未完成のブログ

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Aug 20, 2011
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カテゴリ: FALLOUT3
鉄拳のエリカ




悪風のキリエ:エリカに不思議なものを感じている。


第251話【キリエとエリカ】

「メガトンに行ってみるか・・・それから先のことは考える」

「うれしい」

キリエは少し複雑な表情を浮かべている。

「エリカ、お前に出会ってなければメガトンに行こうとしなかっただろう。放浪の旅を続けいつ

か戦死するのを待っているだけだっただろう」

「会えてよかった・・・キリエ、中に入って。わたしの家族と友人を紹介する」



「目と・・・オーラを見れば解かるから」

「オーラ・・・か。私の様な独善的な殺戮者のオーラなど濁っているだろう?」

キリエの問いにわたしは首を振る。

「鋭さはあるけれど濁っていない、だから大丈夫」

「そうか」

キリエを船室に連れて行くとエレナが驚きの声を上げる。

「ああああっ!ママ姉、この人もしかして!!」

「キリエ、わたしのお姉さんにあたる」

エレナと目を合わせ少し表情が和らぐキリエ。

「キリエだ。お前の名前は?」

「エレナだよ!えっとねぇエレナは最後のシスターズなんだって!」



エレナを見つめるキリエ。エレナもじっとキリエを見つめている。

「なんという目の力か。エレナ、お前の将来が楽しみだな」

「えへへ~・・・エレナも早く大人になりたいよ」

「エリカが育ててるのか?」

「ええ・・・いつも振り回されっぱなしだけど」



「あれ?お客さんですか?」

フェンディが機関室から帰ってきた。キリエの姿を見て挨拶をしている。

「BOSなのか・・・」

「えっと・・・正式な隊員になったのは最近ですけどね」

「BOSの本質を知っていて入ったのか?」

「え?う~ん・・・私はエルダーリオンズのBOSしか知りませんしねぇ。本隊のBOSの噂は聞いたこ

とあるんですけどいまいちピンとこないですねキリエさんはご存知なんですか?」

「少しな・・・NCRも気に入らないが」

「NCR?NCRって西側の大きな国ですよね?」

「ああ、大きさだけではおそらくアメリカ1だろう」

「エレナもききたいー!」

ローレンたちの帰りを待ちながらわたし達は会話を弾ませる。キリエはすっかり笑顔になりみん

なと打ち解けている。・・・よかった。

「・・・!?」

わたしはアリの知覚で妙なうめき声を察知した。波止場のほうから聞こえる。

船から様子を伺うとそこには異形の者達が大勢迫ってきていた。50人はいる。

「スワンプフォークか・・・かなり怒っているようだが何かあったのか?」

「・・・メロディとガボールが引き受けた仕事に関係あるかもしれない」

「そういう事か。奴らに話は通じない、さっさと片付けるぞ」

キリエは船から飛び出した。

スワンプフォークたちの武器はライフルにショットガン、斧にシャベルとスーパーミュータント

に比べて控えめ。それでも油断は出来ない、ネイディーンの話ではスーパーミュータントが『泣

いて逃げ出す』くらいらしい。デスクローよりも危険なのだろうか・・・

キリエの周りに風が吹き始める。

「あぶない」

スワンプフォークらの銃口が一斉にキリエに向けられる。

「・・・・・・」

しかし銃弾はキリエに当たることは無かった。すべてキリエの体を避けるように軌道が変わり地

面や空に消えていった。

「ウゴオオオオオ!!」

銃を捨て猛スピードで襲い掛かってくるスワンプフォークたち。手には斧、シャベル。

「はっ!」

キリエは何も無い場所に右足で水平蹴りを放つ。すると何かが飛びスワンプフォークを3人引き

裂いた。

「ふっ!」

左足で後ろ回し蹴りを放ちまたも何かを飛ばす。スワンプフォークは二人の首が飛ぶ。

「エリカ下がっていろ。ここは私に任せるが良い」

次々と襲い掛かるスワンプフォークを謎の飛び道具で切り裂いていく。10人を越えた後スワンプ

フォークたちは距離を置き警戒しはじめた。

「野生動物とは違うようだな」

「コロス・・・オマエハコロス!!」

「アケロ!!」

スワンプフォークの群れから大きな声がする。後ろから出てきたのはデスクローほどの大きさの

スワンプフォークと手足の長い長身の二人。

「ウオオオオオオオオオオ!」

空気が割れると思うほどの咆哮、それを合図に長身の男がナイフを手にキリエに襲い掛かる。

「はっ!」

キリエが飛び道具を放つ。

「ハァ!」

昆虫のように地面を這うように伏せキリエの攻撃を回避する男、そのままの体勢でキリエに突進

する。その動きはラッドローチを思わせた。

「・・・」

キリエの足から続けて飛び道具が放たれる。

「オオット!!」

全てを回避する男。全身がバネで出来てるかのように柔軟で力強く素早さを持つ動き。

「キリエ!」

わたしは船から飛び出しキリエに向かう。

「邪魔ハサセナイ!!」

もう一人の大男が街灯を引き抜きわたしに投げつけてくる。

「っ・・・!」

巨体からは想像も出来ないほどの速さでわたしに接近してくる。

「グアオッ!!」

「はっ」

大男が右拳を繰り出してくる。

わたしは右足を一歩下げ、左手で外から払う。反撃しようとする男の腹部にに右拳を叩き込む。

退歩劈拳からの順歩崩拳。

「や!」

追撃、左足を進めて右手を引き戻しながら頭上に、左拳で大男のあごを打つ。

更に追撃、両手を腰まで引き左足を寄せつつ両拳をひねりながら喉に打ち込む。

鷂子入林からの虎形拳。

後頭部からもんどりうって倒れる大男。手ごたえは十分にあった。フェンディに貰ったガントレ

ットのおかげで怪我を気にせず全力で打ち込める。

「オマエ・・・コロス!!」

「・・・・・・」

顎を押さえ立ち上げる大男。思ったよりもダメージを与えれていない。

「はぁぁぁぁぁ・・・」

大きく息を吐く。

こうする事によってわたしは自分の能力を引き出せるようになった。

以前とは違い感情が高ぶらなくても生命の危機に瀕しなくても引き出せる。

マスターにいろいろな事を教わり、おかあさんに能力の事を聞かせてもらった。

わたしはアダマンチウムの骨格にデスクローの身体能力+アリの知覚を持つシスターズ101号。

「ウワァオオオオオ!!」

両腕を掲げて掴みかかる大男。敵に認識を超える速度で踏み込み下から全力で拳を突き上げる。

炮拳。

大男の体が浮き上がる。

突き上げた右手を引き戻しながらこするように左手を突き上げ右足を後方に引く。

退歩鑚拳。

空中に浮く大男、スーパーミュータントをバラバラにするほどの攻撃を加えたにも関わらず着地

後蹴りで反撃してくる。

「っ・・・!」

ガードをするも体を持っていかれ後方に吹き飛ばされる。

「イデェ・・・イデェゾオオオオオ!!」

口から血をにじませる大男。今回の攻撃は効いている。

251話終 次回へ






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Last updated  Aug 20, 2011 07:28:03 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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