未完成のブログ

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Sep 30, 2013
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
オルガ・キュリレンコ




ローズ・ローザ

ローズ・ローザ:寝る時は必ず植物に警戒させている。



アルケイド・ギャノン:野外では熟睡できない。


FalloutNewvegas第26話「モハビとキャピタル」

あたしはわざと浅い眠りでいられるように座ったままの姿勢で眠った。外で眠るときは熟

睡してはいけない。どうしても熟睡したい場合は誰にも見つからない場所でなければ駄目。

アルケイド先生にはゆっくり休んでもらうために熟睡してもらってる。ロロはというと…

カバンから鉢に入った植物を取り出してさっさと熟睡してしまった。

『この子に見晴らせますから大丈夫ですよ~』



ながら朝を迎えた。万全の状態ではないけれど疲れは十分に取れた。今日はヘリオス1を

目指しその先にあるノバックで泊まることになると思う。

「おはようございます~…」

そう言うとロロは白衣を羽織ってカバンの中から緑の液体が入ったビンを取り出す。ホン

の少しボトルのキャップにそれを入れ口に含む。しばらく口の中で液体を動かした後に

外に吐き捨てた。

「うがい…かな?」

その後ロロは例の粉を撒いていた。あたしはもうロロは粉を撒く人として認識する。あの

行動をいちいち気にする必要もなさそうだし。

「は~いご苦労様です、ご飯食べてゆっくり休んでててください~」

鉢植えの植物に話しかけるとロロは花に肉片を近づける、すると植物は蔓を伸ばして肉片



「あのロロ?それなあに?」

「ウィップちゃんですー!ロロが作った植物型のペットなんですよ?一応犬くらいの知能

はあるのです~」

「え…?」

ペット?でも植物って脳も何もないし…



人型のヒューちゃんとかも」

「ヒューちゃん!?それって人間と…」

「あ、オルガさん。アルケイドせんせいが起きますよ」

なんだろうこの感覚。危なっかしいというのだろうか?何かのきっかけで暴走が始まれば

とんでもないことが起きるような…

「うう~ん…朝か。毛布が臭くて寝れないと思ったがモルモンフォートのバラモンに比べ

たらマシだったな。どうしたオルガ?珍しく真剣な顔じゃないか」

「先生起きての第一声がそれ?…いいけど。ねぇ先生、ちょっと…」

あたしは先生にロロのことをどう思ってるか耳打ちで聞いてみる。

「…確かにお前が不安に感じているのは解る。研究者という人間は理解できない者にとっ

ては不気味に見えるものだ。いつの時代もそうだ、モルモンフォートの人間も外から見た

ら不気味なのかもしれんぞ?……まぁ、とあるファシストの民兵団の研究者じゃあるまい

し過剰に警戒する必要もないだろう。ローズ・ローザは我々に好意的なのは間違いない。

俺は人を見る目はある方だと自負している」

「そだね…」

ロロは悪い子じゃないことは解る。モルモンフォートでの評判も良かったし。モハビはず

る賢い奴も多いから騙されて利用されてとんでもない事をさせられるとも限らない。ロロ

の居たキャピタル・ウェイストランドはここよりもずっと荒廃していて危険生物やフェラ

ルグール、スーパーミュータントで溢れかえっているところらしい。そんな所で生き抜い

てきたのだから逞しいのは確かだろうけど、人間同士の騙し合いには慣れていないかもし

れない。モハビは危険な地域に近寄らなければそうそう危険生物に襲われることはないし、

スーパーミュータントもほとんど見たことがない。フェラルグールだってそうだ。モハビ

では狡猾で邪悪な人間が多い。強くても狡くなければ生き残れない。ロロは純粋だからそ

こが心配…姉妹があと二人モハビに来てるらしいけどロロに似ているのだろうか。

「どうしましたオルガさん?」

ロロが顔を覗き込んでいた。あたしはなんでもないよといってカバンから缶詰を取り出す。

あたしたちは缶詰の朝食を済ませて188交易所を出た。南に南に進んでいく。

「おっ」

空に伸びる背の高い建物が見えてきた。あれがヘリオス1、前にも一度見た事がある。

まだまだ距離はあるけれど目標が見えてきたのは気分的に楽。あたしたちは少し早足にな

ってヘリオス1に向かっていく。

「流石にNCRの見張りがそこそこいるな。このアポカリプスの白衣を見せれば拘束はされ

ないだろう」

アルケイド先生が言った。

「ヘリオス1は発電所なんだっけ?」

「そういうことになってるが実際の所は不明だ。中にいる同士イグナシオ・リーバスに聞

いてみよう」

そう、あたしはエミリーの用意したPIP-Boyをジュリーの依頼でヘリオス1のイグナシ

オに届けに来たんだ。何かに乗って移動すれば早かったんだけど…それを置くところもな

ければ管理する人間もいないのでアポカリプスには今のところない。バラモンに荷台を引

かせて移動する人もたまに居るけどあたしの所属するモルモンフォートにはそれすらない。

そういえばロロは姉妹でモハビに来たと言ってるけど…何に乗ってきたんだろうか?

「そういえばさ、ロロ達ってどうやってモハビに来たの?」

「飛んで来ましたよ~ベルチバードで」

「ベルチバードだって!?」

ベルチバードという言葉に反応するアルケイド先生。

「どうしてそんなものを持ってるんだ?」

「修理したんですよ~キャピタル・ウェイストランドにはエンクレイヴのベルチバードが結

構残ってたのでそのうちの一台を修理してロロたちが貰いました」

「どういうことだ?少し詳しく話してくれないか?…そのキャピタル・ウェイストランド

で何があったかを」

「いいですよ~ロロの知ってる範囲でお話します~」

キャピタル・ウェイストランドでロロが何をしていたかは少し聞いたけど、そこでどんな

ことがあったのかは知らない。あたしも興味がある。

「えっとですね~どこから話したらいいのでしょう…あ~じゃあVault101の悪魔が現れた

ところからで」

「Vault101の悪魔だと!?」

「Vault…」

ロロは話し始めた。

Vault101から出てきた男、頭脳、運動神経、知識、あらゆる才能に恵まれていたが人格は

壊れていた。全てを破壊し全てを殺し全てを作り変え支配しようとした。キャピタル・ウ

ェイストランドの人々はVault101の暴虐に怯えた。従わないものは全て殺された。そし

て男はキャピタル・ウェイストランドの一つの街を完全に消滅させた。核を使って。

男だけでなく、キャピタル・ウェイストランドにはほかの驚異があった。人間を襲うスー

パーミュータントに水の浄化施設を乗っ取り支配を始めようとしたエンクレイヴ。

立ち向かったのはリオンズ率いるBOSとレギュレーターと呼ばれる自警団。そしてそのどちらに

も味方しない傭兵集団タロン社。

消された街メガトンの出身者のある少女はVault101の男に立ち向かったが卑劣な手で敗北

し生死の境をさまようが、様々な人と出会い成長し協力し人と人をつなげBOS、レギュレー

ター、タロン社は一丸となりエンクレイヴとスーパーミュータントと戦った。成長した少

女はついにVault101の男を打ち負かし驚異からキャピタルウェイスト・ランドを救った。

エンクレイヴは連合軍の活躍で壊滅、スーパーミュータント軍もジェネラルと基地を破壊

され勢いを失い徐々にその数を減らしていった。水の浄化施設を取り戻したキャピタル・

ウェイストランドは少し平和になりメガトンは復興を始めた。

と、いうことらしい。

「そんな事があったのか…やはり連中は何年経っても変わってなかったのだな」

「ふ~ん…すごいことがあったんだね」

……あれ?

でも今の話にロロたち一切出てこなかった?例のマザーも。話したくないのだろうか?

キャピタル・ウェイストランドでの事だけを抜き出して話しただけで意味はないのかも。

「話に出てきた少女ってロロの知り合いなの?」

「そーですよー姉妹なんです~、ちょっと喧嘩したこともあったんですけど~、今ではす

っかり仲良しです。あっちの新しい街で頑張ってます」

「へ~…姉妹はみんな仲良しなの?」

その質問にロロは一瞬顔色を変えた、だけど直ぐに元通りニコニコ笑顔に戻った。

「そ~ですね~…ちゃんとした姉妹は大体仲良しです~」

「ちゃんと…した?」

父親が違う姉妹がいてその子らとは仲が良くないとか?あんまり深入りして聞くことじゃ

ないけどあたしは勢いで言ってしまった。

「マザーから生まれたのは同じなんですけど~ナンバーズはロロ達とは違うのです~。だ

から家族とか思ったことはないのですー」

「へ、へぇ~そうなんだ…ロロの姉妹は何人いるの?」

「今は~…ロロ、ルナ、メロディ、リア、ローレン、アンナ、エリカ、エレナの8人です~…

ずいぶん減ってしまいました~」

「え!?8人て多い方じゃない!?」

「でも…一番多い時の10分の1くらいの人数なんです…」

8人まで減った!?

一番多い時の10分の1!?

いやいやいや…80人以上の姉妹とかありえないっしょ!

…きっと孤児とか合わせての人数なんだ。まぁそれでも80人から8人まで減ったのは悲し

いね。

「それだけの家族を養っていたのか?大したものだ…」

アルケイド先生はロロの姉妹の人数には驚かずにそう言った。多分あたしと同じで孤児と

かの集団と思ってるんだ。

あたしたちはロロとキャピタル・ウェイストランドの話をしながら進み、ヘリオス1に続

く道に入っていく。

「あっ!」

古びた看板の影からブロートフライが飛び出した。あたしはパワーフィストを構える。

ブロートフライはそのままあたしたちの前を通りすぎていった。

「!?」

通り過ぎたと思った瞬間ブロートフライは高速であたしの後ろに飛んでいく。振り返ると

ロロのカバンから大きな口を持った植物が飛び出しブロートフライを飲み込んでいた。

「あ~ウィップちゃんの朝ごはんまだでした~」

大丈夫なのかなあの植物…

あたしたちはヘリオス1にたどり着いた。アルケイド先生がアポカリプスの使徒というこ

とを門番のNCR兵に伝えるとあっさり通してくれた。

中は薄暗かった。発電施設だけど稼働率が低いので節電してるということだった。あたし

たちは複雑に入り組んだ通路を進み階段を上がって下がってようやく奥の部屋にたどり着

いた。そこには色眼鏡をかけたヒゲの胡散臭い中年男が立っていた。

続く





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Last updated  Sep 30, 2013 11:38:32 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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