思い浮かぶのはトランスという電気部品である.ダイレクトボックスを使ったことがある人ならわかると思うが要するにファンタム電源がいらないパッシブタイプがトランスによる変換回路であることはご承知の通りである.これで,何もかもがすっきりした.おそらく,あの製品のデップリとした筐体内部には各2つずつトランスが内臓されているに違いない.いわばパッシブダイレクトボックス(またはライントランス)ということになる.ART Dual Z Direct【 スタジオクオリティ向上計画 】【 RECORDING EFFECTOR 】そう考えると,ふと思うことが出てくる.端子をXLRにすればトランスいらなくね?っていうか,あれ?マルチボックスってLANケーブル化すれば取り回しが…(昨日の投稿が無駄になる?^^;)ボクチン天才!(オイオイ)エレコム 自作用 CAT5e対応STPケーブル(100m) LD‐CTS100/RS (ブルー)とは言ったものの…現場では圧倒的にXLRやCANARE標準のマルチケーブルが主流(近年デジタル転送が主流になりつつあるためCAT6ケーブルも多くはなっているが今時1本当たりアナログ音声3ch分しか送れないん手法に発展性はないか…)それに,ある程度の引っ張り強度(特にコネクタ部)も必要である(CAT6ケーブルを這わすときは基本,客がひっかけないような場所に設けるため最短距離で通さないことも多い故50mとか100mとか当たり前…デジタル信号ならまだしもアナログ信号だと厳しい気もする).ま,この思想で設計された製品は今までにもあったに違いない.ディジタルが主流になり始めている今更一般化されるということ自体がちょっとした珍事なのかもしれないが,少しでも中のメカニズムがわかるように販売しなければ意味がない気もする.でも,内部回路の情報を公開して"XLR同様ノイズに強いんです!"ってうたったからといって今更お客が付く技術でもないのかな(苦笑)あ,ちなみに,CAT5e等のマルチケーブルは既存で存在します.12chなら4本のCAT6で対応可能なのでCANARE仕様のコネクタ計画より安上がりかも…音声の質の問題?それは使ってみないとわかりませんね。。。
April 18, 2014
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今回は,マルチケーブルとは何ぞや?というコーナーではありません.ひょんなことからマルチの改造計画を立てた管理人がケーブルアサインを調べた結果わかったことをまとめてみたという内容になります.マルチの制作やこれからお買い求めの方たちへ向けて何かのお役にたてればということで―.と,冒頭は始まってみたのですが一応,いつも通り『皆さん,マルチケーブル(マルチボックス)ってご存知だろうか?』から始めてみます.マルチボックス:ライブハウスやステージ現場に立ったことがある人ならミュージシャンでもPA屋でも知っていると思うが,PA卓とステージをつないでいるXLR等の端子が連なっている"あれ"である.【15時までのご注文で本日の発送が可能】HOT WIRES マルチケーブル SNK16450 (50feet/約15m)...価格:13,370円(税込、送料別)要するに,複数の(マルチ)ケーブルを束にしてまとめたものの総称である.ライブハウスのような入出力部分の端子がボックス化されたものマルチボックスといい,ケーブルを束ねた部分や複数のパッチケーブル等を1束にしたものをマルチケーブルと呼んでいる.StudioT'sLABとして本機器が導入されたのは'13年度セッション飲み会でのPA作業時である.約12ch分の信号を引き回すために色々考えた結果,今後もPA現場では何かと使えると思って導入.14'4/26-27のブエナビスタ(イベントホールミュートス)でのイベントライブにも,このマルチボックスを使用予定だ.我々が所有しているのはCLASSIC PRO製 MULTILINK8/4P-10というもので8chセンド4ch(TRS)のコネクタ一体型.※センドのTRSは個人的に無意味な位置付けの装備だったのでBox側をXLR,TRSのコンボ端子,コネクト側をXLRに交換し12ch化した.故に,構造を知らない人が扱うと困るという理由で機器のみの貸し出しはしていない.ま,T'sLABの活動でこれを使用する機会がないという理由で安物を買ったわけだが,これが如何せん取り回しが悪い.XLRだから長さが足らなければマルチスネークケーブル(パッチ用ケーブル等,複数本のラインが束になっているもの)をつなぎたせばいいやと10m品を買ったのだが,内装が安物のアルミ膜でおおわれている割に固く,非常に運び出しにくかったのである.そこで,いっそのこと業界ご用達CANARE社の規格に合わせて改造(脱着式)にしてしまおうと思ったわけである(ミュートスライブ前に一度波があったが忘れてた;^ρ^)これが実現できればBox部分とケーブル部分を取り外して運搬できるし,何より長さが足らなくなったらCANARE製のコネクタ型マルチケーブルを間に挟んで+30m化等も可能ではないかと考えたわけである.もちろん,接触抵抗の事を考えると数珠繋ぎにするのはあまり好ましくはないのだが低周波のアナログ波形でそんなにシビアな話はないだろう,結線さえ守っていれば大きな減衰はないだろうと踏んだわけである(結構,適当だ…;)そこで業界ご用達のCANAREのピンアサインについて調べてみた.http://www.canare.co.jp/cat/mcs.pdf資料を見て『あれれ?』(byコナン)ってなったのは私だけではないと信じたい.XLRの伝送に用いるマルチケーブルは1音声信号あたり普通に考えればHOT,COLD,GROUNDの3本.8ch+4chで計12chのマルチならば単純計算で3×12=36pin必要なのでは?と思う.しかーし,該当する8/12CH⇒27pin・・・れれれ?9本も足らないぞ;っていうか1本当たり2.25本?(んな計算あるかっ!)あー,コスト削減的な?とか,バカなことを言ってみたり.でも,よくよく考えたら当然なこと.XLRは単体で信号として使用しているのは正相のHOTと逆相のCOLDで2本に電圧基準のGROUNDで構成されている.GROUNDなんてバラバラにしなくてもよいのである.そう考えれば3pin×ではなく2pin×12ch⇒24pinにGROUNDの25本もあれば足りる.故に,27pinのコネクタを使用しても全チャンネル分モーラできるではないか.なるほど。。。ここでやっと気が付いた.そうか,だから現場では入力側にGND LIFTなのだな~と思った.ダイレクトボックスには必ずGND LIFT(グランド切り離し)スイッチが付いている.配線が複雑化するステージなどでは極稀に(いや,意外と多く)ノイズが発生してしまうことがある.グランドが何等かの影響で0Vから大きく外れてしまったりするとき等,副作用として発生する.ほとんどの場合は,機器(1)のシャーシ⇒グランド線⇒機器(2)のシャーシ⇒シールドのグランド⇒機器(1)のシャーシと,一連の流れが無限ループしてしまうこと等で発生する.グランドがしっかり0V(電位が全くない=電流が発生しない)であれば何の問題もないのだが,ケーブル類を長くすれば長くするほど確実にケーブル間に抵抗(電気の流れを妨げる作用,電気の流れにくさ)が発生する.同じグランド間で抵抗が発生するということはケーブルの入側と出側で電位差が生まれてしまうのである.色々な長さ,様々な素材により結線されている機器間の抵抗値は一定ではないため電位差も異なる.電位差が発生するということは各機器の基準電圧でなくてはならないGROUNDは0V以外の電圧を持っている,すなわち電気を流せるということになるのである.マルチやXLRケーブルにおけるグランド(またはシールド)に電気が発生すれば外来ノイズや内側からの輻射ノイズも便乗してしまうことになる.これにより影響が受けてほしくない信号そのものにもノイズはのってしまうという2重の悪さをすることになる.1度のってしまったノイズは消せないため,一連の無限ループに陥る.この場合はノイズも振幅が発生することになるため全く同じ"信号"が重なることになる.音声で言えばハウリングと同じ条件になる.そのため,ノイズ"信号"は増幅され一定の流れを持ってしまう発信とも言える現象が発生する.故に,「ブーン」等という音声として聞こえてくることになる.これを防ぐために,ノイズが発生している(電位差が大きな)グランドを分離する方法がある.これを可能にするのがグランドリフトスイッチということになる.入力側についていなければマルチを間に挟んだときマルチ内でグランドが全系統1つにまとまっているので切れないのである.脱線しすぎた…もはや何の話やら分からなくなってしまったが話をもどす.マルチにおけるグランドとシールドが各1本で補っているという話だ.グランドが各信号毎にバラバラしていても結果は同じである.ノイズがのれば,その信号に影響を与えるためグランドを切り離す.結果,その信号にノイズがのらなくなる.PAはノイズがのったままで発音させるなんてナンセンスな仕事はしない.結果,ノイズ発生源を防がざる得ないためたとえグランドを各種分けて1信号でノイズが発生しても他の信号には影響を与えないという結果は求めていないのである.こう考えると非常に現場向きの理にかなった設計なのだということを改めて思い知らされるわけである.と,言うことで机上の空論は具現化へと前身していったのである.思い立ったら吉日の私らしく早速部品をと某楽器,機材卸売業者のサイトで値段を調べて愕然…確かにニッチな部品ですよー、、、でもねぇーorzと愚痴をこぼしたくなる値段でした.オスコネクタが4k,メスコネクタが4kで計8kもするではありませんか…・JAE製 NK27-21C7/8-R (メス側)・JAE製 NK-27-32S-R (オス側)私が買ったこの一体型マルチボックスは1つ10kですよー(計18k…)改造についやす時間を考えたら最初っからCANARE製マルチを買っておけばよかったではないかといいたくなるレベルでしたm(_ _m)チャンチャン◆ 12Ch マルチケーブル ◆ 30M ◆ M2タイプCANARE ( カナレ ) 12C30-M2価格:42,552円(税込、送料別)ちなみに,よく考えると接触抵抗でグランドやシールドの抵抗値が大きく変化するとやはり厄介という結論も出てきます…数珠繋ぎはやはりお勧めできませんね。。。うーん,次から専用機器買う時はよく調べてから買うことにします(苦笑)皆さんも,初期投資が高くなっても後々を考えた商品選びをしてくださいね!
April 17, 2014
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KORG D16XDの分解壊すつもりではありません(苦笑)同時入力のチャンネル数を稼ぐべくオプションをここ1年あまり探しているのですが,需要と供給が全く成り立っていない市場なようでタイミングが合わず手に入れられていません.仮に,見つかってもアナログミキサー1台分の値がついたりなんかしてばかばかしくて…で,同じ回路が2倍になるならオリジナルの1~8chの回路を丸々コピーしてダミーを作れないかと思ったわけであります.とは,いっても色々な試行錯誤の後に出来上がった回路は必ずしもコピーすればよいとは限らないわけで別の視点からも構想を練っていたわけであります.PA屋や回路経験者であれば簡単に理解できると思いますが説明書に載っているダイアグラムを見る限りバランス-アンバランス変換回路→ゲイン→PAD→アンプ→A/D変換で成り立っているみたいです.ま,一般的なアナログミキサーと構造は全く同じなんですね.と言うことは,追加チャンネルもA/D変換前までの回路がオプション基板でそれ以降は実装されているのではないか,すなわちアナログミキサー回路を8ch分こしらえればオプションと全く同じ構成が実現できると踏んだわけです.以上を踏まえて分解に踏み切りました.考える前に回路見たのがはやいっつーの(爆)開けてびっくり玉手箱.1,2枚目の写真を見て一目瞭然なんですけどDSPチップがごっそり未実装です.これはD32XDという上位モデルと基板が流用であることを意味していると思われます.当然っちゃ当然ですが電源回路が面白い.フィルター部分と電源がもう一つ丸々同じものを載せられるスペースが空いています.D32XDではDSPパワーは倍ですしムービングフェーダー仕様でモーター駆動ですから電力が足らなかったんでしょうね.同じ電源で構成させたのは恐らく製造コストを削減するためでしょうか?一部のチップと電源とムービングフェーダーで実売価格が倍近いんですからすごい商売だなぁとも思ってしまいますがそれでも再三とれたかは微妙でしょうね(たまかず多くないだろうし)製造元がコルテック(株)って書いてあったのでてっきりOEMかと思ってましたがDSPが自社製ですから自社開発かもしれません.まー全部推測ですけどね(--;)この時代はまだPCスペックが今ほどありませんでしたからDAWよりもMTR派が多かったでしょう.そういう意味でも需要はそれなりにあったのかもしれませんね.この機種の本気度を少し垣間見れました.能書きはよくて,本題です。。。結局のところ1~8chの入力端回路を取り外して眺めた結果,狙ったとおりでした.しかーし,入力ピンがおかしい、、、40ピンのIDEなんです.私の予想では各チャンネルの信号分で8ch分と電源用に+,-程度だと思っていたので12ピン前後程度を想定していたのですが誤算でした.まさかの40ピンorz回路を追うことも考慮したのですが,よく考えたらオプション基板にはさらにオプションでアナログのコンプレッサ回路が追加できる仕様なのです.数えたらオプションコンプレッサ用のピンが40ピン…単純に考えれば各信号はコンプレッサ経由して8chとコンプレッサ基板への制御信号,そして電源(共有かもしれないが)合計40ピンのようなのです.ダミーピンやデバック用ピンが仮にあると仮定して,それを調べるのはテスターで簡単ですが,8ch分の制御線がどのチャンネルにいくつ割り当てられているのかを追うのは気の遠くなる作業(やり始めれば1日仕事でしょうけども…)正直,バンドの練習もありますし優先順位スゲー低いMTRの改造の下調べに1日は費やせません.と,いうことで諦めて組み立てなおしました.電源入れなおしてT'sLABのデータを呼び出し練習練習(^^;)なんだったんだ今日は…お金さえあればねーとっとと売っぱらってディジタルミキサー買いますよーでもねぇ~本命のYAMAHA LS9-16は値段がさぁ(本体だけで50万オーバーだからね)Danteシステムが最低基準と考えると込々でいくらだよ(100万オーバーだよ…おいおい)もちっと手頃なシステムでないかなぁ~昔の業界標準だったO2Rが本体だけで約70万だったのに比べればすごく進化したのは認めるけどさー高ぇーよ(号泣)
April 5, 2014
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4/1・・・結局1つもウソをつかないで終わった.エイプリルフールなんてそんなもんだで,昨日は帰宅後最寄りの薬局へ薬を調達しに行ったのだが楽器店を通ったらELS-02Cが展示されていたのを発見早速,触ってきました.まだ,デモ用のメモリが配布されていないとのことで店員が不慣れそうにレジストを開きながら新規部分の紹介してくれました.やはり,押しは新音色でしょうか?Y社製品は基本的に声へのこだわりが足りなかったわけですが,今回のモデルではふんだんに盛り込まれています.その一つがシュ・ビ・デュ・バを演奏できるVoice.ま,平たく言えば弾くたびに順番に声のサンプルがなるというだけのことなのですが,これが意外と面白い.それ以外にも声に力を入れているのがわかるレジストがいくつかあり,ゴスペル系のレジストではリズムのStart,Stop時の自動演奏に某映画に出てくるようなクワイアーサウンドがなるという(また,コード進行とヴォイシングがニクイッ!)粋な計らいb店員さんも「おすすめなんです!!!」ってテンションあがってました.そして,もう一つはスーパーアーティキュレーションボイスわかりやすいのはSaxのグロウル系サウンドでしょうか?テヌート気味に演奏すると音と音の間をうまく処理(グリッサンドっぽいかな?)して本物っぽい表現をしてくれるというもの.サックス系のリード楽器で言えばリードを噛んでピッチをしゃくりあげる感じだったり,音色間によってはかすれたりといった楽器特有の鳴りグセを自動で表現する感じでしょうか?こう書くと物理モデリング音源と混同されそうですが,あくまでMOTIFシリーズ等で使われているPCM波形と同様なものをここぞというつなぎで自動発音している感じでしょう.これが非常に自然になるんですね~意外と驚きました.『狙って出すの大変そうですよね』って言ったらさすがに店員さんわかってらっしゃる「生楽器のことを理解して弾かないと不自然になっちゃいますよね」その回答がエレクトーン奏者から出てくることに少し感動した瞬間。。。いやバカにしているわけではないんですけどそう言う当たり前の部分がわからない先生達が往々にしている世界なので…店員さんに言わせるとVA音源が進化した感じとのことですが先に記述した通り技術的には全く別物でしょう.でも,エレクトーンの場合はVL(エレクトーンでVLというと怒られるか?でも,中身同じじゃないかな?)のパラメータをいじれないので物理モデリングの認識はそんなもんなんでしょう.ギターはやり始めると時間が無くなる(て,いうかフレットノイズやグリッサンドは初代MOTIFから似たニュアンスのPCMが入っているし)と思ったので(既に閉店10分前だったので)パスしてピアノを。。。一見,派手さはないのでスルーしてしまいがちなのですがサンプリングが替わってるのが一目ならぬ一聴瞭然です.さすがに,ELS-01でのピアノは時代を感じるというかもう古さみたいなものを感じます.実際,初代MOTIFに使われたピアノサンプルを聴いたってそう思うのですから当然です.ELSの鍵盤で表現するのは非常に難しいのですが音色としては空間処理の違いだけでもジャンル問わずに使えそうです.あとは,レジスト関連ですがほとんど見る時間がなかったので店員さんチョイスで。。。で,目立つのが48と書いてあるシリーズ.カンのいい人ならお分かりでしょう.要は,あのアイドルグループの楽曲っぽいのがすぐに弾けちゃうプリセットというわけ.ま,私はまったく曲を知らないので???でしたが^^;10年後もこのレジストで盛り上がれるかは置いといて,面白さは買いましょう!と,取りあえず15分でもこれだけのことがわかりました.お値段を見るとカスタムで税抜き96万ですから8%での税込価格で若干ELS-01シリーズより安くなったけど,ほとんど同じといったところでしょう(差額5万じゃねぇ--;)店員さんにとってはバイタライズユニット(ELS-01にELS-02の新規システムのみを移植するというユニット)のおかげで生徒さんや先生方への薦めやすさが格段に良くなったといっていました(それだって20万は超えますからシンセ1台買えちゃうわけですけどTT)ELS-02の値段を考えれば今後もエレクトーンを弾き続けていくELS-01ユーザーにとってはうれしい限りなのでしょう.実際問題,音色でこれだけ変化を見せてもバイタライズユニットなるものを考えて見れば基本構造は全然変わってないでしょうから仕方ありませんが新規ユーザーがつくか否かという部分は残念ながら期待できないというのが正直な気持ちです.ただ,エレクトーンという楽器が本来持っている即興性の高さがここへきてやっと戻ってきたように感じます.レジスト(プリセット)の充実度(完成度の高さ)がそれを物語っており,ある程度触っておけば何も用意してなくてもその場でプリセットを少し手直しするだけで簡単に演奏できてしまうというのがエレクトーンならではだったはずです(少なくとも30年前くらいまでは)後は,演奏を派手に見せる演出ができる仕組みをもっと取り入れてほしいですね.ホリゾンタッチ(指を左右に振ってピッチに変化を与えるやつね)や2ndエクスプレッション(ギターのビブラートやアーム奏法とか表現するのにも使える中間電圧で固定できるペダルね)は奏者の表現力の幅を効果的に上げました.しかし,使っている人にはわかりますが一般のお客さんにはほとんど伝わりません.脱着可能な鍵盤ハーモニカみたいなユニットがついたり,つまみ等をリアルタイムにグリグリできる脱着可能なタッチパネルがついたり(今時ならiPadでしょうけど)と,ばかげているけど見た目に面白いことが売りにできるようになれば変な話プロミュージシャンの現場でも,たとえロックバンドの中でも出番が出てくるように思います.キースエマーソンがGX1を離さなかったあの時代,足鍵盤を取っ払ったエレクトーンが箪笥(Moog IIIc)をも凌駕するほどの存在感を放ち脚光を浴びたのです.そんな時代が戻ってくる程のモンスターマシンが出てくることを今後のエレクトーンに期待します.あ,でも旧600万(現在で言うお家が建つ値段)は勘弁ですけどね(--;
April 2, 2014
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