未完成のブログ

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Jan 10, 2015
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ヴァン・K





オーディン

オーディン:Vault101のアイツのデータをベースにして生み出されたアンドロイド。通称01

FalloutNewvegas第96話「ユールノウイットウェンイットハーペンツ3」

ベルチバードが降りてきた。そして中から高そうなスーツの男とレンジャーが出てくる。あのスーツの男が大統領か。拍手が鳴る。大統領と思わしき男は手を上げてNCR兵たちに応える。

「見てる場合じゃないな…」

訪問者センタービルの外階段を降り、広場からダムの道路に出る。迫撃砲の裏には誰も潜んでいないようだ。俺はレンジャー・グラントと目を合わせ軽く頷く。
次に訪問者センタービルの反対側のタワービルに向かう。広場とセンタービルは少し離れているため警備のレンジャーの姿もまばらだ。タワービルの上にはレンジャーのスナイパーがいる。上に登ってみれば広場を一望できる。

「よっと…」

長い金属の梯子を登ると屋上に出た。そこには…倒れているレンジャーとスナイパーライフルを持ったレンジャーがいた。スナイパーのレンジャーは倒れている同僚に見向きもしない。



「………何も。今は話しかけるな」

「何もって…ここにレンジャーが倒れているじゃないか。すぐにレンジャー・グラントに無線を」

「ああするさ。だが今はその時じゃないお前も俺の邪魔をするな」

「何を言ってるんだ!俺がその無線機を使う」

スナイパーの足元に置かれた無線機に手を伸ばそうとすると…スナイパーは俺に銃口を向けた。

「ちっ…死んどけ」

「そうは行くか!」

俺は仰向けに倒れこむようにして銃口を躱し、PIP-BOYのVATSを発動させる。時間がゆっくりと流れる感覚、ホルダーから消音器を取り付けた10mmピストルをを抜き、スナイパーの足を狙う。

「がっ…」

ひるんだスナイパーの腕を撃ち、スナイパーライフルを落とさせる。そしてスナイパーライフルを蹴り飛ばす。

「動くな!お前が暗殺者か何者だ…」



男はコートの中に腕を突っ込んでピンのようなものを引き抜いた。

「お前も道連れだ…俺が失敗しても暗殺は行われる!うおおおおおおおおおおおおっ!!」

「!!」

再度VATSを発動、男の額と喉を打ち抜き俺は梯子に飛びつく。仰向けに倒れる男、コートの中から大量の手榴弾が見えた。

爆発音が響く、既のところで身を隠した俺は梯子から落ちそうになる。振り返り広場を見ると全員が爆発音に反応しこっちを見ている。


「レンジャー・グラント!!そのエンジニアの男を捕まえてくれ!!」

ありったけの大声で叫ぶ。この距離では何を言ったか伝わらないかもしれない、それでも俺は叫ばずにはいられない。錆のついた梯子を滑って降りる。革の手袋が熱を持つのが解る。
エンジニアの男がナイフを取り出しているのが見えた。近くにいたレンジャーが男に気づく、だが気づくのがほんの一瞬遅かった。

「くそっ…!」

俺はVATSを発動させる。この距離からだとハンドガンでは当たらないかもしれない有に100mはある。それでもやるしかない。
トリガーを5回引いて5発の弾丸を発射する。
1発目の弾丸、外れる。2発目、外れる。3発目、外れる。4発目男の肩に命中。5発目、男の胸に命中。
男はゆっくりと前のめりに倒れていった。俺はVATSの疲労で一歩も動けない。動悸が激しく汗が吹き出している。これは使うたびに寿命を縮めているのではないのか。
レンジャーが動く、俺はライフルを突きつけられたので両手を頭の後ろにして膝をつく。俺が撃った男は暴れたが数人のレンジャーに取り押さえられる。大統領はムーア大佐らしき人物にベルチバードに乗り込まされている。

「良かった…大統領は守った…」

俺は大きくため息をついた。二人の暗殺者から大統領の身を守った。Mr.ハウスもこれでNCRとの交渉がやりやすくなるだろう。

ベルチバードのプロペラが回りだす。レンジャー達が離れていく。エンジニアの男は後ろ手に縛られ連れて行かれるのが見える。俺も立たされて後ろ手に縛られる。仕方ない、爆発音がした時一番近くにいて更に発砲までしたのだからな。レンジャーに紹介してなければその場で射殺されていたかもしれない。

「なんだあの光は!?」

俺を拘束しているレンジャーの男が叫んだ。上昇中のベルチバードに光の柱が何本も集まっている。
嫌な予感がする。あの光は良くないものだと解る。
そして次の瞬間…

「!!?」

巨大な光の柱がベルチバードを貫き周囲に爆炎を撒き散らした。俺は爆発の衝撃で地面を転がった。

「うああああああああああっ」

「何が起こったー!?」

「ベルチバードが爆発した!!大統領がっ!!」

「今の光は…なんだ!?」

何が起こった!?
あの光はなんだったんだ?リージョンの攻撃なのか?
混乱するエンジニア達に比べレンジャー、NCR兵はすぐさま物陰に入った。またあの光が来るのを全員警戒している。
広場の中央には無残に破壊されたベルチバードと迫撃砲。黒焦げになった多数の死体。
レンジャー・グラントは?ムーア大佐はどうなった?
俺はなんとか体を起こし身をかがめながら一番近いタワービルに入る。そこから下に降りて発電施設に通じるフロアーを通り、反対側の訪問者ビルの地下に行く。ケイシー少佐は無事なのかどうか。

「運び屋、何があった?ボロボロじゃないか。もの凄い音と衝撃はなんだ?上に無線も通じねえ」

「攻撃されたんです…暗殺者を二人見つけなんとか大統領をベルチバードに乗せたまでは良かったんですが…突然光の柱が現れてベルチバードと周囲を焼き払ったんです!」

「何?光?レーザー兵器か何かか?クソッタレ…それじゃあ大統領は…」

俺は首を振った。

「ダメかと…」

「こんなところでじっとしてられるか!運び屋、お前はキャンプ・マッカランのシュー大佐に報告しに行け。無線で俺が伝えておく、上で起きたことを詳しく話してこい!」

「はい!」

ケイシー少佐はNCR兵に指示を出し数人連れて上の広場に向かう。俺は外に出て岩場の影に居るサイバーホースのチョコを迎えに行く。

「ん?」

チョコの横にスリムなパワーアーマーの人物が居る。あれは確か…カリーナの所の01か。

「01じゃないか。こんなところで何を?」

「やっぱりお前がここに来てたのか。これからは01じゃなくてオーディンで頼むぜ。俺はカリーナに言われた山のようにある仕事を片付けて回っているのさ。たまたまチョコを見つけて久しぶりに顔を見せてたって訳だ」

オーディンの両手にはプラズマガンのような物と………ヘリオス1でカリーナが持っていたユークリッド射線測距計が。

じゃあな行くぜ、おしゃべりしてる暇はねえ、俺は忙しいんでな」

オーディンはサイバーホースのチョコ並みの速さで走り去って行った。

「俺も急いでキャンプ・マッカランに行かないとな」

チョコに乗り痛みに耐えながら走らせる。
ボルダーシティを超え南西に進む。NCRの兵士が血相を変えて動いているのが見えた。

「あの光はなんだったんだ?リージョンの仕業なのか?それとも別の派閥が?」

あの光が戦前のハイテク兵器だとすると…BOSを疑ってしまう。しかし彼らにそんな事をする余裕があるだろうか?ベロニカさんに聞いた話ではかなり困窮していて調査隊も満足に活動できない程らしい。
BOSに縁のある者の仕業か?ベロニカさんの話してた前のエルダーとか?

「やはりリージョンの暗殺者がまだ残っていたと考えるのが自然か」

ゴモラで対峙したボタンマンのようなとんでもないのがリージョンには大勢いるとのことだからな。ハイテクに詳しい奴が至って不思議じゃない。

キャンプ・マッカランに到着、NCRの兵士に事情を話しシュー大佐のところまで案内してもらう。

「無線で大体の事は聞いているよ。こっちもテロの後始末に追われていてね。リージョンのスパイを追っていたところモノレールを爆破されたんだ」

シュー大佐は険しい表情をしていたが落ち着いている。キンバル大統領の親友オリバー将軍がいなければ間違いなく将軍になっていたとNCRの中で噂されている人物だ。

「モノレールが!?いつです?」

「大統領の訃報を聞く1時間前かな。その処理をしていたところにフーバーダムからの通報を受けた。リージョンの仕業だと私は見ている。決戦が近いのかもしれないね。あるいは…決戦を早めなければならない事情がリージョン側にあるのかもしれない」

「リージョンの事情ですか…」

急ぐ理由はなんだろうか?
ベニーとプラチナチップを追ってカリーナとオルガさんでフォートに行った時シーザーに会った。その時カリーナはシーザーにオートDr.のことを聞かれたと言ってたな。
…シーザーは病気か何かで早くNCRと決着をつけたがっている?
この事をシュー大佐に話すべきだろうか?いや、話したところでもう大統領は殺されモノレールは爆破されてしまった。リージョンは止まらない止められない。

「処理すべき事が山のようにできたから君の見たことを端的に簡潔に話してくれないか?」

「わかりました」

シュー大佐にフーバーダムで起きたことを話した。シュー大佐は時々質問をしてメモを取っていた。
30分ほどで報告は終わった。早く戻ってモノレールの事もMr.ハウスに報告しなければ。
再びチョコを走らせてストリップ地区に戻る。ラッキー38に入ると…何か違和感を感じた。

「何だ?何かが違う…」

静まり返っているのはいつもと同じだ。セキュリトロンの機械音しか聞こえてこない。

「そういえば…」

エレベーターの前のセキュリトロンの顔が軍人のままだ。いつもならヴィクターに変わるのだが…

「最上階まで頼む」

「了解」

ヴィクターは出てこない…Mr.ハウスに何か命じられて外に出てるのか?
最上階でエレベーターを降り、Mr.ハウスの巨大モニターの前に立つ。

「Mr.ハウス!聞いてくれ大統領が」

モニターのスイッチが入る。

「随分と早いお帰りで!!」

「何っ!!イエスマン!!なぜお前がここに!?」

続く





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Last updated  Jan 10, 2015 11:48:13 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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