未完成のブログ

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Aug 29, 2010
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カテゴリ: FALLOUT3
鉄拳のエリカ





ローレン

猛毒のローレン:カイリーナの言葉に少し頭の整理ができていない。



アンナ

爆裂のアンナ:カイリーナの言葉を全て記憶していっている。



メディスティックアーマー装備ジョー

BG・ジョー:うしろでじっと皆を見守っている。



第211話【オルモストパーフェクト3】

虫の息のカイリーナ、この傷ではもう助からないだろう・・・

「101号・・・私をあそこの椅子に座らせてくれ・・・」

「・・・ええ」

出血のひどいカイリーナ、彼女は力を振り絞りパネルの操作をする。



「カイリーナ・・・」

「パネルを操作して調べてみたが・・・あの触手はお前たちが倒したジェネラルの死体から伸びて

いる事が解った。やつは恐らく改良FEVを死ぬ間際に使用したのだろう・・・それで細胞が暴走を

起こしたと思われる・・・既にこの施設の50%は奴に支配されている」

「!!?」

「なに・・・」

「まだ生きてるのかあの野郎・・・」

「101号・・・頼みがある、そこのベビーベッドで寝ている112号を頼む・・・」

「わかった・・・」

「ふふ・・・いい子だ。さて、最後にシスターズに言わなくてはな・・・」

カイリーナはマイクのスイッチを押してシスターズに呼びかける。緊急事態を知らせるサイレン



『シスターズよ、良く聞け・・・ジェネラルが暴走しこのSecret-Vaultを乗っ取っている・・・既に

50%は奴の手に落ちた・・・私は奴の攻撃を受けた、もう助からないだろう・・・後の事はお前達の自

由にしろ・・・』

司令室のモニターを見るとあちこちのフロアーで触手が飛び出しシスターズが応戦しているのが

見えた。でも・・・あまりにも数が多い、シスターズたちが飲み込まれていってる。



「暴走を止めるには脳を完全に破壊するしか・・・無い。だがあそこまで広がってしまえば特定す

る事など・・・不可能だろうな・・・」

「そんな・・・」

「だが・・・方法が無いわけではない・・・最下層にあるメンテナンスルームの原子炉を爆発させ・・・

Secret-Vaultごと吹き飛ばせば奴とて生きてはいられない・・・」

「そんな事したら全部・・・全部なくなってしまう、大切な物も皆」

私はメガトンを核爆弾で吹き飛ばされ大切なものをたくさん失った。もうこんな事は嫌。

「このSecret-Vaultを乗っ取られるよりはずっといい・・・最後に101号、お前に頼みがある・・・・・・

そこのベビーベッドに寝ている112号を連れて行ってくれないか?」

「112号を?」

「ああ・・・その子はまだ1人で何も出来ない・・・お前なら安心して任せられる・・・」

呼吸が浅くなってくるカイリーナ、アンナとローレンもカイリーナに寄ってくる。

「ふふ・・・96号、お前の望み通り私は死ぬ・・・」

「わたしは・・・お前・・・あなたを殺したいと思っていた・・・だが今あなたが死のうとしている姿を

見ると・・・死んで欲しいとは思えなくなった・・・」

「そうか・・・済まなかったな96号、15年前すぐにお前達を探しに行ってればこんな形で・・・再会す

る事も無かっただろうに・・・お互いに失うものなどなかったろうに・・・」

「・・・謝るな、そんな事をここで言うのは卑怯だ・・・わたしは大切な者をたくさん失ったのにあな

たを許してしまうじゃないか・・・」

ローレンはカイリーナの手を握る。アンナはカイリーナ正面に顔を近づける。

「死ぬなババァ!お前はこれからたくさんやらなきゃいけないことがあるんだろ!?途中で投げ

出すのか?死んだらあたいは一生お前を許さないからね!」

「すまんな・・・99号・・・先に逝ってるぞ・・・あっちで再会したら許してくれるよな・・・?」

カイリーナの口から血がにじみ出る。

「娘達・・・勝手な母親を許してくれ・・・エリカ・・・アンナ・・・ローレン・・・」

カイリーナの口からわたし達の名前が出る。番号で呼んでいない。

「カイリーナ・・・わたし達の名前を・・・」

「ああ、呼び合ってるのを聞いて覚えた・・・シスターズ全員の本名も覚えている・・・これでも・・・

プライベートではちゃんと名前を・・・呼んでいるのだぞ・・・ふふ・・・」

「おかあ・・・さん・・・」

「ふふ・・・そう呼んでくれるのかエリ・・カ・・・」

そういうとそのまま目を閉じて・・・動かなくなった。

「おかあさん!」

「ババァ!目を開けろ!!」

「母さん・・・」

おかあさんは死んだ・・・わたしの腕の中で・・・

せっかく会えたのに・・・これからもっと話したいこともあったのに・・・

どうしてこんな・・・

「エリカ・・・行くよ・・・」

アンナに促されてわたしは立ち上がる。

お母さんをそっと床に寝かせてベビーベッドの112号を抱き上げる。

これからはこの子を守らないといけない。もう家族を失うのは嫌、絶対に。

「さてどうする・・・その赤ん坊をかかえて最下層のメンテナンスルームに行き爆弾を仕掛けるの

は無理じゃないか?」

「エリカは出口に向かわせてあたい達だけで行くしかないか?」

「そうだな・・・だがアンナ、その傷では・・・」

「まだもつよ・・・ここで持たせなきゃダメなんだよ、ジョーもいるから平気さ!」

アンナの顔色は悪い、無茶をすれば傷は開き命に関わる・・・わたし達は全員満身創痍、メンテナ

ンスルームまで行って爆弾を仕掛けて脱出できるか解らない。どうすれば・・・

「マザー!!」

シスターズが五人司令室に入ってきた。

「そんな・・・マザー目を覚まして!」

「おまえたちかっ!おまえたちがマザーを・・・」

「違う、おかあさんはジェネラルにやられた!手をかけるなんて事無い!」

わたしはシスターズに事情を話す。

「・・・・・・そうか、ではもうこのSecret-Vaultは駄目なんだな・・・」

「ええ・・・」

「よし、それならメンテナンスルームの原子炉の爆破は我々に任せろ、まだ戦えるシスターズに

も協力を要請する!」

「・・・・・・ありがとう」

「お前達もシスターズだろ、協力して当たり前だ。戦闘が得意でない者達は皆お前達と一緒に脱

出させる、メトロまで走れ」

『シスターズ総員に告ぐ、私は94号、戦えるものはメンテナンスルームに向かい原子炉の爆破を

手伝ってくれ!戦闘型でないものはメトロに避難せよ、爆弾は設置30分後に爆破するようにセッ

トする、Secret-Vaultを脱出する!』

全員が動き始めた、わたし達は戦闘型ではないシスターズと一緒に出口を目指す。施設のいたる

ところに肉の触手が生えている。何とかエレベーターに乗り込み一息つく。

「はぁはぁ・・・エリカ、なんか顔色良くなってきてないかい?」

「??そうえばさっきより大分体が楽・・・」

「まさかその112号の能力って奴かい?」

なるほど、アンナの言うとおりかもしれない。この子はおかあさんの産んだ最後の子で最高の子

、オルモストパーフェクト。そういう能力があってもおかしくない。

わたしはアンナに112号を抱かせてみる。

「あったかいねコイツ・・・なんか抱いてて気持ちいいよ」

おとなしく寝ている112号、アンナが抱いている様子をローレンとジョー、他の数人のシスター

ズが見ている。

「なんか傷の痛みがマシになってきたような気がする・・・ローレンも抱いてみな?」

「あ、ああ」

ぎこちなく112号を抱きかかえるローレン、彼女の顔色も良くなっていく。

エレベーターが止まる、ここは動物たちや植物で一杯のフロアー・・・

「ひどい・・・」

動物達は倒れ植物は折られジェネラルの触手の餌食となっていた。


211話終 次回へ






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Last updated  Aug 29, 2010 12:08:01 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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