未完成のブログ

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Sep 17, 2010
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カテゴリ: OBLIVION
ふたりは聖騎士アリス




ふたりは聖騎士クロエ

クロエ:自分ではパパ似だと思っている。周りからはママ似だといわれる。


マルベリー(ツインテールver)

マルベリー:ロミルダのことは嫌いではないらしい。


ロミルダ

ロミルダ:生意気だと思っていてもマルベリーのことは嫌いではない。




―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士

第二十七話

「なんかおかしいね・・・」

「うん、クロエのいうとおりなんか嫌な感じ」

「おかしいわね、魔術師ギルドの連中の姿が見えないわ」



「ともかく進んで岩山の上に出るわよ」

洞窟を抜け岩山の頂上に出る4人、そこに立っていたのは3人の黒ローブの男女だった。胸には赤

いドクロの刺繍が施されている。

「おんやぁ~まだ魔術師が残ってたのね?いいわすぐに死体に変えてあげる」

真ん中のリーダーらしき女性がニタニタと笑いながらつぶやいた。

「サングレ・イ・フェーゴ!!」

相手が何者かもわからないままの状態でマルベリーは火炎魔法を女に放った。

「ぐっ!?」

女はとっさに腕でガードする。

「マルベリー!?」

「そいつらは死霊術師よ!さっさと攻撃しなさい!!」



「あつ~い・・・オチビちゃん容赦ないわネェ・・・威勢のいい子は好きよ、死体にした時いい動きを

するもの、ダンスを踊るようにねぇええええ!!」

飛び掛ってくる女死霊術師、後方の二人の男は何かを詠唱している。

「きえええええええええい!」

死霊術師の女はナイフ一本でクロエ達に肉薄する。



「たぁっ!」

クロエのアカヴィリ刀とアリスの銀の剣が女に振るわれる。しかしその刃を腕で受け止めた。

「え!?」

「あははははっその程度の攻撃効くもんか!七日七晩拷問漬けにして絶望の中死んで行ったガキ

どもの髪と、生きたまま取り出した胎児の血をたっぷりと吸ったナイフを融かして作ったワイヤ

ーをより合わせて作ったこの鎖帷子にねぇぇぇぇぇ!!」

女はクロエとアリスを蹴り飛ばし不気味な笑みを浮かべる。

「げ、外道・・・」

アリスは女を睨みつけている。

「行くよクロエ!!」

「がってん!!」

ふたりの体を爆発的な金銀の光が包み込む。

「金のオーラは勇気の証・・・聖騎士ゴールド・アイリス!!」

「銀のオーラは誇りの証!聖騎士シルバー・クロエ、参・上!!」

聖騎士の装備を纏うふたり。

「なんだお前ら聖騎士だったのかぁ~?丁度いい、ここで始末してやるわ!」

後ろの二人の死霊術師は大きな骸骨の戦士を召還していた。

「フハハハ!オーガののスケルトンだ!アンデッドは痛みを知らぬ、疲れを知らぬ、恐怖を知ら

ぬ!!貴様ら小娘にどうする事ができる?」

息巻く死霊術師に呆れ顔で見合わせるマルベリーとロミルダ。

「はぁ~あ・・・どうして小物ってこういう低脳なセリフしかはけないのかしら?」

「低脳だから小物なのよ」

「それもそうね。じゃ、デカブツの方よろしくね」

「またおいしいところを取るつもりねマルベリー!」

2体のオーガ・スケルトンがロミルダに襲い掛かる。

「ああもうっ!」

ロミルダの両袖から細い杖が飛び出す。

「炎杖・龍角、雷杖・飛天!!さぁ粉々に吹き飛びなさい!!」

ロミルダの2本の杖の先から大型の火球、雷撃が連射される。オーガ・スケルトンは連打をまと

もに浴び粉々に砕け散った。

「そんな馬鹿な!オーガ・スケルトンがあっさり・・・」

「ちぃ・・・」

驚く二人にマルベリーの魔法が襲い掛かる。

「トラジェディア・イ・イエーロ!!」

「があっ・・・」

「くそ・・・」

巨大な冷気が二人を包み込む。強烈な冷気を浴びせかけられた二人はそのまま凍りつく。

「死霊術師には念を入れておくわ。マノディ・ディオ!」

足元に転がっていたスイカ大の石を念動魔法で凍りついた死霊術師にぶつける。死体は粉々に砕

け散り、起き上がってくる気配は見せなかった。

「うわ・・・本当に容赦ないわねマルベリー・・・」

「ふん、こいつらはこのくらいしないと背後からやられかねないのよ」

一方クロエとアリスは絶妙なコンビネーションで女死霊術師を圧倒していた。

「ハァハァハァ・・・馬鹿な、この私が何もできないだと?ダークブラザーフッドで100人を暗殺し

てきた殺しのエキスパートの私が??」

「たあああっ!!」

アリスの逆袈裟斬りが女のナイフを跳ね飛ばす。

「チャンス!!」

「クロエ行って!」

「やあああああっ聖騎士シルバーフラッシュ!!」

銀光一閃、聖なるオーラを纏ったアカヴィリ刀から水平斬りが放たれる。

「ぎゃあああああああ・・・」

女死霊術師はクロエの必殺技をくらいそのまま爆発、沈黙する。

「そっちも終わったようね。まったく・・・ウィザード二人に聖騎士二人のパーティーにこの程度

で相手になると思ったのかしら」

「こんなに表立って死霊術師が行動を起こすなんて・・・何かの前触れかしら?」

「確かにね。・・・そういえばウマリルの復活を叫ぶ預言者が現れてから死霊術師を良く見るよう

になったわね。なにか関係があるのかもしれないわ、ともかくアークメイジに報告ね」

「杖はどうするの?」

「もちろん作るわよ。ロミルダお願いね」


◇  ◇  ◇  ◇


アルケイン大学のアークメイジの塔の中ではマスターウィザードの一人であるエリスとアークメ

イジのトレイヴンが話し合っていた。

「そうか・・・ハシルドア伯爵は確かにそういったのだな?」

「はい、私の信頼できる部下の調査報告ですから間違いないかと」

「マニマルコか・・・」

「いかが致しますか?」

焦るトレイヴンに対しエリスは冷静に問う。彼女の目は氷のように冷たかった。

「ムシアナスの報告を待つことにしよう」

「ああ、あの方ですか。確か今日お目見えになる予定ですよね?」

ムシアナスとはトレイヴンが密かに潜入させている魔術師だ。大学から死霊術師が去った時に彼

らの行動を監視する為にムシアナスを送り込み週一回報告させているのだった。

「私がアークメイジに就任した時に出て行った魔術師は死霊術師が大半だった。私が死霊術を禁

じたからだ。あの魔法は破壊と混沌を産む、危険なのだ・・・ましてや伝説の死霊術師マニマルコ

など・・・よいかエリス、この事は帝都民に知られてはならぬ。黒馬新聞の他に吟遊詩人にも口止

めをしておいてくれ。タダでさえウマリルの噂で帝都はもちきりなのだ」

「は、解りました」

アークメイジの塔を去るエリス、その顔には笑みが。

「ふふ・・・これは面白い事になってきましたね。さぁてトレイヴンの腕前を拝見いたしますか」


◇  ◇  ◇  ◇


日が落ち帝都には衛兵の手によって街灯が燈される。

帝都で一番豪華だと言われているホテルの食堂でレイラ、ローランサン、ジゼルは食事をしてい

た。エリスの計らいで無料で一晩利用する事になったのだ。

「こ、こんな豪華なところ緊張します・・・」

「お、俺は平気だぜ?騎士はこんな事で動揺しないんだ」

レイラにそう言うローランサンのスプーンはカタカタと揺れていた。

「ジゼルさんは・・・食べないんですか?」

「食べますよ、ただちょっと気になる視線がありまして」

「え?」

「それと無しに扉の横の席に座っているインペリアルを見てください」

レイラとローランサンはジゼルの言う方向をチラ見する。男は食事をせず飲み物だけを呷り目を

ギラつかせていた。

「なんか異様ですね・・・」

「まさか死霊術師の刺客か?」

「どうでしょうか・・・あの感じは吸血鬼だとは思いますがハッキリとは解りません。ただこちら

に注がれる視線に殺気を感じるのですよ」

男は立ち上がりこっちに向かって歩いてくる。手には何も持っていない。

ジゼルが立ち上がり距離が数メートルというところで声をかける。

「何か用ですか?」

「はぁ?何だお前は・・・邪魔だ、俺は便所にいきてぇんだよ」

「そうですか、でも御手洗いはこちらじゃありませんよ?」

ジゼルははっきりとそういった。彼女はこのホテルに来た事も無いというのに。

「何行ってんだ、便所はその奥にあるんだ!」

「そうですか、じゃあわたしが勘違いしていたのですかね?」

指摘されても堂々とするジゼル。彼女はインペリアルの男に強烈な殺気をぶつける。

「・・・・・・・・・ねぇちゃん、アンタ只者じゃねぇなぁ」

「先に殺気をぶつけてきたのはアナタですよ。もう一度聞きます何の用ですか?」

ジゼルの声のトーンが変わる。先ほどまでホテルの食堂は楽しい歓談で賑やかだったが今は静寂

に包まれ人々の視線はジゼルと男に向けられていた。

「ちっ・・・」

男はそのまま振り返える。

「御手洗いじゃなかったのですか?」

「うるせぇ!ひっこんじまったんだよ!!」

男はホテルを出て行った。

「あの・・・ジゼルさん」

「喧嘩はだめだぜ・・・」

すこし困った表情のレイラとローランサン。

「あ、すみません・・・こういうところがお姉様に勝てない所なんですよねぇ」

「でもさっきの男の人何か変でしたよね。本当に吸血鬼なのかも」

「寝るときは大蒜と結界を忘れないようにしないとな・・・」

「えっとわたしは波止場地区に姉が購入した家があるのでそっちで休みます」

「じゃあ明日またここで落ち合いましょう」

「あれ、ジゼルさん食べていかないのですか?」

「あ、そうですね。頂きます」


◇  ◇  ◇  ◇


次の日の朝

ロミルダとマルベリーはアルケイン大学のカイロナジウムに居た。

「で、できたわ!これでどうマルベリー!文句無いでしょ?」

「ん~どれどれ・・・これならいいわね、アホのチビクロとドン臭いアリスの役にたちそう」

ロミルダは一晩中杖の作成をしていた。アリスには炎の杖、クロエには念動の杖を。

「アリスは剣に頼りすぎだから破壊魔法、チビクロは運の良さを利用するのに念動の杖ね」

「それでいいのよね?クロエさんに念動ってのがイマイチ解らないけど・・・」

「アイツはあれで結構信じられない発想したりするから応用の利く念動でいいのよ。アイツの母

親のフィービーとそう言うところはそっくりね」

「そう、じゃあこれでわたくしの枷は無くなったわけね。流石に疲れたわ、3時間ほど寝かせて

くれない?マルベリーは平気なの?」

「そうね・・・アンタとは違って平気だけど美容の事を考えたら少し寝ておくのがいいわね」

なんだかんだでマルベリーはロミルダの手伝いをする為に一緒に徹夜をしていた。

二人が机を片付けていると一人のダンマー少女がカイロナジウムに入ってきた。

「あ、あのマルベリーさん、エリス様からこれを・・・」

黒髪で少しくせっ毛のセミロング、優しい顔立ちの魔術師だった。

「マリアじゃない、最近大学に姿を見せないからどうしてたのかと思ったわ」

「あ、ちょっと色々ありまして・・・でももう大丈夫です」

「ふぅん・・・あ、そうだマリア暇?」

「ええ、今のところ引き受けてる仕事はないですけど?」

「じゃあやって欲しい事があるんだけど」

つづく





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Last updated  Sep 17, 2010 11:37:44 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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