未完成のブログ

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Jan 18, 2015
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カテゴリ: オリジナル
金河潤美:酒呑童子四天王の一人「金熊童子」

VAMPIREEYE 48「東邪馬校戦3」

金河は2階で瀕死の部下の銀と鈴を発見した。

「お前たちがここまでやられるとは…相手は吸血鬼?」

数え切れないほどの切り傷を負った銀と鈴の体を起こす。

「わかりません…西洋甲冑を着込んでサイバネ改造をした男でした」

「甲冑は硬く見えない飛び道具で攻撃してきます」

「目標は思ったよりやるみたいやわ…吸血鬼は城を構えて配下を揃える癖があるというのに甘く見とった…銀、鈴、学校から出ていつでも撤退できるようにしとき。あては鉄と鋼を探しにいく。今回は悔しいけど引いたほうが良さそうや」

「分かりました…お気を付けて」



「遅かったか…二人とも無駄死にやないで」

金河が手をかざすと鉄と鋼の体が光りだす。やがて輝く粘液になり金河の体を這っていく。

「あてに力を貸してや鉄、鋼」

金河は自分の体を魔力で金属に変えることができる。金河の体の一部から生まれた存在である鉄と鋼は魔力に反応して金属に姿を変えていく。そして自らの体に纏わせた。鉄と鋼は甲冑をイメージさせるスリムなコンバットスーツに変化した。
金河は三階の窓から飛び降り校門に向かう。そして銀と鈴と合流、撤退する。
その様子を青白い光をまとった男が眺めていた。

「校長先生、奴らが逃げていきますがどうしますか?」

『後をつけて隠れ家を突き止めなさい。可能なら一人でも始末しなさい』

「承知いたしました」

男は谷川克政の言葉に静かにそう答えた。
車に乗り込む金河、銀、鈴。その後を屋根伝いに飛び追う男。車は大通りの避け入り組んだ一方通行の多い道を南に進んで行く。車は30分ほど走り、そして街灯の少ない駐車場で止まった。



金河は車から出て刀を抜いた。

「それで人気の少ない場所に僕をおびき出した訳ですか。こちらとしても都合はいいです」

男の全身から青白いプラズマを思わせる炎が上がる。

「僕は田村蒼炎(そうえん)。校長先生の命によりあなたたちを始末します」

飛び上がる田村、20mほどの高さから流星の如く落下、ビリヤードの球のように車は弾かれ、フェンスに激突した。



「フフフ…」

金河は一足飛びで接近、上段から刀を振り下ろす。だが刃は田村の体を避け空を切る。

「なんや今の手応えは?」

「もっと試して見てはどうです?」

不敵な笑みを浮かべる田村。金河は連続で斬りつける。

「…!?」

刃は全て何かに弾かれるように逸れる。金河は下がって刀を八相に構える。

「今度はこっちから行きますよ」

田村は弾丸のように飛び出し金河に接近、迎え撃った金河の刀を謎の力で上に弾き横殴りの一撃を叩き込む。

「む?」

田村の渾身の右フックで金河は倒れなかった。瞬時に顔面を鋼鉄化し耐えたのだ。

「そんなパンチきかんなぁ」

「フフ…そうでなくては!」

青白いプラズマを拳に纏わせて田村は金河にラッシュを仕掛ける。金河は刀で受けずに拳をすべて回避する。

「そのプラズマに触れたら弾かれるっちゅう訳やな」

「フフフ…分かってもどうすることもできませんよね?」

「鬼を舐めんなや」

金河の刀から赤黒い光が放たれる。

「む?」

刀から発せられる気配を警戒し離れる田村。

「コイツはあんたらのボスまでとって置きたかってんけどな」

正眼に構える金河。対する田村の表情からは笑みが消えている。

「せいやーっ!!」

袈裟斬りを放つ金河、赤黒い弧の軌跡を描き刃が田村に襲いかかる。田村は左腕で弾こうとした瞬間、自らの判断の誤りに後悔した。

「ぐああああああっ」

田村の左腕は切り落とされ地面に転がる。断面から赤黒い炎が上がっている。

「うああああああああああっ」

「斬れば斬る程、相手が苦しめば苦しむほどこの刀は鋭さを増すんや」

「こんな馬鹿な…校長先生に強化された僕の力が…化け火である僕の力が!!」

田村は膝をついて落ちた腕を拾う。

「ほう…化け火、なるほどなぁ。次の一撃であんたの首を落としてもいいんやけどどうする?引くんやったらあてもこれ以上はせんつもりやけど…ただし条件がある。仲間の事とあんたを強化した奴の事を教えてくれへんか?」

「この僕が校長先生と仲間を売るとでも?」

田村は大きく飛び上がり街灯の上に立つ。

「まだそんな力が残っとるとは。いや、気力やな。この刀に斬られた痛みは尋常やないはずやし」

「この借りはいずれ返す!」

田村は全身に青白いプラズマを纏わせて屋根伝いに飛び去って行った。



―翌朝

木城二郎はゆっくりと布団から身を起こし顔を洗い、昨晩買っておいたパンとインスタントコーヒーを口に運ぶ。

「昨日のあの人、気になるな…白峰華月さんと言ったな…」

二郎はスーパー・ユーユーで白峰華月と黒谷ジークベルトと会ったことを思い出していた。

携帯電話からメッセージ受け取りの着信音が鳴った。確認すると白峰吹雪から田口堂に来るようにと書かれていた。

田口堂に行くとノースリーブシャツに7分丈の白峰吹雪とジャージ姿の速水恭一が居た。

「進展があったの。教会の幹部・長門さんからのメッセージを伝えるわ」

二郎は頷く。

「『東邪馬高校に向かい校長の谷川克政に会う事』以上よ」

「どういう事だい白峰さん?」

「わたしたちが探索をしている間も向こうは向こうで動いてたみたいね。学生であるわたしたちなら潜入しやすいと考えたのね」

「なるほど…」

「吸血鬼の尻尾を掴んだって訳かねぇ?校長の谷川克政ってのが吸血鬼ならその場で倒すのかい?白峰ちゃん?」

速水は両手を頭の後ろに組みながら言った。

「そのつもりだけど長門さんは生きて捕らえたいと考えてる。この前の明命館の吸血鬼・沖田の時のようにただ倒して手がかりを得られないのは避けたいと」

「けっ!自分らは引っ込んでて吸血鬼との戦闘は白峰ちゃんと俺らにやれってか?あの長門っておっさんイケ好かねえぜ」

「違うの速水くん。わたしがやると言ったの。長門さんは後方からバックアップしてくれる。木城くんと速水くんは直接吸血鬼と戦う必要はないわ」

吹雪は刀袋を握り締める。

「わたしは力を示さなければならない。わたしは今まで木城くんのお父さんの紫蓮さんに頼ってた。あの人は京都にはいない、だから一人前の教会の執行人として、白峰家の者として力を示す」

「白峰ちゃん…」

「白峰さん…」

「姉さんと妹を守り、お母さんを自由にしたい。京都を平和な街にしたい。そうすればお父さんもきっと帰ってこられる。その為にはわたしは力をつけて上に上がらなくてはならない」

「いいね~白峰ちゃん。クールに見えて実は熱い子なんだねぇ、俺はそういう子大好きだぜ!どこまでも付き合ってやるぜ。白峰ちゃんが出世すれば俺もそこそこのポジションにおさまれそうだしな!」

「白峰さんを守ってみせる。この義手から伝わってるくるからじゃない、俺の意思でそうしたいんだ。親父の代わりにはなれないかもしれないけど」

「ありがとう二人共…でも無茶はしないでね」

三人は田口堂を出て駅に向かう。そこから電車の乗り継ぎ東邪馬高校の最寄駅で降りる。
夏休みに入っている為学生服姿の生徒をほとんど見かけない。

「わたしたちは明命館の文化祭執行委員会として東邪馬高校に行くという話になってるわ。明命館と東邪馬高校で合同の発表会の話をしに。二人は余計なことを言わずに適当に相槌を打っていて」

「しっかし制服ってのは窮屈だなぁ。俺は普段からジャージしか着ねえからな」

カッターシャツのボタンを緩めネクタイを下げる速水。

「東邪馬高校はここから10分ほどか…ん?あそこにいる東邪馬高校の生徒の横にいるのは…奥寺!」

続く





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Last updated  Jan 18, 2015 12:58:31 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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