未完成のブログ

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Oct 31, 2013
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
オルガ・キュリレンコ




FalloutNewvegas 第35話「Nothin' But a Hound Dog」

あたしとアルケイド先生、ロロはオールドモルモンフォートに戻っていた。T-51bを着た先

生とロロの姿にモルモンフォートの皆は驚いていた。BOSと思ったらしい。

「明日はもうどこにも行かないぞオルガ、全身が悲鳴をあげている。医者の不養生は

避けなくてはならないんだ」

先生は面倒くさそうにT-51bを脱いでベッドに腰をかける。

「いいよ、明日はミック&ラルフに行って頼んでおいた通行証を取りに行ってフリーサイ

ドの畑仕事の手伝いに行くくらいだし。クリムゾンキャラバンには明後日行こう」



クリムゾンキャラバンに行く理由は単純にお金を稼ぐため。モハビをウロウロして使えそ

うなものを探すのもいいけど単純にキャップが必要な時もある。モルモンフォートは無償

で治療をしているので色々と入用になる。キャップは持っていて困らないのだ。

「オルガ、ちょっといいかしら」

ジュリーがテントに入ってきた。

「どうしたの?」

「ザ・キングが呼んでいるのよ。帰ってきて直ぐで悪いんだけど話を聞いてきてくれない?

貴女を指名してるの」

「ふーん…いいよ」

なんだろう?何かトラブルでもあったのかな?またNCRとの揉め事だったら嫌だなー…

「ロロはどうする?」



あ、これは興味無いって顔だ。まぁロロはキングスと何の関係もないしね。あたしはヌー

ドルをお腹に入れてキングスに向かう。見張りの男が手を挙げて挨拶してくる、あたしは

キングスでは有名らしい。

「ザ・キング、来たよー」

「おお、待ってたぞ。お前にやってもらいたい仕事があるんだが」



「レックスの事なんだが…」

ザ・キングの足元でぐったりしているサイバードッグのレックス。前に聞いた話だと歳を

とりすぎたせいで脳が限界らしい。

「サイバードッグに詳しい医者がいると噂を聞いた。そいつは北西の山の中にあるジェイ

コブスタウンに住んでいるらしい。レックスを連れて診てきてもらえないか?」

「あ、レックスを助けられそうな医者が見つかったんだね!」

「ああ、だがジェイコブスタウンはスーパーミュータントが住んでいると聞いた。医者も

スーパーミュータントかもしれん。俺たちが行くよりお前の方が奴らと交渉しやすいだろ

う?」

「アポカリプスの使徒なら話を聞いてくれるかもってこと?うーん確かにウエストサイド

のスパミュのミーンもアポカリプスの使徒には好意的だしね」

「それもあるがお前なら大丈夫と思えるんだ。ただの勘だがな」

「えへへ…何か照れるなぁ~じゃあ今から早速連れて行く?」

「いいのか?帰ってきたばっかりだと聞いたが?」

「レックスの為にも早いほうがいいでしょ?それに北西にはアポカリプスの隠れ家もある

しそこで休憩もできるから大丈夫だよ」

「そうか、ではレックスを頼む」

あたしはリュックを用意してもらってそこにレックスを入れて背負う。そのままキングス

を出てモルモンフォートに戻ってジュリーに行き先を伝える。

「ジュリー、じゃあ行ってくるねー。明日の畑仕事は行けないと言っといて」

「わかったわ気をつけてねオルガ。隠れ家にはDr.ルリアがいると思うからよろしくね」

リュックから顔だけ出しているレックス。下に降りて歩きたいようだけどフラフラの姿を

見たからそうはいかない。レックスは自分の体が思うように動かないのを認めたくないの

かもしれない。

あたしは小走りでアポカリプスの隠れ家を目指す。夕方までには着けそう。

フリーサイドを出て北の道を進む。天気は良い、このまま走れるところまで走っていこう。

途中行商人のバラモンが襲われたような形跡を見つけた。荷物が散乱している、物取りの

犯行ならちょっとおかしい取られる様はない。近くには粘液と肉片が。多分これはエナジ

ーウェポンでやられたあと…フィーンドかな?でも荷物はそのままだし…

「クゥーン…」

レックスが下に降りたがっている。何か見つけたのかな?

リュックから出してあげるとバラモンの死体や散らばっている荷物の匂いを嗅ぎ始めた。

「んー?どしたの?知ってる匂いがあるの?」

「ワンワンワン!」

「そっか…だけどレックスは話せないからなぁ…あ、でもレックスが知ってるという事は

フリーサイドに関係しているのかな?レックスの散歩はフリーサイド内だし」

「ワンッワンッ!」

「うーん…この行商人が何者かわからないしなぁ。一応記憶に留めておくよ」

再びレックスをリュックに入れて出発する。時刻は昼を過ぎたところ、予定より早く隠れ

家につきそう。

PIP-BOYを見ながら岩山を登っていく。周囲に生物の気配はない、あたしは勢いをつけて登

っていく。下からは見えない場所に隠れ家はある、そうじゃなきゃ隠れ家って言わないか

ら当たり前なんだけど。

「やっと着いたー!前に着たときと変わってないね」

目の前に小さな小屋がある。アポカリプスの使徒のシンボルが書かれている。あたしは金

属製のドアをノックする。

「ルリア居る?」

「誰?」

中から若い女性の声がした。

「モルモンフォートのオルガだよ」

「ああ、久しぶりね。鍵を持ってるなら入ってきて」

「はーい」

あたしはジュリーから預かった鍵で中に入る。中はきれいに掃除されてベッドも清潔なシ

ーツが敷かれている。あたしのテントのベッドより綺麗だ。

「どうしたの?ここに来るなんて珍しいじゃない」

「ちょっとこの近くの山奥に用があってね。ジェイコブズタウンに行くんだ~」

「え!あそこに!?」

ルリアは驚いて少し青ざめた顔であたしを見る。

「スーパーミュータントがいるのよ?近づかない方がいいわ」

「レックスを助けたいの、そのためにはどうしてもジェイコブズタウンに行かないと駄目

なの…凄い医者がいるって」

あたしはレックスを下ろしてルリアに事情を説明する。

「スーパーミュータントの集落に医者?信じられないわ…」

「何かトラブったらヤバイかもね。流石のあたしも大勢のスーパーミュータントに襲われ

たらどうしようもないし…でもスーパーミュータントだからって話が通じないわけじゃな

いだろうしなんとかなるってあたしは思ってる」

「…感心するわ、貴女のその前向きさに。ジュリーが気に入る訳ね」

「頑丈さと前向きがあたしの取り柄だからね!」

あたしはレックスに水を飲ませてあげる。ベッドに腰掛けて一息つく。

「今日は泊まっていくのよね?」

「うん、明日出発するよ」

翌日

レックスに肉の缶詰をあげてあたしはビックホーナーのステーキを食べる。隠れ家にはそ

こそこ食料が備蓄してあるので美味しいものが食べれる。ルリアは書類の整理をしていた。

「朝からよくステーキなんて食べれるわね…」

「最近お肉食べてなかったんで…えへへ」

塩とスパイスだけで味付けしたけど美味しかった。このビッグホーナーは柔らかいから野

生じゃないと思う。どこの牧場だろう?

「そのお肉美味しいでしょ?この前グレートカーンズ出身の女の子から買ったのよ。牧場

の営業に回ってるんだって」

「ふーん…」

美味しいビッグホーナーの牧場かぁ。ミルクも美味しそう。チーズやヨーグルトはないの

かな?

「そのうちまた来るって言ってたから今度買ったらモルモンフォートにも持って行ってあ

げるわね」

「ありがとうルリア!」

「ワンワン!」

「レックスの分も勿論用意して貰うよ、ね?ルリア」

「いいわよ」

「じゃあ行ってくるねー!帰りにまたよるかもー」

美味しいものを食べてテンション上がったあたしは昨日よりも速いペースで走る。山に入

ると空気が冷たくなってきた。埃っぽさはなくなって植物の匂いがしてくる。

「ハァハァハァ…」

レックスも興奮している。きっと走り回りたいのだろうけど我慢してね。

道はある程度舗装されていて歩きやすかった。ハイウェイの名残で朽ちかけた看板が時々

見える。木が多くなってきた、林の奥にはビッグホーナーの群れが見える。

「ビッグホーナー多いなぁ…皆この山から連れてくのかな?」

少し進むとまたビッグホーナーの群れを見つけた。数十匹の群れだ。

「大自然だね~レックス」

「ワンワン!」

「あれ何かいる?」

林の奥から何かが近づいてきた。木の陰に隠れてこちらの出方を伺っている。

「む?強盗?」

あたしは念の為にフラググレネードに手をかける。銃は使えないけど投擲は得意なのだ。

「シュアアアアアアアア」

大きなカマキリが襲いかかってきた!この巨大カマキリは家畜や人間を襲うほど大きく、

畑にも来るのでよく駆除していた。力が強くて鎌は鋭い、だけど体はそんなに頑丈じゃな

いからショットガンの一撃でバラバラにできる。フィーンドやバイパー団のようなレイダ

ーの方が厄介。あたしは飛びかかってきた巨大カマキリをカウンターで迎え撃つ。パワー

フィストの一撃で粉砕した。

「おっと、まだ何匹かいるね」

次々に襲いかかって来るカマキリを粉砕していく。5匹倒したところで出てこなくなった。

あたしはレックスの無事を確認してジェイコブズタウンを目指して走り出す。

山の頂上が見えてきた。白くなっている、アレが雪だね。あたしは雪に触ったこともない

けどこうやって遠くのは見たことある。氷を細かく砕いたようなものだと想像している。

目の前に大きな柵が見えてきた。木々の間に張られている。柵の中央には扉がある、あれ

がジェイコブズタウンかな?あたしは双眼鏡を取り出して見てみる。スーパーミュータン

トがライトマシンガン構えて立っている。手招きしているように見える。

「すごい視力いいんだなーあたしの事バレてるし…」

あたしは恐る恐る近づく。敵意がないことをゼスチャーで示すと見張りのスーパーミュー

タントはライトマシンガンを下ろした。すると扉が開いて中から金属を貼り合わせて出来

た鎧を着たスーパーミュータントが現れた。

「ジェイコブズタウンへようこそ。見て回るのは構わないがナイトキンをジロジロと見る

のはやめておけ嫌われたくなければな。もしNCRならその事は黙ってろ、この辺りでは良

く思われていないからな。私はマーカス、お前は?」

「あたしはオルガ。医者を探してここに来たんだけど…」

「ほう?医者だと?Dr.ヘンリーのことかな?それにしても一人でこんなところまで来る

とは大したものだな。どういう事情か聞かせてもらえないかな」

マーカスと名乗ったスーパーミュータントは外見に似合わずとても紳士的だった。身構え

ていたあたしはちょっとだけ緊張が解けた。リュックからレックスを出して事情を説明す

る。マーカスはあたしの話を真剣に聞いてくれた。

「なるほど…話は解った。Dr.ヘンリーに会わせよう、ついてきてくれ」

マーカスについていく。ジェイコブズタウンの中には大きな建物が一つ、ビッグホーナー

の牛舎が一つ。綺麗に整備されている。麦わらをかぶったナイトキンの姿も見える。おっ

と、ナイトキンは見られるの好きじゃないんだよね確か気をつけなきゃ。

続く






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Last updated  Oct 31, 2013 09:55:19 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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