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Aug 15, 2015
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ヴァン・K




エイダ・ホワイト

エイダ・ホワイト:何かの目的でモハビを目指しているらしい

FalloutNewvegas111話「フライトフロムザイオン」

 フォローズ・チョーク達は捕虜開放に成功しただろうか?ジョシュア達は無事ソローズを送り届けられただろうか?だがここで気にしていても仕方がない、とにかく合流しなければ。エイダさんがホワイトレッグスに暴虐の限りを尽くしている間に終わらせたい。ジョシュア、ダニエルたちと合流する地点に向かう俺達6人。ヤオ・グアイ、グリーン・ゲッコーを倒しながら進んで行く。単独行動では脅威となる生物も6人パーティーの前では敵ではない。敵の数が多くない限りは平気だ。道中これらの野生動物が襲いかかってくることはあったがホワイトレッグスの姿は見えなかった。あったのは肉片だけ。

「まずいぞ…死臭に誘われてジャイアントカサドレスが来てしまう、急ごう」

 デッドホースの医療兵が言った。カサドレスは猛毒を持つ凶悪な巨大昆虫だ。素早く生命力も強い。モハビでも好き好んで戦闘するものはいない。奴らは大抵群れで行動している。このメンバーの練度と装備なら心配することもないだろうが、万が一のこともある。今はカサドレスの殲滅が目的ではない。ジョシュア、ダニエル達に合流しなくては。

「あの橋を渡って街道を進んでいけばトンネルだ。そこからザイオンを出ることができる」

 橋のそばにデッドホースの戦士たちが倒れていた。息はない。ホワイトレッグスとの戦いで命を落としたのだろう…

「銃声が聞こえる!ジョシュア達はすぐ近くにいる!!」



「ジョシュア、ダニエル、皆!」

「運び屋か…君の言っていた者のおかげで我々の被害は最小限に食い止められた」

ジョシュアはエイダさんを見る。

「何があったんだ?」

「私とダニエルはホワイトレッグスと戦いながらトンネルに向かっていた。トンネルの前にはホワイトレッグスの首領ソルト・アポン・ウーンズが待ち構えていたのだ。当然私とダニエルは奴に攻撃を仕掛けた。すると崖の上からホワイトレッグスが大勢現れ、反撃してきたのだ。後方からもホワイトレッグスが現れ挟み撃ちに合った。私とダニエルだけなら切り抜けることもできたがソローズの犠牲を出すわけにはいかない、絶体絶命の窮地に陥ってしまった。そこにあの女が現れホワイトレッグスを片っ端から殺し始めたのだ。私とダニエルはソローズのカバーにまわりながら襲いかかってくるホワイトレッグスを殲滅、今に至るという訳だ」

 目の前にはソルト・アポン・ウーンズを含め3人しかホワイトレッグスは残っていない。

「タスケテクレ!バーンドマン!!悪魔に殺される!!」

 ソルト・アポン・ウーンズがジョシュアに向かって叫んだ。

「その者は私の知り合いではない、自分で何とかするんだな。それとも私が貴様に引導を渡してやろうか?貴様はニュー・カナーンの集落を襲撃した、デッドホースを攻撃した、ソローズやキャラバンに問答無用で襲いかかった、許せるものか」

 ジョシュアは改造された45オートピストルをソルト・アポン・ウーンズに向ける。

「ヤメロ!おい!そこの赤毛の男!!こいつらを止めてくれ!!ホワイトレッグスが皆殺しにされてしまう!!」



 止めることは不可能だ。ジョシュアを説得することはできてもエイダさんを止めることはできないだろう。

「あっはっはっはーっ!!かわいそうにねぇ~…どんな事情か良くわからないけど、お前らホワイトレッグスてゴミカスクズレイダーと変わらないじゃん。じゃあ皆殺しにされても仕方ないよね?私はさぁ、何も善良な一般人まで殺す気はないのよ。こっちの包帯男とヒゲ男の率いてる連中はそういう善良な一般人に見えるのよね。アルシアにも善良な一般人は見逃せって言われてるし」

「ヤメテクレ!ホワイトレッグスも善良だ!!狩りで生計を立ててるだけだ!!」

「はぁ~?それ本当かなぁ?ねぇ、そこの包帯男、この仮面男の言う事はホント?」

 エイダさんはジョシュアに聞く。



「ウソダ!!ホワイトレッグスは立派な文化がある!!」

「へぇ~そう、じゃあ語ってみなよ?言っとくけど私はそれなりに知識を蓄えてるからいい加減な事言ってごまかせると思わないでね。暴れるだけが能のヒューマノイドじゃないのよ。アルシアの妹としてそれなりの知性を持っておかないといけないからね」

「オ、オレタチハ…」

 ソルト・アポン・ウーンズはたどたどしくホワイトレッグスのことを語り始めた…だがそれはただの自慢話にしか聞こえなかった。

「それってレイダーと何が違うのかな?同じだよね?」

「レ、レイダーから立派な部族になった所もある!ホワイトレッグスはこれからそうなるんだ!!」

「おいコラ!いい加減なこと言うなって言ったよね?リージョンに加わる者がこれからそうなるだって??略奪しか能が無いからリージョンに加わわればなんとかなるって考えてるだけだろうが!!ま、どっちみち私はいきなり問答無用で大量の弾丸浴びせかけられたから許さないけどね。人を見かけ次第攻撃するような集団は潰すよ」

「スマナカッタ!許してくれ!!」

「ダメね。包帯男はどうなの?」

「駄目だ許せない。こいつらは神の元に送るしか無い、汚れた魂は浄化するべきだ」

「運び屋ヴァンは?」

「俺は…キャラバンをホワイトレッグスに襲撃され全滅させられた。ホワイトレッグスを皆殺しにする必要があるかどうかはわからないけど怒りは感じている」

正直な気持ちを伝えた。エイダさんには下手な嘘はつけない、そんな気がした。

「だそうよ…でもまぁ皆殺しにするかどうかは考えてあげてもいいかな~めんどくさいし。そうね~例えば私と一対一の勝負をして勝てば皆殺しはやめてあげる」

エイダさんは笑顔でそう言った。

「ホントウカ!どんな勝負だ?」

「お前、近接戦闘が得意でどんな敵も接近戦では負けたことがないって言ってるそうじゃない?だから私にそのパワーフィストを命中させることができたら皆殺しはやめてあげるわ」

「ヨシ!やろう!!」

 エイダさんが手招きをする。ソルト・アポン・ウーンズがゆっくりとパワーフィストを構えながら前に出てくる。他の二人のホワイトレッグスはエイダさんの従者にアンチマテリアルライフルを突きつけられている為動けない。しかし…ソルト・アポン・ウーンズがどんなに腕に自身があろうとも無謀な勝負だ。エイダさんはアンチマテリアルライフルの弾丸で貫けない装甲を持ち、岩壁を崩落させるパワーがある。目の前で他のホワイトレッグスが肉片に変えられたのを見てるだろうにあの自信はなんだ?

「ウ~ウ~ウ~…」

 ソルト・アポン・ウーンズが何やらまじないを始めた。

「これで俺には神のパワーが右腕に宿った。お前が悪魔だろうとこの聖なる拳で粉砕してくれる」

 ソルト・アポン・ウーンズはあの改造されたパワーフィストに絶対の自信を持っている。もしかしたらプラズマを発生させたりするのかもしれない。エイダさんでもプラズマを浴びればただでは済まないはずだ。

「準備はいいのかな?じゃあこの小石を投げるから地面に落ちたら開始ね」

小石を投げるエイダさん、2mほどの高さから地面に落ちる。

「ブフォーッ!!」

ソルト・アポン・ウーンズの仮面の口部分から緑の霧が吐き出された。エイダさんの顔面に命中する。

「ギャハハハハ!カサドレスの猛毒ダ!これでお前は失明!!俺の勝ちだ!!」

改造パワーフィストを振りかぶるソルト・アポン・ウーンズ。

「この…アホがああああっ!!」

エイダさんが叫んだ。ソルト・アポン・ウーンズのパンチよりも速いエイダさんのカカトが顔面に命中。ソルト・アポン・ウーンズは地面に叩きつけられ頭部が破裂した。

「私に毒なんか効くわけないだろ。何かもう白けた…ねぇ、あのトンネル抜ければザイオンから出られるの?」

 エイダさんはダニエルに向かって言う。

「そうだ、崩落した岩を爆破しなければならないがね」

「分かったじゃあ破壊してくる…あ、残ったホワイトレッグスの処分はお前たちに任せるよ」

 エイダさんはトンネルの前の岩に向かって行く。エイダさんの従者も付いて行く。アンチマテリアルライフルを下げられてほっとしたホワイトレッグス達、しかし立ち上がろうとしたところでジョシュアが後頭部に銃を突きつけた。

「ホワイトレッグスは許さない。私はそう言ったはずだ」

そう言うと何の躊躇もなく二人のホワイトレッグスに撃ち込んだ。

「さてダニエル、私の仕事はここまでだ。ザイオンの向こうに行っても達者でな。こちらが落ち着いたらまた連絡する」

「ジョシュア、君は…ホワイトレッグスを…」

「奴らはザイオンから排除しなければならない。デッドホースの為にもソローズの為にもキャラバンの為にもニュー・カナーンの為にもな」

「待てジョシュア、そこまでする必要があるのか?」

「ダニエル、君の言いたいことは理解できる。だがソルト・アポン・ウーンズが消えた今がチャンスなのだ。奴らが浮き足立っているこの機を逃す手はない。今動けばこちらの被害も少なくて済むのだ」

 ジョシュアの目は冷たい。絶対にホワイトレッグスを許す気はないのだろう。

「運び屋、君はどう思う?ジョシュアを行かせるのか?」

 ダニエルが俺を見てくる。

「俺はザイオンの人間じゃない、モハビの運び屋だよ。仕事があればそれを受けるだけさ。ジョシュアを止めることはできない」

「君は運び屋としての自分を貫くんだな…分かった、ありがとう。君がザイオンに来て必要な物資を揃えてくれなければ我々はここまで来れなかった、感謝している」

 ダニエルは少し残念そうに言った。そう…俺は…運び屋だ。それだけなんだ、他には何もない。ベニーを追っていた時まではまだそれほどでもなかった。モハビで色んな人と会い生き方を見た。俺は益々自分に何もないことを思い知らされた。だからやれることを全力でするんだ。

「運び屋、コレを忘れずに持っていけ」

フォローズ・チョークがステラさんのレーザーライフルを持ってきてくれていた。

「ありがとうフォローズ。一つだけ頼みがあるんだがいいか?」

「ああ、言ってくれ」

「ステラさん達をきちんと埋葬してあげて欲しい。砂をかぶせただけなんだ動物に荒らされたくない」

「わかった、デッドホースの墓に埋葬する。運び屋、また来い。モハビでの話楽しみにしている」

「ああ、元気でな」

「私からも礼を言おう。これを受け取ってくれ、感謝の印だ」

ジョシュアは改造した45オートピストルを俺にくれた。集弾性、連射力、耐久性を上げた特別仕様でメンテナンスに困ったらいつでも来いと言った。ジョシュアの使用しているのと同じ銃だ。

「ありがたくいただくよ」

トンネルの方で大きな音がした。エイダさんが崩落した岩を打ち砕いたのだ。

「それじゃ行くよ。ジョシュア、皆元気で」

 トンネルに向かう俺とダニエルとソローズ。エイダさんは振り返らずにさっさと先を歩いている

続く





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Last updated  Aug 15, 2015 10:42:31 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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