未完成のブログ

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Feb 7, 2010
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カテゴリ: OBLIVION
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第三話「調査と交流会と変態?」



「ありがとうございました。助かりましたです」

「良い旅を」

ダンマーの少女は帝都警備兵にスキングラードまでの道を聞いていた。

「さて、ここをまっすぐですね。飛ばします!オーバードラーイヴ!!」

全身が光に包まれ風のような速度で駆け出す。

街道を走る馬を追い越し、通行人を飛び越えスキングラードに到着した。

夕暮れのスキングラードの街は街灯と建物の灯で何ともいえない雰囲気だ。

「ほ~、見事な街です。錬金術店はどこですかね・・・ん?」



「・・・話しかけないほうがよさそうですね」

涙目になり肩を落として独り言をつぶやいてるのはマグリールだ。

「金・・・チクショウ・・・どこで落としたんだ。誰かにすられたか・・・」

マグリールと目を合わせないように少女は通り過ぎていく。

オール・シングス錬金術店。ここはダンマーの女性店主が経営している。そこにダンマーの少女

は入って行く。

「いらっしゃい、もうすぐ閉店だから急いでね」

「ん~?ふむふむ・・・間違いなさそうです・・・コホン、貴女がファラーヌ・ラールさんですね?」

「そうだけどどうかしたのお嬢さん?」

「モローウインドから来ましたです!ラール家の使いとして!!」

「あら、モロウィンドから?で、あなたは何者?実家が今更なんの用なのかしら?」



「へぇ、珍しいわね。どれどれ・・・」

腰のポーチから手紙を渡すジゼル。ファラーヌは封蝋のラール家の紋章を確認し手紙に目を通

し始めた。

「ふぅ~ん・・・虫の王ねぇ。こんな手紙わざわざ送ってこなくても大丈夫なのに・・・。ご苦労さん

ジゼル、あなたはこの手紙の為だけにモロウィンドから来た訳?」



「しばらくここに寝泊りするんでしょ?いいわよ、空き部屋もあるし」

「ほっ・・・あ、そうだ!こういうのは手っ取り早く聞くのが一番ですから・・・はいっ」

ファラーヌの手の上に黒い石を置くジゼル。満面の笑顔だ。

「・・・これは黒魂石。珍しい物を持ってるわね」

「ファラーヌさんこれと同じ物持ってます?」

「いいえ」

じっとファラールの目を見つめるジゼル。笑顔ながらも鋭い視線でファラーヌを指す。

「そ~ですか、どうもありがとうございます」

ジゼルは黒魂石をしまい、両手の篭手を外し椅子に腰を下ろす。

「あ、そうそうもう一つだけ聞いていいですか?魔術師ギルドに知り合いはいますか?」


ジゼル

ジゼル:駿馬座。これまで馬を使わず走って旅をしてきた。




◇  ◇  ◇  ◇



ふたりは聖騎士クロエ

クロエ:酒は強い方。辛いものが苦手らしい。


グログナック・グロ=フレール

グログ:出物腫れ物構わず。前はレヤウィンの戦士ギルドにいたらしい。


マルベリー(ツインテールver)

マルベリー:ニンジンの他にタコも苦手。ヌルヌルしたものはNGらしい。


「最悪ね」

マルベリーは朝から不機嫌だった。クロエとグログが寝ぼけた顔で酒の臭いをプンプンさせてい

るからだ。昨晩クロエとグログは泥酔するまで酒を飲みそのまま宿で潰れてしまったのだ。

「おはよ~マルベリー。今日も良い天気だよー」

寝癖がつきクヴァッチのキュイラスにはワインの染みが見られる。

「おええええっぷ、おう、もう行くのか?」

口から悪臭を放ちながらグログがヨロヨロと着いてくる。

「・・・もはや怒る気すらなくしたわ。さっさと行くわよ」

チェックアウトしアンヴィルの魔術師ギルドに向かう三人。クロエは大きなあくびを繰り返し、

グログは何度もえづいている。

「・・・しゃっきっとしなさいよ!氷漬けにされたいの?」

アンヴィルの魔術師ギルドにはやり手と評判の支部長キャラヒルが居る。アルトマー(ハイエル

フ)特有の高飛車な態度も彼女には殆ど見られず所属している魔術師達から支持を受けている。

三人が中に入るとキャラヒルが姿を現した。

「こんにちは、私はキャラヒル。アンヴィルの魔術師ギルドに何か用ですか?」

「あーどもどもー!キャラヒルさんクロエです。ふぁ~あ・・・」

「ちょっとチビクロ!」

「クロエ?はて、私の記憶にはあなたの顔はありませんが・・・どこかで見た気もしますね」

「クヴァッチ支部長フィービーの娘です!」

「ああ、なるほど。あのフィービーの・・・ではあなた達が今回の交流会のメンバーですね」

「ねぇ、キャラヒル。手紙届いてないの?私とクロエがここに来るって事知らなかった?」

「あなたは確か・・・マルベリー・サイラスですね。いいえ、クヴァッチからは手紙は来てません

が・・・あのフィービーの事ですから出し忘れたか宛先を書き間違えたんでしょうね」

「やれやれね」

「ここでも有名なんだママ・・・えっと、キャラヒルさんもう一人着いて来たんですけど」

「グログナック・グロ・フレールだ!一応魔闘士だ!うっぷ・・・」

キャラヒルは三人を食堂に通し朝食を用意させた。キャラヒルの隣にはオレンジ掛かった金髪の

アルトマーの女性、その隣には女性の魔闘士が席に着く。

「そちらのお二人は調子が悪そうなので薬草スープを用意しましたよ」

「すみません・・・」

「ありがてぇっ!」

「イライラ・・・」

スープにがっつくグログ、クロエもちびちびと飲み始める。

「さて、それじゃさっそく今回の交流会を始めましょうか?まずはアンヴィルのメンバーから紹

介しますね。順に自己紹介しましょう」

キャラヒルの隣のアルトマーが立ち上がる。

「セリーヌです~。サマーセット島で生まれ育ちましたぁ~。得意な魔法は破壊魔法です~」

気の抜けそうな声にクロエはクスクスと笑い声を漏らす。

「緊張感の無い声って良く言われます~。よろしくお願いしま~す」

「こんな話し方だけど彼女は几帳面でとても仕事が丁寧なのよ」

「ふぅ~ん・・・天然キャラだと思ったわ」

「マルベリー・・・それはちょっと失礼じゃないかな・・・」

「チビクロだって笑ってたでしょ」

セリーヌの横の女性が立ち上がる。

「私はアリーレ、魔闘士です。どちらかというと剣が得意です。よろしくお願いします」

「彼女はとても真面目でアンヴィルの魔闘士のリーダーよ。その容姿から男性からの人気も高い

わね。彼女目当ての志望者も少なくないのよ」

「ふぅ~ん・・・アイドル魔闘士って訳ね」

「ちょっと!マルベリーってば!」

「はは、そう言われないように実力で認めさせますよ」

三人も自己紹介を済ませ交流会の任務の説明をキャラヒルが始める。

「今回あなたたち5人で取り組んでもらう任務とは・・・黄金街道の氷の魔術師の調査です」



◇  ◇  ◇  ◇

ふたりは聖騎士アリス

アリス:白い狼にアンヴィル聖堂に行けと言われる。選ばれし者らしい。


マグリール

マグリール:あまりのウザさにアリスにウザリールとあだ名される。



アリスは宿で朝食を取りながら昨日の白い狼の事を考えていた。

(選ばれた者・・・アンヴィル聖堂へ向かえ・・・運命にあがらう事はできない・・・か)

「まぁどっちみちアンヴィルに用事があるからついでに見てこよう。おっともうすぐ8時だウザ

リールさんを待たしたらお金取られそうだから早く行かなきゃ」

アリスがスキングラードの馬小屋に到着すると馬小屋の柵の傍で倒れているマグリールを発見し

た。ブツブツと独り言をつぶやいている。

「ウザリー・・・じゃなかったマグリールさん!どうしたんですか?」

「金、金、金、金、金・・・ん?金・・・じゃなかったアリス!!待ってたぞ!!」

「うひゃあああっ」

アリスに飛び掛るマグリール、彼女のモグラナップザックを奪い取ろうとする。

「なにするんですか!」

「金だよ!金を失くしたんだ!!だからお前の金をよこせ!!金ー!!!」

「やめてください!!」

マグリールを突き飛ばすアリス。マグリールの目は正気を失っていた。

「カネエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!」

「ひゃあああああああっ」

アリスを追い掛け回すマグリール。二人は馬小屋の周りをグルグルと駆け回る。

「そこまでです変態!あたぁっ!!」

突如マグリールの体が宙を舞う。アリスが振り返ると金髪のダンマー少女が立っていた。

「か・・・ね・・・ガク」

「あ、マグリールさん!」

「もう大丈夫です!一応手加減して蹴りましたから死んではいないはずですよ」

「いや、あの・・・」

「わたしはジゼル!通りすがりのダンマーです、それじゃ!!」

「あ、ちょっと待ってくださ・・・い」

あっという間に走り去るジゼル。アリスはあっけにとられ目が点になる。

マグリールが目を覚ますのを待ち、スキングラードを出発した時には昼を過ぎていた。

「すまないアリス!朝のことは謝る、だが金を借してくれ!!」

「はぅぅぅぅ・・・50ゴールドならいいですけど絶対に返してくださいね!!」

つづく





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Last updated  Apr 1, 2010 08:35:12 PM
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Re:―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士(02/07)  
ルドルフ さん
どうも、ルドルフです。
ジゼル、何という子だ……。
シロディールでは常識に囚われてはいけないのですね!とか言いそうですねそのうち。
マグリール、自分の命である金を失うとは……。
アリーレたんキター!うん、これが定型句なんだ。
それと前の方の小説で出てたセリーヌも登場していますね。
だが、クヴァッチの3人、もう少ししっかりしようぜ……。

では、失礼します。 (Feb 7, 2010 10:57:33 PM)

Re[1]:―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士(02/07)  
ルドルフさん
ジゼル
そうですwそんな性格ですね^^

マグリール
ウザイだけでなくトラブルメーカーですからね!

アンヴィル組
おお、セリーヌを覚えておられたとは!復活ですw
アリーレはめちゃ美人ですよねー^^

クヴァッチ組
クロエはやるときはやる!・・・はずですw多分^^;
マルベリーはお子様なのであまり無茶させないように
クロエとグログはしっかりすべきですよね~ (Feb 8, 2010 12:18:21 AM)

ウザリールさん  
久遠 さん
久遠です。

ウザリールさんはもうすぐグラアシアの領域にまで行っちゃいそうな勢いですね。というか既にリアルな犯罪者のような気がするのは気のせいだろうか。

ダンマー娘への愛が感じられます(笑)。 (Feb 8, 2010 08:49:38 PM)

Re:ウザリールさん(02/07)  
久遠さん
ウザリール・・・残金が少なくなればなるほどおかしくなるのかもしれませんw
しかしポズマーの男性はまともなの少ないなぁ・・・

ダンマー愛
う、ちょっと溢れてるかもしれません・・・
こ、今回は他の種族も弄りますよ。 (Feb 8, 2010 09:02:21 PM)

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