未完成のブログ

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Jan 8, 2013
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
オルガ・キュリレンコ



FalloutNewVegas 第11話「ボディガード」

ドライバー・ネフィーを含むレイダーはロロの種によって植物の肥料になってしまった。

略奪殺人を繰り返すこいつらが砂漠に緑を与えるようになるんだから死んで初めて役に立

ったという訳か。

あたしとロロはドライバー・ネフィーのアジトを漁る。ものすごい悪臭、フリーサイドも

大概なんだけどこいつらの臭さは異常だね!ロロは案外平気そう。臭いのを我慢すればそ

こそこのお宝が手に入った。銃にエナジー兵器、アーマーに様々な部品などゴロゴロ。一

番の収穫は核分裂バッテリー!これでエミリーに渡す分は揃った。ロロはNCR兵の死体か



できた。

「ここがベガスですか~」

「んーまぁそうだね。遠くから見えてた明るい場所はストリップ地区と言ってちょっと南

にいったところのゲートの向こうだよ」

「ベガス初めてですぅ」

完全に日は落ちてないけどもうストリップ地区のネオンはガンガンに光ってた。正直あん

な電気があるならフリーサイドにももうちょっと電気分けて欲しいとあたしは思う。Mr.

ハウスはやり手かもしれないけど結局はストリップ地区のことしか考えていないのかもし

れない。フリーサイドはたくさん人が住んでるのに照明くらいしか電気がない。大抵の家

はオイルランタンや薪や炭で生活している。アポカリプスだってオンボロの発電機を修理

してなんとか使っている。NCRが時々配給をしているけどキングスと揉めたとかで今はあん



っている。キングスもピリピリしていてるのが良くわかる。

あたしたちは大量の荷物を持ってオールドモルモンフォートに到着した。

「ただいまジュリー!」

「お邪魔しま~す」

「お帰りなさいオルガ、そちらはお友達?」



からジュリーは怖い変人だってよく誤解される。でもそれは大間違い、誰よりも常識人で

感情も豊かだ。ただ表情にあまり出ないだけ。

「ウエストサイドで知り合ったんだー、名前はロロ。植物学者なんだって」

「よろしくです~」

「よろしく、ゆっくりしていってね」

ロロと一緒に倉庫に荷物を置いてあたしのベッドが置いてあるテントに向かう。アポカリ

プスのメンバーと相部屋のテント。同居人のDr.ルリアは滅多に帰ってこない。アポカリプ

スの管理している家の改修に忙しいらしい。

「あ、そうだ。早速エミリーに核分裂バッテリーとコンダクター持っていこう。ロロは適

当に過ごしてていいよ」

「は~い」

完全に夜になる前にエミリーのところに持っていこう。あたしはフリーサイドにあるエミ

リーの家に向かう。相変わらずタレットが光っていた。あたしの顔は登録されてるから撃

ってこない。

「エミリー!持ってきたよー!」

「あ、今開けるわね」

ロックが解除される。中に入ると足の踏み場もないほど物が散乱していた。核分裂バッテ

リーとコンダクターもこの中にあるんじゃないかな?と思った。

「あ、気をつけてね。どこに何があるか一応覚えてるから」

「そ、そうなんだ…エミリー、核分裂バッテリーとコンダクター頼まれてた数揃ったよ」

「早い!さすがオルガね、運び屋としてもやっていけるんじゃない?」

「そう?そっちの仕事も始めようかな…でもあれってどこで募集してるんだっけ?」

「フリーサイドに簡易の受付あったからそこで聞いてみたら?たしかフリーサイド、ノバ

ック、プリム、グッドスプリングスに荷物送れるのよね。運び屋に直接頼んだら基本的に

どこでも持って行ってくれるみたい」

「詳しいねエミリー。あたしは使ったことないから全然知らなかったよ…プリムとか行っ

たことないよ」

「そうなの?まぁ私も一回行っただけね。そういやMr.ニューベガスのラジオで聞いたんだ

けど、グッドスプリングスとプリムで何か色々あったみたい。運び屋がグッドスプリング

スを襲ってきた脱獄囚を追い払ったとか、プリムに保安官を誕生させて町に平和をもたら

したとか」

「へぇ~…運び屋って危険そうだしやっぱり腕が立たなきゃダメなんだろうね」

「Mr.ニューベガスは運び屋に注目してるって」

「ふーん…フリーサイドにも来るかなぁ」

運び屋。なんとなく存在は知ってるけど今まで注目はしていなかった。エミリーの話を聞

いて少し興味がわいてきた。この殺伐としたモハビで人助けをして回ってるとは…一体ど

んな人物なんだろう。

「……エミリー」

奥で声がした。前に言っていたエミリーの友人だろうか?

「はーい、オルガがバッテリーとコンダクター持ってきてくれたから直ぐに作業にかかる

わね!………あ、オルガこれ報酬よ」

そう言ってエミリーは物がいっぱい積まれた机の引き出しを開けて綺麗なメガネケースを

取り出した。中にはべっ甲のメガネが入っていた。

「これオルガの視力にあったメガネよ。防弾ガラスで作ったからちょっとやそっとでは割

れないわ」

「ありがとうエミリー!さすがメガネ仲間!!」

あたしは早速新しいメガネを装着した。なんという視界の綺麗さ!これが視力の良い世

界!!見えすぎて困っちゃうねこれはウヘヘ。

エミリーと別れてオールドモルモンフォートに戻る。すっかり暗くなっていた。テントの

外の焚き火の前でアルケイド先生とロロが話しているのが見えた。

「おかえりなさい~」

「オルガか、お前の連れてきた友人は凄いな。研究が一気に進みそうだ。ブロックフラワ

ーとザンダールートのようにタマサボテンも組み合わせで素晴らしい薬ができることが解

ったんだ。タマサボテンの果肉と、ローズ・ローザの持ってきた植物のエキスに光るキノ

コ。これで毒物に対する抵抗を高める薬ができるんだ、走っているネズミの肉を食べる前

にこれを飲めば大丈夫なんじゃないか?問題はこの植物のエキスをどこで手に入れるかな

んだが…それはかなり危険を伴うらしい。俺としては…」

「長い、話長いよ先生!」

「ゴホン…で、エミリーのところに行ってきたんだったな?どうだった?」

咳払いをするアルケイド先生、こうしてみるとイケてる医者なのに!それはともかくあた

しはエミリーに貰ったメガネのことを自慢した。

「お前にぴったりの報酬だな。ドレスやハイヒールなんかよりよっぽど役に立ちそうだ」

「すごいよねエミリーこんなメガネ作れるなんて!そういや先生はエミリーの家に行った

ことある?」

「ああ、前に仕事を手伝ったことがあったな。とても整頓されてると言い難い有様だった、

彼女の友人もその場にいたが部屋の散らかりを気にしてた様子はなかったな」

「へぇ…その友人さんも似たような性格なのかな?姿は見てないけど声は聞いたよ」

「そうなのか。エミリーの友人は…背は高くない、長い黒髪をサイドで束ねていてコンバ

ットスーツを着ていたな。研究者というよりは戦闘屋といった雰囲気だったな」

「ふーん…」

「名前は…なんだったか。まぁ次に行った時に会えるんじゃないか?気になるのか?」

「だって核分裂バッテリーとコンダクター大量に頼んだのその友人さんなんだもの」

次に行った時に挨拶しよう。さぁお腹もすいたし何か食べよう!アルケイド先生はカップ

に入ったスープをパンにつけて食べている。ロロは…しゃがみこんで地面を弄っている。

「ロロ、何してるの?ご飯食べにいかない?」

「ロロはここに何しに来たんでしょう?忘れてしまいました~…」

「え…誰か探してるって言ってなかった?」

「そうでした~!ありがとうございます~それじゃあごはん行きましょう」

大丈夫なんだろうか?…人探しとかこの子には全然向いてない気がする。何かに没頭して

る方がいいんだろうなと思った。あたしはロロと厨房に行ってインゲンマメのさや、トウ

モロコシ、ビール、モールラットの肉を使ってシチューを作った。と言ってもあたしはロ

ロに言われた通りに材料切ってただけだけど。ビールを使うって言ったときはちょっとび

っくりした。アル中の患者がいるからアルコールは消毒用に隠してある分しかない。ロロ

のカバンの中にビールがあることを知られたら大変だ。モールラットは結構臭くて調理が

難しい。下手に生で食べたりするとお腹の中で暴れるから注意が必要。でも調理しだいで

美味しく食べれる。ロロは料理が上手だった、特に野菜の組み合わせとかは流石植物学者

だね!

「いい匂いがするな!何作ってるんだ?」

「俺たちにも分けてくれよ」

「美味しそう~」

モルモンフォートの人たちが集まってきた。

「どうぞ~」

ロロはシチューを配っていく。アポカリプスのみんなと早くも打ち解けたみたい。

みんな個性が強いからすぐに馴染むだろうね。食事のあとロロはアポカリプスの色んな人

に話しかけていた。あたしは日記をつけながら創作小説のネタをねって過ごす。明日はど

んな仕事が待ち受けてるかな?

―次の日

ジュリーに起こされた。ザ・キングがモルモンフォートに来ているらしい。新メガネを装

着してテントを出るとザ・キングは犬を連れていた。後ろには部下二人。アルケイド先生

が地面に座り込んでいる、あの様子では突き飛ばされた。

「ザ・キング!もうやめて、暴力は振るわないで!」

ジュリーが叫ぶ。あたしはジュリーの前に出てアルケイド先生を起こす。

「俺とした事が…済まなかったな。レックスの事となるとつい熱くなってしまった。出

直すとしよう。ジュリー、この件とは別に相談したいことがあるんだ。腕の立つ奴を一人

借りて構わないか?」

ザ・キングはジュリーとあたしを見て言った。

「レックスの事についてはまた今度ね。…相談したい事?それならオルガを連れて行った

らどう?」

「ふむ、その娘か。いい目をしている」

「仕事?いいよ」

あたしは40秒で支度をしてザ・キングについて行く。フリーサイドのゲートを抜け南フリ

ーサイドの一角にザ・キングスの居る『キングのモノマネ学校』と呼ばれる建物がある。

今まで入ったことない、これが初だ。中は雑然としているけどみんな髪型と服装がキマっ

ている、汚い格好のメンバーはいない。そして女も居ない。……と、言うことは男同士の恋

愛もあるかもしれない!うへへ。




続く





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Last updated  May 24, 2016 10:47:21 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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